JPS62154372A

JPS62154372A - 交代記録再生方法

Info

Publication number: JPS62154372A
Application number: JP29681685A
Authority: JP
Inventors: Kaname Sawada; 沢田　要; Keiji Ueki; 植木　圭二; Motoyasu Ono; 元康大野
Original assignee: Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Current assignee: Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Priority date: 1985-12-27
Filing date: 1985-12-27
Publication date: 1987-07-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、記録再生媒体における交代記録再生方法に関
するものである。

従来の技術記録再生媒体として、ライトワンス型光ディスク装置を
例に採り、以下説明するに、この稲光ディスクは、多く
の情報量を格納できる反面、また不良領域（以下、不良
セクタという。）も多く発生するため、記録領域の交代
処理が必要であること、周知の通りである。

その交代処理の従来例の一つとして、第４図に示す如く
、各不良セクタ１をスキ・ノブし、それらの不良セクタ
１以外の正常セクタ２のみにデータ情報をシーケンシャ
ル記録する方法がある。尚、第４図において３はセクタ
の物理アドレス（以下、物理セクタアドレスという。）
、４は実際のデータ情報に対するアドレスを示す所謂セ
クタの論理アドレス（以下、論理セクタアドレスという
。）である。

更に他の交代処理の例として、第５図に示す如く、フォ
ーマット上、物理セクタアドレス３以外に、Ｎセクタ（
この例では、１５セクタ）からなる複数のトランク■〜
＠（トラックアドレス５）を定義し、各トラックＱ〜［
Ｆ］内に予め不良セクタ用にトラック毎一定数のセクタ
（この例では３セク部分◎〜０を確保しておき、各トラ
ックＱ〜［Ｆ］毎に不良セクタ１　（×印で示す。）を
スキンプし、正常セクタ２のみにデータ情報をシーケン
シャルに記録して行く方法がある。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、第４図に示す例によれば、ドライブ装置
としての処理は簡単であるが、不良セクタの発生率に応
じて、同一情報量であっても、記録ブロックの領域が変
動する。例えば、この例では１２セクタ分の領域が１５
セクタ分の領域に変動している。それがため、光デイス
ク装置を使用するデータ処理ブロック（以下、ホストと
いう。）は物理セクタアドレス３としてしか扱えず、デ
ータ処理用メモリとして用途の限定が大きい。

また、第５図に示す例によれば、１トラック当り一定数
の不良セクタ１　（この例では３セクタ分）を吸収でき
るので、ホストは所定数の正常セクタ（この例では１２
セクタ分）が常に用意されているものとして、所謂、論
理セクタアドレス４として処理できると共に、　　トラ
ック相互間のランダム記録再生が可能となる。しかし、
不良セクタの判定は、傷、塵埃、ディスク材質の変質等
経時的要素により左右され不可能であるため、不良セク
タを論理セクタアドレス判別情報として使用することが
できず、記録あるいは未記録状態を論理セクタアドレス
判別情報にせざるを得ぬためトランク内のランダム記録
再生ができない。それがため、トラック内ではシーケン
シャル記録が強いられ、やはりこの方法においてもデー
タ処理用メモリとして用途に一定の制約がある。

本発明は、ホストにとって光ディスクを物理セクタでは
なく、論理セクタアドレスとしても取扱うことを可能に
して、トラック、セクタについても完全なランダム記録
再生ができるようにした交代記録再生方式を提供するこ
とを目的とする。

問題点を解決するための手段前記の目的を達成するため、本発明は、記録時には、不
良セクタの記録指定番地に記録されるべきデータ情報は
、これを交代番地へ交代記録すると共に、その交代番地
の番地情報を、前記記録指定番地の不良セクタに記録し
、再生時には、前記交代番地の番地情報を再生すること
によシ、前記交代記録されたデータ情報を再生する構成
にした。

作用上述の構成によシ、ホストは不良セクタによるアドレス
変換を考慮する必要のない論理セクタアドレスでアドレ
シング処理が可能で、かつ、トランク間ランダム記録再
生のみならず、トラック内シーケンシャル記録の必要の
ないセクタ間ランダムアクセス記録が可能となる。

実施例第１図は、本発明方式に適用される記録再生媒体（光デ
ィスク）上のエリアマツプの一実施例を示すもので、同
図中、１１は物理セクタアドレスで、この例では■〜０
セクタが割付けられている。１２はトランクアドレスで
、この例では１〜２０，０００　トラックが設定されて
いる。１３は記録指定番地が割付けられる記録指定番地
領域（以下、ユーザ領域という。）で、この例では、物
理セクタアドレス１１の■〜◎セクタまでが割当てられ
ている。１４は交代番地が割付けられる交代番地領域で
、この例では、物理セクタアドレス１１の０〜０セクタ
が割当てられている。

第２図は第１図の光ディスクを用いた交代番地領域の基
本処理の一実施例を説明するための図で、同図中、第１
図と同一部分には同一符号を付して示しである。但し、
トラックアドレス１２の各トラックには符号■〜■を付
して示しである。これら各トラック■〜［Ｆ］は、物理
セクタアドレス１１の■〜■セクタに対応せしめて割振
られた記録指定番地領域１３のセクタと、ｏ−■セクタ
に対応せしめて割振られた交代番地領域１４のセクタ（
以下、交代セクタという。）とから成る論理セクタアド
レス１５を有している。これら各論理セクタアドレス１
５内のＸ印は不良セクタを表している。

１６は光デイスク上の前記トラック■の信号を示し、１
７はその正常セクタに記録されたデータ情報のデータ記
録信号であり、１８はその不良セクタ×に記録された交
代セクタ　（０セクタに対応）の番地情報の信号である
。１９は前記０セクタに対応する交代セクタに記録され
たデータ情報（３）のデータ記録信号である。つまり、
この場合、前記■セクタに対応するユーザ領域１３の不
良セクタ×には、データ情報（３）を記録せず、その情
報（３）は前記０セクタに対応する交代番地領域１４の
交代セクタに交代記録する。そして、このデータ情報（
３）が交代記録された交代セクタ（０セクタに対応）の
番地情報（以下、アドレスという。）を、前記■セクタ
に対応する不良セクタＸに記録する。

従って、■セクタに対応するユーザ領域１３の不良セク
タには、見掛は上、データ情報（３）が記録されている
、と同等の状態となり、ユーザ領域１３には、物理セク
タアドレス１１の■〜Ｏセクタに対応せしめてデータ情
報（１）〜（１１をランダムに記録して行くことが可能
となる。他のトラック■〜■についても同様のことが可
能である。

他方、再生時においては、例えばトラック■の■セクタ
に対応する不良セクタ×を読取ると、交代セクタ　（０
セクタに対応）のアドレスが再生され、そのアドレスが
指定する交代セクタ　（０セクタに対応）を読取ること
で、前記■セクタに対応する不良セクタ×に本来記録さ
れるべきデータ情報（３）が再生される。

つまり、第１図に示す如く、光ディスクはアドレス管理
上ユーザ領域１３と交代番地領域１４に大別して、ユー
ザ領域１３中に生じた不良セクタには、本来その不良セ
クタに記録されるべきデータ情報が記録されている交代
セクタの番地情報を記録しであるので、前記不良セクタ
を再生することにより、その不良セクタに記録されるべ
きデータ情報が交代番地領域１４のどこのセクタに交代
記録されているかを認識することができる。

尚、第２図のトラック◎の論理セクタアドレス１５が示
すように、０〜◎セクタに対応する交代番地領域１４に
不良セクタ×　（この例では■セクタに対応する）があ
った場合には、交代記録すべきデータ情報（この例では
（１１）のデータ情報）は他の正常な交代セクタ（この
例ではＯセクタに対応する）に記録し、その交代セクタ
のアドレスを交代番地領域１４の前記不良セクタ×に記
録する。

本発明は斯様な方式を採っているので、ユーザ領域１３
内に、仮に不良セクタが発生しても、所定のデータ情報
（この例では（１）〜（１′４のデータ情報）を記録す
る記録ブロックの領域は常に一定（■〜Ｏセクタ分部分
あって、従来の如く変動することがない。それがため、
ホストは各トラック■〜［Ｆ］相互間のランダム記録再
生は勿論、各トラック■〜［Ｆ］内のセクタ間ランダム
記録再生（論理セクタアドレスとして処理）が可能とな
り、従来のようにデータ処理用メモリとして用途の制約
を受けることもない。

尚、ユーザ領域１３と交代番地領域１４との比は、光デ
ィスクの不良セクタ率によって決定されるが、光ディス
クの情報量は大きいため、予め確保しておいた交代セク
タ数以上に不良セクタが生じる場合があり得る。このよ
うな場合を考慮して、交代セクタ数は最初から条目に用
意しておくことが望ましい。

第３図は、ユーザ領域１３内の不良セクタに記録する交
代セクタのアドレスのフォーマットの一例を示すもので
、同図中、論理セクタアドレス１５のＭ−１及びＭ＋１
はそれぞれ正常セクタであり、Ｍは不良セクタである。

２０は第２図の０セクタに対応する交代セクタのアドレ
スのフォーマット、２１は第２図のＯセクタに対応する
交代セクタのアドレスのフォーマット、２２は第２図の
Ｏセクタに対応する交代セクタのアドレスのフォーマッ
トであり、１７はデータ記録信号、２３は交代セクタの
アドレス信号１８（第２図参照）を示すマーク、２４は
ノーマークである。

不良セクタに記録する交代セクタのアドレスデータ長は
通常データよりも充分に長く設定するため、通常データ
では誤りを生じる欠損であっても交代セクタアドレスへ
の影響は充分に小さい。第３図に示したフォーマット例
でセクタ容量１３００バイト　（冗長度含む、ユーザ容
量１０２４バイト）と仮なシ、比は約３５００に達する
。

このように、マーク２３とノーマーク２４を組合わせる
ことにより、交代セクタのアドレッシングが可能となる
。

例えば、第２図において、トラック◎の■セクタに対応
する記録指定番地領域１３内の不良セクタ×には、第３
図のフォーマット２０が適用される。

このフォーマット２０により第２図の０セクタに対応す
る交代セクタに、前記不良セクタに記録されるべきデー
タ情報が交替記録されていることを認識することができ
る。

また、トラック◎の◎セクタに対応する不良セクタ×に
は、フォーマット２１が適用される。ところがこのフォ
ーマット２１によって指定された■セクタに対応する交
代セクタは不良セクタであるため、この不良の交代セク
タには、フォーマット２２が適用される。このフォーマ
ット２２により前記０セクタに対応する不良セクタに記
録されるべきデータ情報（１１）が■セクタに対応する
交代セクタに記録されていることを認識することができ
る。

発明の効果以上詳述したところから明らかなように、本発明によれ
ば、ホストは不良セクタによるアドレス変換を考慮する
必要のない論理セクタアドレスで処理ができ、かつ、ト
ラック間ランダムアクセス記録のみならず、トラック内
シーケンシャル記録の必要のないセクタ間ランダム記録
再生が可能となるため、ホストにとって制約のないアド
レッシングを実現することができる、という効果を奏す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式に適用される光ディスクの一実施例
を示すエリアマツプ、第２図は第１図の光ディスクを用
いた交代番地領域の基本処理の一実施例を説明するため
の概念図、第３図は第１図乃至第２図の記録指定番地領
域の不良セクタに記録する交代セクタのアドレスの一例
を示すフォーマット、第４図は従来の交代記録再生方式
の一例を説明するだめの概念図、第５図は従来の交代記
録再生方式の他の例を説明するだめの概念図である。１１・・・物理セクタアドレス、１２・・トランクアド
レス、１３・・・記録指定番地領域（ユーザ領域）、１
４・・・交代番地領域、１５・・・論理セクタアドレス
、１６・・・光デイスク上の信号、１７・・・データ記
録信号、１８・・・不良セクタに記録された交代セクタ
のアドレス信号、１９・・・交代セクタに記録されたデ
ータ記録信号、２０〜２２・・・交代セクタのアドレス
のフォーマット、２３・・・マーク、２４・・・ノーマ
ーク。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男ほか１名、　、
　　　　　　　　　＼へ４Ｌ／）Ｏ−ａＪ＼　　　　ＮＮ　　　　　〜寸　　　　　　　　　　リ　痔膿　　　　　　　　町

Claims

【特許請求の範囲】記録再生媒体上に記録指定番地領域と交代番地領域とを
設け、記録時には、前記記録指定番地領域内の不良セクタに本
来記録すべきデータ情報を、前記交代番地領域内の交代
セクタに記録すると共に、その交代セクタの番地情報を
前記不良セクタに記録し、再生時には、前記不良セクタ
に記録された交代セクタの番地情報を再生することによ
り、その交代セクタに記録されている前記データ情報を
再生することを特徴とする交代記録再生方法。