JPS62153945A - リ−ダプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロフィルムに記録されている画像をス
クリーンに投影してこれを観察するリーダ状態と、その
画像を露光部に投影して複写像を得るプリンタ状態とに
切替えられるリーダプリンタに関する。

〔従来の技術〕

一般にマイクロフィルムに記録されている画像はほとん
どがネガ画像であり、このネガ画像からポジ画像のコピ
ーを得るにはいわゆる反転現像方式の電子写真複写法に
よるものである。

一方ネガ画像のマイクロフィルムは、一般に第６図に示
すように、マイクロフィルムＦのコマｌ内にネガ画像が
記録されており、各コマの周辺が透明になっていて、こ
の周辺透明部には不透明な検索マークＦ２とコマ番号Ｆ
３がそれぞれ記録されている。

また、一般にマイクロフィルムを用いるリーダプリンタ
においては、マイクロフィルムの１コマより大きな区域
が感光体に投影されるようになっているから、前記の透
明な周辺も露光されて感光体の電荷がなくなる。

従って、反転現像によりその周辺区域にトナーが付着し
、感光体上の画像に周囲に真黒ないわゆる黒枠が記録さ
れると共に、その黒枠の中に検索マーク２及びコマ番号
３が記録されてしまい、見た目が悪く、複写製品の商品
価値が低下し、さらに電子写真複写の場合はトナーの消
費量が増大する等の問題がある。

これを解消するにはマイクロフィルムの表面に、マイク
ロフィルムの大きさに対応する開口をもつマスクを配置
すればよいが、この方法では画像部の大きさや縮率が異
なる度にマスクを変換しなければならず不便であり、ま
たスクリーン上に検索マーク及びコマ番号が投影されな
くなるためこのマーク及びコマ番号を利用して情報検索
を行うことができなくなる。

またプリントに先立ち、フィルムの画像を光量センサで
走査してその領域の大きさを検知し、その検知した大き
さに応じてプリンタの転写材送り方向については露光用
シャッタの開閉タイミングを設定し、転写材の幅方向に
対しては露光用スリット近傍に設けられた幅方向規制用
遮光シートの位置を設定することによって黒枠を取り去
る方法が提案された。

〔発明を解決しようとする問題点〕 しかしその手段は装置が複雑で、さらにプリントされる
領域をスクリーン上で目視することができないため、プ
リントの度にプリント画像を確認する必要があるなどの
欠点がある。

本発明は、上記の欠点を除去した光束をしぼり込むマス
キング手段を提供することを目的とする。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、マイクロフィルムに記録されているネガ画像
を、投影レンズによってスクリーン上に投影してこれを
観察するリーダ状態と、その画像を露光部に投影して複
写像を得るプリンタ状態とに切替えられるリーダプリン
タにおいて、投影レンズより下流でかつリーダ時・プリ
ンタ時の共通となる光路上に光束を絞り込むマスキング
手段を配置したことを特徴とするリーダプリンタである
。

〔作　用〕

投影レンズより下流で光束を絞り込むのでマスキング幅
の微調整ができる。リーダとプリンタの共通となる光路
上でマスキングするから、スクリーン上で予め黒枠除去
を確認することができる。　　・ 〔実施例〕 本発明を適用するリーダプリンタの一例を図面により説
明する。

第１図において、Ｆはマイクロフィルム、２はランプ、
３は反射板、４はコンデンサレンズ、５はフィールドレ
ンズ、６は投影レンズである。

マイクロフィルムＦはランプ２によって１コマの画像全
面が照明され、照明されたコマ画像は投影レンズ６を介
してリーダ光路またはプリンタ光路に投影される。

リーダ光路は第１反射鏡１１、光路切替用の可動反射鏡
１２、固定反射鏡１３とで形成され、プリンタ光路は第
１反射鏡１１．第２反射鏡１４、第３反射鏡１５とで形
成される。

反射鏡１１・１２・１３は投影レンズ６の光軸に対して
４５°傾斜し、反射鏡１１・１３は図示位置に固定され
ている。可動反射鏡１２は軸１６を中心として実線位置
と破線位置に回動し、実線位置に置かれたときは、リー
ダ光路を形成し、破線位置に置かれたときはプリンタ光
路を形成する。

第２、第３反射鏡１４・１５は互いの反射面が４５°の
角度をなし、一体重に矢印方向に、実線位置と破線位置
の間を往復移動可能である。

２０はスクリーン、２１は露光部に配置された感光ドラ
ム、２２はスリット板である。

リーダ時において、可動反射鏡１２は実線位置で静止し
、第２、第３反射鏡１４・１５は可動反射鏡１２の背後
に位置する実線位置で静止し、マイクロフィルムの画像
光は投影レンズ６を通り、第１反射鏡１１から可動反射
鏡１２、固定反射鏡１３を介してスクリーン２０上に投
射される。

一方、プリンタ時において、可動反射鏡１２は反時計方
向に回動して破線位置で示した光路の外に置かれ、第２
反射鏡１４拳第３反射鏡１５は矢印方向に破線位置へと
移動し、破線位置で示した露光開始位置に置かれるとそ
の位置から逆方向へ移動しつつ第１反射鏡１１で反射し
た画像光を反射し、その反射光はスリット板２２を通じ
反時計方向に回転する感光ドラム２１上に走査露光され
る。第２・第３反射鏡１４−１５が実線位置に近い所に
位置したとき画像の走査露光が終了し、その後可動反射
鏡１２が実線位置に復帰してリーダモードに切替わる。

第２・第３反射鏡１４・１５は感光ドラム２１の周速の
１７Ｈの速度で矢印方向に移動して露光走査を行う。投
影レンズの交換等により複写倍率を変更した場合、倍率
に拘らずその移動速度は一定でよい。

感光ドラム２１の周囲には、図示しない帯電器、現像器
、転写器等の周知の画像形成手段が配置され、電子写真
法により複写が行われる。

なお、露光部に一次元イメージセンサ（ＣＯＤなど）を
配置し、イメージセンサの出力とレーザビームプリンタ
に送って複写像を得るようにしてもよい。

ここで、第１図に鎖線で囲った領域Ａｌ−Ａ２は投影レ
ンズ６の下流でかつリーダ時・プリンタ時の共通光路で
あり、この領域の何れかに本発明のマスキング手段を配
設すれば、プリンタＬに現われる黒枠を消すことができ
、マスキングの状態をスクリーン上で予め確認すること
も可能となる。

第２図は本発明マスキング手段の１例を示すもので、上
記Ａ２の領域に配置した場合である。２６ａ・２６ｂは
シャッタで軸２７ａ・２７ｂを中心に、回転可能となっ
ている。このシャッタ２６が回転することによって、光
束のマスキングが行われる。例えばシャッタ２６が破線
位置まで回転すると、斜線の光束がカットされる。

第３図・第４図はその詳細図である。シャッタ２６ａと
歯車３３は軸２７と、シャッタ２６ｂと歯車３０は軸２
８と夫々一体となって回転可能な様にフレーム２９ａ・
２９ｂに支持されている。

軸２８のフレーム２９ｂから外に突出した端部につまみ
３４が固着されており、軸２８の他端には、フリクショ
ン板３７とフリクション板バネ３８・抜き止め３９が組
み込まれている。４１は本体フレームである。第４図示
のように前記歯車３０・３３を連動させる歯車３１・３
２を、フレーム２９ｂに軸４０で取付け、その歯車３０
と３３は同歯数とする。

つまみ３４を第３図の左回転方向に回すと、軸２８とシ
ャッタ２６ｂは点線示すの方向に、軸２７とシャッタ２
６ａは点線示ａの反対方向に、光軸文について対称に同
じ角度の回転を行う。

シャッタの所望の位置でつまみ３４の回転を止めて指を
離しても、フリクション板３７・フリクションスプリン
グ３８の働きによってシャッタはそれぞれ自重等で回転
することなくその位置で停止する。

第５図は本発明を適用するリーダプリンタの外観図であ
る。いま操作者がつまみ３４を回すと、スクリーン２０
上に黒幕Ｋが現われる。この黒幕はシャッタ２６ａ−２
６ｂによって形成された光束のない領域なので、感光体
にも光は届かず、プリント外領域となる。よってスクリ
ーン上でプリントしたくない領域Ｋを黒幕で覆う様にし
て、プリントしたい部分だけを残せば、その残した部分
だけのプリントが得られる。

以上説明した本発明の実施例は、スクリーンの上下方向
のみのマスキング例であったが、例えば実施例のマスキ
ング装置を光軸のまわりに９０°回転させた方向で取り
付く様にすれば、マスキングを左右方向から行うことも
出来、両者を光軸方向の前後に並設すれば左右・上下方
向からのマスキングが可能となる。また、上下・左右４
つのマスキングをおのおの独立して行っても良い。

また、本実施例ではシャッタに回転する板材を用いたが
、本発明はこれに限らず、スチールカメラ等で公知の幕
やベルト・液晶等を応用することもできる。さらにシャ
ッタの回転操作はつまみ３４に代えて電動に置き変えて
も良い。

第７図は本発明を適用するリーダプリンタの別の実施例
を示すもので、反射鏡５０・５１のＲψＷ方向への移動
でリーダ・プリンタの変換を行う。その他リーダ・プリ
ンタの共通光路を有するものであれば他の構成でも適用
される。

ハ、発明の効果 以−Ｌ説明した様に、簡単な構造で黒枠や検索マークの
記録されない高品位で経済的なプリントの得られる装置
が実現され、フィルム画像の大小に対しても簡単に対応
が取れる。さらに投影レンズの下流側にマスキング手段
を配置したことによって、その倍率が高倍率になっても
マスキング幅の微調整が可能で、スクリーン上でマスキ
ング幅を予め確認することも可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はリーダプリンタに本発明を適用する範囲の説明
図、第２図は本発明によるマスキング手段の一実施例の
側面図、第３図はその駆動手段を例示する斜視図、第４
図はその正面図、第５図は本発明によるプリント域指定
要領の説明図、第６図はマイクロフィルムの正面図、第
７図は本発明を適用するリーダプリンタの他の構成例の
光路図。 Ｆ・・・マイクロフィルム、６・・・投影レンズ、２０
・・・スクリーン、２１・・・感光ドラム、文・・・リ
ーダ・プリンタに共通の光路、２６ａ・２６ｂ・・・光
束絞り手段。 第５図 第６図 ２　　Ｆ３ ”′”−」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）マイクロフィルムに記録されているネガ画像を、
   投影レンズによってスクリーン上に投影してこれを観察
   するリーダ状態と、その画像を露光部に投影して複写像
   を得るプリンタ状態とに切替えられるリーダプリンタに
   おいて、投影レンズより下流でかつリーダ時・プリンタ
   時の共通となる光路上に光束を絞り込むマスキング手段
   を配置したことを特徴とするリーダプリンタ。