JPS62153773A - インピ−ダンス測定回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、素子のインピーダンスを精密に測定するため
の測定回路に関する。

（従来の技術） 従来、素子のインピーダンスを、清缶に測定するために
は、シンクレア・ブリッジ、並列Ｔ形ブリッジ等のブリ
ッジ回路が用いられている（例えば、西野編「電気計測
」、共立出版、３１４頁、１９６９年）。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、プリクジ回路による測定に於ては、通常
少くとも２つの素子値を同時に変すしながら同調点を探
さねばならず、従来の測定回路では測定に長時間を要し
、特に測定に不慣れな者にとっては、しばしば極めて山
道である。

本発明の目的は、この点にｙｌ　、、ｉ、、従来の回路
に比較し、はるかに容易にインピーダンスが測定できる
測定回路を提供することにある。

（問題点を解決するための手・没） 前述の問題点を解決するためて本発明が提供する手段は
、演算プロセッサと、この演算プロセッサによって数値
の書き込み及び読み出しが行われる少なくとも２つの数
値レジスタと、被測定素子が接続されるブリッジ回路と
、＃ｆ記演算プロセクサの出力により前記プリクジ回路
の少くとも２つの素子の値を変更する手段と、前記ブリ
ッジ回路の出力を前記演算プロセッサに印加する手段と
を備え、前記演算プロセッサは、前記レジスタの数値に
応じた値を前記素子値変更手段に出力しｖｆｍ記ブリッ
ジ回路の出力を最小にする数値を前記数値レジスタに順
欠に書き込むことを特徴とするインビーダンス測定回路
である。

（作用） プリクジ回路に於て調整すべき素子の値を各座標軸に対
応させた、調整すべき素子の数と同じ次元を有する空間
を考える。従来の測定法では、手動で変更する各数値は
、この各座標軸上の数値に対応し、従って、測定は各座
像軸方向の移動を繰り返して同調点を探す動作に対応す
る。

一方、例えばエム・ジエイ・ボックス（Ｍ、Ｊ。

Ｂｏｘ）他著、黒田訳「非線形最適化の技法」（培風舘
、１９７２年）の３６頁以降に述べられている如く、多
次元空間でｊ値を探索する場合、移動方向を座標動方向
ではない適当な方向にとった方が一般に探索効率が良く
なることが知られている。

翫直はこの場合同調点であるから、探索のために変更す
る数値をこの適当な方向に対応させることで同調点の探
索が容易になる。またこの方向を定める手法は一般に明
確に定式化されているので測定を自動化することが可能
になる。

すなわち、数値レジスタに調整すべき数値を置く。この
数値は前述の適当な移動方向に測った位置に相当するも
のであり、演算プロセッサは移動方向と座標軸方向の関
係に基いて移動位置に対応する素子値を計算し、出力す
る。この出力により、プリクジ回路の対応する素子値が
自動的に変更される。プリクジ回路の出力は演算プロセ
ッサに入力されていて、演算プロセッサはそれが最小に
なるように、ある規則に従いレジスタを書き換え、また
移動方向を決定する。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図を参照して説明する。

第１図に於て、プリクジ回路２は、回路内の２つの素子
５，６の値を調整し、出カフに読み出される電流値を零
にすることで、被測定素子８のインピーダンスを測定す
る。２つの素子５，６の値は演算プロセッサ１の出力に
より変化させられる。

測定の第１段階に於ては２つのレジスタ３，４上の数値
は２つの素子５，６の値に一対一に対応している。演算
プロセッサ１はまずレジスタ３の数値を書き換え、従っ
て素子５の直を変化させプリクジ回路の出カフを最小に
する。次に、レジスタ３の数値を固定し、レジスタ４の
数値を書き換え、従って素子６の値を変化させ出カフを
最小にする。これで第１段階を終了する。第１段階に於
けるレジスタ３及び４上の数値の変化量をそれぞれΔ３
及びΔ４とする。第２段階に於ては演算プロセッサ１は
、レジスタ３上の数値の変化量を素子６の値の変化量に
対応させ、レジスタ４上の数値の変化量Ｄ４を、素子５
，６の値の変化量Δ５゜Δ６に次式に従って対応させる
。

以下同様に、演算プロセッサ１はまずレジスタ３上の数
値のみを書き換え出カフを最小にし、次にレジスタ４上
の数値のみをシき漠え出カフを最小にするという手順を
操り返す。それと同時に、次の段階のレジスタ３，４上
の数値の変化量と素子５，６の値の変化量の対応法を次
のように決定する。

・　レジスタ３上の数値の変化量と、素子５Ｉ６の値の
対応法は、現段階のレジスタ４上のａ値の変化量と、素
子５．６の値の対応法を用いる。

・　レジスタ４上の数値の°変化敬Ｄ４と、素子５，６
の値の変化１」５．Δ６を次式に従って対応させる。

ここでΔ５Ｆ、　　Δ６Ｐは現段階の素子５．６の値の
全変化量である。

・　但し、Δ５Ｐ及びΔ６Ｐの少くとも一方が零である
場合、現段階と同じ対応法を次の段階でも使用する。

以上のようにすると、ザ・コンピュータ・ジャーナル（
Ｔｈｅ　Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｊｏｕｒｎａｌ　）第７巻
第２号１９６４年発行所載のエム・ジエイ・ディー・パ
ウｘル（Ｍ、　Ｊ　、Ｄ　　Ｐｏｖｒｅｌｌ　）著′ア
ン・エクイ／エンド・メソッド・フォー・ファインデイ
ングーザ・ミニマム・オブ・ア拳ファンクンヨノφオプ
・セペラル・バリアブルズ・ウィズアウト−カルキュレ
イティング・デリパティブズ（Ａｎｅｆｆｉｃｉｅｎｔ
ｍｅｔｈｏｄ　ｆＯｒ　ｆｉｎｄｉｎｇ　ｔｋ＋ｅ　ｍ
ｉｎｉｍｕｍｏｆ　　ａ　　ｆｕｎｃｔｉｏｎ　　ｏｆ
　　５ｅｖｅｒａｌ　　ｖａｒｉａｂｌｅｓ　　’ｎｔ
！ｆｏｌｌｔｃａｌｃｕｌａｔｉｎｇ　ａｅｒｉｙａｔ
ｉｖｅｓ　）“の１５５頁に述べられている手法と同等
の手法が実現され、・メめて早く自動的に事小点、す、
なわち同調点が得られる。

（発明の効果） 以上述べた如く、本発明によれば自動的にブリクジ回路
の同調をとることができ、素子のインピーダンス測定に
大きを効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。 １・・・演算プロセッサ、２・・・ブリッジ回路、３゜
４・・・数値レジスタ、８・・・被測定素子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 演算プロセッサと、この演算プロセッサによって数値の
   書き込み及び読み出しが行われる少なくとも２つの数値
   レジスタと、被測定素子が接続されるブリッジ回路と、
   前記演算プロセッサの出力により前記ブリッジ回路の少
   くとも２つの素子の値を変更する手段と、前記ブリッジ
   回路の出力を前記演算プロセッサに印加する手段とを備
   え、前記演算プロセッサは、前記レジスタの数値に応じ
   た値を前記素子値変更手段に出力し、前記ブリッジ回路
   の出力を最小にする数値を前記数値レジスタに順次に書
   き込むことを特徴とするインピーダンス測定回路。