JPS6215370Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6215370Y2 JPS6215370Y2 JP8239981U JP8239981U JPS6215370Y2 JP S6215370 Y2 JPS6215370 Y2 JP S6215370Y2 JP 8239981 U JP8239981 U JP 8239981U JP 8239981 U JP8239981 U JP 8239981U JP S6215370 Y2 JPS6215370 Y2 JP S6215370Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- hollow
- sides
- hollow tubes
- tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 11
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は中空管を埋設して構成される四辺で
支持された鉄筋コンクリート構造の中空スラブに
関するものである。
支持された鉄筋コンクリート構造の中空スラブに
関するものである。
従来一般に実施されてきた中空スラブは孔の方
向が一方向であり、その方向にだけ荷重を伝える
ので一方向に壁のある建築に適している。しかし
一般の建築では四辺で支持される構造のスラブも
多く、スラブの設計が曲げ応力によつて支配され
る場合主曲げ方向に中空管を埋設することが望ま
しい。その一例が特開昭52−11614号公報(特公
昭53−40249号公報)に示されるものである。と
ころで前記公報に示される中空スラブでは、中空
管が多方向または三方向配置されて、その施工が
複雑であり、特に辺と平行な中空管と辺と傾斜す
る中空管との境界部におけるコンクリート中に埋
設する鉄筋は重なり合つて多くなり、配筋が複雑
かつ困難である。
向が一方向であり、その方向にだけ荷重を伝える
ので一方向に壁のある建築に適している。しかし
一般の建築では四辺で支持される構造のスラブも
多く、スラブの設計が曲げ応力によつて支配され
る場合主曲げ方向に中空管を埋設することが望ま
しい。その一例が特開昭52−11614号公報(特公
昭53−40249号公報)に示されるものである。と
ころで前記公報に示される中空スラブでは、中空
管が多方向または三方向配置されて、その施工が
複雑であり、特に辺と平行な中空管と辺と傾斜す
る中空管との境界部におけるコンクリート中に埋
設する鉄筋は重なり合つて多くなり、配筋が複雑
かつ困難である。
また鉄筋量が多くなると中空管の径を小さくし
ないとコンクリートのかぶりを十分にとれない。
この考案は前記発明を改良してその中空管の配置
を単純化し、併せて前記問題点に対処すべく新し
い二方向中空スラブを開発したものである。
ないとコンクリートのかぶりを十分にとれない。
この考案は前記発明を改良してその中空管の配置
を単純化し、併せて前記問題点に対処すべく新し
い二方向中空スラブを開発したものである。
図において1は鉄筋コンクリートスラブで壁ま
たは梁によつて四辺で支持されており、そのスラ
ブが正方形の場合第2図に線で表示するような主
曲げ方向を有している。すなわち主曲げ方向は板
体としてとらえられるスラブの各位置において、
ねじりモーメントが0となる実線および点線で示
した互いに直交する二方向が与えられるが、この
うち実線で示した方向が最大の曲げを与え、点線
で示した方向が最小の曲げを与える。そこでこの
最大の曲げを与える主曲げ方向に近い方向に真直
な中空管2を埋設したのがこの考案である。すな
わちスラブ1の中央の、スラブの辺(X,Y)と
45度または略45度の角度をもつて交叉する方向の
辺をもつ正方形または略正方形の各辺の位置に中
空管2を配置し、その各中空管と平行する複数の
中空管をスラブ隅部Aに向つてそれぞれ所要間隔
をおいて配置し、スラブ1に生ずる荷重を四辺に
伝達するようにしたものである。
たは梁によつて四辺で支持されており、そのスラ
ブが正方形の場合第2図に線で表示するような主
曲げ方向を有している。すなわち主曲げ方向は板
体としてとらえられるスラブの各位置において、
ねじりモーメントが0となる実線および点線で示
した互いに直交する二方向が与えられるが、この
うち実線で示した方向が最大の曲げを与え、点線
で示した方向が最小の曲げを与える。そこでこの
最大の曲げを与える主曲げ方向に近い方向に真直
な中空管2を埋設したのがこの考案である。すな
わちスラブ1の中央の、スラブの辺(X,Y)と
45度または略45度の角度をもつて交叉する方向の
辺をもつ正方形または略正方形の各辺の位置に中
空管2を配置し、その各中空管と平行する複数の
中空管をスラブ隅部Aに向つてそれぞれ所要間隔
をおいて配置し、スラブ1に生ずる荷重を四辺に
伝達するようにしたものである。
すなわちスラブ1内に同心の正方形の各辺の位
置に中空管2を配置し、かつスラブ1の辺(X,
Y)に対して45度の方向をなすようにしてある。
そして中空管2,2間に管に平行して主鉄筋
((図示しない)を配筋する。
置に中空管2を配置し、かつスラブ1の辺(X,
Y)に対して45度の方向をなすようにしてある。
そして中空管2,2間に管に平行して主鉄筋
((図示しない)を配筋する。
この考案は以上の構成からなり、前記特開昭52
−11614号公報の発明と同様に全体として中空管
の方向が最大の曲げを与える主曲げ方向に略一致
した配置となり合理的であり、しかも中空管の方
向が二方向に単純化され、鉄筋の配筋も複雑に交
叉することもなく施工性がよい。
−11614号公報の発明と同様に全体として中空管
の方向が最大の曲げを与える主曲げ方向に略一致
した配置となり合理的であり、しかも中空管の方
向が二方向に単純化され、鉄筋の配筋も複雑に交
叉することもなく施工性がよい。
第1図はこの考案の概要を示した平面図で、一
部を断面で示す、第2図は正方形板の主曲げ方向
を示したものである。 1……スラブ、2……中空管。
部を断面で示す、第2図は正方形板の主曲げ方向
を示したものである。 1……スラブ、2……中空管。
Claims (1)
- 四辺で支持されるスラブにおいて、そのスラブ
中央の、スラブの辺と略45度方向に交叉する方向
の辺をもつ方形の各辺の位置に中空管を配置し、
その各中空管と平行する複数の中空管をスラブ隅
部に向つてそれぞれ所要間隔をおいて配置し、ス
ラブに生ずる荷重を四辺に伝達するようにしてあ
ることを特徴とする中空コンクリートスラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8239981U JPS6215370Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8239981U JPS6215370Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57194510U JPS57194510U (ja) | 1982-12-09 |
JPS6215370Y2 true JPS6215370Y2 (ja) | 1987-04-18 |
Family
ID=29877868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8239981U Expired JPS6215370Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215370Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-04 JP JP8239981U patent/JPS6215370Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57194510U (ja) | 1982-12-09 |
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