JPS62152290A

JPS62152290A - 輝度信号・色信号分離回路

Info

Publication number: JPS62152290A
Application number: JP29380685A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kishi; 亀子　博; Masahiro Honjo; 本城　正博; Masaaki Kobayashi; 正明小林
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-12-26
Filing date: 1985-12-26
Publication date: 1987-07-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）等に用いら
れる輝度信号・色信号分離回路に関するものである。

従来の技術近年、映像信号を扱う信号処理回路において、くし形フ
ィルタが数多く用いられるようになってきた。

例えはＮＴＳＣ信号の場合、色信号（Ｃ信号と略称する
）が１水平周期（ＩＨと略称する）ごとにインターリー
ブする周波数に設定されているため、入力信号とＩＨ遅
した入力信号を加算するＹ形くし形フィルタにより輝度
信号（Ｙ信号と略称する）が分離され、入力信号からＩ
Ｈ遅延した信号を減算するＣ形くし形フィルタにより色
信号が分離される。つまりＹ／Ｃ分離回路にくし形フィ
ルタが多く使われている。

この従来例の簡単なブロック図を第１０図に示す。

遅延回路４２、加算器４４、減算器４３により構成され
ている。この構成によると第１１図ａの如き信号が入力
された場合Ｙ信号とＣ信号はす、ｃのようになる。

発明が解決しようとする問題点上記のような構成では垂直相関の弱い期間はＹ／Ｃ分離
が正常に行なわれず、色だれ、ドツト妨害等の悪影響が
発生することはさせられなかった。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために、本発明の信号処理回路は
、入力映像信号の色信号成分を通過させる第１のバンド
パスフィルタ（Ｂ　Ｐ　Ｆと略称する）と、前記第１の
ＢＰＦの出力を所定時間遅延する第１の遅延回路と、前
記第１の遅延回路の出力と前記第１のＢＰＦの出力を合
成する第１の合成器と、前記第１の合成器の出力と前記
第１のＢＰＦの出力を切換える切換器と、前記入力映像
信号を所定時間遅延させる第２の遅延回路と、前記第２
の遅延回路出力から前記切換器の出力を減算する減算器
と、色信号の垂直相関を検出する垂直相関器を備え、前
記垂直相関器からの情報で前記切換器を切換えることに
より、前記切換器の出力をＣ信号とし、前記減算器の出
力をＹ信号とするように構成したものである。

作用本発明が上記した構成により色信号の垂直相関のない場
合、色信号成分がくし形フィルタを通らなくなったこと
により、色だれ、ドツト妨害が改善されたＹ／Ｃ分離が
できるようになった。

実施例以下本発明の一実施例の信号処理について、図面を参照
しながら説明する。

第１図は、本発明の第１の実施例におけるブロック図で
ある。

入力端子１より入力した信号は、まずＢＰＦ２を通り、
直接切換回路５に送られると共にＩＨ遅延回路３と合成
器４から構成されるくし形フィルタ１１を通り切換回路
５に送られる。また、入力端子ｌより入力した信号は、
垂直相関を検出する垂直相関器８に送られ、相関の有無
が検出され検出信号が切換回路５に送られる。切換回路
５は、垂直相関器８の検出信号により、相関が有る場合
は、変換器１１の出力、相関が無い場合は、ＢＰＦ２の
出力が選択され、相関検出信号により切換えられた色信
号が出力される。この切換回路５を通った色信号は減算
器７へ送られる。また一方入力端子１より入力した信号
は、遅延回路６を通り減算器７へ送られる。減算器７で
は、遅延回路６を通った入力信号より切換回路５の出力
の色信号が減算され、Ｙ信号が出力される。

ここで垂直相関器１８の第１の実施例を第２図に示す。

入力端子ｌより入力した信号はＢＰＦ１２を通り、ＩＨ
遅延回路１３と、合成器１４から構成される変換器１９
にて色信号の垂直方向の位相変化を振幅変化に変換され
る。その色信号は比較回路２０へ送られる。まずＩ　Ｈ
遅延回路１５を通して検波器１６に送られると共に検波
１７へ送られる。

検波器１６．１７の出力は比較器１８に比較され、レベ
ル差が大なる時は例えば旧ｇｈレベルの信号が出力され
る。

さらにここで垂直相関器１８の第２の実施例を第３図に
示す。

入力端子１より入力した信号はＢＰＦ２１を通り、ＩＨ
遅延回路２２と、合成器２３から構成される変換器３４
にて色信号の垂直方向の位相変化を振幅変化に変換され
る。その色信号は遅延回路２４と比較回路３５に送られ
、遅延回路２４の出力は、遅延回路２５と比較回路３５
．３６に送られ、遅延回路２５の出力は比較回路３６へ
送られる。比較回路３５では、検波器２６．２７により
入力信号を検波し、それぞれの検波出力を比較器３０に
て比較し、レベル差が大なる時は例えばｌｉｉｇｈレベ
ルの信号を演算回路に出力する。

比較回路３６で同様である。演算回路は、例えばインバ
ータ回路３３とアンド回路３２より構成され、比較回路
３５の出力が１であり、かつ比較回路３６の出力がＯで
ある時に、１を出力するように演算を行う。この極性は
、後段の回路構成により逆であってももちろんかまわな
い。

ここで比較器１Ｂ、　３５．３６の一例を第４図に示す
。

検波器２６の出力は、コンパレータ３８の一人力とコン
パレータ３９の十人力に接続され、検波器２７の出力は
コンパレータ３８の十人力とコンパレータ３９の一人力
に接続され、コンパレータの出力はダイオード４０．４
１でハイレベルをＯＲされ出力される。

このように構成された本発明について第５図の波形図を
用いて各部の動作を説明する。

まず、垂直相関器が第２図の構成の場合を第５図に示す
。ここでａ　％　ｆは第５図のａ　％　ｆの各部に対応
した波形を示している。

入力信号ａは、ＢＰＦ２を通りｂとなり、くし形フィル
タにより色信号が得られＣとなる。切換器５は垂直相関
器８からの制御信号ｅで制御される。例えば信号ｄがｅ
がローレベルの時くし形フィルタ１１の出力信号Ｃを選
択し、信号ｅがハイレベルの時入力信号すを選択する。

ここで信号Ｃと信号すのレベルは同レベルになるように
くし形フィルタ１１で調整されているのが望ましい。そ
の結果色信号はｄに示す如き波形となり色だれか改善さ
れる。−万人力信号は遅延回路６により色信号の遅れ時
間だけ遅延させて減算器７に送られる。

遅延され入力信号ａより色信号ｅを減算器７により減算
すると、輝度信号が出力される。その結果輝度信号はｆ
に示す如き波形となりドツト妨害が改善されているのが
わかる。

ここで垂直相関器８の第１の実施例について第６図の波
形図を用いて各部の動作を説明する。まず、色信号振幅
が垂直方向で変化した場合を第６図に示す。ここでａ　
ｘ　ｅは第２図のａ　”−ｅの各部に対応した波形を示
している。

入力信号ａは、くし形フィルタにより色信号が得られｂ
となり、検波器１６．１７で検波することによりｃ、ｄ
となり比較回路１８により、ｅなる信号が出力される。

ここで、信号ｅは、色の垂直相関のない期間２を含んで
いることがわかる。

次に色相が垂直方向で変化した場合を第７図に示す。

入力信号ａはくし形フィルタにより色信号すとなり、検
波器１６．１７で検波することによりｃ、　　ｄとなり
、比較回路１８にてｅなる信号が出力される。

ここで信号ｅは色相の垂直相聞のない期間２を含んでい
ることがわかる。

ここで垂直相関器８の第２の実施例について第８図の波
形図を用いて各部の動作を説明する。

まず、色信号振幅が垂直方向で変化した場合を第８図に
示す。ここでａ−ｊは第３，４図のａ〜ｊの各部に対応
した波形を示している。

入力信号ａは、くし形フィルタ３４により色信号が得ら
れｂとなり、検波Ｈ２６＋　２７で検波することにより
ｃ、ｄとなり、比較器３ｏにてｆ、ｇの信号をＯＲする
ことにより、ｈなる信号が出力される。

また同様に、検波器２８．２９で検波することによりｄ
、ｅとなり、比較回路３１にてｉなる信号が出力される
。そして信号り、ｉを、演算回路３７で演算することに
より、ｊなる信号が出力される。ここで信号ｊは色の相
間のない期間２を示していることがわかる。

次に色相の垂直方向で変化した場合を第９図に示す。

入力信号ａは変換器であるくし形フィルタ３４により色
信号すとなり、検波器２６．２７で検波することにより
ｃ、ｄとなり、比較器３０にてｆ、ｇ信号が得られ、ｈ
なる信号が出力される。また同様に検波器２８．２９で
検波することにより、比較器３１にてｉなる信号が出力
される。そして信号り、ｉを、演算回路３７で演算する
ことにより、ｊなる信号が出力される。ここでｊは色相
の垂直相関のない期間を２を示していることがわかる。

ここでＢ　Ｐ　Ｆ１２．２１は合成器１４．２３の後段
に位置してもよく、また検波器１６．１？、　２６．２
７．２８゜２９の前後に位置してもよく、また除いても
よい。

また検波器２７と検波器２８の出力信号は同一信号なの
で、例えば検波器２８を省いて検波器２７の出力を比較
器３０に入力してもよい。

またくし形フィルタ１１とくし形フィルタ１９．３４は
、共用することもできる。

また本発明を、ＰＡＬ信号に展開する場合、遅延回路の
遅延時間を、２Ｈにする等の若干の修正が必要である。

また、遅延回路をメモリ等で置きかえることにより、本
発明をデジタル回路で実現することも、可能である。

発明の効果以上の説明から明らかなように本発明は、垂直相関器を
有し、その相関検出信号により、切換回路を制御し、色
信号の相関の強い場合はくし形フィルタを通し、相関の
弱い場合はバンドパスフィルタのみを通るようにするこ
とにより色だれ、ドツト妨害を改善するものであり、く
し形フィルタを用いる輝度信号・色信号分離回路にとっ
てその効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による信号処理回路のブロッ
ク図、第２図、第３図は垂直相関回路のブロック図、第
４図はその要部のブロック図、第５図は第１図の各部の
信号波形を示した波形図、第６図、第７図は第２図の各
部の波形図、第８図、第９図は第３図、第４図の各部の
波形図、第１０図は従来の信号処理回路のブロック図、
第１１図はその波形図である。１１、１９．３４・・・・・・変換器、２０．３５．３
６・・・・・・比較回路、８・・・・・・垂直相関器、
３．１３．１５．２２．２４．２５゜４２・・・・・・
ＩＨ遅延回路、５・・・・・・切換回路、３７・・・・
・・演算回路、１６．１７．２６．２７．２８．２９・
・・・・・検波器、１日。３０、３１・・・・・・比較器、４．　７．１４．２３
．４３．４４・・・・・・合成器、３８．３９・・・・
・・オペアンプ、４０．４１・・・・・・ダイオード。代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名ｅＱ　　　
　　　　　　　　　　　　　　　戦域第５図第６図Ｈｚ第７図第８図第９図テ第１０図木乎輯所信号

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入力映像信号の色信号成分を通過させる第１のバ
ンドパスフィルタと、前記第１のバンドパスフィルタの
出力を所定時間遅延させる第１の遅延回路と、前記第１
の遅延回路の出力と前記第１のバンドパスフィルタの出
力を合成する第１の合成器と、前記第１の合成器の出力
と前記第１のバンドパスフィルタの出力を切換える切換
器と、前記入力映像信号を所定時間遅延させる第２の遅
延回路と、前記第２の遅延回路出力から前記切換器の出
力を減算する減算器と、色信号の垂直相関を検出する垂
直相関器とを備え、前記垂直相関器からの出力信号によ
り前記切換器を切換えることにより、前記切換器の出力
を色信号とし、前記減算器の出力を輝度信号とすること
を特徴とする輝度信号・色信号分離回路。
（２）垂直相関器は入力信号の色信号成分を通過させる
第２のバンドパスフィルタと、前記色信号成分を所定時
間遅延させる第３の遅延回路と、前記第３の遅延回路の
出力と前記第２のバンドパスフィルタ出力を合成する第
２の合成器と、前記第３の合成器出力を所定時間遅延さ
せる第４の遅延回路と、前記第４の遅延回路の出力を検
波する第１の検波器と、前記第３の合成器の出力を検波
する第２の検波器と、前記第１および第２の検波器の出
力レベルを比較する比較器より構成されることを特徴と
する特許請求の範囲第（１）項記載の輝度信号・色信号
分離回路。
（３）垂直相関器は入力映像信号の色信号成分を通過さ
せる第３のバンドパスフィルタと、前記色信号を所定時
間遅延させる第５の遅延回路と、前記第５の遅延回路の
出力と前記第３のバンドパスフィルタの出力を合成する
第３の合成器と、前記第３の合成器出力を所定時間遅延
させる第６の遅延回路と、前記第６の遅延回路の出力を
検波する第３の検波器と、前記第３の合成器の出力を検
波する第４の検波器と、前記第３と第４の検波器の出力
を比較する第２の比較器と、前記第６の遅延回路の出力
を所定時間遅延させる第７の遅延回路と、前記第６の遅
延回路の出力を検波する第５の検波器と、前記第７の遅
延回路の出力を検波する第６の検波器と、第５と第６の
検波器の出力を比較する第３の比較器と、第２と第３の
比較器の出力を演算する演算回路より構成されることを
特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の輝度信号・
色信号分離回路。