JPS62151675A - 流体を通路部以外に漏らせないようにした流路密閉型弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産　土の１　ノ 本発明は、配管内の流体を通路以外の弁内に漏らずこと
が無く、流体を遮断したり、流通させたりすることが可
能である流路密閉型弁に関するものである。

従迷ｙ回支苅− 従来の弁においては、弁体ガイドが弁箱や、弁座に固定
されているので、弁体と弁体ガイドとの間にすきまが形
成され、このすきまを通り、弁の作動中及び弁開時に流
体が通路以外の弁内に盛れるのが普通であった。このた
め、流体が粒状のもの、あるいは、粒状を混入している
もの、又は、エチレンの分解ガスのように、流体が弁内
に漏れ、圧力膨張や、温度低下などにより、カーボンな
どが析出・凝固する流体においては、弁内に粒状物が蓄
積し、弁の作動不良や、シール性を悪化させるなどの種
々の困難を生じさせていた。

そこで、本発明は、従来公知の弁における上記のような
困難を解消し、弁内通路部具外には流体を漏らさない流
体密閉型弁を得ることを、その目的とするものである。

１１題　を　″　るための一 本発明は、この目的を達成するために、添付図面の第１
及び２図に示すように、中空状の弁箱３内に、相互に間
隔を置いて１対の中空円筒状の弁座７を対向して配置し
、これらの弁座７の対向するシール面７１面の間に、１
対の間隔を置いて平行に配置された弁板６．６□から成
る弁体６を、弁座７の中心軸に対して直角方向に移動自
在に配置し、また、各弁座７の各シール面７．と各弁板
６．．６２との間に、それぞれ、弁座７の外周に対応す
る開口部を設けられた弁体ガイド１６を、これらの開口
部が弁座７を包囲するように配置し、両方の弁板６．．
６２は、常時相互から離れる方向に弾性力を与えられる
ようにされており、また、両方の弁体ガイド１６は、相
互の方向に近付く方向に常時弾性力を与えられるように
されている流路密閉型弁を特徴とするものである。

作−Ｕ 弁座７のシール面７１と、弁板６２，６□との間に弁体
ガイド１６が存在するので、弁板６１，６□の弁座７に
対する相対移動のいずれの段階においても、弁体６の整
流筒１０内を通過する流体が、弁箱３内に漏れることは
、完全に阻止されるようになる。

及」Ｌ昨 以下１本発明を、その１実施例を示す添付図面の第１〜
４図に基づいて詳細に説明をする。

図に示すように、本発明による弁３０は、流体通路１゜
を横方向にあけられた、ほぼ中空円筒状の水平円筒状体
ｌと、これと直交している直立状の中空円筒状の垂直円
筒状体２とから成り立っている弁箱３と、この弁箱３の
垂直円筒状体２の上下部を閉そくする中空の回転長円形
状体を、その長手方向の径の半分の位置において切断し
たような形状を有している上下の１対の弁ふた４、５と
、これらの弁箱３及び上下の両方の弁ふた４、５により
形成される中空空間内に、水平円筒状体１の流体通路１
゜に対して直角である弁箱３及び両弁ふた４、５の垂直
中心線Ｘ−Ｘ方向に移動自在に配置されている弁体６と
、弁箱３の水平円筒状体１に取り付けられた、流体通路
７゜を形成されている１対の間隔を置かれて対向するよ
うに配置された円筒状の１対の弁座７とから構成されて
おり、弁板６．．６□から成る弁体６は、これらの対向
する弁座７のシール面７１の間に形成される開口部を開
閉するために、両方の弁座７の対向するシール面７１に
対して直交するように往復運動自在となっている。また
、本発明における弁体６は、詳細には、第１図に示すよ
うに、間隔を置いて平行に対向して配置された１対の、
ほぼ長方形の板状部材から成る弁板６Ｉ及び６２から形
成されており、その下方部分には、弁座７の内径に対応
す流体通路７゜の内径に対応する内径を有する流体通路
１０゜を有する円筒状の整流筒１０が配置されており、
また、その上方部には、両方の弁板６．．６２の間の空
間内に中空円筒状の皿ばねケース１１が、整流＠１０と
同一軸線上に、すなわち、弁箱３の垂直中心線ｘ−ｘの
上に置かれており、この皿ばねケース１１の内部には、
４個の皿ばね１２が配置されており、また、各弁板６１
．６□の最上部には、上部弁ふた４を貫通して外部へ延
長している弁体１３が、その下端部において、ピン１４
により旋回自在に収り付けられている。

このような−服的な構造を有している本発明による弁３
０、特に、その弁体６を組み立てるには、第１及び２図
に示すように、弁体６の一方の弁板６１に、その上方部
において皿ばねケース１１をその外周辺の下部において
溶接などにより固着して置き、この内部に４個の皿ばね
１２を収容し、また、弁板６Ｉの下方部には、それに対
応してあけられた開口内に整流筒１０をねじ込んで置き
、その後、他方の弁板６２を、それに対応してあけられ
た開口内に整流筒１０をはめ込み、この時、整流筒１０
の外部に切り込み部を設け、これにパツキン１５をはめ
込み、弁板６□がこれを押圧することにより、両者、す
なわち、整流筒１０の外周面と、弁板６□の開口部との
間のすきまから流体が漏れることを防止するようにする
ようにする。

なお、パツキン１５に適度のシール面圧を与えるために
、パツキン１５の背部と、整流筒１０の切り込み部の段
部との間には、他の皿ばね１６を挿入して置く。

このようにして、この組み込まれた２枚の弁板６．。

６２は、弁箱３内に組み入れる前には、皿ばね１２の作
用により、弁座７の対向するシール面７．の間の間隔よ
りも、例えば、２〜５１＊Ｔ１１程度広がっている。従
って。

弁板６３．６□から成る弁体６を弁座７の対向するシー
ル面７１の間に押し込むと、皿ばね１２が圧縮され、そ
の圧縮力により弁板６１．６□と、弁座７のシール面７
、とは、常時密着することとなる。

更に、弁箱３の垂直円筒状体２の中には、その対向して
形成された同軸の円筒状突出部に、両方の弁板６．．６
．が、これらに対応してあけられた開口部をはめ込むこ
とにより、弁座フを包囲するように１対の、ほぼ長方形
状の板状の弁体ガイド１７．．１７２が配置されており
、これらの弁体ガイド１７．．１７２は、それらの上方
部分において、それぞれ、垂直円筒状体２の内部の同軸
の円筒状突出部との間に配置された各１対の皿ばね１８
により弁板６．６２の方へ押圧されると共に下方部分を
１対のピン１９により相互に連結されており、また、各
ピン１９の各端部と、弁体ガイド１７．．１フ２の各外
面との間には、それぞれ、１対の皿ばね２０が配置され
ている。これらの皿ばね２０の存在により、両方の弁体
ガイド１７．．１７□は、弁体６が無い場合に、両方の
弁座７の対向するシール面７１から、例えば、２〜３１
内偵はみ出るようにされおり、弁板６．．６２をこれら
の弁体ガイド１７．．１７２の間に押し入れると、２枚
の弁体ガイド１７．．１フ２６は、弁座７のシール面７
１まで移動し、皿ばね２０が圧縮されるようにしである
。これらの皿ばね１８，２０による圧縮力により、弁体
ガイド１７．．１７２は、弁板６．．６２に常に密着す
るようになる。

本発明は、上記のような構成を有しているので、遮断時
には、第４Ｉ２１に示すように、２枚の弁板６．．６２
は、両弁座７のシール面７．に密着し、また、第３図に
示すように、作動時や、第１図に示す弁開時に、弁体ガ
イド１７．．１７２が弁板６．．６２に密着するので、
流体が水平円筒状体１の流路１゜及び整流筒１０の流路
１０゜以外に漏れることは無い。

１孔へ１１ 本発明は、上記のような＋１４成及びｆヤ用を有してい
るので、弁が作動不良となることや、シール性の悪化を
受けることが防止され、従って、本発明による弁を装備
したプラントなどの設備は、不安無しに運転することが
可能となる。更に、本発明による弁において、弁ふたな
どから、弁箱内に蒸気や、Ｎ２ガスなどの不活性ガスを
あらかじめ封入して置き、その圧力などの条件を、この
弁内を流れる流体の圧力条件などと同一に保持して置く
ことにより、弁体の流路からの流体の漏れを一層完全に
阻止し、流路完全密閉型弁とすることができるという優
れた効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による弁の１実施例を、弁体の全開状
態において示す縦断面図、第２図は、第１図の［１−Ｉ
Ｉ線による断面図、第３図は、弁体をわずかに開放した
状憩において示す第１図の部分図、第４図は、弁体を完
全に閉鎖した状態において示す第１図の部分図である。 １・・水平円筒状体、２・・・垂直円筒状体、３・・・
弁箱、４．５・・・弁ふた、６・・・弁体、６．．６．
・・・弁板、７・・・弁座、７、・・・シール面、１０
・・・整流筒、１１・・・ばねケース、１２゜＋８．１
８．２０・・・皿ばね、１３・・・弁棒、１５・・・パ
ツキン、１７、．１７２・・・弁体ガイド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、中空状の弁箱内に、相互に間隔を置いて１対の中空
   円筒状の弁座を対向して配置し、これらの弁座の対向す
   るシール面の間に、１対の間隔を置いて平行に配置され
   た弁板から成る弁体を、弁座の中心軸に対して直角方向
   に移動自在に配置し、また、各弁座の各シール面と各弁
   板との間に、それぞれ、弁座の外周に対応する開口部を
   設けられた弁体ガイドを、これらの開口部が弁座を包囲
   するように配置し、両方の弁板は、常時相互から離れる
   方向に弾性力を与えられるようにされており、また、両
   方の弁体ガイドは、相互の方向に近付く方向に常時弾性
   力を与えられるようにされていることを特徴とする流路
   密閉型弁。 ２、弁体を構成する両方の弁板が、それぞれ、ほぼ長方
   形状の板状部材から成り立っており、これらの板状部材
   の間に形成される空間内には、その上部において、中空
   円筒状の皿ばねケースを配置し、この内部に数組の皿ば
   ねを収容し、これらの圧縮力により両方の弁板を相互か
   ら離れるようにし、また、この空間内には、その下部に
   おいて、流体通路を形成する中空円筒状の整流筒を配置
   して成る特許請求の範囲第１項記載の流路密閉型弁。 ３、弁板と、整流筒との接合部にパッキンを配置し、こ
   のパッキンを、その背後を整流筒との間に配置された数
   組の皿ばねにより押圧するようにした特許請求の範囲第
   １又は２項記載の流路密閉型弁。 ４、各弁体ガイドが、ほぼ長方形状の板部材から成り立
   っており、その上方部には、各弁座を貫通させるように
   円形状の開口を設けられており、この開口部の周辺と、
   弁座を貫通させている弁箱に形成された対応する開口部
   の端面との間に数組の皿ばねが配置されており、また、
   弁体ガイドの下方部分は、相互にピンにより連結され、
   このピンの各端部と、弁体ガイドとの間に、数組の皿ば
   ねを配置して成る特許請求の範囲第１、２又は３項記載
   の流路密閉型弁。