JPS62151256A - 表面性状及び皮下品質の優れた鋼材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明ｒＸ′ｉｊＡの連続鋳造（；際して鋳型円溶鋼の
湯面変動量と湯面変動速度を測定し、こ几ら測定値と鋼
材Ｎｏ及びその鋼材中の部位との対応をコンピューター
システム（＝エフ実施し、その対応結果を検査、手入工
程に伝送し、場面変ａｔ及び湯面変動速度の大きさく＝
応じて鋼材の検査、手入方法を決定する方法に関するも
のである。

（従来の技術） 一般に鋼の連続鋳造においてに、鋳型内Ｂ鋼の湯面レベ
ルはタンディツシュのノズル耐火物の溶損、ノズル内部
への非金属介在物（％　ＣＡｌ１０ｓ系）や地金の付着
等（＝よって所定のレベルを外ｎて上下動する場せがあ
る。

この湯面変動の発生に鋳片％鋼片及び成品の表面性状及
び皮下品質と密接な関係がある。その理由に、急激な湯
面変動が起きるとパウダー流ｎ込みの不均一やＭＤ内溶
鋼注入流のみだｎが発生する結果％鋳型と鋳片表面間の
抜熱異常や潤滑に起因する鋳片表面の割几疵が増加する
ためと、鋳型内未浴融〕ｉウダーや脱酸生成物等の溶鋼
中非金属介在物がメニスカス部で凝固シェルに捕捉さｎ
る穴めである。

この工うに１鋳片の場面変動部にに割Ｔ″Ｌ疵や非金属
介在物起因欠陥の発生が顕著に表わｎ、成品の品質上問
題になる場せが多い。

従来、鋳片や鋼片の検査でに目視法、磁粉探傷法、超音
波探傷、カラーチェック法等の各種方法がその目的Ｃ一
応じて適用さｎ、その検査結果（一応じて手入が実施さ
ｎている。一方、鋳型内弓鋼の湯面レベル測定値と鋼材
ＮＯを対応させ、湯面変動速度の大きさく一応じて鋳片
及び−片の検査。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、前述の検査方法に熱間での検査が不可能なため
、熱片装入等の実施の妨げとなり、省エネルギー上問題
となっており、しかもこれら検査方法に皮下介在物の検
出に難点があることも公知の事実である。

一方、場面変動速度の大きさく一応じて対応する鋳片及
び中片の検ｆ１手入方法を決定するのに上記問題点を解
決する有効な手段であるが、湯面変動速度と鋼材の表面
性状及び皮下品質との関係しか規定さｎていないためＣ
ニ一般に過検出になりやすい。こｎを避けるため（；規
定値を緩和すると逆（；欠陥の見落しが多くなる。また
、―材ＮＯとの対応づけしかなく、鋼材中の部位を決定
できないという問題もある。この結果、必要以上の検査
５手入を実施することになり、省力及び歩留の点で好寸
しくない。

（問題点を解決するための手段］ 本発明は、鋼の連続鋳造に際し、鋳型内浴鋼の湯面変＠
量と湯面変動速ｔＩｉを測定し、これら測定値とこれら
測定値に対応するあらかじめ定ぬらｎた所定値とを比較
し、こ几ら測定値がとも（＝前記所足値以上のと８（＝
対応する鋼材番号及び−材中の部位を求め、この鋼材の
検査１手入方法を決定することを特徴とする表面性状及
び皮下品質の優ｊ、霞鋼材の製造方法である。

すなわち１本発明は鋳型内湯面変動量及び湯面変動速度
と鋼材の表面性状及び皮下品質の関係に着目し、これら
測定値（湯面変ＩＥＪ量、湯面変動速度）がともに所足
の大きさ以上の場曾のみ鋼材の対応する部位を検査１手
入することによって効率工〈表面性状及び皮下品質のす
ぐｎｙｔ成品の製造を可能とするものである。

（作用） 次に１図によって本発明を説明する。

第１図は本発明の全体構成を示す図である。鋳型内湯面
レベル検出装置１からの信号とビンチロール３の、ｅル
ス発信器に接続さ′ｆ′した部片長さ測定装置４からの
信号とがコンピューター２（；取り込まれる。コンピュ
ーター２の内部では、湯面゛レベル検出装置１の信号と
鋳片長さく既に鋳造さ几ている最先端力・ら′＠型内湯
湯面での全長）の信号が対応する二う（＝結営して記憶
される。

さらに、切断機５からの切断開始信号が鋳片切断毎（ニ
コンピューター２ｃ二と９こま几、コンピューター２で
にこの信号と鋳片長さ測定装置４からの信号とを用いて
、鋳片切断長さの実績を求める。

同時Ｃ二、この切断さｆ′した鋳片に対応する場面レベ
ル測定値からＩｋ面ｆ動量及び湯面変動速度を演算）；
よＶ求めるとともに、この湯面レベル測定値に結付して
記憶さｆまた鋳片長さの信号と前記鋳片切断長さの実績
とを比較し、最終的に場面変動量及び湯面変動速度と鋼
材番号及びその鋼材中の部位との対応づけを完了させる
。

鋼材の検査及び手入方法の決定（＝用いらｎる。

以上のフローチャート’に第２図（＝示す。

次に鋼材の検査、手入方法の決定について説明する。

湯面変動と場面変動の発生した鋼片の表面疵との間には
第３図に示すような関係があることが本発明者らの調査
で判明しｆｃｏすなわち、場面変動量と湯面変動速度が
ともに大きい場せに＝Ｘ−＄材や成品の品質が劣化する
。

第３図の場せ、湯面変ｗＪ量が１５訪以上で、かつ湯面
変１ｌｔＩＪ速度がＺ０＋１１１／冠以上の場面変動が
生じたときに鋳片の表面欠陥が発生している。こ几らの
数値は鋼材の鋼種、規格等（＝よって決捷ることも本発
明者らの調査の結果明らかになった。

従って、鋼材の鋼種、規洛毎に定めた所定値以上の場面
変動が発生じた鋼材部位についてはグライングー（＝よ
る研削等を行ない、所定値未満の部位、鋼材については
検査、手入を省略する。

なお、加工、用途上厳しい品質レベルの要求される場曾
には、該当する鋼材を冷却し、検査、手入の実施あるい
にリジェクト判定し１品質要求レベルの比較的緩やかな
規格に降格する。

このようにして、本発明による鋼材の製造方法を新７ｔ
＋ユ笑施すると、効率よく品質のすぐｎた成品の製造が
可能となるのである。

（実施例） フ′ル−ム連鋳機によｅｌｌ　５ＷＲＨ６７Ｂ　（硬鋼
線）の鋳片（サイズ２４８Ｘ３８６ｍ）を９０ｔｖｆ８
遺し、１２２鵡口の鋼片とした後１手入条件を変え、５
．５鯉ψの線材成品とした。表面欠陥の調査に線材仕上
圧延後の渦流探傷機により実施した。調をの対象とした
線材コイルに各方法とも４８本ずつである。その調査結
果を第１表に示す。

第　　　１　　　表 比較法人の場せ、成品コイルのうち２本に表面欠陥のあ
る不良コイルが発生した。比較法Ｂの場せ、不良コイル
の発生は０本であった。

こｆＬ＋二対して本発明の場せにに湯面変動量１５鱈以
上でかつ湯面７に切速度ＺＵ　ｖｍ　／　ｚ以上の湯面
変動に対応する鋼材の部位のみ（６本）グラづングーに
よる手入を適用し、残りの４２本Ｃ二ついては無手入と
した。本発明の場せの不良コイルに０本であり、Ｂ法と
同等であった。

本発明の実施（ニエＶ％表面性状のすぐｒｌ、た線材成
品の製造が可能であることが明らかである。

（発明の効果） 本発明は、以上の実施例（；示すように門型内の湯面Ｊ
Ｋ動の情報を検査、手入工程に反映させ、適切な方法（
＝よって手入を実施することにより良好な鋼材の製造が
可能となるだけでなく、検査工程の省略（ニよる省力化
１手入効率の同上による手入歩留の同上、熱片装入率の
同上Ｃ二よる省エネルギー等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する全体構成例金示す図、第２図
に本発明の手順例を示すフローチャートを示す幽、第３
図は鋳型内湯面変動１片及び場面変動速１度と鋳片の表
面欠陥との関係を示す図である。 １・・・鋳型内湯面レベル検出装置、２・・・コンピュ
ーター、３・・・ピンチロール、４・・・鋳片長さ測定
装債、５・・・切断機、６・・・タイプライタ−１７・
・・分塊圧延機、８・・・切断機、９・・・磁粉探傷装
置、１０・・・ビレットグラインダー、１１・・・タン
ディツシュ。 １２・・・！ｊＪＩ型１’（湯面レベル、１３・・・鋳
型、１４・・・鋳片、汀１図 ４舖片丑ご蘭定装置 ２　コニこ５−タ− ７１′３図 ５ＳＩｆｆ変ナカＪｊ　　（ｒｎｍ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）鋼の連続鋳造に際し、鋳型円溶鋼の湯面変動量と
   湯面変動速度を測定し、これら測定値とこれら測定値に
   対応するあらかじめ定められた所定値とを比較し、これ
   ら測定値がともに前記所定値以上のときに対応する鋼材
   番号及び鋼材中の部位を求め、この鋼材の検査、手入方
   法を決定することを特徴とする表面性状及び皮下品質の
   優れた鋼材の製造方法。