JPS62144038A - 液体漏洩の遠隔検出,定量方法 - Google Patents

液体漏洩の遠隔検出,定量方法

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JPS62144038A
JPS62144038A JP28460085A JP28460085A JPS62144038A JP S62144038 A JPS62144038 A JP S62144038A JP 28460085 A JP28460085 A JP 28460085A JP 28460085 A JP28460085 A JP 28460085A JP S62144038 A JPS62144038 A JP S62144038A
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JP
Japan
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leakage
pressure tube
dripping
droplets
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP28460085A
Other languages
English (en)
Inventor
Makinori Ikeda
池田 真輝典
Takeshi Moriyama
健 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP28460085A priority Critical patent/JPS62144038A/ja
Publication of JPS62144038A publication Critical patent/JPS62144038A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、人が直接近づくことのできない場所、例え
ば放射線環境下、有害ガス環境下、有害化学薬品取扱場
所、高温雰囲気、高所や狭小の場所等において、液体シ
ール部からの液体の漏洩を遠隔から検出するとともに、
漏洩伍を定量する方法に関するものであ。
以下に、圧力管型原子炉の圧力管下端に設けられている
シールプラグからの冷却水の漏洩を検出、定量する場合
を例に挙げてこの発明を説明する。
〈従来の技術〉 圧力管型原子炉においては、燃料集合体と一次冷却材を
適当な太さの圧力管に納めたものを多数配列することに
よって炉心が構成されている。この型式の原子炉は燃料
を圧力管下方から交換するため、第4図に示したように
圧力管10下端が開口となっており、燃わ1交換時以外
は圧力管下端開口にシールプラグ11と呼ばれる栓を装
着して、シール部12により一次冷却水を密封するよう
になっている。
このシールプラグからの一次冷却水の漏洩は、放射線防
護およびプラン1〜保守上の理由から一定量以下に制限
されている。従って、その漏洩を絶えず遠隔監視すると
ともに、その漏洩量も遠隔定量する必要がある。
シールプラグからの一次冷却水の漏洩を遠隔検出、定量
する方法は、例えば第4図に示したように、シールプラ
グ11にEPDMのごとき合成ゴム製二次シール13を
取付け、この二次シール上方からリーク検出配管14を
分岐させて漏洩冷却水をタンク15へ導き、タンク内の
水位[を測定する方法が採用されている。なお、第4図
に示したシールプラグの構造は、実公昭56−5567
5号公報によりよく知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、熱出力の高い大型の圧力管型原子炉を建
設する場合には圧力管10の数も増力口するため、上記
のごとき従来の漏洩検出、定量方法を採用すると、リー
ク検出配管14も圧力管数に比例して増加し、配管設置
工数が増加するばかりでなく、二次シール13の熱によ
る変質を防ぐための冷却手段(図示せず)を圧力管下部
に設置することも必要となるため、建設コストの上界を
招く結果となる。
そこでこの発明は、シールプラグからの冷却水の漏洩検
出と漏洩量の定量を、装置的により安価に、かつ遠隔か
ら効果的に行なうことができる方法を提供することを目
的としてなされたもので必る。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明によれば、圧力管下端開口のシールプラグに二
次シールやり−ク検出配管を設置することなく、シール
プラグからの冷却水の漏洩が発生した場合には漏洩水が
圧力管下(・2iから水滴となって滴下するようにし、
水滴の滴下をテレビカメラにより遠隔から監視すること
によって冷却水の漏洩を検出し、モニターテレビ上に映
し出された画面の映1&iL3号を処理して漏洩する水
滴を計数することにより漏洩量の定量を行なう方法によ
って、上記の目的を達成できるのである。
この発明の方法を適用できる圧力管下端のシールプラグ
の代表例を第5図に示す。図示のシールプラグ構造は例
えば実開昭60−39994号公報により公知のもので
あって、図中、参照番号20は圧力管、21はシールプ
ラグ、22はシール部、26はシールリング押え、27
はボールラッチ機構をそれぞれ示している。
シール部からの漏洩検出は、漏洩水の滴下をテレビカメ
ラによって捕えることによって遠隔的に可能であること
は十分に予測しつるところである。しかしながら、テレ
ビカメラを用いるモニタ一方式により漏洩量の定量が行
なえなければ、この方式を圧力管型原子炉における圧力
管シールプラグからの漏洩検出方法として採用すること
はできない。
そこで本発明者等は、テレビカメラによるモニタ一方式
を用いて漏)曳足を定量できるか否かを検討し、モニタ
ーテレビ上に映し出された画面の映像信号を処理して滴
下する水滴を計数することによって漏洩量の定量が可能
となることを児出し、この発明を完成させたものである
すなわち、水滴は球状となって滴下してくるため、水滴
の半径をRとすれば一滴の体fffiVはとなる。一定
時間内に圧力管下端から滴下してくる漏洩量Wは、その
h間内に滴下してきた水滴の総和であから、 となる。よって、漏洩量は滴下してくる水滴の大きざと
数がわかれば、原理的には定量が可能ということになる
また、定量精度を下げれば、滴下する水滴の数を計数す
るだけでも漏洩量Wの定量が可能である。すなわら、水
滴の半径を(Ra十r)〔ただしRaは水滴の平均半径
を表わす〕とすれば、 +(Ra十r  )3) +3Ra (rl 2+r2 ” +−−ro2)とな
る。実験により水滴の半径の分布を求めて十r23+・
・・・・・十r。3)、の推定ができるから、r1〜r
、がRaに比べて小さい場合、漏洩ff1Wはおる誤差
範囲内で定量できることになる。
〈実施例〉 以下に実施例を挙げてこの発明を説明する。
第1図はこの発明の方法の概念を示すものであって、圧
力管型原子炉の圧力管群]下部において1本の圧力管1
a下喘から冷却水か水滴2どなって滴下している状況を
、炉下部より離れた位置に設置したテレビカメラ3によ
って捕える。
このとき、カメラコントローラー4を用いてテレビカメ
ラのズーム機能を作動させ、数百本ある圧力管のうち漏
洩の発生している圧力管1aのみに着目して漏洩状況を
モニターテレビ5上に鮮明な映像として映し出す。
この映像信号を処理することにより、滴下する水滴を定
損する。映像信号の思理方法としては、例えば第2図に
示したように、圧力管下端から水滴が滴下している状況
を映し出しているモニターテレビの映像5a(第2図A
)から走査線SLの1本(数本でもよい)の電気信号を
取出し、水滴が滴下するごとに変化する電位変化(第2
図B)のピーク電位から水滴を識別し水滴2の大きざと
数を求める方法が採用できる。
あるいはまた、第3図に示したように、モニターテレビ
の映像5a(第3図A)を画像処理機6によって水滴の
みを二値画像化しく第3図B)、画像上の水滴に相当す
る帯の幅と数から水滴2の大きざと数を求める(第3図
C)方法が採用できる。
〈発明の効果〉 以上説明したところかられかるように、この発明の方法
によれば、圧力管型原子炉における圧力管シールプラグ
からの冷却水漏洩の従来の検出、定量方法に必要であっ
たシールリーク検出配管、二次シールおよび圧力管下部
の冷却手段が不要となり、装置的により安価に効果的な
漏洩検出、定損を行なうことができる。
なお、以上の説明は圧力管型原子炉にあける圧力管シー
ルプラグからの冷却水漏洩検出にこの発明を適用した例
について記述したが、この発明はこれに限定されず、一
般的な液体シール部からの液体の漏洩を遠隔から検出し
、その漏洩量を定量する目的に広く利用することができ
るものでおる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の実施例を示す説明図、第2図
はモニターテレビ画面の映像信号を電気的に処理する例
を示す説明図、第3図はモニターテレビ画面の映像信号
を画@処理殿により処理する例を示す説明図、第4図は
圧力管型原子炉における圧力管のシールプラグからの漏
洩を検出、定損する従来の方法を示す説明図、および第
5図はこの発明の方法を通用できる圧力管のシールプラ
グ構造の例を示す説明図でおる。 1・・・圧力管群、2・・・水滴、3・・・テレビカメ
ラ、5・・・モニターテレビ、6・・・画像処理機。 特許出願人   動力炉・核燃お1開発事業団同   
富士電機株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体シール部からの液滴の滴下をテレビカメラによ
    り遠隔から監視することによって液体の漏洩を検出し、
    モニターテレビ上に映し出された画面の映像信号を処理
    して漏洩する液滴を計数することによって漏洩量の定量
    を行なうことを特徴とする液体漏洩の遠隔検出定量方法
    。 2、前記映像信号処理による液滴の計数は、モニターテ
    レビの走査線信号の電位変化から液滴の大きさと数を求
    めることからなる特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記映像信号処理による液滴の計数は、モニターテ
    レビの映像を画像処理機により液滴のみを二値画像化し
    、液滴に相当する帯の幅と数から水滴の大きさと数を求
    めることからなる特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP28460085A 1985-12-18 1985-12-18 液体漏洩の遠隔検出,定量方法 Pending JPS62144038A (ja)

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Cited By (3)

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EP0423085A2 (en) * 1989-10-13 1991-04-17 Ente per le nuove tecnologie, l'energia e l'ambiente (ENEA) Automatic leak detection apparatus for process fluids from production and/or research plants, in particular energy plants
FR2697632A1 (fr) * 1992-11-03 1994-05-06 Electricite De France Système de repérage d'un tube dans une boîte à eau de générateur de vapeur et procédé de mise en Óoeuvre de ce système.
JP2019184462A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 水漏れ検査システム、及び水漏れ検査方法

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