JPS62142915A - 赤外線バ−ナ - Google Patents
赤外線バ−ナInfo
- Publication number
- JPS62142915A JPS62142915A JP28349985A JP28349985A JPS62142915A JP S62142915 A JPS62142915 A JP S62142915A JP 28349985 A JP28349985 A JP 28349985A JP 28349985 A JP28349985 A JP 28349985A JP S62142915 A JPS62142915 A JP S62142915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- red hot
- plate
- flame hole
- red
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、多数の炎孔を有するセラミック多孔板の表面
で、都市ガス、ＬＰガス等の気体燃料を燃焼させてセラ
ミック多孔板の表面を赤熱させ、発生する赤外線を熱線
として利用する赤外線バーナに関する。
で、都市ガス、ＬＰガス等の気体燃料を燃焼させてセラ
ミック多孔板の表面を赤熱させ、発生する赤外線を熱線
として利用する赤外線バーナに関する。
従来の技術
従来の赤外線バーナは第３図に示す様に、Ａ、（？２０
３、ＳｉＯ２、Ｃｒ２Ｏ３、Ｍ２Ｏ、Ｔ ｉ○２、Ｆｅ
２Ｏ３等の酸化物を組み合せたセラミック粉末を、表面
に凹凸のついた多数の炎孔１−有するセラミック多孔板
に成型したものを燃焼盤２とし、耐熱性金属からなる混
合管３内に設置したものであり、混合管３下部に送入さ
れた予混合気４は炎孔１を通過したのち着火され、燃焼
盤２の凹凸表面で極めて薄い膜状炎５を形成し、その燃
焼熱によって燃焼盤２の凹ｄ面を赤熱させ、発生する赤
外線を熱線として利用していた。
３、ＳｉＯ２、Ｃｒ２Ｏ３、Ｍ２Ｏ、Ｔ ｉ○２、Ｆｅ
２Ｏ３等の酸化物を組み合せたセラミック粉末を、表面
に凹凸のついた多数の炎孔１−有するセラミック多孔板
に成型したものを燃焼盤２とし、耐熱性金属からなる混
合管３内に設置したものであり、混合管３下部に送入さ
れた予混合気４は炎孔１を通過したのち着火され、燃焼
盤２の凹凸表面で極めて薄い膜状炎５を形成し、その燃
焼熱によって燃焼盤２の凹ｄ面を赤熱させ、発生する赤
外線を熱線として利用していた。
発明が解決しようとする問題点
第３図に示した様な赤外線バーナの場合、燃焼盤２の開
孔度が５０φ以下であって赤熱温度が安定するまで素材
の熱容量のためある程度時間を要するほか、燃焼盤２の
素材の耐熱性が低いところから赤熱温度も９００℃以下
に抑えなければならなかった。さらに、炎孔１の総面積
あだりの燃焼負荷量（以後、炎孔負荷と呼称）を低下、
あるいは増大させると、前者の場合赤熱温度が低下し、
特に６５０℃以下になるとほとんど赤熱状態を呈さなく
なり、逆に後者の場合、赤熱温度が９００℃を超えるこ
とによシ素材の変形あるいは逆火といった事態を引き起
こしておシ、現状では炎孔負荷は大体±１５％程度しか
変化させることができない。従って、燃焼ｉを大きく変
化させるには、同一形状の燃焼盤を数段使用して、低燃
焼量では１段を使用し、高燃焼量では全段を使用すると
いった、いわゆる切換調節を行わなければならなかった
。
孔度が５０φ以下であって赤熱温度が安定するまで素材
の熱容量のためある程度時間を要するほか、燃焼盤２の
素材の耐熱性が低いところから赤熱温度も９００℃以下
に抑えなければならなかった。さらに、炎孔１の総面積
あだりの燃焼負荷量（以後、炎孔負荷と呼称）を低下、
あるいは増大させると、前者の場合赤熱温度が低下し、
特に６５０℃以下になるとほとんど赤熱状態を呈さなく
なり、逆に後者の場合、赤熱温度が９００℃を超えるこ
とによシ素材の変形あるいは逆火といった事態を引き起
こしておシ、現状では炎孔負荷は大体±１５％程度しか
変化させることができない。従って、燃焼ｉを大きく変
化させるには、同一形状の燃焼盤を数段使用して、低燃
焼量では１段を使用し、高燃焼量では全段を使用すると
いった、いわゆる切換調節を行わなければならなかった
。
本発明はかかる従来の問題点を解決するもので、赤熱温
度１０００〜１１００℃を有し、かつ燃焼量可変範囲が
広い赤外線バーナを提供することを目的とする。
度１０００〜１１００℃を有し、かつ燃焼量可変範囲が
広い赤外線バーナを提供することを目的とする。
問題点を解決するだめの手段
と記の問題点を解決するために本発明では、炎孔板とし
て金網あるいはパンチング板を用い、その直上に耐熱性
セラミックＺからなる多数の通気孔を有するハニカム構
造体を赤熱体として配設したものである。
て金網あるいはパンチング板を用い、その直上に耐熱性
セラミックＺからなる多数の通気孔を有するハニカム構
造体を赤熱体として配設したものである。
作 用
本発明は上記の構成により、混合管内で予混合された予
混合気は、一旦赤熱体直上で何らかの方法で着火される
が、定常状態に於ては赤熱体よりも開孔度の低い直下の
金網あるいはパンチング板上で保炎し、その炎の熱によ
り赤熱体を加熱し、赤熱を保持する様になる。この時の
赤熱温度は１０００〜１１００℃にも達する。金網ある
いはパンチング板上で燃焼させ、これら自身を赤熱させ
た場合、赤熱温度を最高８００℃程度に抑えなければこ
れらの素材の耐久性に影響が出るため、金網あるいはパ
ンチング板のみでは有効な赤外線バーナになシ得なかっ
たが、本発明による赤外線バーナによれば、金網あるい
はパンチング板を燃焼体として使用する一方で、高温耐
熱性セラミックスからなるハニカム構造体を赤熱体とし
ているため、従来より高温の赤熱が得られるだけでなく
、金網やパンチング板の様に±５０φ程度の比較的広い
燃焼量可変範囲を有する赤外線バーナが得られる。
混合気は、一旦赤熱体直上で何らかの方法で着火される
が、定常状態に於ては赤熱体よりも開孔度の低い直下の
金網あるいはパンチング板上で保炎し、その炎の熱によ
り赤熱体を加熱し、赤熱を保持する様になる。この時の
赤熱温度は１０００〜１１００℃にも達する。金網ある
いはパンチング板上で燃焼させ、これら自身を赤熱させ
た場合、赤熱温度を最高８００℃程度に抑えなければこ
れらの素材の耐久性に影響が出るため、金網あるいはパ
ンチング板のみでは有効な赤外線バーナになシ得なかっ
たが、本発明による赤外線バーナによれば、金網あるい
はパンチング板を燃焼体として使用する一方で、高温耐
熱性セラミックスからなるハニカム構造体を赤熱体とし
ているため、従来より高温の赤熱が得られるだけでなく
、金網やパンチング板の様に±５０φ程度の比較的広い
燃焼量可変範囲を有する赤外線バーナが得られる。
実施例
以下、本発明による赤外線バーナの実施例を添付の図面
に基いて説明する。
に基いて説明する。
第１図に於て、耐熱性金属からなる混合管ａ′の直上だ
耐熱性金属からなるパンチング板６からなる炎孔板７、
Ａｇ２Ｏ３、ＴｉＯ２，５ｉ０２、ＭｇＯ１ＺｒＯ２、
コージライト、ムネライト、ムネライトシルコン等を素
材とし、多数の通気孔８を有する開孔度７０φ以とのハ
ニカム構造体からなる赤熱体９を設置したものである。
耐熱性金属からなるパンチング板６からなる炎孔板７、
Ａｇ２Ｏ３、ＴｉＯ２，５ｉ０２、ＭｇＯ１ＺｒＯ２、
コージライト、ムネライト、ムネライトシルコン等を素
材とし、多数の通気孔８を有する開孔度７０φ以とのハ
ニカム構造体からなる赤熱体９を設置したものである。
次に１記構成に於ける作用について説明する。
混合管３′内に流入した予混合気４′は、パンチング板
６及び赤熱体９乞通過したところで、圧電トランスによ
る電気火花あるいは種火（共に図示なし）等で着火され
、赤熱体９上で膜状火炎を形成するが、パンチング板６
の開孔度は赤熱体９０開孔度よシも低いため、前記の膜
状火炎は徐々て赤熱体９下部に移行し、定常状態に於て
はパンチング板６上で保炎する。この様にパンチング板
６上で形成された火炎と赤熱体９の接触により同赤熱体
９全体が赤熱し、その赤熱温度は１ｏｏｏ〜１１００℃
に至る。従って赤熱体９より高温の赤外線が放射される
。
６及び赤熱体９乞通過したところで、圧電トランスによ
る電気火花あるいは種火（共に図示なし）等で着火され
、赤熱体９上で膜状火炎を形成するが、パンチング板６
の開孔度は赤熱体９０開孔度よシも低いため、前記の膜
状火炎は徐々て赤熱体９下部に移行し、定常状態に於て
はパンチング板６上で保炎する。この様にパンチング板
６上で形成された火炎と赤熱体９の接触により同赤熱体
９全体が赤熱し、その赤熱温度は１ｏｏｏ〜１１００℃
に至る。従って赤熱体９より高温の赤外線が放射される
。
第２図は炎孔板７′を耐熱性金属からなる金網１０に置
換したものである。
換したものである。
上記の構成の作用についても、金網１０Ｊ：で保炎され
た火炎により赤熱体９’１１０００〜１１００°Ｃに赤
熱させ、高温の赤外線を発生させる効果は同様である。
た火炎により赤熱体９’１１０００〜１１００°Ｃに赤
熱させ、高温の赤外線を発生させる効果は同様である。
以上の様にパンチング板６あるいは金網１０を炎孔板７
．７′として使用し、赤熱体として使用しないため、パ
ンチング板６あるいは金網１０の耐久性には問題がなく
、耐熱性の高い別の赤熱体９を使用するため、上記の様
なパンチング板６あるいは金網１０等の±５０Ｓ程度の
比較的広い燃焼量可変節ＩＥｅ有する炎孔板７．７′ヲ
使用しても、幅広い赤熱を得ることができる。
．７′として使用し、赤熱体として使用しないため、パ
ンチング板６あるいは金網１０の耐久性には問題がなく
、耐熱性の高い別の赤熱体９を使用するため、上記の様
なパンチング板６あるいは金網１０等の±５０Ｓ程度の
比較的広い燃焼量可変節ＩＥｅ有する炎孔板７．７′ヲ
使用しても、幅広い赤熱を得ることができる。
発明の効果
本発明の赤外線バーナによれば次に列記する効果が得ら
れる。
れる。
１、耐熱性金属からなる金網あるいはパンチング板を炎
孔板とし、炎孔板の直上に１２００℃以とでの高温耐熱
性を有するセラミックスからなるハニカム形状の赤熱体
を配設したことにより、１０００〜１１００°Ｃ程度の
高温の赤熱状態を得ることが可能である。
孔板とし、炎孔板の直上に１２００℃以とでの高温耐熱
性を有するセラミックスからなるハニカム形状の赤熱体
を配設したことにより、１０００〜１１００°Ｃ程度の
高温の赤熱状態を得ることが可能である。
Ｉｌ、 Ｊ：記の構成により、±５０儂程変の比較的
幅広い燃焼量可変範囲を有する赤外線バーナが得られる
。
幅広い燃焼量可変範囲を有する赤外線バーナが得られる
。
第１図、第２図は各々本発明の実施例における赤外線バ
ーナの要部縦断面図、第３図は従来の赤外線バーナの要
部縦断面図である。 ６・・・・・・パンチング板、７．７′・・・・・・炎
孔板、８・・・・・・通気孔、９・・・・・・赤熱体、
１０・・・・・・金網。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名６−
−−ノ（シート＞７’１％、 デーー一本烈惨 第２図 第３図
ーナの要部縦断面図、第３図は従来の赤外線バーナの要
部縦断面図である。 ６・・・・・・パンチング板、７．７′・・・・・・炎
孔板、８・・・・・・通気孔、９・・・・・・赤熱体、
１０・・・・・・金網。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名６−
−−ノ（シート＞７’１％、 デーー一本烈惨 第２図 第３図
Claims (3)
- （１）耐熱性金属からなる金網あるいはパンチング板を
炎孔板とし、この炎孔板の直上に高温での耐熱性に優れ
たセラミックからなるとともに、多数の通気孔を有し、
かつ高い開孔度を有するハニカム形状の赤熱体を配設し
た赤外線バーナ。 - （２）赤熱体の材料として、Ａｌ＿２Ｏ＿３、ＳｉＯ＿
２、ＭｇＯ、ＺｒＯ＿２、ＴｉＯ＿２あるいはコージェ
ライト、ムライト、ムライトジルコン等の複合酸化物か
らなる１２００℃以上の高温での耐熱性に優れたセラミ
ックを用いた特許請求の範囲第１項記載の赤外線バーナ
。 - （３）赤熱体の開孔度を７０％以上とした特許請求の範
囲第１項記載の赤外線バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28349985A JPS62142915A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 赤外線バ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28349985A JPS62142915A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 赤外線バ−ナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62142915A true JPS62142915A (ja) | 1987-06-26 |
Family
ID=17666333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28349985A Pending JPS62142915A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 赤外線バ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62142915A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5219802A (en) * | 1992-05-04 | 1993-06-15 | Industrial Technology Research Institute | Porous ceramic radiation plate |
| EP0593121A1 (en) * | 1992-10-16 | 1994-04-20 | Process Combustion Corporation | Premix single stage low NOx burner |
| CN101806457A (zh) * | 2010-04-23 | 2010-08-18 | 佛山市顺德区辉洋环保科技有限公司 | 完全预混金属纤维表面燃烧红外辐射式燃气燃烧器 |
| CN102798123A (zh) * | 2011-05-26 | 2012-11-28 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种红外线金属发热体及其制作方法 |
| WO2015043414A1 (zh) * | 2013-09-29 | 2015-04-02 | 宫鹤 | 红外线金属蜂窝燃烧器 |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP28349985A patent/JPS62142915A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5219802A (en) * | 1992-05-04 | 1993-06-15 | Industrial Technology Research Institute | Porous ceramic radiation plate |
| EP0593121A1 (en) * | 1992-10-16 | 1994-04-20 | Process Combustion Corporation | Premix single stage low NOx burner |
| US5667374A (en) * | 1992-10-16 | 1997-09-16 | Process Combustion Corporation | Premix single stage low NOx burner |
| CN101806457A (zh) * | 2010-04-23 | 2010-08-18 | 佛山市顺德区辉洋环保科技有限公司 | 完全预混金属纤维表面燃烧红外辐射式燃气燃烧器 |
| CN102798123A (zh) * | 2011-05-26 | 2012-11-28 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种红外线金属发热体及其制作方法 |
| WO2012159589A1 (zh) * | 2011-05-26 | 2012-11-29 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种红外线金属发热体及其制作方法 |
| WO2015043414A1 (zh) * | 2013-09-29 | 2015-04-02 | 宫鹤 | 红外线金属蜂窝燃烧器 |
| CN105393055A (zh) * | 2013-09-29 | 2016-03-09 | 宫鹤 | 红外线金属蜂窝燃烧器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS62142915A (ja) | 赤外線バ−ナ | |
| US4595664A (en) | Burner skeleton | |
| JPH109516A (ja) | 元混合式面状火炎型バーナー | |
| JP3098382B2 (ja) | 表面燃焼バーナ | |
| JPS62142926A (ja) | コンロバ−ナ | |
| JPS5849817A (ja) | 触媒燃焼器 | |
| JPS61187938A (ja) | 燃焼用触媒体 | |
| JPH11248160A (ja) | 触媒燃焼器 | |
| JPH0328608A (ja) | バーナ板 | |
| JPS61143613A (ja) | 輻射バ−ナ− | |
| JPS6080015A (ja) | 赤外線幅射ガスバ−ナ | |
| JPS58124544A (ja) | 燃焼用触媒体 | |
| JPS6260605B2 (ja) | ||
| JP2621887B2 (ja) | 表面燃焼バーナ | |
| JPH10259906A (ja) | 表面燃焼バーナ | |
| EP0419459A4 (en) | Gas distributing and infra-red radiating block assembly | |
| JPS62142927A (ja) | コンロバ−ナ | |
| JPH11141819A (ja) | 表面燃焼バーナ | |
| JP2755627B2 (ja) | 表面燃焼バーナ | |
| JPS59202310A (ja) | 触媒燃焼器 | |
| JPS6030909A (ja) | ガスバ−ナの排ガス浄化方法 | |
| JPS6280418A (ja) | 立体型表面燃焼バ−ナ | |
| JPS5835313A (ja) | 触媒燃焼器 | |
| JPH03223191A (ja) | セラミックスの表面処理方法 | |
| JPH0330710Y2 (ja) |