JPS62140617A - エア−フイルタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、エアーフィルタ装置に関し、特に、布帛等の
乾燥機または熱処理機におけるエアーフィルタ装置に関
する。

［従来技術およびその問題点］ 布帛等の乾燥機または熱処Ｉ！！機には、機内を循環す
る熱風中のごみや毛羽を除去するために、エアーフィル
タ装置が設けられている。

しかし、これらの乾燥機等を連続稼働させると、時間の
経過によりごみ等がエアーフィルタに付着して目詰りを
起こし、熱風の循環が円滑に行なわれず乾燥能力が低下
するので、従来は、乾燥機等を停止させ温度を下げた後
に、エアーフィルタを取出してごみ等を除去していた。

これだと、乾燥機の停止時間が長く、稼！ｂ率が低かっ
た。また、エアーフィルタの目詰りによって、時間の経
過とと５に風最が変わるため、乾燥製品の品質が不安定
であった。

本発明の課題は、乾燥機等を停止させることなく容易に
ｋ”６除の行なえるエアーフィ／Ｉｚ夕装置を提供する
処にある。

［問題点を解決するための手段〕 本発明のエアーフィルタ装置は、布帛等の乾燥機または
前処ｙｆ！機の熱風の流路に取付けられるエアーフィル
タ装置であって、エアーフィルタの片面に、ブラシロー
ルを、その軸心が前記エアーフィルタと平行になるよう
に配し、前記ブラシロールを前記エアーフィルタの片面
に接して回転させながら、その軸心方向と直交する方向
に往復移動させ、前記ブラシロールの近傍に吸引体を配
し、この吸引体に前記ブラシロールの長手方向に沿う間
口を設けるとともに、この吸引体を前記ブラシロールと
同伴移動させることを特徴とするものである。

［作用］ ブラシロールを回転させながらその軸心方向と直交する
方向に進行させて、エアーフィルタ面に付着しているご
み等をかき起し、ブラシロールに同伴する吸引体により
排除する。

［実施例］ 次に、図により本発明の詳細な説明する。

１は本発明のエアーフィルタ装置の全体を示し、これが
用いられる乾燥機等においては、例えば第２図〜第４図
に示すように、熱風が、ダクト１１内に配されたエアー
フィルタ装置１の下方より上方へ流れ、ごみ、毛羽等は
このエアーフィルタ装置１の下面に付着する。

２は矩形のエアーフィルタで、その下面には、ブラシロ
ール３が隣接しており、このブラシロール３は、駆動源
および動力伝達手段を介して、回転しながらブラシロー
ル３の軸心方向と直交する方向に進行する。そして、吸
引ダクト２０と連通ずる吸引体１７が、このブラシロー
ル３に同伴して移動する。これらの部材によりエアーフ
ィルタ装置１が構成されており、以下に詳述する。

なお、本実施例におけるブラシロール３は、心棒１０か
ら、多数の合成樹脂製または金属製の細い棒を、放射状
に突出させた、あるいは、螺旋状に巻いた円柱状のブラ
シである。

エアーフィルタ２は、図において横方向に延びる平行な
２本の枠部材２２．２４とそれに直交する２本の枠部材
２５．２６とからなる矩形の枠２１に、金網１８等を張
設してなる。枠部材２２の側面には取手２３が取付けら
れており、これを把持してエアーフィルタ　２を乾燥機
の外に取出すことが可能である。

枠部材２２．２４の下方には、枠部材２２．２４の長手
方向であって枠部材２２．２４と平行にラック１３．１
４が設けられており、その上をブラシロール３の心棒１
０の両端に付けたビニオン１５．１６が回転しながら移
動する。

枠部材２２．２４の下方であってラック　１３．１４の
やや内方には、枠部材２２．２４より若干長いねじ軸４
，５が、ラック　１３．１４と平行に配されている。

１７は吸引体であって、はぼ台形柱状の細長い箱体から
なる。第４図からも明らかなように、ブラシロール３の
大部分がこの吸引体１７に収容されており、吸引体１７
の石面３３に設けた長手方向の細幅の間口３４からはブ
ラシロール３の上端部が上方に突出ている。ブラシロー
ル３の心棒１０は、吸引体１７の両端壁３５．３６を遊
嵌しており、ブラシロール３の回転に支障はない。

吸引体１７の両端壁３５．３６の外面にはスリーブ６．
７が取付けられている。このスリーブ６．７の中には雌
ねじが刻設されており、前記ねじ軸４．５に係合してい
るため、ねじ軸４．５を回転させると、吸引体１７は、
ねじ＠　４．５の長手方向に水平移動する。

スリーブ６．７の上には、ねじ軸４．５と直角方向の透
孔を有する軸受８．９が取付けられており、この中をブ
ラシロール３の心棒１０が遊ＩＦｅ　している。

ねじ軸４，５はかさ歯車２７〜３０を介してモータ３１
に連結されており、モータ３１を回転させることにより
、２本のねじ軸４．５を同一方向に回転させることがで
きる。このねじ軸４．５の回転により、スリーブ６．７
および軸受８，９がねじ軸４゜５の方向に移動するが、
同時に、ブラシロール３の心棒１０の両端に取付けられ
たビニオン１５゜１６がラック１３．１４の上を回転し
ながら移動するため、ブラシロール３が回転しながら水
平移動する。

すなわち、第２図および第４図において、ブラシロール
３が左方向へ移動する際には、ブラシロール３は反時計
方向に回転する。そしてその際、ブラシロール３のブラ
シの先端で、金網１８の下面に付着しているごみ等はか
き落とされ、金網１８の目の中に詰まっているごみ等は
かき出されることとなる。このようなごみ等は、吸引体
１７に吸引される。

なお、第４図における吸引体１７の右側壁３９には、そ
の高さ方向のほぼ中央において、クシ４０が内方に突出
しており、これがブラシロール３の下部に全長にわたっ
てくい込んでいる。よって、ブラシロール３が回転すれ
ば、エアーフィルタ２からブラシロール３に移ったごみ
等がこの＜シ４０により、かき落とされることとなる。

枠部材２２の下方には、枠部材２２の全長にわたって直
方体の箱からなる吸引ダクト２０が設けられている。吸
引ダクト２０は吸引体１７と連通しており、吸引された
ごみ等は、この吸引ダクト２゜に送られる。

吸引ダクト２０の頂壁４５１１５よび底！１４６の吸引
体１７側の端縁には、吸引ダクト２０の全長にわたって
、下方および上方に向かう二股状のレール４７．４８が
設けられており、この上下のレール４７゜４８の間にベ
ルト４４が装入されている。ベルト４４の中央には矩形
の穴が設けられており、この穴の周縁で、ベルト４４は
吸引体１７の出口部４３と連結されている。ベルト４４
は、吸引体１７の水平移動に伴って吸引ダクト２０の長
手方向に震動可能であり、吸引ダクト２０のシール性は
損われない。

５１．５２はベルト４４の巻取ロールであり、巻取ロー
ル５１，５２を保護するカバー５３．５４が枠部材２５
．２６の下方に取付けられている。これらの巻取ロール
５１．５２は、それぞれ、ベルト４４を巻取る方向へわ
ずかに付勢されており、前記吸引体１７の水平方向への
往復動に伴って、ベルト４４は、たるみなく巻取られた
り巻出されたりする。

吸引ダクト２０の一端は、取付は口５７を介して集１１
１１ｆｉ（図示は省略）へ接続されており、ごみ等は機
外へ排出される。

本実施例においては、ブラシロール３および吸引体１７
の操作を、ねじ軸５の近傍に設けたスイッチ５８により
行なうが、ブラシロール３は、第２図において、エアー
フィルタ２の右端から左端へ移動する際に、エアーフィ
ルタ２に付着しＩζごみ等のかき落としまたはかき出し
を行なう。ねじ軸５の回転数をカラン１−ざゼ、ブラシ
ロール３および吸引体１７がエアーフィルタ２の左端に
達したと思われる時点で自動的にモータ３１が反転する
ようにしておけば、ごみ等の除去後、ブラシロール３等
は自動的にエアーフィルタ２の右端に戻る。

なお、金網１８の目に詰まってブラシロール３でかき出
ずことのできないタール、やに等は、エアーフィルタ２
を取外して、機外で除去することができる。

乾燥機等の熱風が上方より下方へ流れる場合には、本実
施例のエアーフィルタ装置を、上下が逆になるように取
付ければよい。

［発明の効果］ （１）エアーフィルタを機外に取出さずに、エアーフィ
ルタに付着したごみ、毛羽等を除去することができ、乾
燥機または熱処理機の稼働中でもエアーフィルタの掃除
が可能である。よって、掃除のたびに乾燥機等を停止す
る必要がなく、稼働率を高めることができる。

（２）エアーフィルタの目詰りによる乾燥能力の低下を
防止しえて、乾燥製品の品質を安定にすることができる
。

（３）機械が自動的に掃除するため省力化でき、乾燥製
品の生産コストの低下が図れる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の１実施例を示し、第１図【ユ１部欠截平
面図、第２図は第１図のｆｆ−ＩＩ線断面図、第３図は
第１図の■−■線断面図、第４図は第３図の■−ＩＶ線
要部拡大所面図である。 符号の説明 １・・・エアーフィルタ”Ｊ−Ｆｌ、２・・・エアーフ
ィルり、３・・・ブラシロール、１７・・・吸引体、３
４・・・間口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、布帛等の乾燥機または熱処理機の熱風の流路に取付
   けられるエアーフィルタ装置において、エアーフィルタ
   の片面に、ブラシロールを、その軸心が前記エアーフィ
   ルタと平行になるように配し、前記ブラシロールを前記
   エアーフィルタの片面に接して回転させながら、その軸
   心方向と直交する方向に往復移動させ、前記ブラシロー
   ルの近傍に吸引体を配し、この吸引体に前記ブラシロー
   ルの長手方向に沿う開口を設けるとともに、この吸引体
   を前記ブラシロールと同伴移動させることを特徴とする
   エアーフィルタ装置。