JPS6213841A - 伝動ベルト - Google Patents
伝動ベルトInfo
- Publication number
- JPS6213841A JPS6213841A JP15241885A JP15241885A JPS6213841A JP S6213841 A JPS6213841 A JP S6213841A JP 15241885 A JP15241885 A JP 15241885A JP 15241885 A JP15241885 A JP 15241885A JP S6213841 A JPS6213841 A JP S6213841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- twists
- core body
- ply
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は歯付ベルト、平ベルト、■ベルト等−葦の伝
動ベルトに関し、特にベルトに埋設される心体の撚り数
と関連したベルトの伝動特性の改善に係わる。
動ベルトに関し、特にベルトに埋設される心体の撚り数
と関連したベルトの伝動特性の改善に係わる。
従来の技術
一般に、成形ゴムにて無端状の伝動ベルトを製造する場
合は、ベルト全長を円周長とする直径の円筒状ゴムを成
形し、そのつる巻線に沿って成形ゴム中に予め心体を埋
設しておき、この円筒状ゴムをベルトの幅寸法に輪切り
をして伝動ベルトを形成するのである。
合は、ベルト全長を円周長とする直径の円筒状ゴムを成
形し、そのつる巻線に沿って成形ゴム中に予め心体を埋
設しておき、この円筒状ゴムをベルトの幅寸法に輪切り
をして伝動ベルトを形成するのである。
第1図は上記の工程により製作した伝動ベルトの使用状
態を示す概略斜視図であり、心体1には矢印で示す駆動
方向に対し、図示の如く右ねじ方向のつる巻線に沿って
埋設する捲き方(Z[きという)と逆に左ねし方向のつ
る巻線に沿って埋設する撞き方(S捲きという)とがあ
る。
態を示す概略斜視図であり、心体1には矢印で示す駆動
方向に対し、図示の如く右ねじ方向のつる巻線に沿って
埋設する捲き方(Z[きという)と逆に左ねし方向のつ
る巻線に沿って埋設する撞き方(S捲きという)とがあ
る。
現在の一般用及び自動車用の歯付ベルトにおける心体1
としては、直径9μのガラスフィラメント200本を下
撚りした糸を、適当本数だけ用途に応じて右ねじ方向に
上撚りしたもの(Z撚り心体)と、左ねじ方向に上撚り
したもの(S撚り心体)とがある。そして、主として心
体1が負担するベルト張力Tは、心体lが前記つる巻線
のリード角αだけベルト中心線から傾斜しているため、
Ttanαの横方向分力を発生して、ベルトに片寄りを
起させる。そこで、通常はベルトの片寄りを防ぐためZ
Jiり心体とsfiり心体とを交互配列するように埋設
するが、それでも心体1の上撚り方向の影響が出てベル
トに片寄りを起させるのである。
としては、直径9μのガラスフィラメント200本を下
撚りした糸を、適当本数だけ用途に応じて右ねじ方向に
上撚りしたもの(Z撚り心体)と、左ねじ方向に上撚り
したもの(S撚り心体)とがある。そして、主として心
体1が負担するベルト張力Tは、心体lが前記つる巻線
のリード角αだけベルト中心線から傾斜しているため、
Ttanαの横方向分力を発生して、ベルトに片寄りを
起させる。そこで、通常はベルトの片寄りを防ぐためZ
Jiり心体とsfiり心体とを交互配列するように埋設
するが、それでも心体1の上撚り方向の影響が出てベル
トに片寄りを起させるのである。
下表は交互配列した2本の心体のZ[りとS撚りとの組
合せ別に、Z巻き、又はS巻きにしたときのベルトの片
寄り方向(第1図におけるし又はR)の実験結果を示す
。
合せ別に、Z巻き、又はS巻きにしたときのベルトの片
寄り方向(第1図におけるし又はR)の実験結果を示す
。
但し、(11心体のS[り数とZllり数とは等しい(
2)ベルトサイズは160XLO37ブーリ 20T−
20T 回転数 1100Orp 表中心体1のSとZの組合せは他の組合せよりもベルト
片寄り力が約1/3に減少するので、一般にはSとZと
の組合せが用いられている。
2)ベルトサイズは160XLO37ブーリ 20T−
20T 回転数 1100Orp 表中心体1のSとZの組合せは他の組合せよりもベルト
片寄り力が約1/3に減少するので、一般にはSとZと
の組合せが用いられている。
片寄り方向については他の実験条件においても同様であ
った。
った。
発明が解決しようとする問題点
上記表から看取し得るように、伝動ベルトの片寄りには
心体の撚り方が大きく影響し、slりとZ撚りとは片寄
り方向が相反する。本発明はこの点に着眼してなされた
もので心体のs2り数とZ撚り数との比を適当に選定す
ることにより、ベルトの片寄りを解消した伝動ベルトを
提供することを目的とする。
心体の撚り方が大きく影響し、slりとZ撚りとは片寄
り方向が相反する。本発明はこの点に着眼してなされた
もので心体のs2り数とZ撚り数との比を適当に選定す
ることにより、ベルトの片寄りを解消した伝動ベルトを
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、無端状伝動ベルトの成形ゴム中に該ベルトを
円形に拡げたときの周面のつる巻線に沿ってS撚り心体
とz2り心体とを交互配列をもって埋設し、前記つる巻
線が右ねし方向のときはz6り心体の撚り数を、また左
ねじ方向のときはS撚り心体のt然り数を夫々他方の心
体の撚り数の1.25倍以下の範囲で増大したことを特
徴とする。
円形に拡げたときの周面のつる巻線に沿ってS撚り心体
とz2り心体とを交互配列をもって埋設し、前記つる巻
線が右ねし方向のときはz6り心体の撚り数を、また左
ねじ方向のときはS撚り心体のt然り数を夫々他方の心
体の撚り数の1.25倍以下の範囲で増大したことを特
徴とする。
作 用
交互配列した2条の心体の一方を他方より強(l然って
、合成のベルト片寄り方向をS巻き、Z巻きの区別によ
る片寄り方向と相殺するようにする。但し撚りの強弱の
差がある限度を越すと、S撚り心体とZ撚り心体との弾
性率の差によるベルトの疲労により強度保持率S(強度
的寿命)が第2図のように急激に低下する現象が起る。
、合成のベルト片寄り方向をS巻き、Z巻きの区別によ
る片寄り方向と相殺するようにする。但し撚りの強弱の
差がある限度を越すと、S撚り心体とZ撚り心体との弾
性率の差によるベルトの疲労により強度保持率S(強度
的寿命)が第2図のように急激に低下する現象が起る。
そこで撚り数の比rを1.25以下に制限する必要があ
る。このようにすれば、ベルトの片寄りは完全に解消さ
れる。
る。このようにすれば、ベルトの片寄りは完全に解消さ
れる。
実 施 例
サイズ160XLO37のベルト(周長812、8 m
m、ベルト幅9.5 mm、歯のピンチ5.08mm)
において、成形ゴム中に、ガラスフィラメント径9μ×
200本を下撚りした糸6本を上撚りして製作したzt
熱り心体とSZり心体とを、リード角0.127度(ピ
ッチ1.8mm)をもって螺旋状に交互埋設し、Z巻き
のときはs撚り心体の1然り数を16回/10cm、Z
撚り心体の撚り数を20回/ 10 cm、好ましくは
18回/ 10 cmとし、S巻きのときはZ撚り心体
の撚り数を16回/ 10 cm、 smり心体の撚り
数を18回/10cmとした試料を、夫々プーリ20T
−20Tにかけて1000 rpmで試験したところ、
ベルト片寄り力は従来のほぼ1/2に減少した。
m、ベルト幅9.5 mm、歯のピンチ5.08mm)
において、成形ゴム中に、ガラスフィラメント径9μ×
200本を下撚りした糸6本を上撚りして製作したzt
熱り心体とSZり心体とを、リード角0.127度(ピ
ッチ1.8mm)をもって螺旋状に交互埋設し、Z巻き
のときはs撚り心体の1然り数を16回/10cm、Z
撚り心体の撚り数を20回/ 10 cm、好ましくは
18回/ 10 cmとし、S巻きのときはZ撚り心体
の撚り数を16回/ 10 cm、 smり心体の撚り
数を18回/10cmとした試料を、夫々プーリ20T
−20Tにかけて1000 rpmで試験したところ、
ベルト片寄り力は従来のほぼ1/2に減少した。
発明の効果
本発明は上記構成を有し、伝動ベルトの成形ゴム中に埋
設した交互配列のS撚り心体とZ撚り心体との撚り数の
比を適当に選定することによって駆動中のベルト片寄り
を解消することができる効果がある。
設した交互配列のS撚り心体とZ撚り心体との撚り数の
比を適当に選定することによって駆動中のベルト片寄り
を解消することができる効果がある。
第1図は伝動ベルトの使用状態における概略斜視図、第
2図は心体の撚り数比とベルトの強度保持率との関係図
である。 1−・・心体 代理人 弁理士 祐用尉−外2名 第1図 第2図
2図は心体の撚り数比とベルトの強度保持率との関係図
である。 1−・・心体 代理人 弁理士 祐用尉−外2名 第1図 第2図
Claims (1)
- 無端状伝動ベルトの成形ゴム中に該ベルトを円形に拡げ
たときの周面のつる巻線に沿ってS撚り心体とZ撚り心
体とを交互配列をもって埋設し、前記つる巻線が右ねじ
方向のときはZ撚り心体の撚り数を、また左ねじ方向の
ときはS撚り心体の撚り数を夫々他方の心体の撚り数の
1.25倍以下の範囲で増大したことを特徴とする伝動
ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15241885A JPS6213841A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 伝動ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15241885A JPS6213841A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 伝動ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213841A true JPS6213841A (ja) | 1987-01-22 |
JPH0562251B2 JPH0562251B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=15540076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15241885A Granted JPS6213841A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 伝動ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213841A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0297745A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-10 | Mitsuboshi Belting Ltd | Vリブドベルトの製造方法 |
US5213792A (en) * | 1988-11-08 | 1993-05-25 | Wella Aktiengesellschaft | Storage-stable pearlescent hair-conditioning compositions |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15241885A patent/JPS6213841A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0297745A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-10 | Mitsuboshi Belting Ltd | Vリブドベルトの製造方法 |
US5213792A (en) * | 1988-11-08 | 1993-05-25 | Wella Aktiengesellschaft | Storage-stable pearlescent hair-conditioning compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0562251B2 (ja) | 1993-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4074511A (en) | Self twist yarn strand system | |
US3090189A (en) | Elastic wire cables | |
JP3686451B2 (ja) | スチールコードの製造方法 | |
JP3087853B2 (ja) | 混紡繊維およびその製造方法 | |
US3066473A (en) | Apparatus and method for imparting twist and crimp to textile yarns | |
JP3007371B2 (ja) | 繊維補強ゴム製品 | |
US3481134A (en) | Method of making multistrand textile cord | |
EP0269600A1 (en) | Cord structure | |
JPS6213841A (ja) | 伝動ベルト | |
US3631733A (en) | Elastic power transmission belt | |
US3488939A (en) | Twisted thread assemblies | |
JP2951209B2 (ja) | 合糸用仮撚り装置 | |
US4397141A (en) | Method and apparatus for making balanced metallic strand | |
US3574273A (en) | False twist spindle and method of threading the same | |
EP0094336A2 (en) | Apparatus and method of making metallic cord | |
JP2011132620A (ja) | 環状金属コード、無端金属ベルト及び環状金属コードの製造方法 | |
EP0676500B1 (en) | Manufacturing steel cord with an element having a wave form | |
JP7285609B1 (ja) | 複合紐状体、複合紐状体製造装置、および複合紐状体の製造方法 | |
JPS643964B2 (ja) | ||
WO2010106875A1 (ja) | 環状金属コード、無端金属ベルト及び環状金属コードの製造方法 | |
US3835631A (en) | Apparatus and method for treating thermoplastic yarns | |
US3117410A (en) | Production of bulked ply yarns of balanced tensile strength and the yarn | |
US3668856A (en) | Friction twister element | |
CA1227705A (en) | Apparatus and method of making metallic cord | |
JPS6219532B2 (ja) |