JPS6213778Y2 - - Google Patents

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JPS6213778Y2
JPS6213778Y2 JP1981196536U JP19653681U JPS6213778Y2 JP S6213778 Y2 JPS6213778 Y2 JP S6213778Y2 JP 1981196536 U JP1981196536 U JP 1981196536U JP 19653681 U JP19653681 U JP 19653681U JP S6213778 Y2 JPS6213778 Y2 JP S6213778Y2
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JP
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pipe
frame
back plate
mold
piping
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JP1981196536U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡成型用金型における配管取付装置
に関し、更に詳しくはキヤビテイとコアからなる
金型のそれぞれの背面に設けられる金型の加熱用
の蒸気管、冷却用の冷却水管及び排水管等の配管
を配設するための配管取付装置に関する。
その目的とするところは、枠内空間を有する配
管取付装置に、加熱用の蒸気管、冷却用の冷却水
管及び排水管等の配管を配設することにより、従
来の金型における蒸気室を形成すべく設けられる
フレームを省略または縮小するとともに、該枠内
空間を利用して点検保守を容易にし、金型の蒸気
室へ連通するこれら配管の取付け部位を限定され
ることをなくすようにするにある。
従来の発泡成型用金型は第4図に示すように複
数個列設した各金型のキヤビテイ2、コア3とバ
ツクプレート4間には所定の間隔にフレーム12
をおいて蒸気管、冷却水水管等の配管が配設され
ており、バツクプレート4はフレーム12とボー
ルトで固定されているために、各配管の点検保守
に際しては、ボールトを外すとともにバツクプレ
ート4を取外して行わねばならず、面倒であるだ
けでなく、キヤビテイ2、コア3背面とバツクプ
レート4,4間の間隔は、これらの配管の配設を
行なうために、成形に必要とする以上の高さにし
なければならず、フレーム12を長くすることに
ともない、蒸気室が大型化し、熱効率の面で問題
があるばかりか、成型品の成型サイクルが長くな
るという問題がある。
また排水口または排水管9の設置や配設箇所も
下部のフレーム12に限定され金型取換作業に支
障が生じるという問題もある。
更に、別の従来例として実開昭56−3622号に開
示されたものがあるが、ここでは第5図に示すよ
うに、コア3背面を封止する状態に蓋体バツクプ
レート4′を設けてコア2背面の蒸気室6…をそ
れぞれ独立させた構造としているものの、この構
造でも当該各蓋体バツクプレート4′の背後に所
定間隔をおいて平板状のバツクプレート4を設け
ており、この蓋体バツクプレート4′とバツクプ
レート4間の間隔内に蒸気管や冷却水管等の配管
を配設している。
したがつて各配管の点検保守に際しバツクプレ
ート4を取外さねばならず、また配管配設用の間
隔を確保するためにフレーム12を長くする必要
があり、金型が大型化するという欠点は何ら解決
されないでいる。
本考案は、このような従来の問題点を解決すべ
く考案されたもので、その要旨とするところは蒸
気管、冷却水管等の配管の点検保守に際して従来
構造のように、バツクプレートを取外すことなく
点検保守を可能にすべくキヤビテイ及びコア背面
に位置させたパツクプレート背後に枠内空間を有
する配管取付装置を固定するとともに、この枠内
空間を利用して各配管を配設してなる点にある。
以下、添付の図面にもとづき本考案の発泡成型
用金型における配管取付装置の詳細を更に説明す
る。
図中1として示す配管取付装置は、例えば断面
形、I形、H形等の強度を考慮した断面形状の
形鋼をキヤビテイ2、コア3の面積及び金型数に
応じて枠組み形成するとともに、縦、横方向にも
架設して枠内空間5を有する格子状または他の形
状に組立てられ、キヤビテイ2及びコア3背面に
設けたバツクプレート4背後にボルト締めその他
の適宜手段にて固定される。
バツクプレート4を貫通して金型の蒸気室6内
へ連通される蒸気管7、冷却水管8、排水管9等
の配管は当該配管取付装置1の枠内空間5を利用
して配設されるもので、各蒸気管7、冷却水管
8、排水管9は例えば図示したように配管取付装
置1の形鋼を切欠いて設けた支持孔10に蒸気管
7、排水管9を嵌合挿通し、冷却水管8は配管取
付装置1の形鋼を貫通して設けた支持孔11に挿
通させて枠内空間5に配設される。
また冷却水管8に連結される管体の蒸気室6へ
向けた先端に設けられるスプレーノズル14は保
守点検が容易なようにバツクプレート4背面にネ
ジ止めされて設けられており、当該各スプレーノ
ズル14…とゴムまたはナイロン製の冷却水管8
はユニオン継手19により着脱自在に連結されて
いる。
ここで各金型は従来同様にキヤビテイ2背面に
は間隔をあけて蒸気室6を形成すべく側フレーム
12を介してバツクプレート4を固定し、キヤビ
テイ2表面との間に成型空間13を形成したコア
3背面に蒸気室6を形成すべく図示していないが
直接またはセンタープレート15を介してバツク
プレート4を固定して形成されるものである。
ここで側フレーム12は略々キヤビテイ2と同
寸法長さの短寸法とし、バツクプレート4はキヤ
ビテイ2背面、コア3背面に位置づけるもの共に
連続する一枚板とし、コア3背面に位置づけるも
のはコア3背面のセンタープレート15に直接当
接させることによつて、一枚のバツクプレート4
により各コア3背面の蒸気室6…を独立させてい
る。
またキヤビテイ2背面のバツクプレート4は上
下の側フレーム12に固定して蒸気室6を形成し
ている。
前記蒸気管7、冷却水管8、排水管9を蒸気室
6に連通するについては、バツクプレート4,4
を貫通して、先端の開口を蒸気室6へ向けて開口
し、基端には連結する蒸気管7、排水管9と連通
すべくユニオン継手18を設けた管体並びに先端
に前記スプレーノズル14を設けた該先端を蒸気
室6へ向けて開口し、基端には連結する冷却水管
8と連通すべくユニオン継手19を設けた管体を
それぞれ取付け、該バツクプレート4,4を貫通
して取付けた管体のユニオン継手18,19に、
配管取付装置1の形鋼に設けた支持孔10,11
に挿通して配管取付装置1の枠内空間5に配設し
た蒸気管7、排水管9並びに冷却水管8の一端を
着脱自在に連結してなるものである。
尚、図中16は原料供給フイーダー、17は押
出しピンである。
図示した実施例にかかわらずユニオン継手1
8,19に代えて他の適宜な継手を用いることも
可能である。
このような発泡成型用金型における配管取付装
置によれば、従来の平板状のバツクプレートに代
えて枠内空間5を有する配管取付装置1を用いる
ことによつて、従来バツクプレート4を取外さね
ばならなかつたキヤビテイ2、コア3背面の蒸気
管7、排水管9、冷却水管8の配管の着脱はユニ
オン継手18,19の脱着によつて点検保守を枠
内空間5を利用して容易に行なうことができるば
かりでなく、とりわけスプレーノズル14…の目
詰まり時に冷却水管8を簡単に取外して各スプレ
ーノズル14の点検を行うことができる。
また各配管を蒸気室6に連通させる部位が限定
されることがなく、配管の配設をより一層簡易に
し各配管自体も配管取付装置1に形成した支持孔
10に嵌合挿通し、もしくは支持孔11に挿通さ
れるので配管途中で補強されることになり強固な
配管構造とすることができる。
加えて配管取付装置1はキヤビテイ2背面また
はコア3背面のバツクプレート4に固定されるの
で配管取付装置1、バツクプレート4の双方共に
補強され金型全体を強固に構成することができる
のである。
以上のようになる本考案の発泡成型用金型にお
ける配管取付装置にあつては、蒸気室6に連通す
る配管の点検保守を容易になしうるばかりでな
く、蒸気室6内に配管を配設する必要がないこと
から、蒸気室6を小型化でき、熱効率の面で良好
となり、成型品の成型サイクルを短かくすること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の発泡成型用金型における配管
取付装置を設けた金型の実施例を示す縦断面図、
第2図は同じく配管取付装置の実施例を示す斜視
図、第3図はバツクプレートへの配管の配設状態
を示す一部断面とした拡大正面図、第4図、第5
図は従来の配管の配設状態を示す金型の縦断面図
である。 1:配管取付装置、2:キヤビテイ、3:コ
ア、4:バツクプレート、5:枠内空間、6:蒸
気室、7:蒸気管、8:冷却水管、9:排水管、
10:支持孔、11:支持孔、12:フレーム、
13:成形空間、14:スプレーノズル、15:
センタープレート、16:原料供給フイーダー、
17:押出しピン、18:ユニオン継手、19:
ユニオン継手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビテイ2背面には間隔をあけて蒸気室6を
    形成すべく側フレーム12を介してバツクプレー
    ト4を固定し、キヤビテイ2表面との間に成型空
    間13を形成したコア3背面に蒸気室6を形成す
    べく直接またはセンタープレート15を介してバ
    ツクプレート4を固定した発泡成型用金型の該キ
    ヤビテイ2並びにコア3背面のバツクプレート
    4,4背後には、型鋼を枠組み形成して内部に枠
    内空間5を有する配管取付装置1を固定するとと
    もに、 前記バツクプレート4,4を貫通して、先端の
    開口を蒸気室6へ向けて開口し、基端には連結す
    る配管と連通すべく継手を設けた管体を取付け、 該管体の継手に、配管取付装置1の型鋼に設け
    た支持孔に挿通して枠内空間5に配設した配管の
    一端を着脱自在に連結してなる発泡成型用金型に
    おける配管取付装置。
JP19653681U 1981-12-30 1981-12-30 発泡成型用金型における配管取付装置 Granted JPS58104619U (ja)

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JPS58104619U JPS58104619U (ja) 1983-07-16
JPS6213778Y2 true JPS6213778Y2 (ja) 1987-04-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5517695A (en) * 1978-07-19 1980-02-07 Franke Walter Internal combustion engine and intermediate flange therefor

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