JPS62132838A - テトラヒドロナフタセン誘導体の製造法 - Google Patents

テトラヒドロナフタセン誘導体の製造法

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JPS62132838A
JPS62132838A JP60272230A JP27223085A JPS62132838A JP S62132838 A JPS62132838 A JP S62132838A JP 60272230 A JP60272230 A JP 60272230A JP 27223085 A JP27223085 A JP 27223085A JP S62132838 A JPS62132838 A JP S62132838A
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丹野 紀彦
Hiromi Sato
佐藤 博巳
Kikuo Ishizumi
石墨 紀久夫
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規でかつ工業的なテトラヒドロナフタセン誘
導体の製造法に関するものである。
更に詳しくは一般式〔【〕 CH3 〔式中、Rはアセチル基または低級アルコキシカルボニ
ル基を意味し、R2(dOR3(R3ハ水素原子または
水酸基の保護基を意味すも)またはNHCOR’ (R
4は低級アルキル基、低は水素原子ま念はハロゲン原子
を意味する。)を意味する。)を意味する。〕 で示される化合物を、Mイス酸の存在下でフタル酸ジク
ロライドと反応させることを特徴とする一般式CII〕  OH 〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を有する。〕 で示されるテトラヒドロナフタセン誘導体の製造法に関
するものである。
(イ) 産業上の利用分野 本発明により製造される化合物〔■〕の中でR2がヒド
ロキシ置換基(OR’)である9−ヒドロキシテトラヒ
ドロフタセン誘導体(IIa)は、顕著な制癌作用によ
り近年特に注目を集めている非天然型アンスラサイクリ
ン系抗生物質である4−デメトキシダウノマイシン〔出
、R5=H]あるいは4−デメトキシアドリアマイシン
〔[[I、R=OH〕等の合成中間体として極めて有用
なものである。
即ち、前記一般式〔■〕においてRがOR8である9−
ヒドロキシテトラヒドロナフタセン誘導体(I[a 〕
  は、文献既知の方法に従い容易にアグリコンである
4−デメトキシダウノマイシノン〔■〕に変換すること
ができる。
次いで化合物〔■v〕をダウノサミン誘導体と反応させ
ることによって4−デメトキシダウノマイシン’m、R
5=H)  とし、更に化合物Cm、R6=H”J  
のC−14位へ水酸基を導入することにより4−デメト
キシアドリアマイシン〔m、R5=OH1へと変換可能
であるC F、アルカモネ、 −Doxorubici
n’ AcademicPress : New Yo
rk 、 19811゜又、本発明により製造される化
合物〔■〕の中でRがアミド置換基(NHCOR)  
である9−アミドテトラヒドロナフタセン誘導体〔■b
〕は、前記9−ヒドロキシテトラヒドロナフタセン誘導
体(lla〕  と同様に、顕著な制癌作用を有する非
天然型アンスラサイクリン系抗生物質の一つである、例
えば化合物〔V〕の合成中間体として極めて有用なもの
である。
即ち本発明で得られる9−アミドテトラヒドロナフタセ
ン誘導体(nbl は、既知の方法により容易にアグリ
コン〔vI〕 に変換することができ、更に塘誘導体と反応させること
により9−アミノアンスラサイクリン〔vh導くことが
できる〔公開特許公報:昭58−29750号、昭58
−194846号、昭59−76099号、昭60−7
5478号〕。
(ロ)従来の技術 アンスラサイクリン系抗生物質のアグリコン部分ハ、テ
トフヒドロナフタセン誘導体〔■〕を基本骨格としてお
り、このものの合成ハ(1) フ1−デル、クラフッ反
応を基本工程とした方法、(2)ディーヤス、アノレダ
ー反応を基本工程とした方法、(8) 1 、2および
l、4−付加反応を基本工程とし喪方法等が数多く知ら
れている。中でもフリーデM、クラフッ反応を基本工程
とした方法は、C−4位にメトキシ基ヲ持たない4−デ
メトキシアンスラサイクリノン(〔■〕あるいは[VO
)等の合成に応用性が広く、例えば反応式1および2で
示す2つの方法が知られている。
反応式1 %式% 〔式中、R6はメチル基、エチル基またはへロゲン置換
エチル基を意味する。〕 即ち、反応式1で示される合成法は、2−アセチル−2
−ヒドロキシ−1,2,8,4−テトラヒドロ−5,8
−ジメトキシナフタレン2とフタル酸七ノエステMモノ
クロライド走トを、ジクロロメタン等の有機Pa tJ
X 中、無水塩化アルミニウム等のルイス酸存在下で反
応させ化合物8とし、水酸化す) IJウムで処理して
化合物4とした後、このものを液体弗化水素酸で閉環し
化合物5を得、更に無水塩化アルミニウム等のIレイス
酸を用いて脱メチル化することによってテトラヒドロ−
ナフタセン誘導体6を得る方法である〔公開特許公報:
昭51−98264号:F、ア!レカモネら、Canc
er Treatment Reports 、 60
 、829(1976)1゜ 反応式2 ○ OH9 0ゲン原子を意味する。)を意味する。)を意味する。
〕 即ち、反応式2で示される合成法は、テトラヒドロナフ
タレン誘導体8と無水フタル酸7とを、塩化ナトリウム
および無水塩化アlレミニウムの存在下で180℃、2
分間溶融反応することによりテトラヒドロナフタセン誘
導体9を得る方法である〔公開特許公報:昭52−15
852号、昭58−29750号、昭58−19484
6号;F、アルカモネら。
Experientia、 84 、1255(197
8)〕。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点前記反応式1で
示した合成法は、目的とするテトラヒドロナフタセン誘
導体6を得るために4工程もの長い反応ステ・ツブを必
要とし、全収率は約60%と低いものである。更に化合
物4から化合物5へのフリーデル、クラフッ閉環反応に
は弗化水素酸が用いられており、到底工業的なテトラヒ
ドロナフタセン誘を体6の製造法とは言い難い。
又、前記反応式2で示した合成法は、1工程で目的とす
るテトラヒドロナフタセン誘導体見が得られ、その収率
は約70%〜90%であるが、本フリーデIし、クラフ
ッ反応は180℃、2分間という厳しい反応条件であり
、同温度で反応時間を長くすると化合物10等の分解物
の副成が  OH す 著しく増加することが知られている。したがって本合成
法も工業的なテトラヒドロナフタセン誘導体9の製造法
としては問題がある。
更に前記反応式1および2のどちらの方法にひいても用
いるテトラヒドロナフタレン誘導体〔■〕のC−2位が
ヒドロキシ基あるいはその保護体である場合には、この
ものを光学活性体として使用しても反応中に一部ラセミ
化が進行し、光学純度70〜80%のテトラヒドロナフ
タセン誘導体〔■〕が得られるのみであり、得られた光
学純度70〜75%のテトラヒドロナフタセン誘導体は
容8には光学的に純品とすることは出来ず、再結晶をく
り返すことによって初めてたかだか約40%の収率で純
品として得られるにすぎないことが知られている〔寺島
JE部ら、 Chem、 Pharm。
Bull、 31811(1983); Tetrah
edron Levers 。
2589(1983) 1゜ 因みにテトラヒドロナフタセン誘導体のC−2位がアミ
ノ置換基である場合には全くラセミ化しないことが知ら
れている。
以上に述べたごとく、前記反応式lおよび2で示したど
ちらの方法にも工業的製造法としては反応条件が苛酷で
あること、更には苛酷であるがためにR2がヒドロキシ
基等である場合には一部ラセミ化を伴うといった問題点
が存在する。
に)問題点を解決するための手段 そこで本発明者らは、前記従来技術の問題点を解決すべ
く、1工程で目的とするテトラヒドロナフタセン誘導体
の合成が可能であり、無水フタル酸より反応性が瘍〈温
和な反応条件下閉環フリーデル、クラフッ反応が進行す
ると予想されるフタル酸ジクロライドを用いて本反応を
種々検討した。
一般にフタル酸ジクロライドとベンゼンとのフリーデル
、クラフッ反応においては反応式3に示したごとく目的
とするアントラキノン11はほとんど得られず、主成績
体としてフェニルフタリド12を生成することが知られ
ているCG、A、オラーら、 −Fr1edel−Cr
aftsand  Re1ated  Reactic
ns” vol  B  、John wiley(1
964))。
反応式3 %式% しかしながら、本発明者らは一般式CI〕で示される化
合物とフタル酸ジクロライドとの反応をルイス酸の存在
下で試みたところ、驚くべきことに室温数時間といった
温和な反応条件下、目的とする一般式〔■〕で示される
テトラヒドロナフタセン誘導体がはトントラセミ化を伴
わずに高収率で得られることを見い出し、従来技術の問
題点を克服し、本発明を完成したのであるっ (ホ)発明の構成 本発明方法では、一般式〔1)で示される化合物とフタ
ル酸ジクロライドとを、溶媒中、ルイス酸の存在下で反
応させることにより一般式〔■〕で示されるテトラヒド
ロナフタセン誘導体を製造することができる。
Iレイス酸としては塩化アルミニウム、臭化アルミニウ
ム、五塩化アンチモン、塩化第二鉄、四塩化チタン、塩
化第二スズ等、通常のフリーデル、クラフッ反応触媒が
挙げられるが、入手および取り扱いの容易さから塩化ア
ルミニウムの使用が好ましい。ルイス酸の使用量に特に
制限はないが、化合物(’r)に対して2〜10倍モル
、通常は5〜lO倍モル用いれば十分である。
反応溶媒としては通常のフリーダIし゛、クラフッ反応
に用いられる溶媒、例えばニトロベンゼン、二硫化炭素
、ジクロロメタン、四塩化炭素、1.2−ジクロロエタ
ン等が使用出来るが、好ましくはジクロロメタン、四塩
化炭素、1.2−ジクロロエタン等のハロゲン化アルキ
Iし系溶媒が用いられる。
フタル酸ジクロライドの使用量に特に制限はないが、化
合物〔■)に対して1〜2倍モル、通常は1〜1.2倍
モル用いれば十分である。
反応温度および反応時間に特に制限はないが、室温、2
〜16時間反応させれば十分である。
反応終了後、通常の有機化学的手法により反応成績体を
単離することができるが、例えば反応溶媒を留去し残渣
に蓚酸水を滴下することによって目的物を結晶として単
離するこる9−アミド−テトラヒドロナフタセン誘導体
(IIb’)  を本発明方法に従って製造した場合に
は、はとんど定量的に目的物を与えるっ一方、一般式〔
■〕の中でRがヒドロキシ基である9−ヒドロキシテト
ラヒドロナフタセン誘導体(〔II〕、 R=OH)を
本発明方法に従って製造する場合には、一般式〔■〕の
中でR2のヒドロキシ基が保護された化合物を用いて反
応させる方が好ましく(高収率に目的物を与える。)、
 Rがヒドロキシ基である化合物を用いるとその収率は
低下する。R2がエステル化されたヒドロキシ基である
化合物を原料化合物とした場合には、前記一般式〔■〕
においてRがエステル化されたヒドロキシ基である化合
物を得るか、またはRがエステル化されたとドロキシ基
である化合物とRがヒドロキシ基である化合物との混合
物を得ることができるが、フリーデル、クラフッ反応終
了後の後処理の際に酸性状態(例えば蓚酸水中)で数時
間攪拌することによって、又は生成物を単離後アルカリ
処理するこトニヨって、あるいはフリーデル、クラフッ
反応を長時間行なうことによっても容易に脱エステル化
が進行し瘍収率に目的とする9−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロナフタセン誘導体(〔II) 、 R=OH)を与
える。
本発明方法によって製造される一般式〔■〕で示される
化合物は不蒼炭素を有するが、本発明はすべての立体異
性体を包含するものであり、これらの異性体は単品もし
くは混合物として本発明を構成するものである。
必要に応じて一般式(T’)で示される化合物を光学活
性体として用いることによって一般式〔■〕で示される
化合物を光学活性体として製造することができる。
一般式CT1〕の中でRがアミド置換基である9−アミ
ド−テトラヒドロナフタセン誘導体[11b1  を本
発明方法に従って製造した場合には、実質的に全くラセ
ミ化を起こさず100%の光学純度で目的物を与える。
一方、一般式〔■〕の中でRがヒドロキシ基である9−
ヒドロキシ−テトラヒドロナフタセン誘導体([:’I
II 、 ROH)を発明方法に従って製造した場合に
は若干ラセミ化を伴うものの90%以上の光学純度で目
的物が得られ、このものはベンゼンで1回再結晶するだ
けで実質的に光学純度100%の目的物を容易に与える
ここで本明細中で用いられている置換基を表わす用語に
ついてg及しておくっ [低級ア的にはメチlし基、エ
チM基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、t−ブチル基4を挙げることができ
る。
「低級アルコキシカルボニル基」トシては、例えばアフ
レコ七シ部分の炭素数が1から4のアルコキシカルボニ
ル基が挙げられ、さらに具体的にはメトキンカIレポニ
/L/基、エトキシカルボニル基、n−プロポキンカフ
レボニル基、インプロポキンカフレボニル基、n−エト
キシ、tA/ホニル基、イソプトキシヵlレボニル基、
t−ブトキシカルボニル基等を挙げることができる。「
低級ハロゲノアルキル基」としては、例えば1〜3個の
ハロゲン原子で置換された炭素数1〜8個のアルキル ことができる。
ハロゲン原子とはツーI素、塩素または臭素原子を意味
する。「水酸基の保護基」としては、例えば、水酸基を
保護する目的で一般的に用いられる保護基を適用するこ
とができるが、そのような保護基として、例えば低級ア
ルカノイIし基、低級ハロゲノアルカシイ?し基、アロ
イIし基などを挙げることができる。さらに、「低級ア
lレカノイル基コとしては、例えばホlレミル基、アセ
チル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基
、バレリル基、イソバレリル基等の炭素数1から5のア
ルカ/ イルM 等k、「低級ハロゲノアIレカノイル
基」としては、例えばクロロアセチル基、ブロモアセチ
Iし基、シクロローアセチル基、ジブロモアセチル基、
トリクロロアセチlL4、トリブロモアセチIし基、ト
リフルオロアセチlし基等の1から3のハロゲン原子で
置換されたアセチル基等を、「アロイIし基」としては
、例えハヘンゾイル基、およびp−ニトロペンシイIし
基、o−ニトロペンシイIし基、p−クロロペンシイI
し基、o−クロロペンシイIし基等の置換ベンゾイル基
等を挙げることができる。
以上に詠べたごとく、本発明は、非天然型4−デメトキ
シ−ダウノマイシン、4−デメトキシアドリアマイシン
あるいは9−アミノアンスヲサイタリン等の製造重要中
間体である化合物〔旧を、極めて温和な反応条件下で高
収率にしかもほとんどラセミ化を伴わずに高い光学純度
で工業的に製造することが可能な新規な方法を提供する
ものである。
(へ) 実施例 以下に実施例をもって本発明の詳細な説明するが、本発
明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 L−2−アセチフレー2−アセトアミノ−1゜2.8.
4−テトラヒドロ−5,8−ジメトキシナフタレン〔〔
α〕6°−181.2°(c=1゜cHcz8)〕(t
 o o wq )と7タル酸ジクロワイド(88,6
q)の乾燥ジクロルエタン(5−)溶液に塩化アルミニ
ウム(229q)を加え、室温下で8時間攪拌反応を行
った。溶媒を留去後、残渣に飽和蓚酸水(4(it/)
を加え攪拌しながら結晶化させた。析出晶を沖取するこ
とで、粗製、t−g−アセチIレー9−アセトアミノ−
6,11−ジヒドロキシ−7,8゜9.10−テトラヒ
ドロ−5,12−ナフタセンジオン〔融点279−28
8℃、〔α〕D−118,8°(C=0.05 、 C
HCL3) 1を112q、収率90,4%で得た。
IR(Nujol) ν(cyn  )、3840.1
705.1670 。
L620.1585.1520 実施例2 t−2−アセチ/l/ −2−)リフlレオロアモトア
ミノ−1,2,8,4−テトラヒドロ−5,8−ジメト
キシナフタレン〔〔α]D−117.8°(c =0.
26 、 CHCLs) 1 (690η)トフタル酸
ジクロライド(460岬)o乾燥ジクロルエタン(la
iTnt)溶液に塩化アルミニウム(1,83F)を加
え、室温下で16時間攪拌反応を行った。溶媒を留去後
、残渣をメタノール(20,d)に溶解し、飽和蓚酸水
(20(lx/)中へ滴下した。析出晶を沖取すること
で、粗製t−9−アセチル−9−トリフルオロアセトア
ミノ−6,11−ジヒドロキシ−7,8,9,10−テ
トラヒドロ−5,12−ナフタセンジオン〔融点27〇
−274℃〕を、870q収率97.8%で得た。
粗製品をエーテIしく 5tnt)で攪拌洗浄すること
で〔融点289℃(分解)、I R(KB r ) v
ccr’>8300−9600.1718.1?20.
1680.1598 。
Ca 〕n  115.l ’(c =0.05 、C
HCAa)質量分析(フィールドデイソプションマスベ
クトロメトリーによる。以下同じ)M 447 〕(7
)精製品を752岬、収率84,1%で得た。
実施例3 2−アセチル−2−ヒドロキシ−1,2゜8.4−テト
ラヒドロ−5,8−ジメトキシナフタレン(100り、
!:フタル酸ジクロフィト(97,4η)の乾燥ジクロ
ルエタン(5at )溶液に塩化アルミニウム(267
岬)を加え、室温下16時間攪拌反応を行った。
溶媒を留去後、残渣に飽和蓚酸水(40,II/)を加
え、析出オイル状物をジクロルメタンで抽出し九。抽出
層を重ソウ水、食塩水で洗浄し、芒硝乾燥後、溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
1%メタノ−1し/塩化メチレン)にて精製することで
9−アセチル−6,9,11−トリヒドロギシー7,8
.9.10−テトラヒドロ−5゜12−ナフタセンジオ
ン〔融点21B−216℃〕を8C)q収率21.8%
で得た。
実施例4 (R) −2−アセチル−2−ヒドロキシ−1゜2.8
.4−テトラヒドロ−5,8−ジメトキシナフタレン〔
〔α1D−45,1°Cc=1゜CHCL3) = 9
7.7%ee )  (100−9) を実施例−3と
同様の方法で反応させ、後処理を行なうことにより9(
R)−アセチフレー6.9゜11−トリヒドロキシ−7
,8,9,10−テトラヒドロ−5,12−ナフタセン
ジオン〔1点215−219℃〕を27q、収率19.
2%で得た。このものの旋光度は−78,8゜(c−’
 1 、CHCt a )であり90%eeのものが得
られた。
実施例5 2−アセチル−2−アセトキシ−II2゜3.4−テト
ラヒドロ−5,8−ジメトキシナフタレン(50w1)
とフタル酸クロライド(69,5■)の乾燥ジクロルエ
タン(5,d)溶液に塩化アlレミニウム(228η)
を加え、室温下16時間攪拌反応を行った。溶媒を留去
後、残渣に蓚酸水(40t/)を加え、攪拌しながら結
晶化させた。
析出晶を加数することで粗製、9−アセチル−6,9,
11−トリヒドロキシ−7,8゜9.10−テトラヒド
ロ−5,12−ナフタセンジオン〔―点200−205
℃]を46岬、収率76.8%で得た。
粗製品をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(2%メ
タノ−/I//塩化メチレン)にて精製すると〔融点2
18−216℃〕の9−ヒドロキン体を41wq、収率
68%で得た。
実施例6 (R) −2−アセチル−2−アセトキシ−1゜2.3
.4−テトラヒドロ−5,8−ジメトキシナフタレン〔
〔α)D−45,6°(c=1.0  。
CHCL3)  ’] (100岬)を実施例−5と同
様の方法で反応させ後処理を行なうことにより9(R)
−アセチル−6,9,11−)リヒドロキシー7.8,
9.10−テトラヒドロ−5,12−ナフタセンジオン
〔融点216−218℃〕を54q、収率45%で得た
。このものの旋光度は−78,8° (c=0.1゜C
HCL3)であり90%eeのものが得られた。
実施例7 (R) −2−アセチル−2−アセトキシ−1、、2、
3、4−テ;−ラヒドロー5.8−ジメトキシナフタレ
ン(100■)=を実m例−5と同様の方法で5時間反
応させ、後処理を行なうことにより9(R)−アセチル
−9−アセトキシ−6,11−ジヒドロキシ−7,8゜
9、IO−テトラヒドロ−5,12−ナフタセンジオン
を53岬、収率39,3%で得た、〔融点247−24
9℃、IR(Nujol)y””−1): 1750.
17a0.110.1600〔α〕20−67.3’(
c =0.1 、 CHC2a ) 、質量分析M”8
94〕又、副生成物として9(R)−アセチル−6゜9
.11−トリヒドロキシ−7,8,9。
、10−テトラヒドロ−5,12−ナフタセンジオンを
13wq、収率10,8%で得た。
実施例8 2−アセトキシ−2−カルボメトキシ−1゜2.3.4
−テトラヒドロ−5,8−ジメトキシナフタレン(10
0q )ヲ実mi例5.!=同様の方法で反応させ、後
処理を行なうことにより9−力!レボメトキシ−6,9
,LL−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テトラヒ
ドロナフタセン−5,12−ジオン全53岬、収率44
.5%で得た。〔融点21〇−214℃、IR(Nuj
ol)v”” ” 8500 、8470 。
1745.1720.1610.1600  質量分析

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はアセチル基または低級アルコキシカル
    ボニル基を意味し、R^2はOR^3(R^3は水素原
    子または水酸基の保護基を意味する。)またはNHCO
    R^4{R^4は低級アルキル基、低級ハロゲノアルキ
    ル基または ▲数式、化学式、表等があります▼(Xは水素原子また
    はハロゲン原 子を意味する。)を意味する。}を意味す る。〕 で示される化合物を、ルイス酸の存在下でフタル酸ジク
    ロライドと反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は前記と同じ意味を有する
    。〕 で示されるテトラヒドロナフタセン誘導体の製造法。
JP60272230A 1985-12-03 1985-12-03 テトラヒドロナフタセン誘導体の製造法 Granted JPS62132838A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002040496A1 (en) * 2000-11-16 2002-05-23 Menarini Ricerche S.P.A. Process for the synthesis of optically active anthracyclines
JP2016041687A (ja) * 2014-08-14 2016-03-31 シャンハイ シンコアーズ テクノロジーズ インコーポレーテッド リミテッド テトラリン系化合物およびその合成方法、ならびにそれを合成するための中間体

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WO2002040496A1 (en) * 2000-11-16 2002-05-23 Menarini Ricerche S.P.A. Process for the synthesis of optically active anthracyclines
JP2016041687A (ja) * 2014-08-14 2016-03-31 シャンハイ シンコアーズ テクノロジーズ インコーポレーテッド リミテッド テトラリン系化合物およびその合成方法、ならびにそれを合成するための中間体

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