JPS62127683A

JPS62127683A - 暗視装置

Info

Publication number: JPS62127683A
Application number: JP26793285A
Authority: JP
Inventors: Hiro Busujima; 毒島　溥; Hiromoto Kuroshima; 黒島　大元
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1985-11-28
Filing date: 1985-11-28
Publication date: 1987-06-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は暗視装置に係り、特にレーザ測距機１１ｋを具
備する暗視装置に関する。

（従来の技術）従来、夜間等の如く目標物の視認が困］Ｉな状況下で目
標物才での距離計測を行なう場合、暗視装置により目標
物を観察して方向を定め、レーザ測温機により該目標物
にレーザ光線を投射しその反射光を受けるようにしてい
る。このとき、暗視装置とレーザ測温機とは別体の装置
からなるので、両者は光軸が同一方向となるように三脚
等の支持物に固定される。

（発明が解決しようとする問題点）」二連したように、従来の夜間等におりるレーザ測距方
法では、ｌ／−ザ測遠機に別構造体の暗視装置を用いる
から両者の光軸合わせ（ボアザイト）が重要であり、両
者を三脚等の支持物にねしＬｌ−め固定する際に取り付
は位置は定まっているとは言え光軸合わぜの微調整が必
要で、そのための治具が必要になる。またこの種のレー
ザ測距は場所を移動して行なう場合があるので、両者は
振動等によって取り付は状態が変化しないように支持体
に強固に固定しなければならない。

つまり、治具を用いた光軸合わぜの微調整と支持体への
強固な固定が必要で、両作業は少なくとも数回繰り返さ
れた後に確定するから作業が煩雑で、かつ面倒である。

さらに、支持体は２個の構造物を支持し、かつ振動等に
耐える必要があるので頑丈な構造にする必要があり、支
持体は重鼠物となりまた大型化するなど種々の問題点が
ある７本発明の目的は同一装置で暗視機能とレーザ測距
機能を果すことが出来る暗視装置を提供することにある
。

（問題点を解決するための手段）」二記目的を達成するために本発明に係る暗視装置は次
の如き構成を有する。

即ち、本発明の暗視装置は、対物レンズと：前記対物レ
ンズの光軸方向の一側部に配設され該対物レンズを介し
て入射する暗視光を受けて所要の暗視機能を発揮する暗
視機能部と；　前記対物レンズの光軸に直交する一側部
に配設され該対物レンズ内へレーザ光を発する投光口と
該対物レンズ内からのレーザ光を収り込む取入口を備え
該取入口へ取り込んだレーザ光に基づき所要の測距機能
を発揮するレーザ測距機能部と；　からなり、前記対物
レンズは、光軸方向の他側部側に在って前記投光口から
のレーザ光を光軸と平行に外部へ反射投光する反射手段
と；　光軸方向の前記一側部側に在って前記他側部側か
ら入射する目標物反射レーザ光および暗視光を受けて該
他側部側へ向Ｈて集光反射する主鏡と；　前記反射手段
と前記主鏡との間に在って主鏡からの反射光を受けて前
記一側部に向けて集光反射する副鎖と；　前記副鎖と前
記主鏡の間に在って副鎖からの反射光を目標物反射レー
ザ光と暗視光とに分離し、目標物反射レーザ光は前記取
入口へ向けて反射し、また暗視光は前記暗視機能部へ透
過入射させるダイクロイックミラーと；　で構成される
ことを特徴とする。

（作　用）次に、上記の如き構成を有する本発明の暗視装置の作用
を説明する。

対物レンズの他側部を目標物に向けたとき他側部から対
物レンズ内に入射する暗視光は主鏡、副鎖およびダイク
ロイックミラーを介して暗視機能部に取り込まれ、目標
物の観察が行なえる。

一方、レーザ測距機能部の投光口からレーザ光を発する
と、該レーザ光は反射手段によって対物レンズの光軸と
平行に対物レンズの他側部から目標物に向かい投光され
る。目標物からの反射レーザ光は対物レンズの光軸に略
平行に入射し主鏡、副鎖およびダイクロイックミラーを
介してレーザ測距機能部の収入口に入射する。

ここで、暗視のための光軸とレーザ測距のための光軸は
等しく対物レンズの光軸となるので、従来必要であった
光軸合わぜが不要となり、使い勝手の優れた暗視装置が
提供できる。また、レーザ測距と暗視の両者が行なえる
一体構造のものであるから、軽量化、小型化を図ること
ができる。

（実　施　例）以下、本発明を図面を参照して説明する。

添付図は本発明の一実施に係る暗視装置を示し、この暗
視装置は対物レンズ１と、前記対物レンズ１の光軸方向
の一側部（図中右側端）に配設される暗視機能部２と、
前記対物レンズ１の光軸に直交する一側部（図中上側部
）に配設されるレーザ測距機能部３とからなる。

暗視機能部２は暗視管や接眼レンズ、電源等で構成され
、対物レンズ１を介して入射する暗視光１０を受けて所
要の暗視機能を発揮する。

また、レーザ測距機能部３は対物レンズ］内にレーザ光
９を発する投光口３ａと該対物レンズ１内からの目標物
反射レーザ光１］−を取り込む取入口３１）を備え該取
入口３ｂに取り込んな目標物反射レーザ光１］−に基づ
き所要の測距機能を発揮する。そして、対物レンス１は
光軸方向の他側部側（図中左側端）から一側部に向かい
反射手段としての反射鏡６、副鎖４、ダイクロイックミ
ラー７、および主鏡５がこの順序で配列されたちのであ
る。反射鏡６は投光口３ａ直下の光軸上に配設され、投
光口３ａからのレーザ光９を光軸と平行に外部に反射投
光する。なお、この反射鏡６はプリズム等で置換可能で
ある。

主鏡５は対物レンズ１の他側部側から入射する目標物反
射レーザ光と暗視光とからなる入射光８を該副鎖４に向
げて集光反射する。

副鎖４は例えば凸レンズの凸面に反射膜を塗布したもの
からなり、主鏡５からの反射入射光をダイクロイックミ
ラー７に向けて反射する。

ダイクロイックミラー７は副鎖４からの反射入射光を目
標物反射レーザ光１１と暗視光］０とに分離し、目標物
反射レーザ光１１は前記取入口３ｂへ向けて反射し、ま
た暗視光１０は前記暗視機能部２に透過入射させる。

このように、本発明によれば、暗視とレーザ測距が同一
対物レンズ１を介して行なえるから、その光軸は一致し
、従って調整不要である。丈な、一体構造としたから従
来よりも軽量化、小型化され振動等に対する配慮も従来
よりも大幅に緩和されるから支持対の軽量化・小型化を
可能にする。

さらに、同一光軸により暗視とレーザ測距が行なえるか
ら、視差（バララックス）が木質的に生じない受光方式
となる。

（発明の効果）以上詳述したように、本発明の暗視装置によれば、暗視
のための光軸とＩ／−ザ測距のための光軸は等しく対物
レンズの光軸となるので、従来必要であった光軸合ぜが
不要となり、使い肪手の優れた暗視装置か提供できる。

また、レーザ測距と暗視の両者が行なえる一体構造のも
のであるから、軽量化　小型化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

添イ４図は本発明の一実施例に係る暗視装置の一部断面
側面図である。１・・・・・・対物レンズ、　２・・・・・・暗視機能
部、３・・・・・・レーザ測距機能部、　３ａ・・・・
・・投光口、３ｂ・・・・・・取入口、　４・・・・・
・副鎖、　５・・・・・・主鏡、６・・・・・・反射鏡
、　７・・・・・・ダイクロイックミラー、８・・・・
・・入射光、　９・・・・・・投光レーザ光、　１０・
・・・・・暗視光、　１１・・・・・・反射レーザ光。

Claims

【特許請求の範囲】

対物レンズと；前記対物レンズの光軸方向の一側部に配
設され該対物レンズを介して入射する暗視光を受けて所
要の暗視機能を発揮する暗視機能部と；前記対物レンズ
の光軸に直交する一側部に配設され該対物レンズ内へレ
ーザ光を発する投光口と該対物レンズ内からのレーザ光
を取り込む取入口を備え該取入口へ取り込んだレーザ光
に基づき所要の測距機能を発揮するレーザ測距機能部と
；からなり、前記対物レンズは、光軸方向の他側部側に
在って前記投光口からのレーザ光を光軸と平行に外部へ
反射投光する反射手段と；光軸方向の前記一側部側に在
って前記他側部側から入射する目標物反射レーザ光およ
び暗視光を受けて該他側部側へ向けて集光反射する主鏡
と；前記反射手段と前記主鏡との間に在って主鏡からの
反射光を受けて前記一側部へ向けて集光反射する副鎖と
；前記副鎖と前記主鏡の間に在って副鎖からの反射光を
目標物反射レーザ光と暗視光とに分離し、目標物反射レ
ーザ光は前記取入口へ向けて反射し、また暗視光は前記
暗視機能部へ透過入射させるダイクロイックミラーと；
で構成されることを特徴とする暗視装置。