JPS62127512A - 空気軸受の停電バツクアツプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動機で駆動される空気圧縮機の吐出空気を
用いた静圧空気軸受において、停電等によって吐出空気
の圧送が途絶した際、該静圧空気軸受の焼付を防止する
装置に関するものである。

〔従来技術〕

この樵の静圧空気軸受は、停電などの為に圧縮空気の供
給が途絶すると直ちに焼き付いて修復困難な損傷を招く
という問題が有った。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、圧縮空気
の供給が途絶した際、自動的に該圧縮空気に代る圧力気
体を送給して静圧空気軸受の焼付を防止し得るバックア
ップ装置を提供しようとするものである。

本発明は、停電によって空気圧縮機駆動用モ−タが停止
した場合に最も効果的に作動し得るが、停電以外の理由
で圧縮空気圧力が異常に低下した場合にも焼付防止効果
を発揮し得るものである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

前記の目的を達成するため、本発明に係る装置は、電動
機で＊動される空気圧縮機の吐出空気を微小隙間に供給
して軸を支承する静圧空気軸受において、前記の吐出空
気と異なる圧縮気体源を設け、上記の圧縮気体源を弁を
介して静圧空気軸受に低下したときに開弁する構造のも
のとしたことを特徴とする。

〔作　用〕

以上のように構成すると、空気圧縮機の吐出空気圧が異
常に低下した際、弁が開いて圧縮気体源（例えば窒素ボ
ンベ）内の圧力気体が静圧空気軸受に供給され、該軸受
の焼付が防止される。

〔実　施　例〕

次に、本発明の一実施例について第１図を参照−しつつ
説明する。

圧縮空気ＡＩＲは、管路ＰＡによって静圧空気軸受１３
ｅａに送給される。この部分の構成は従来の静圧空気軸
受装置と同様である。

本実施例においては、圧縮窒素ガスボンベＮ２ｉ備えた
補正機構Ａを設ける。本発明を実施する際、耀素以外の
気体のボンベを用いることもできる。

上記の圧縮窒素ガスボンベＮ２は、管路ＰＮ　、　ＰＮ
’を介して静圧空気軸受Ｅ３ｅａに接続され、枝管＠Ｐ
　Ｎ中にはパイロット弁４が介装されている。

により、パイロット管路ｐｌｔｌ−介して作動せしめら
れ、正常圧のときは（イ）位置となっているが、＠配管
路ＰＡの圧力が異常に降下すると（ロ）位置に切り変わ
り、パイロット管路ｐ２を介して圧縮窒素ガス圧をパイ
ロット弁２に伝えてパイロット弁４を（イ）位置（開弁
）に切ｐ換え、圧縮窒素ガスを静圧空気軸受１３ｅａに
供給する。

本実施例においては、上に述べだ補圧機構Ａの他に、タ
イマ機構Ｂを設けである。このタイマ機構Ｂは、パイロ
ット弁８を前記の圧縮窒素供給用の管路Ｐｐｔ　、ＰＮ
“に対して直列に介装し、前記の補圧機構Ａが作動した
後、所定の時間を経過すると圧縮窒素ガスの供給を停止
させる機能を有している。

上に述べた自動停止用のタイマ機能の有する実用的な意
義は次の如くである。

重要機器を電気で稼動させている大規模工場においては
、停電に備えてディゼル発電機などの自家発電設備を有
している。しかし、停電した後にデイゼルエンジンを起
動して発電させるまでの間に若干の時間を要する。従っ
て、停電によって圧縮空気の供給が途絶した後、本発明
の装置によって圧力気体（本例では圧ｍ窒素ガス）を代
替供給しなければならないのは数分間程度で足りる。こ
のため、ボンベ入ジの圧縮窒素ガスＮ２の無益な消費を
避けるよう、圧縮窒素ガスの供給停止のタイマ機能を備
えていることが望ましい。

本来の圧縮空気供給管路ＰＡ内の圧力が正常であると、
前述のサーボ弁１は（イ）位置ＶＣ，ｂる。この状態で
はパイロット管路ｐ２内は大気圧になっている。

この大気圧はパイロット管路Ｐ３１ｐ４　’ｃ介してパ
イロット弁３に伝えられ、該パイロット弁３は（口〕位
置となっている。これによシ、管路ＰＡ内の圧縮空電 気の１部は枝管ＰＡ”ｉ介して蓄圧−益５内に充填され
る。

圧縮空気管路ＰＡ内の圧力が異常に降下してサーボ弁１
が（イ）位置に切り替わると、圧縮窒素ガスＮ２はパイ
ロット管路ｐ２＋ｐ３＋　ｐ４を介してパイロット弁３
を（イ）位置に切シ換える。これにより蓄圧器５内の圧
縮空気がサーボ弁６をＵ）位置に切り換え、パイロット
弁７、同８をそれぞれけ）位置に切ジ換え作動きせて該
パイロット弁８を開弁状態（＠）位置）ならしめる。

ところが、上記の作動と併行して蓄圧器５内の圧縮空気
は可変絞ジ１０を介して大気中に放出され蓄圧器５内の
圧力は次第に低下する。

一定の限度まで降圧するとサーボ弁は（０）位置に切替
作動し、パイロット弁７を（ロ）位置に、パイロット弁
８を（ロ）位置（閉弁状態）ならしめ、圧縮窒素ガスＮ
２の送給全遮断する。

１１　、１１’は圧縮空気管路ＰＡと圧縮窒素ガス管路
ＰＮ−との間の逆流を防止するだめの逆止弁である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のバックアップ装置を適用
すると、停電などの事故によって静圧空気軸受用の圧縮
空気供給が途絶したとき、自動的に、かつ即座に、圧縮
空気に代る圧力気体を静圧空気軸受に送給して焼付の発
生を防止し得るという優れた実用的効果を奏し、静圧空
気軸受の信頼性向上に貢献するところ多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示す配管系統図である。 １・・・サーボ弁、　　２，３．４・・・パイロット弁
、５・・・蓄圧器、　　６・・・サーボ弁、　　７，８
・・・パイロット弁、　　１０・・・可変絞り弁、１１
．１１’・・・逆止弁、　ＰＡ・・・圧縮空気供給管路
、　２人１　・・・同枝管、　ＰＮ　ＪＰＮ’・・・圧
縮窒素ガス供給管路、ｐｌ＋ｐ２＋ｐ３＋ｐ４・°・ノ
くイロット管路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電動機で駆動される空気圧縮機の吐出空気を微小
   隙間に供給して軸を支承する静圧空気軸受において、前
   記の吐出空気と異なる圧縮気体源を設け、上記の圧縮気
   体源を弁を介して静圧空気軸受に接続し、かつ、上記の
   弁は前記吐出空気の圧力が正常値のと きは閉弁し、該吐出空気圧力が異常に低下したときに開
   弁する構造のものとしたことを特徴とする空気軸受の停
   電時用バックアップ装置。
2. （２）前記の圧縮気体源と静圧空気軸受とを接続する管
   路中に、前記と異なる弁を介装し、かつ、この弁は、前
   記吐出空気圧力が正常値のときは開弁しており、該吐出
   空気圧力が異常に低下した際は低下時点から所定の時間
   が経過した後に閉弁するタイマ機能を備えたものである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の空気軸
   受の停電時用バックアップ装置。