JPS62127162A - 鋼塊の製造方法 - Google Patents
鋼塊の製造方法Info
- Publication number
- JPS62127162A JPS62127162A JP26648785A JP26648785A JPS62127162A JP S62127162 A JPS62127162 A JP S62127162A JP 26648785 A JP26648785 A JP 26648785A JP 26648785 A JP26648785 A JP 26648785A JP S62127162 A JPS62127162 A JP S62127162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- molten steel
- mold
- casting mold
- ingot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、鋼塊（インゴット）の製造に係り、より詳細
には、特にインゴット圧延時に歩留り向上を可能とする
インゴットの製造方法に関する。
には、特にインゴット圧延時に歩留り向上を可能とする
インゴットの製造方法に関する。
（従来の技術及び問題点）
近年、連続鋳造技術の発展は著しく、在来のインゴット
鋳造−分塊圧延の工程に代替し、鋳片の多量生産を低コ
ストで可能にしてきた。
鋳造−分塊圧延の工程に代替し、鋳片の多量生産を低コ
ストで可能にしてきた。
しかし乍ら、特定の鋼種或いは比較的少量生産用として
在来の工程は依然として必要不可欠であり、連鋳技術の
発展に伴い、ますます経済性が要求されている。
在来の工程は依然として必要不可欠であり、連鋳技術の
発展に伴い、ますます経済性が要求されている。
そのため、例えば、インゴットの分塊圧延時にトップ部
に側部より軽圧下を加えてフィッシュテールの発生を低
減し、歩留りの向上を期するなどの試みがなされ、一応
の成果を得ている。しかし。
に側部より軽圧下を加えてフィッシュテールの発生を低
減し、歩留りの向上を期するなどの試みがなされ、一応
の成果を得ている。しかし。
この圧延法には特別の設備を要すると共に圧延能率が低
下する等の問題がある。
下する等の問題がある。
一方、インゴット造塊時には、鋳型への溶鋼の注入終了
後、直ちに頭部に発熱性パウダーを供給して押湯部の保
温を行い、インゴットトップに形成されるパイプ等の切
り捨て部を少なくするなどの対策がとられているが、発
熱性パウダーはテルミット反応を利用して熱量を供給す
るものであるため、持続性がなく、パウダー供給時期に
制約があり、またテルミット反応に伴う粉塵発生という
環境汚染の問題がある。
後、直ちに頭部に発熱性パウダーを供給して押湯部の保
温を行い、インゴットトップに形成されるパイプ等の切
り捨て部を少なくするなどの対策がとられているが、発
熱性パウダーはテルミット反応を利用して熱量を供給す
るものであるため、持続性がなく、パウダー供給時期に
制約があり、またテルミット反応に伴う粉塵発生という
環境汚染の問題がある。
（発明の目的）
本発明は、インゴット造塊に関する上記従来技術の欠点
を解消し、鋳型内の未凝固頭部を効果的に加熱して頭部
をフラット状に凝固させ、以ってインゴット圧延時の歩
留りの向上を図り得るインゴットの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
を解消し、鋳型内の未凝固頭部を効果的に加熱して頭部
をフラット状に凝固させ、以ってインゴット圧延時の歩
留りの向上を図り得るインゴットの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
（発明の構成）
上記目的を達成するため、本発明は、よりクリーンで作
用時間をコントロールし得るホットトップ法について検
討を加えた結果なされたものであり、Ｍ型内に注入終了
後の溶鋼頭部が鋳型内壁側のエツジ部から凝固が進行す
る点に鑑み、この凝固進行状況に応じて、エツジ部から
中心部へ向ってアーク等の熱源を順次移動させ、スパイ
ラル状に加熱せんとするものである。
用時間をコントロールし得るホットトップ法について検
討を加えた結果なされたものであり、Ｍ型内に注入終了
後の溶鋼頭部が鋳型内壁側のエツジ部から凝固が進行す
る点に鑑み、この凝固進行状況に応じて、エツジ部から
中心部へ向ってアーク等の熱源を順次移動させ、スパイ
ラル状に加熱せんとするものである。
以下に本発明を実施例に基づいて詳述する。
第１図は本発明の実施に用いるアーク加熱装置及び加熱
法を示す図である。
法を示す図である。
図中、１は鋳型、２は定盤であり、定盤２には溶鋼を湯
道（図示せず）から鋳型１内に注入するための流入口３
が設けられている。なお、これらの鋳型１、定盤２を含
む鋳込みＶ２ｆｆｌ並びに造塊法は従来と同様であり、
取鍋から注入された溶鋼は湯道を通って定盤２の流入口
３から鋳型１に入り。
道（図示せず）から鋳型１内に注入するための流入口３
が設けられている。なお、これらの鋳型１、定盤２を含
む鋳込みＶ２ｆｆｌ並びに造塊法は従来と同様であり、
取鍋から注入された溶鋼は湯道を通って定盤２の流入口
３から鋳型１に入り。
鋳型内を下方より充満しつつ湯面が上昇し、所定量の溶
鋼注入が終了すると、紡込み作業が終了する。
鋼注入が終了すると、紡込み作業が終了する。
本発明では、この鋳込み終了後、直ちに或いは速やかに
未凝固頭部に対してアーク等による熱源を供給するもの
である。熱源としては、アークのほか、ガス（例、アセ
チレンガス）、プラズマアーク等々を利用することがで
き、インゴットの大きさ、熱量などを考慮して適当な加
熱手段を選定する。
未凝固頭部に対してアーク等による熱源を供給するもの
である。熱源としては、アークのほか、ガス（例、アセ
チレンガス）、プラズマアーク等々を利用することがで
き、インゴットの大きさ、熱量などを考慮して適当な加
熱手段を選定する。
第１図はアーク加熱によるアークホットトップを示した
ものである。アーク棒４は支持Ａ５に固定され、支持具
５は位置制御機構６に接続されており、位置制御機構６
によってアーク棒４がスパイラル状に運行して下降する
ように構成されている。
ものである。アーク棒４は支持Ａ５に固定され、支持具
５は位置制御機構６に接続されており、位置制御機構６
によってアーク棒４がスパイラル状に運行して下降する
ように構成されている。
すなわち、アーク棒４からのアークは、鋳型１の内壁に
接触して凝固が速いエツジ部の周辺から溶鋼を加熱し始
め、凝固が中心部へ進行していくに従い、スパイラル状
に中心部へ加熱点を移動させる。その際１、鋳型内の溶
鋼が凝固の進行に伴って収縮し、頭部湯面が下降するの
で、アーク棒４をその度合に応じて下降させる。このよ
うに頭部の凝固に伴い未凝固部にアーク熱を供給するこ
とにより、エツジ部から中心部への溶鋼の補給を充分に
達成でき、頭部をフラット状に凝固させることができる
。
接触して凝固が速いエツジ部の周辺から溶鋼を加熱し始
め、凝固が中心部へ進行していくに従い、スパイラル状
に中心部へ加熱点を移動させる。その際１、鋳型内の溶
鋼が凝固の進行に伴って収縮し、頭部湯面が下降するの
で、アーク棒４をその度合に応じて下降させる。このよ
うに頭部の凝固に伴い未凝固部にアーク熱を供給するこ
とにより、エツジ部から中心部への溶鋼の補給を充分に
達成でき、頭部をフラット状に凝固させることができる
。
なお、加熱源としてアーク棒を使用する場合を示したが
、他のガス等々を加熱源とする場合にも同様に適用でき
、また下注造塊のみならず、上注造塊にも同様に適用で
きることは云うまでもない。
、他のガス等々を加熱源とする場合にも同様に適用でき
、また下注造塊のみならず、上注造塊にも同様に適用で
きることは云うまでもない。
（実施例）
第１図に示した鋳込み装置を使用して下注造塊法によっ
て７トンインゴツトを製造した。
て７トンインゴツトを製造した。
その際１、鋳込み終了後、直ちに頭部に対してエツジ部
よりスパイラル状にアーク加熱（６０分間）を実施した
。また、比較のため、鋳込み終了後、直ちに発熱性パウ
ダーを頭部に供給した。
よりスパイラル状にアーク加熱（６０分間）を実施した
。また、比較のため、鋳込み終了後、直ちに発熱性パウ
ダーを頭部に供給した。
得られた各インゴットを常法により分塊圧延し、切り捨
て量を調べたところ、発熱性パウダーを使用した従来法
では歩留りが８７％であったのに対し、本発明法では歩
留りを８９％に向上させることができた。
て量を調べたところ、発熱性パウダーを使用した従来法
では歩留りが８７％であったのに対し、本発明法では歩
留りを８９％に向上させることができた。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば、鋳型内の未凝固
頭部にアーク等のクリーンな加熱源を利用して熱量を供
給し、しかも凝固の進行に伴いスパイラル状に供給する
ので、フラット状の頭部を有するインゴットを製造する
ことができ、したがって、インゴット圧延時の歩留りを
向上させることが可能となる。また、アーク等のクリー
ンな加熱源を利用するので、環境汚染の問題がなく、更
には作業性もよい。
頭部にアーク等のクリーンな加熱源を利用して熱量を供
給し、しかも凝固の進行に伴いスパイラル状に供給する
ので、フラット状の頭部を有するインゴットを製造する
ことができ、したがって、インゴット圧延時の歩留りを
向上させることが可能となる。また、アーク等のクリー
ンな加熱源を利用するので、環境汚染の問題がなく、更
には作業性もよい。
４、面の簡単な説明
第１図は本発明の一実施例に係るアークホットトップ法
を示す説明図である。
を示す説明図である。
１・・・鋳型、 ２・・・定盤、３・・流入
口、 ４・・・アーク棒、５・・・支持具、
６・・・位置制御機構。
口、 ４・・・アーク棒、５・・・支持具、
６・・・位置制御機構。
特許出願人 大同特殊鋼株式会社
代理人弁理士 中 村 尚
第１図
Claims (1)
- 鋳型に溶鋼を注入して凝固せしめるに際し、前記鋳型内
への鋳込み終了後、未凝固状態にあるトップに対し、エ
ッジ部から中心部へスパイラル状にアーク等の熱源を供
給移動しつつ凝固せしめ、フラット状のトップを形成す
ることを特徴とする鋼塊の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26648785A JPS62127162A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 鋼塊の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26648785A JPS62127162A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 鋼塊の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62127162A true JPS62127162A (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=17431613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26648785A Pending JPS62127162A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 鋼塊の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62127162A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0544114A1 (de) * | 1991-11-28 | 1993-06-02 | Thyssen Stahl AG | Verfahren und Vorrichtung zum Block- oder Stranggiessen von Metallen |
| KR100939699B1 (ko) * | 2000-12-12 | 2010-01-29 | 네탄야 플라스마텍 리미티드 | 이동하는 전기 아크에 의한 용융 금속의 처리 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP26648785A patent/JPS62127162A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0544114A1 (de) * | 1991-11-28 | 1993-06-02 | Thyssen Stahl AG | Verfahren und Vorrichtung zum Block- oder Stranggiessen von Metallen |
| KR100939699B1 (ko) * | 2000-12-12 | 2010-01-29 | 네탄야 플라스마텍 리미티드 | 이동하는 전기 아크에 의한 용융 금속의 처리 |
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