JPS62127012A - 椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、座部に対して背もたれを回倒させることがで
きる椅子に関し、詳しくは背もたれ角度を変更するいわ
ゆるリクライニング椅子の状態と、背もたれ角度を水平
姿勢を越えて大きく変更して腰近くの背骨を略へ字状に
伸ばす等の運動を行うことができるいわゆる運動椅子の
状態とを得るものでありながら、リクライニング椅子の
状態において不測に運動椅子の状態に切り替わることが
ないようにしようとする技術に関する。

［背景技術ｌ 従来、座部に対して背もたれを水平姿勢を越えて大きく
回倒することがきるいわゆる運動椅子は、腰近くの背骨
を略へ字状に伸ばしたり、腹筋を鍛える等の運動ができ
普及しているが、このような運動椅子はその背もたれを
水平姿勢を越えて天外く回倒するものであり、ところで
このような運動椅子はその背もたれを回倒させることが
できるので、運動椅子による運動を行わない場合に、リ
クライニング椅子として使用することもできるが、その
使用に際して、その背もたれが水平姿勢を越えて大きく
倒れることがあり、このように予期していないときに背
もたれが水平姿勢を越えて倒れる場合には危険を伴い、
このため運動椅子をリクライニング椅子として使用する
のに問題を有するものとなっていた。

［発明の目的１ 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、背もたれをリクライニング限
界角度以内において回倒させるいわゆるリクライニング
椅子の状態と、背もたれを水平姿勢を越えて大トく回倒
させて腰近くの背骨を略へ字状に伸ばす等の運動を行う
ことができる運動椅子の状態とを得るものでありながら
、リクライニング椅子の状態において不測に運動椅子の
状態に切り替わることがなく、安全な椅子を提供するこ
とにある。

［発明の開示］ 本発明の椅子は、座部１に対して背もたれ２を回倒自在
に設け、回倒される背もたれ２をリクライニング限界角
度θ以内においてその任意のリクライニング角度におい
て保持するリクライニング角度保持手段４を解除自在に
設け、背もたれ２がリクライニング限界角度θ以上に回
倒するのを阻止するストッパー手段３を解除自在に設け
、リクライニング角度保持子＃′ｉ４及びストッパー手
段３を解除することにより、背もたれ２がリクライニン
グ限界角度θを越えるとともに水平姿勢をも越えるよう
に回倒自在に構成して成ることを特徴とするものであり
、このように構成することによって、上記目的を達成し
たものである。つまり、背もたれ２をリクライニング限
界角度θ以内において任意のリクライニング角度におい
て保持するリクライニング角度保持手段４とは別に、背
もたれ２がリクライニング限界角度θ以上に回倒するの
を阻止するストッパー手段３を解除自在に設けることに
よって、リクライニング角度保持手段４及びストッパー
手段３の作用により、背もたれ２がリクライニング限界
角度θ以内において任意の位置に回倒するとともにその
リクライニング限界角度θを不測に越えることをストッ
パー手段３により確実に防止するリクライニング椅子の
状態を得、又、リクライニング角度保持手段４及びスト
ッパー手段３を解除した場合には、背もたれ２がリクラ
イニング限界角度θを越えるとともに水平姿勢をも越え
て回倒して、腰近くの背骨を略へ字状に伸ばす等の運動
を行うことができる運動椅子の状態を得、このようにリ
クライニング椅子と連動椅子とに使い分けることができ
、しかもリクライニング椅子の場合にはストッパー手段
３により背もたれ２がリクライニング限界角度θを越え
ることがないように保証する故、運動椅子をリクライニ
ング椅子として安心して使用することができるようにし
たものである。

以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

図面においては椅子Ａのフレームを示していて、クッシ
ョンを省いであるが、座部１及び背もたれ２に適宜の柔
らかさのクッションを付設するものである。以下椅子Ａ
の構造を説明する。

パイプ７レームを曲成して略台形状のｎ１４を形成し、
脚１４．１４間にわたって前７レーム５と後７レーム６
を横架させて固定７レーム７を構成しである。パイプ７
レームを略Ｕ字状に曲成して背もたれ２を構成する背も
たれフレーム８を形成し、この背もたれフレーム８の中
間部を左右の脚１４．１４に紬９にて回動自在に枢着し
である。

パイプ７レームを略Ｕ字状に曲成して座部１を構成する
座部７レーム１０を形成し、この座部フレーム１０の後
端を回動ビン１１にて背もたれフレーム１０の下端に回
動自在に枢着しである。そして座部７レーム１０の前ｉ
ｓは前７レーム５に回松自在に設けたロー２１２上に載
設されていて、背もたれ７レーム８を固定７レーム７に
紬９廻りに回倒させたときの座部７レーム１０の前後方
向の動きをローラ１２により動きやすくしである。

左右の脚１４には肘掛け１６を取付である。

人が座部１に座ったときに右側となる側の脚１４と座部
フレーム１０とにわたってブラケット４０ｔ４０を介し
てリクライニング角度保持手段４を構成するガススプリ
ング１５を介装してあり、このガススプリング１５の伸
張及び収１ａ長さの固定に基づいて、座部７レーム１０
に討して背もたれフレーム８の回倒変更角度（リクライ
ニング角度）を固定することができるようにしである。

以下ガススプリング１５の構造及びその操作構造を説明
する。

第２図はガススプリング１５の内部の概略構造及びその
作動を説明するものであり、ガススプリング１５は、シ
リンダーチューブ２４内に高圧ガスを充填した高圧ガス
室１７とオイルを充填したオイル室１８とを移動自在と
なったフリーピストン１９にて仕切るとともにオイル室
１８内にピストン２０を移動自在に挿入し、ピストン２
０にピストンロッド２１を連結し、ピストンロッド２１
内にブツシュロッド２３を移動操作自在に挿通し、この
プッシュロッド２３の押し込み操作により、ピストン２
０に形成したバルブ２２を開いて、ピストン２０の両側
のオイル室１８を第２図（ｂ）のように連通し、高圧が
ス室１７内の高圧がスによって、ピストン２０を介して
ピストンロッド２１．を押し上げて、リクライニング椅
子の状態の背もたれ２を軽く持ち上げることができるよ
うにしである。そして−元以上の押し下げ力によりピス
トンロッド２１をシリンダーチューブ２４内に挿入して
、背もたれ２を押し倒すことができるようにしたもので
ある。このようなガススプリング１５は周知のものを使
用し、オイルに代えてガスを充填するオールがスタイプ
のものでもよいものである。

第３図のように、ピストンロッド２１の先端にはブラケ
ット１３を取付けてあり、このブラケット１３をフ字状
に形成し、ブラケット１３に形成した通孔を通してブツ
シュロッド２３をブラケット１３内に進入させ、ブツシ
ュロッド２３を内部のスプリング２５にて突出付勢しで
ある。ブラケット１３の対向片２６には長孔２７を形成
してあり、これら対向する長孔２７内に操作ハンドル２
８を挿通しである。操作ハンドル２８には第４図に示す
ような切欠き２９．２９を形成してあり、スプリング２
５にて突出付勢されたブツシュロッド２３を操作ハンド
ル２８の背部に当接させることで、操作ハンドル２８の
切欠外２９を長孔２７の端縁に嵌入させである。しかし
て操作ハンドル２８の握り部３０を右手等で持って矢印
イ側に操作させる場合には、握りＢ２Ｏに近い側の切欠
き２９が長孔２７の端部に嵌入している箇所を支点とし
、この箇所よりも先端側の操作ハンドル２８部分を長孔
２７の長さ方向に移行させてブツシュロッド２３を押し
込み操作させることができるようにしである。又、握り
部３０を持って操作ハンドル２８を矢印口方向に操作さ
せる場合には、握り部３０から遠い側の切欠き２９を支
点として操作ハンドル２８を長孔２７の範囲内で移行さ
せてブツシュロッド２３を押し込み操作させることがで
きるようにしである。このような構成により、操作ハン
ドル２８の操作でブツシュロッド２３を押し込んでがス
スプリング１５のロック状態を解放し、このようなロッ
ク解放時に背もたれ２を第６図、第７図及び第８図のよ
うに変更させて、腰の近（の背骨を略へ字状の伸ばした
り、腹筋の運動を行う運動椅子として使用することがで
きるようにしである。

このような運動椅子において本発明は、ガススプリング
１５によるロック状態の解放時においてもその背もたれ
２がリクライニング限界角度θ以上に回倒するのを機械
的にロックして、背もたれ２がリクライニング限界角度
θ以上に回倒することがなく、運動椅子を安心してリク
ライニング椅子として使用することができるようにしで
ある。

以下その！Ｒ／＆を説明する。

第９図はストッパー３１を示し、略箱形に形成して第１
０図のようにピストンロッド２１の端部のブラケット１
３に下方から外套することができるようにしである。ス
トッパー３１の奥側端部に透孔３２を設け、この透孔３
２にピン３３を挿通して、ストッパー３１をピン３３１
ｆｉりに自重で回動することができるように座部フレー
ム１０側のブラケッ）４０に枢着して取付である。ピン
３３はピストンロッド２゛１側のブラケット１３にも挿
通されていて、このブラケット１３を座Ｂ７レーム１０
のブラケット４０に接続するものと兼ねでいる。ストッ
パー３１の前片３４には切欠き凹所３５を形成してあり
、この切欠き凹所３５をピストンロッド２１に遊合する
ことができるようにしである、ストッパー３１の対向Ｒ
１３６には切除部３８を形成しである。この切除部３８
は上記ブラケット１３に形成した長孔２７と略同艮にし
てあり、又、長孔２７と略同幅となるように係合１！Ｉ
ｓ　３９を形成しである。しかしてｐｌＩＪ１０図のよ
うに、ビン３３廼りに枢着されたストッパー３１の切除
部３８の係合部３９に繰作ハンドル２８が係合していて
、ストッパー３１の下降回動を阻止し、切欠き凹所３５
がピストンロッド２１に遊合し、かかろ状態で操作ハン
ドル２８を第１１図のように後方に回動操作させてもス
トッパー３１が下降回動することがなくストッパー姿勢
に保持され、そして背もたれ２がリクライニング限界角
度θに達した場合には、第６図に示すように、ストッパ
ー３１の前片３４がシリンダチューブ２４の前端に当接
して、ガススプリング１５がそれ以上収縮することがな
く、背もたれ２がリクライニング限界角度θ以上に倒れ
ることがなく、運動椅子を安心してリクライニング椅子
として使用することができるようにしである。このよう
に操作ハンドル２８を後方に繰作する限ｒ）操作ハンド
ル２８にてストッパー３１を保持していて、リクライニ
ング椅子の状態を維持するものである。このようなリク
ライニング椅子の状態において背もたれ２の角度（リク
ライニング角度）を任意に保持することができるもので
ある。次に、ｆｆ１１２図のように操作ハンドル２８を
前方に操作させると、操作ハンドル２８がストッパー３
１の保合９３９から外れ、ストッパー３１がその自重で
下降回動してストッパー機能が解除され、ガススプリン
グ１５は収縮することができ、その背もたれ２を水平姿
勢を越えて下降回動させることができ、運動椅子とする
ことができるものである。

尚、実施例ではリクライニング角度保持手段４としてガ
ススプリング１５を使用したが、他の構成のものでもよ
いのは言うまでもない。

又、実施例ではストッパー手段３として略箱形のストッ
パー３１をビン３３廻りに回動自在に枢着したが、例え
ば背もたれフレーム８と座部フレーム１０と・の間にチ
ェーン、ロッド及び紐等を外し自在に張設したり、更に
脚１４と背もたれ７レ一ム８間にビンを外し自在に貫通
する等して背もたれ２がリクライニング限界角度θ以上
に回倒することがないようにする等種々設計変更可能で
ある。

［発明の効果Ｊ 以上要するに本発明は、背もたれをリクライニング限界
角度内において任意のリクライニング角度において保持
するリクライニング角度保持手段とは別に、背もたれが
リクライニング限界角度以上に回倒するのを阻止するス
トッパー手段を解除自在に設けであるから、リクライニ
ング角度保持手段及びストッパー手段の作用により、背
もたれがリクライニング限界角度以内において任意の位
置に回倒するとともにそのリクライニング限界角度を不
測に越えることをストッパー手段により確実に防止する
リクライニング椅子の状態を得ることができ、又、リク
ライニング角度保持手段及びストッパー手段を解除した
場合には、背もたれがリクライニング限界角度を越える
とともに水平姿勢をも越えて回倒して、腰近くの背骨を
略へ字状に伸ばす等の運動を行うことができる運動椅子
の状態を得ることができ、このようにリクライニング椅
子と運動椅子とに使い分けることができ、しかもリクラ
イニング椅子の場合にはストッパー手段により背もたれ
がリクライニング限界角度を越えることがないように保
証する故、運動椅子をリクライニング椅子として安心し
て使用することができるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の椅子の７レームの斜視図、
第２図（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上のガススプリングの内
部概略構造とその作動説明図、第３図は同上のガススプ
リングと操作ハンドルの斜視図、第４図は同上の操作ハ
ンドルの部分斜視図、第５図は同上の運動椅子の状態の
フレームの斜視図、第６図は同上の背もたれフレームを
リクライニング限界角度にまで回倒させてストッパー手
段の作用を示す斜視図、第７図及び第８図は同上のスト
ッパーを解除させた運動椅子の作用を示す斜視図、第９
図は同上のストッパーの斜視図、ｆｊｔＪ１０図、第１
１図及び第１２図は同上の操作ハンドルとストンパーの
関係を示す斜視図であり、１は座部、２は背もたれ、３
はストンパ一手段、４はリクライニング角度保持手段、
θはリクライニング限界角度である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第１図 第５図 第６図 第８図 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）座部に対して背もたれを回倒自在に設け、回倒さ
   れる背もたれをリクライニング限界角度以内においてそ
   の任意のリクライニング角度において保持するリクライ
   ニング角度保持手段を解除自在に設け、背もたれがリク
   ライニング限界角度以上に回倒するのを阻止するストッ
   パー手段を解除自在に設け、リクライニング角度保持手
   段及びストッパー手段を解除することにより、背もたれ
   がリクライニング限界角度を越えるとともに水平姿勢を
   も越えるように回倒自在に構成して成ることを特徴とす
   る椅子。