JPS6212529Y2 - - Google Patents

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JPS6212529Y2
JPS6212529Y2 JP1984042553U JP4255384U JPS6212529Y2 JP S6212529 Y2 JPS6212529 Y2 JP S6212529Y2 JP 1984042553 U JP1984042553 U JP 1984042553U JP 4255384 U JP4255384 U JP 4255384U JP S6212529 Y2 JPS6212529 Y2 JP S6212529Y2
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JP
Japan
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flat plate
convex portion
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angle
angle adjustment
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JP1984042553U
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JPS60153745U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 一般に、刃物を研ぐのに熟練しないと、刃物の
刃を砥石に一定の角度に維持して研ぐことがむつ
かしく、仕上りが平面にならず曲面になり、刃物
の切れ味が悪い。特に鋏は素人には研ぐのは極め
て困難で、多くの場合一度切れ味が悪くなると棄
ている。
この考案は、熟練を要しないで、鋏、包丁、ナ
イフ等の刃物を、誰でも、容易に研くことのでき
る安価な刃物研器を提供することを目的とする。
(考案の構成) この考案は、上面に刃物固定具を有し、裏面に
歯車加工、ツメ歯車加工またはローレツト加工さ
れた断面半円形または弧状の凸部12を有し両端
の軸で基台1のブラケツトに回動自在に軸止した
刃物載置用平面板2と;平面板2と平行に、基台
1のブラケツトに回動自在に架設された一部テー
パーを有するローラー3と;基台の上面に直接ま
たは部材を介して、平面板に対して直角方向に設
けた案内溝13aと、その一端に立設した凸部1
3bと、一端に断面円弧状または弧状にして歯車
加工、ツメ歯車加工またはローレツト加工した凸
部14aと他端に凸部14bを設け下面には案内
溝13a内に摺動自在に嵌挿された凸部底を有す
る角度調節部材14と、凸部13bの孔に螺入し
一端を凸部14bに固定したネジ棒14cとより
なる平面板2の角度調節機構;とを設けて、平面
板2の凸部12と角度調節機構の凸部14bとを
直接または歯車を介し、係合させ、ネジ棒14c
で角度調節部材14を摺動停止させ、平面板2の
角度を変更・固定することを可能とする。
(実施例) この考案の詳細を図面による実施例で説明す
る。
図面中1は基台であり、2は刃物載置用の平面
板、3はローラーであつて、これらは金属製また
は合成樹脂製のいずれでもよい。基台1には、平
面板2とローラー3とが平行に架設されるよう
に、平面板2のためのブラケツト4,4と、ロー
ラー3のためのブラケツト5,5が設けられてい
る。ブラケツト4および5は、第1図に示すよう
にアングルを基台1に固着して形成してもよく、
また、基台1と一体に成形してもよい。平面板2
は、相対向する両端縁に回動軸6,6を一体成
形、溶接または螺着して設けられ、ブラケツト
4,4が回動軸6,6を回動自在に支持してい
る。平面板2の上面には、一方の端部近くに刃物
押え片7と、他方の端部近くに刃先固定片8を着
脱自在に取付ける。刃物押え片7はネジ9で回動
自在にして、かつ、平面板2の上面との間隔が調
整可能に取付けられている。刃先固定片8はネジ
10により回動自在に取付けられ、かつネジ10
の締付けにより回動停止が可能である。平面板2
のローラー3に対向する前縁の上方の角の一部を
端部方向に漸次巾広となり、平面板の上面前縁が
カーブするように削いでなる削ぎ面11を設けれ
ば、後に説明するように、刃先がカーブしている
刃物を研ぐのに便利である。平面板2の下面には
断面が半円形で、多数の平行線状の歯を有する凸
部12が螺着、溶接または一体成形で設けられて
いる。この突部は半円形でない他の形状でもよ
い。この凸部12は上記以外に歯車加工、ツメ歯
車加工またはローレツト加工のいずれであつても
よい。平面板2の下方の基台1の上面に、平面板
2に対して直角方向の案内溝13aを有し、一端
に立設した凸部13bを有する、角度調節部材1
4の基台13を溶接、螺着または一体成型で設け
る。この基台13を設けないで基台1の上面に直
接案内溝13aおよび凸部13bを設けてもよ
い。平面板2の基台1に対する角度を調節するた
めの角度調節部材14は、一端に断面円弧状にし
て多数の平行歯を有する凸部14aと他端に立設
された凸部14bを有し、凸部14bには基台1
3の凸部13b方向にネジ棒14cが螺着、溶接
または一体成形で突出しており、角度調節部材1
4の下部は、基台13の案内溝13aに摺動自在
に嵌挿されており、ネジ棒14cは基台13の凸
部13bの孔に嵌挿され先端に取付けられたネジ
15で、平面板2の所望の角度で凸部12と14
aとが歯合した状態で基台13の摺動を停止させ
ることを可能としている。凸部14aは上記の構
造以外に、歯車加工、ツメ歯車加工またはローレ
ツト加工のいずれの構造のものでもよい。ローラ
ー3は回動自在にブラケツト5,5に架設されて
いる。ローラー3は、平面板2の削き面11に対
応する側をほぼテーパー状にすれば、後述するよ
うに、刃先がカーブしている刃物を研ぐのに便利
である。
第2の実施例は、第1図および第3図に示すよ
うな基台13および角度調節部材14を設けない
で、第4図に示すように、ブラケツト4,4の、
平面板2の回動軸6,6の支持位置の下方に、歯
車16を固着した軸棒17を回動自在に支持し、
平面板2の下面の凸部12aと歯車16を歯合さ
せ、軸棒17の一端に軸棒17の回動停止摘子
(図示せず)を取付けたことを特徴とする。この
場合に凸部12aの円弧の中心と平面板2の回動
軸6,6の中心を一致させる。
第3の実施例は、第5図に示すものであつて、
第2実施例と同様に、平面板2の下面の凸部12
aと、その凸部12aに歯合する歯車16を固着
した軸棒17をブラケツト4,4に回動自在に架
設し、軸棒17をネジで回動させる代りに、底部
が案内溝13aを摺動する一端に凸部14bを立
設し上面をローレツト加工した角度調節部材1
4′の上面の凹凸を歯車16に歯合させる。案内
溝13a凸部13b、ネジ棒14c、ネジ15の
構成は第1の実施例のものと同じである。
上記いずれの実施例においても、第6図に示す
ように、平面板2の両端縁にブラケツト18、1
8を設け、溶接、螺着または一体成形により回動
軸6,6を設ければ、ブラケツト4,4の先端が
平面板2の上面より突出しないので、大きな刃物
を平面板2に載置した場合に、ブラケツト4,4
の先端が邪魔にならず都合がよい。
また、いずれの実施例においても、ブラケツト
4,4のいずれか一方に、角度目盛板19を取付
けるか、またはブラケツトに直接目盛を付し、一
方平面板2の端縁に指針20を設ければ、平面板
2の角度調整に便利である。指針20は省略する
こともできる。
(この考案の作用) この考案に係る刃物研器を使用する場合には、
鋏、包丁等の刃物の刃をローラー3方向に向けて
平面板に載置し、刃物押え片7と平面板2の上面
とで刃物を挾みネジ9を締めると刃物は平面板2
上で固定される。この際刃物の先端附近の背部に
刃先固定片8の一辺を当接させネジ10を締付け
て刃先固定片8の回動を停止させる。これにより
研磨作業中に刃先がブレず刃物が平面板2上で安
定する。次いで平面板2を回動させて、刃物の種
類、形状等により必要な刃の研磨角度に応じて平
面板の角度を選定し、第1実施例においては、凸
部12と凸部14aをクランプさせ、ネジ15を
締めつけると、角度調節部材14は案内溝13a
内の摺動を停止し、平面板2は所望の角度で回動
を停止する。第2実施例においては、軸棒17を
回動させると軸棒17に固着された歯車16が、
それに歯合する凸部12aを作動させて平面板2
が回動する。平面板2の所望の角度で軸棒17の
回動停止摘子を締つけて軸棒17の回動を停止さ
せると、平面板2は所望の角度で回動を停止す
る。第3実施例においては、角度調節部材14′
の底部を案内溝13a内を摺動させると角度調節
部材14′上面の凹凸に歯合している歯車16が
回動し、歯車16に歯合する凸部12aが回動し
て平面板2も回動する。平面板2の所望の角度で
角度調節部材14′の摺動を停止しネジ15を締
めつけると、歯車16および平面板2の回動を停
止する。次いで砥石をローラー3と刃物の刃に当
接するよう載置し、砥石を摺動させると、砥石は
刃に常に密接に、かつ一定の角度で当接しながら
摺動し、刃物は固定されているので刃に丸味を帯
びることなく正しく研がれる。この際ローラー3
が回動するので、砥石を摺動させるのに大した力
を必要とせず、疲労しない。刃物の形状により刃
先固定片8が邪魔になる場合には平面板2から取
り外ずしてもよい。刃物の先端附近がカーブして
いる場合には平面板2の削ぎ面11とローラー3
のテーパー部分3aとにより砥石の摺動方向を変
更して刃物のカーブ部分を研ぐことができる。刃
物を研ぎ終ると、ネジ9を緩めて刃物を平面板2
から取り外ずす。
(この考案の効果) この考案は、構造簡単で安価に製造でき、取扱
いが簡単で刃物研磨作業に労力がかからないので
疲労することなく、誰でも各種の刃物を容易に正
しく研ぐことのできる刃物研器を提供するもので
あり、考案は極めて優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面に示すものは、この考案の実施例を示すも
ので、第1図は斜視図、第3図、第4図および第
5図は中央断面図、第2図は平面板の底面図、第
6図は平面板の斜視図である。 1……基台、2……平面板、3……ローラー、
4,5……ブラケツト、6……回動軸、7……刃
物押え片、8……刃先固定片、9,10……ネ
ジ、12……凸部、13a……案内溝、13b…
…凸部、14……角度調節部材、14a,14b
……凸部。14c……ネジ棒、15……ネジ、1
6……歯車、17……軸棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に刃物固定具を有し、裏面に歯車加工、ツ
    メ歯車加工またはローレツト加工された断面半円
    形または弧状の凸部12を有し両端の軸で基台1
    のブラケツトに回動自在に軸止した刃物載置用平
    面板2と;平面板2と平行に、基台1のブラケツ
    トに回動自在に架設された一部テーパーを有する
    ローラー3と;基台の上面に直接または部材を介
    して、平面板に対して直角方向に設けた案内溝1
    3aと、その一端に立設した凸部13bと、一端
    に断面円弧状または弧状にして歯車加工、ツメ歯
    車加工またはローレツト加工した凸部14aと他
    端に凸部14bを設け下面には案内溝13a内に
    摺動自在に嵌挿された凸部底を有する角度調節部
    材14と、凸部13bの孔に螺入し一端を凸部1
    4bに固定したネジ棒14cとよりなる平面板2
    の角度調節機構;とを設けてなり、平面板2の凸
    部12と角度調節機構の凸部14bとを直接また
    は歯車を介し、係合させ、ネジ棒14cで角度調
    節部材14を摺動・停止させ、平面板2の角度を
    変更・固定することを可能としたことを特徴とす
    る刃物研器。
JP4255384U 1984-03-24 1984-03-24 刃物研器 Granted JPS60153745U (ja)

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JP4255384U JPS60153745U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 刃物研器

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JP4255384U JPS60153745U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 刃物研器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60153745U JPS60153745U (ja) 1985-10-14
JPS6212529Y2 true JPS6212529Y2 (ja) 1987-04-01

Family

ID=30553413

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JP4255384U Granted JPS60153745U (ja) 1984-03-24 1984-03-24 刃物研器

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JP (1) JPS60153745U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54106590U (ja) * 1978-01-12 1979-07-26

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JPS60153745U (ja) 1985-10-14

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