JPS6212455A - 列車運行管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電気鉄道等における列車の運行を管理する
列車運行管理システムに関するものである。

〔従来の技術〕

第左図は例えば特開昭！７７−７／コ号公報に示された
従来の列車運行管理システムの構成図であり、図におい
て、（１）は中央指令室の計算機である第１の処理装置
、（２，／）〜（λ、ｎ）は第１の処理装置（１）と地
理的に離れた各駅もしくは代表部現場に置かれた第２の
処理装置、（３／）は列車番号、列車位置、進路設定状
況等を表示する運行表示盤である。（りはこれらを接続
する公知の光ファイバ・ケーブルを用いたバイパス、ル
ープバック等のＲＡＳ機能を備えた光伝送系であシ、（
ｌＩ、／）、（４’、コ）・・・（ダ、ｎ）、（グ、ｎ
＋／　）、　（＜ｚ　、ｎ＋コ）はそれぞれ光伝送系（
’Ｉ）の各伝送端局であシ、第１の処理装置（１）、第
２の処理装置（２，／）〜（２，ｎ）およびグラフィッ
ク・ディスプレイ（３２）はこれらの伝送端局（４’、
／）〜（”＋ｎ＋コ）に／対／で対応して接続されてい
る。

このシステムは分散形の構成をなしておシ、各第−の処
理装置（，２，／）〜（コ、１１）は中央指令室の第１
の処理装置（１）で所有する列車・ダイヤデータの一部
分配を受けて保有し、これにもとづき路線制御を独自的
に行っている。

また、第６図は第５図の列車運行管理システムにおいて
、運行表示盤（３／）の代わりにグラフィック・ディス
プレイ（３２）を構成要素として組み込んだもので６１
）、このグラフィック・ディスプレイ（、？、２）は第
１の処理装置（１）のみに直接接続されている。

次に動作について説明する。第Ｓ図において第２の処理
装置（コ、／）〜（ｘ、ｎ）の各々は、路線からの列車
位置、進路設定状況等の情報を検出する。

列車ダイヤ・データは第１の処理袋ｅ（１）に付属する
補助記憶装置（図示省略）で−元管列されるが、第２の
処理装置（コ、／）〜（コ、ｎ）の各々に関連部分のみ
が分配共有される。すなわち、（２／）が駅／の、（２
，ユ）が駅コの、・・・Ｃ２，ｎ）が駅Ｎの第２の処理
装置とすると、第１の処理装置（１）で所有する列車ダ
イヤ・データは列車Ａの駅／着／発。

駅２着／発、・・・１列車Ｂの駅／着／発、駅、２着／
発と全列車の全訳分であるが、各第−の処理装置（コ、
／）〜（コｒ　ｎ　）で持つ列車ダイヤ・データは、例
えば第２の処理装置（２，／）では列車Ａの駅／着／発
１列車Ｂの駅／着／発、・・・とあくまでも駅／に関す
る各列車の着／発情Ｖ＆を限定される。従って第２の処
理装置（コ、／）〜（Ｊ、ｎ）は、上述したように成る
程度のファイル管理機能を有しておシ、分配された列車
ダイヤ・データにもとづいて独自の構成をもって進路設
定、発車標制御等の路線側・御を行っている。また、各
第−の処理装置（２，／）〜（コ、ｎ）で検出された列
車位置、進路設定状況等の情報は、第２の処理装置（：
ｌ、／）〜（コ＋　ｎ　”）　　から光伝送系（りを通
じ第１の処理装置（１）および運行！２！千般ｔり／）
ｒｆにｘ者君１　位ｌハ加ア壮屡ｔハではこれを実績の
記録等に用い、運行表示盤（３／）では列車位置、進路
設定状況等の情報を受けると表示盤上の対応する軌道路
線に照光表示する。中央指令員は、運行表示盤（３／）
の表示内容を見ながら列車の有無を判定し、列車ダイヤ
の実時間的修正のため、高度な判断を行いシステムに入
力する、いわゆる運転整理を行う。分散型のシステムに
おいては、列車番号は第２の処理装置（コ、／）〜（’
　＋　ｎ　）から列車位置情報等とともに運行表示盤（
３／）に転送することは可能だが、従来のシステムでは
第１の処理装置（１）から別個に与えていた。

また、第６図のシステムは基本的な動作は、第３図のも
のと同じであるがグラフィック・ディスプレイ（３コ）
が第１の処理装置（１）に直接接続されていて、列車番
号、列車位置、進路設定状況等の路線情報をすべて第１
の処理装置（１）から受けこれらの表示を行う。すなわ
ち、運行表示盤（３／）をグラフィック・ディスプレイ
（３コ）に置きかえたものである。

〔発明が解決しようとすスＦＩＦＩ頚点）従来の列車運
行管理システムは以上のように構成されているが、まず
第Ｓ図のシステムは運行表示盤を使用しておシ、この運
行表示盤は設置に広いスペースを必要とし、かつ表現範
囲および表現内容が非常に限定されてしまう。そしてこ
のシステムの場合、第１の処理装置が故障で運転を停止
した時には、第１の処理装置から送られてくる列車番号
の表示ができなくなってしまう。また第６図のシステム
は、上述した運行表示盤を使用した際の問題点を解決す
るために運行表示盤の代わシに第１の処理装置に直接接
続されたグラフィック・ディスプレイを設けたものであ
るが、このシステムにおいて第１の処理装置が故障で運
転を停止した時には、グラフィック・ディスプレイのあ
る中央指令室では向の情報も得られず、列車の運行状況
が全くわからなくなシ、これを防ぐためには第１の処理
装置の二重化等の処理が必要であるが、これはかなシの
費用がかかる。従来の列車運行管理システムには以上の
ような問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、よシ広範囲にわたってよシ高度な情報を多彩な表
現方式で表示でき、かつ第１の処理装置を二重化するこ
となく第１の処理装置の故障に対して支障を来たすこと
なく対処できる列車運行管理システムを得ることを目的
としている。

〔問題点を解決するだめの手段〕

この発明にかかる列車運行管理システムでは、分散型の
システム構成において、まず第２の処理装置が路線情報
の他に、例えば各駅さらには各ホームの旅客量等の情報
を検出し、ｌた、運行表示盤の代りに第１の処理装置お
よび各々の第２の処理装置のそれぞれに接続されている
グラフィックおよびキャラクタ表示を行うディスプレイ
装置を設け、このディスプレイ装置に、通常は第１の処
理装置からの路線情報および旅客量等のその他の情報に
従って表示を行い、第１の処理装置が故障した場合、あ
るいは第１の処理装置との通信が不能になった場合には
、これを検知し第２の処理装置からの上述した各情報を
直接受け、これを編集処理して表示するインテリジェン
ト性（編集処理機能）を持たせた。

〔作用〕

この発明においては、それぞれの第２の処理装置がより
高度で多彩な情報を検出して、それらを第１の処理装置
およびディスプレイ装置に転送するようにし、また上述
したようなインテリジェント性を有するディスプレイ装
置を設けたことにより、従来よシも高度で多彩な情報の
表示ができ、また第１の処理装置が故障した場合、ある
いは第１の処理装置との通信が不能となった場合でも、
ディスプレイ装置が各々の第２の処理装置からの情報を
直接受け、これを編集処理して表示することができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の列車運行管理システムの一実施例を
示す構成図であシ、図において、（１）。

（２，／）〜（コ、ｎ）　、　（グ）および（４’ｌ／
）〜（ｌＩ、ｎ＋２）は第５図および第６図に示す従来
のものとほぼ同じであるが、第２の処理装置（−２１７
）〜（コ、ｎ）は後述するように、従来のものよシも１
．より多彩な情報を検出する。（３３）はインテリジェ
ント性、すなわち編集処理機能を有するグラフィックお
よびキャラクタ表示を行うディスプレイ装置であるイン
テリジェント性を有するグラフィック・ディスプレイで
ある。このグラフィック・ディスプレイ（３３）は光伝
送系（弘）の伝送端局（ｌＩ、ｎ＋、２）に通信回路で
接続されるとともに、第１の処理袋！（１）と独立の通
信回線で接続されている。そして各第−の処理装置（Ｊ
、／）〜（：１．ｎ）とは時分割多電の伝送を行う。第
２図はそのグラフィック・ディスプレイ（３３）の構成
図であシ、図において（Ｊ、？／）　。

（Ｊ３コ）は例えばＲ８２３，２Ｃ等の公知のインター
フェースでアリ、インターフェース（、？、？／）は第
１の処理装置（１）に、インターフェース（、？、？、
２）は伝送端局（ＩＩ、ｎ＋コ）Ｋそれぞれ接続されて
いる。（３，ｙａ　）はインターフェース（、？、？／
　）　、　（、？、？コ）を制御する通信処理装置、（
ｔ、ｔ！Ｉ）は通信処理装置（，７，７，７）の情報を
得て情報の分析編集を行うデータ編集処理装置、（３３
ｓ）はデータ編集処理装置（３３りの出力を得てブラウ
ン管（３，ｔｂ　）に表示を行わせる表示処理装置であ
る。

以下、動作について説明す°る。列車ダイヤ・データは
第１の処理装置（１）に付属する補助記憶装置（図示省
略）にて管理され、始業前あるいは終業後、光伝送系（
りを通じ第２の処理装置（コ、／）〜（コ、ｎ）の各々
にそれぞれ関連する部分のみ分配される。第２の処理装
置（２，／）〜（コ＋　ｎ　）では列車の動きを追跡し
、追跡結果と列車ダイヤ・データにもとづき独自に路線
制御を行い、かつ上述した追跡情報である列車位置、進
路設定状況、列車の遅延等の路線情報を第１の処理装置
（１）に転送するとともに、グラフィック・ディスプレ
イ（３３）にも転送する。各第−の処理装置（，２，／
）〜（コ、ｎ）から第１の処理装置（１）に転送する情
報は上述した情報の他にも、駅あるいはその駅の各ホー
ムの旅客量情報（特願昭５９−／／４９／、２号参照）
等もあシ、第１の処理装置（１）ではこれらを受けとる
とグラフィック・ディスプレイ（３３）のａ示の形に編
集加工し与える。

ここでグラフィック・ディスプレイ（３３）の動作につ
いて第２図および第３図を用いて説明する。

第３図にも示す通シ、インターフェース（，７，７／）
は第１の処理装置（１）との間の単独回路の通信制御を
、インターフェース（３３２）は各第−の処理装置（２
，／）〜（２，ｎ）との間のｎ本の回線の時分割多重の
通信制御を行う。インターフェース（３３／）と第１の
処理値Ｒ（１）はコンテンション方式で通信仕様がきめ
られておシ、また、インターフェース（３３コ）と第２
の処理装置（２，／）〜（コ、ｎ）はポーリング方式で
通信仕様がきめられている。通信処理装置（，３３３）
は°インターフェース（３３／）、（３３コ）を制御す
るとともに、これらを介して入力される路線情報および
その他の情報であるラインデータを取シ込む。通信処理
装置（、？、？、？　）のデータはデータ編集処理（３
３１Ｉ″）に渡される。このデータ編集処理装置（３３
４Ｉ）はインターフェース（、、？、？／）からのデー
タすなわち第１の処理装置からのデータを採用するが、
或いはインターフェース（３３コ）からのデータすなわ
ち第２の処理装置（コ、／）〜（，２＃Ｚ１）からのデ
ータを採用するかをきめる。第１の処理装置（１）から
のデータの場合は第１の処理装置（１）が高度な処理機
能を有していて、成る程度まとまったかたちでのデータ
受は渡しが可能なため、データ編集処理装置（３３１Ｉ
）自体の負荷は軽くなる。しかし第２の処理装置（λ、
／）〜（λ＋　ｎ　）からのデータの場合は、第３図か
らも明らかなように、ｎ本の回線分のデータをデータ編
集処理装置（３Ｊ４ｔ）は取シ込む。第２の処理装置（
２，／）〜（コ＋　ｎ　）の各々から送シ込まれてくる
ラインデータは各自の関与する部分、すなわちデータ編
集処理装置（，７３ＩＩ）にとっては′／ｎの情報なの
で、データ編集処理装置（、？、７１Ｉ）では全体を総
合し編集する必要がある。第１の処理装置（１）が故障
した場合、あるいは第１の処理装置（１）とインターフ
ェース（、？、？／）間が通信不能となった場合は、こ
れをインターフェース（、？、７／）ひいては通信処理
装置（、？、？、？　）側で検出する。従ってこれらの
場合はデータ編集処理装置（３３１Ｉ）はインターフェ
ース（３ｙｔ）からのデータを編集し表示処理装置（３
，ｙｒ）に送る。表示処理装置（３３ｒ）はデータ編隼
処理藷冊（３ＪＩＩ）のデータに本にづ負弗示制御コマ
ンドを作成し、データにもとづく各情報をブラウン管（
３３ｂ　）に表示させる。

以上のように、第１図のグラフィック・ディスプレイ（
３３）は通常、第１の処理装置（１）からの情報にもと
づき多種多°様な列車運行状況表示を行っている。そし
て、第１の処理装置（１）が故障した場合、あるいはこ
の第１の処理装置（１）との通信が不能になった場合は
、各第２の処理装置（λ、／）〜（ｕ、ｎ）からの情報
を総合し集約し表示する。この場合、列車番号は列車ダ
イヤ・データを各第−の処理装置（，２ｔ’）〜（ｘ、
ｎ）に分配配置しているため、各第２の処理装置（２，
／）〜（２，ｎ）では列車位置と列車番号の対応付けが
可能であシ、従って各第−の処理装置（，２１／）〜（
Ｊ、ｎ）からグラフィック・ディスプレイ（３３）に列
車番号付きで各情報が送られてくるため、従来の第３図
に示されたシステムのように列車番号の表示が不能にな
ることはない。従って、仮に第１の処理装置（１）の故
障により中央指令員の列車運行管理システムに対する制
御入力が不可能になっても、第１の処理値ｆｆｉ（１）
の回復までの間、グラフィック・ディスプレイ（３３）
にもとづき列車の運行状況の監視は継続可能であり、中
央指令員が軌道路線の稼動状態を全く把握できないとい
うことは避けることができる。

なお、上記実施例では第１の処理装置（１）とグラフィ
ック・ディスプレイ（３３）との間を論理的にも物理的
にも独立の通信回路で結ぶものを示したが、これは第９
図に示すように第１の処理装置（１）とグラフィック・
ディスプレイ（３３ａ　）の間の回線を論理的には独立
させておき、物理的に光伝送系（りの中に含め、（／　
）　４−＋　（ｔＩ、ｎ＋／）　０（４（、ｎ＋Ｊ）＋
（、？、７ａ）のルートで情報をやりとシするようにし
てもよい。この場合、グラフィック・ディスプレイ（、
？、７ａ）の構成は第２図に示すグラフィック・ディス
プレイ（３３）の構成とほぼ同じになるが、インターフ
ェースは７つでよく、マたグラフィック・ディスプレイ
（、？、？ａ）と第１の処理装置（１）との間の通信回
線を個別に設ける必要はない等、ハードウェア構成を簡
略化することができる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明した通シ、分散型の列車運行管理シ
ステムにおいて、まず第２の処理装置が路線情報の他に
、例えば各駅さらには各ホームの旅客量等の情報も検出
するようにし、運行表示盤の代シに第１の処理装置およ
び各々の第２の処理装置のそれぞれと接続されているグ
ラフィックおよびキャラクタ表示を行うディスプレイ装
置を設け、このディスプレイ装置に、通常は第１の処理
装置からの路線情報および旅客量等のその他の情報に従
って表示を行い、第１の処理装置が故障した場合、ある
いは第１の処理装置との通信が不能になった場合は、こ
れを検出して第２の処理装置からの上述した各情報を直
接受け、これを編集処理して表示するインテリジェント
性を持たせたことによシ、よシ高度で多彩な情報の表示
が可能となシ、また、第１の処理装置が故障した場合に
もこれを二重化することなく、支障なく各情報の表示の
継続が可能とな）、性能価格比の高いシステムが得られ
る効果がある。

また、第１図に示す他の実施例のようにグラフィック・
ディスプレイと第１の処理装置との間の情報交換を通常
の伝送系を介して行なうようにするようにすれば、ハー
ドウェア構成の簡略化することができ、また工業費用も
安くてすむという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の列車運行管理システムの一実施例を
示す構成図、第２図は第１図のグラフィック・ディスプ
レイの構成図、第３図はこの発明の詳細な説明するだめ
の図、第を図はこの発明の他の実施例を示す構成図、第
５図および第６図は従来の列車運行管理システムの構成
図である。 図において、（１）は第１の処理装置、（２＋　”　）
〜（２，ｎ）は第２の処理装置、（ＩＩ′）は光伝送系
、（ゲ、／）〜（グ、ｎ＋／）は伝送端局、（３Ｊ）と
（３Ｊａ　）はグラフィック・ディスプレイ、（、？、
？／）と（３３コ）はインターフェース、（、？、？、
７　）は通信処理装置、（、ｙ３４Ｉ）はデータ編集処
理装置、（３３Ｓ）は表示処理装置、（３ｓｔ、）はブ
ラウン管である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す７４
、た４ｒ４道系 ３３　　　ゲジフイーＩフ　イイスアしイＭ）２図 ３３６　゛　プラウ−萱 処６図 手続補正書（自発） 昭和。１′！−６，２１２３日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）列車軌道路線上の列車位置、進路設定状況、列車
   の遅延等の路線情報および各駅さらには各ホームにおけ
   る旅客量等のその他の情報を提供するとともに上記列車
   軌道路線の制御指令を与える第１の処理装置と、 上記列車軌道路線の所定区域の上記路線情報および各駅
   さらには各ホームにおける旅客量等のその他の情報の検
   出を行い、これらの情報に従つて進路の設定、発車標制
   御等の路線制御を独自に行うとともに上記各情報を転送
   し、上記第１の処理装置からの制御指令が与えられた時
   にはこれに従つて路線制御を行う複数個の第２の処理装
   置と、インテリジェント性を有する上記各情報のグラフ
   ィックおよびキャラクタ表示を行うディスプレイ装置と
   、 上記第１の処理装置、複数個の第２の処理装置およびデ
   ィスプレイ装置をそれぞれ接続する伝送系と を備え、 上記ディスプレイ装置が通常は第１の処理装置から上記
   各情報を受けその表示を行い、第１の処理装置が故障し
   た場合、あるいは第１の処理装置との通信が不能になつ
   た場合にはこれを検出してそれぞれ第２の処理装置から
   の上記各情報を直接受けてこれらを編集処理して表示す
   る上記インテリジェンス性を有する列車運行管理システ
   ム。
2. （２）ディスプレイ装置が第１の処理装置と独立の通信
   回路で接続され、各第２の処理装置と伝送系を介して接
   続されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の列車運行管理システム。
3. （３）ディスプレイ装置が第１の処理装置および各第２
   の処理装置に伝送系を介して接続されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の列車運行管理システ
   ム。
4. （４）伝送系が光ファイバケーブルを用い複数の伝送端
   局を備えたバイパス、ループバック等のＲＡＳ機能を有
   する光伝送系であることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項または第３項記載の列車運行管理システム。