JPS62119750A - 光学的情報記録媒体 - Google Patents

光学的情報記録媒体

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Publication number
JPS62119750A
JPS62119750A JP60258687A JP25868785A JPS62119750A JP S62119750 A JPS62119750 A JP S62119750A JP 60258687 A JP60258687 A JP 60258687A JP 25868785 A JP25868785 A JP 25868785A JP S62119750 A JPS62119750 A JP S62119750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
inert liquid
disk
recording medium
information recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60258687A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ito
浩之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP60258687A priority Critical patent/JPS62119750A/ja
Publication of JPS62119750A publication Critical patent/JPS62119750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は光学的情報記録媒体に関する。
[従来技術] 第1図に示すように、従来のエアーサンドイッチ型構造
の光学的情報記録媒体の場合記録WJ2は直接空気4に
接しているので読出し時の光照射の過程で光モードによ
り記録層の酸化が生じやすく再生劣化が起こりやずいと
いう欠点があった。また空気の代りに不活性気体を封入
したちのもあるがこの場合酸化による光モードでの再生
劣化は生じなくなるが熱モードによる再生劣化や温度・
圧力の変化によるディスクの形状変化という問題はいま
なお解消されない。形状が大きく変化すると光ディスク
を駆動するドライブ装置の性能により書き込みと読み出
しが困難となる事態が生じる。
また、エアーサンドイッチ型構造のディスクの場合急激
な環−塊変化により記録層上に結露が生じそれがディス
クの欠陥となりやすいという問題がある。
[目 的] 本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、その
目的は従来のエアーサンドインチ型構造を有する光学的
情報記録媒体において再生劣化が生じにくくかつ温度変
化や圧力変化が生じても形状変化が生じにくく常に安定
した書き込み読み出しが可能な光学的情報記録媒体を提
供することである。
[構 成] 上記目的を達成するために、本発明は封止構造を有する
記録媒体の密閉空間内に不活性液体を封入す・ることで
ある。すなわち、本発明の光学的情報記録媒体は2枚の
基板のうち少なくとも1枚の基板上に記録層を有する各
基板を記録層が内側になるように空間を介して封止する
構造としたものであって基板と基板との間の空間に不活
性液体を封入したことを特徴とする。本発明で用いる不
活性液体において「不活性」という語は記録層、基板お
よびスペーサなど液体に直接接触している物質に対して
不活性であるという意味を有する。したがって、不活性
液体としては記録層などに対してかかる性質をもつ液体
状物質であればその種類に制限されることなく任意の物
質を使用することができる。また、一般に不活性である
とされている液体が使用できることはいうまでもない(
例えば、炭化水糸のフルオロクロル置換体類例えばデュ
ポン社製の「フレオン」など)。特に、有機物の水素や
塩素を弗素で置き換えた弗素系不活性液体は一般に不活
性の度合が強いので好ましい〔この例としては、70リ
ナート(3M社製)などをあげることができる〕。
不活性液体を封入することによる利点としては、記録層
が酸素に触れていないため光モード(光子吸収モード)
での酸化による再生劣化が生じなくなる、液体は気体よ
りも熱伝導率が大きいため熱モード(光から熱へのエネ
ルギー変換モード)による再生劣化が生じにくくなる。
液体は気体よりも熱膨張率、が小さくまた圧力変化によ
る体積変化もほとんど生じないため温度・圧力の変化に
よるディスク形状の変化は気体封入のものよりもかなり
小さくなる。したがって周囲の環境に影響されず安定し
た書き込み/読み出しができる(通常の条件すなわち2
5℃、60%程度、1気圧で作製したディスクでも気圧
の低い高山地方で使用可能となる)また周囲の急激な環
境変化の下でも記録層上への結露が生じることはないな
どをあげることができる。
次に図面にもとづいて本発明を具体的に説明する。
第2図は本発明の情報記録媒体の一例であって、2枚の
基板1,1′は透明材料例えばガラス、プラスチックな
どでできている。基板には案内溝が形成されていてもあ
るいは他の処理が施されていてもよい。各基板1.1′
の一方の面には記録層2例えば有機色素膜が設りられて
いる。有機色素膜はシアニン色素、メロシアニン色素な
どに代表される有機色素単独またはこれらの組合けある
いは他の色素との組合Vなどによって形成される。
また、有機色素膜はクエンチャ−などの添加物を含んで
いてもよい。記録層2と基板1.1′どの間には光硬化
性樹脂などの下引ぎ層が設【ノられていてもよい。各基
板1.1′は各記録層2が内側になるようにスペーサ3
,3′によって空間を介して配置されている。基板1.
1′はスペーサ3゜3′と接着剤または他の手段によっ
て接合され封止構造とされている。空間には本発明にお
ける上述したような不活性液体5が封入されている。不
活性液体の封入は例えば基板に注射針の通るような小さ
な穴をあけておいてディスク作製後この穴より注射針お
よび注射器を用いて不活性液体を封入しディスク内が完
全に不活性液体で満たされた模この穴を接着剤などを用
いてふさぐことにより行なわれるが、この方法に制約さ
れるものではない。上記スペーサ3は記録層2.2同士
が接触しないようにするための部材であってその材質お
よび形状などには特に制限は々い。しかし、不活性液体
は気体よりも密度が大ぎいことからディスクの重囲をあ
まり変化させないためスペーサの厚さを薄くする必要が
ある。
なお、第2図に示す構成のものは両面タイプのディスク
の例であるが本発明は一方の基板のみに記録層を有する
片面タイプのディスクにも適用できることはもちろんで
ある。
また、本−発明の情報記録媒体のディスク構造としては
第2図に示したものの他に第3図に示づように基板1.
1′とスペーサが一体化した密閉構造のものをあげるこ
とができる。さらに、エアーサンドイッチ構造のもので
その密閉空間に気体が封入されているものであればぞの
気体を不活性液体で置き換えることにより本発明を適用
できる。
[効 果] 本発明の光学的情報記録媒体によれば1.光モードにお
ける酸化による再生劣化が生じない、2、熱モードにお
ける再生劣化が生じにくい、3、結露が生じない、4.
温度・圧力が変化してもディスク形状の変化が生じにく
いことから、幅広い環境条件での使用が可能でしかもS
/Nの良好な長寿命のディスクを提供することができる
[実施例] 以下に代表的な例をあげるが本発明はこれのみに限定さ
れるものではない。
第2図に示す構造の光ディスクを作製した。基板1,1
′およびスペーサ3,3′の材質はポリメチルメタクリ
レートとし、そして、記録層2は有機色素膜とした。封
止用接着剤として光硬化型接着剤を用いた。ディスクを
封止後基板にあけておいた***から注射器を用いて不活
性液体として弗素系の70リナートFC−40(3M社
製)を注入した。不活性液体をみたした後***をふさぎ
データの書き込み再生を行なった。書き込みは空気を封
入したエアーサンドインチ型のディスクと比較して1,
2倍程度のパワーが最適パワーであった。読み出しは従
来と同じパワーで行ったが100万回の読出し後もデー
タのエラー数の増加とSZN比の劣化はまったく見られ
なかった。次に、このディスクを用いて環境試験を行っ
たところ結露はまったく生ぜずまた0、7気圧まで気圧
を下げたところ従来−のエアーサンドインチ型のディス
クは目視ではっきりと認められる程度にふくらんだのに
比べ本発明によるディスクには形状変化は認められなか
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の情報記録媒体の断面図、第2図および第
3図は本発明の情報記録媒体の例を示す断面図である。 1.1′・・・基 板   2・・・記録層3.3′・
・・スペーサ  4・・・気 体5・・・不活性液体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2枚の基板のうち少なくとも1枚の基板上に記録層を有
    する各基板を記録層が内側になるように空間を介して封
    止する構造の光学的情報記録媒体において、基板と基板
    との間の空間に不活性液体を封入したことを特徴とする
    光学的情報記録媒体。
JP60258687A 1985-11-20 1985-11-20 光学的情報記録媒体 Pending JPS62119750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60258687A JPS62119750A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 光学的情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60258687A JPS62119750A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 光学的情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62119750A true JPS62119750A (ja) 1987-06-01

Family

ID=17323703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60258687A Pending JPS62119750A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 光学的情報記録媒体

Country Status (1)

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JP (1) JPS62119750A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8148795B2 (en) * 2006-01-19 2012-04-03 Sony Corporation Functional device

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