JPS62118176A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は湯と水の混合比率と、混合した混合水の吐出状
態を電気的に制御し、所望する給湯条件で出湯する電気
駆動の湯水混合装置に関する。

従来の技術 従来この種の湯水混合装置は第２図に示すようなものが
あった。

第２図において、湯と水の混合比率を調節する混合弁１
と、この混合弁１を駆動する駆動装置２と、混合水温度
を検出する温度検出器３と、流量を検出する流量センサ
４と、混合水の供給・停止と瞬時流量を制御する電気駆
動の制御弁５が有り、混合水の温度、瞬時流量等を設定
する設定器７と、前記温度検出器ａと流量センサ４の信
号に基づいて、混合弁１と制御弁５を制御する制御器８
で構成され、混合水の温度に関しては、温度検出器３に
より検出された温度と、設定器７で設定された温度を比
較し、偏差量により混合弁１の湯側水側の弁開度を反比
例的に変化させ、設定温度と等しい混合水温度に制御す
る。混合水の出湯・停止は制御弁５を電気的に開閉させ
、設定器７で設定されている瞬時流量値と、混合水の瞬
時流量値を検出する流量センサ４の信号を比較して、制
御弁５の弁開度を調節するもので、設定器７で所望する
混合水の状態量を設定すれば、即座に設定された発明が
解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、制御弁５と制御弁
５を取り巻く電気系統の故障等、或いは出湯中の停電な
ど、制御弁が制御不能に陥いった場合、吐出を停止させ
る手段がなく、無駄に湯をたれ流しすることになり、高
温出湯中の場合などは危険でもある。

本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、停電時
には閉止できる閉止弁を設け、緊急時に吐出を閉止させ
、かつ、混合水の吐出先のシャワ、カランへの切換えも
電気駆動とした、全自動のコンパクトな湯水混合装置を
提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の湯水混合装置は
、湯流路と水流路と、前記湯流路の開口面積を変化させ
る湯弁部と、水流路の開口面積を変化させる水弁部とで
構成する混合弁と、前記混合弁の湯弁部と水弁部をそれ
ぞれ独立して駆動させる電気的混合弁駆動装置と、前記
混合弁の下流に混合水の温度を検出する温度検出器と、
混合水の流量を検出する流量センサと、混合水流路を閉
成する閉止弁と、混合水の吐出をシャワとカランに切換
える切換弁と、前記切換弁を電気的に駆動させる切換弁
駆動装置と、混合水の吐出先と給湯条件を設定する設定
器と、前記温度検出器、流量センサ及び設定器の信号に
基づいて前記混合弁駆動装置及び切換弁駆動装置を制御
する制御器より構成している。

作　　　用 上記構成により、設定器で設定された温度と、温度検出
器で検出した温度を比較して、偏差量により、制御器は
、混合弁駆動装置に信号を送り、混合弁の湯弁部、水弁
部の弁開度を反比例的に増減させ、設定温度と等しい混
合水温度に制御し、出湯・停止、瞬時流量値に対しては
、設定器の信号、流量センサの信号より、混合弁の湯弁
部、水弁部の弁開度を比例的に増減させ、指示された出
湯量に即座に制御し、吐出口に関しては、切換弁を電気
的に駆動させ、設定器で設定された吐出先に自動的に切
換える、すなわち設定器のボタン操作のみで全ての給湯
状態を電気的に自動で得られるもので、電気系統の故障
、或いは停電等で制御不能、混合水が吐出中であれば、
閉止弁を自動或いは手動で閉止させることで、吐出を停
止させ、また誤操作、誤動作で高温出湯時など、即座に
閉止弁により閉止させ、危険を回避できるものである。

実施例 以下本発明の１実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図において、湯流路９と水流路１０と、前記湯流路
９に設けた湯側弁体１１と湯側弁座１２からなる湯弁部
１３と、水流路１０に設けた水側弁体１４と水側弁座１
５からなる水弁部１６とで構成する混合弁１７と、前記
混合弁１７の湯側弁体１１と水側弁体１４をそれぞれ独
立して電気的に駆動させる混合弁駆動装置（湯側１８．
水側１９）を設け、前記混合弁１７の下流の混合水流路
２０に混合水の瞬時流量を検出する流量センサ２１と、
混合水温度を検出する温度検出器２２と、混合水流路２
０を閉成するための閉止弁体２３と閉止弁座２４で構成
する閉止弁２５を設け、閉止弁体２３と連結した閉止ハ
ンドル２６の手動による操作で混合水流路２０を閉成で
きる。前記閉止弁２５の下流に、混合水の吐出をシャワ
２７、カラン２８に切換える切換弁２９と、この切換弁
２９を電気的に駆動させる切換弁駆動装置３０を設け、
混合水の吐出先と温度、瞬時流量など給湯条件を設定す
る設定器３１と、前記流量センサ２１、温度検出器２２
及び設定器３１の信号に基づいて、前記混合弁駆動装置
１８．１９及び切換弁駆動装置３０を制御する制御器３
２で構成している。

上記構成により設定器３１のボタン操作で、制御器３２
は混合弁１７、切換弁２９を制御し、設定した給湯条件
と等しい混合水を自動的に得られ、また、流量センサ２
１の信号が瞬時流量値０を示したとき、混合弁駆動装置
１８．１９に信号を送り、湯側弁体１１、水側弁体１４
を共に閉成する方向に作動するように制御する。また、
吐出先の設定がシャワ２７のとき制御器３２は切換弁駆
動装置３０を通電し切換弁２９はシャワ側を開成し、設
定がカランのときは駆動装置３０への通電をストンプさ
せ、そのとき切換弁２９はカラン側を開成する構成とし
ている。そこで本実施例では使用中に停電で制御不能に
陥った場合は、閉止ハンドル２６を操作して、混合水の
吐出を一時的に停止させ、無駄な湯の放出を防ぐことが
でき、停電により混合弁１７の弁位置は、停電直前の位
置で停止するため、適温であれば、そのまま閉止ハンド
ル２６による出湯・停止させ、使用を続けることができ
る。

停電したとき、閉止ハンドル２６を操作し、混合水の吐
出を停止させた後、再び通電された場合、流量センサ２
１の信号は流量値Ｏを検出し、混合弁１７の弁位置を停
電直前の弁位置から共に閉成するように制御器３２は制
御する構成としたために、通電されたことに気づき、閉
止ハンドル２６を開成操作したとき、混合水が吐出する
ことはなく、特に、停電直曲の出湯条件が高温出湯であ
った場合などの危険が回避できる。また、切換弁２９は
、通常はカラン２８側に吐出するようにし、シャワ２７
に切換えるときのみ切換弁駆動装置３０へ通電し、切換
弁を制御する構成としたため、切換弁駆動装置３０での
消費電力をおさえることができ、シャワ２７使用時に停
電した場合、自動的にカラン２８吐出に切換わり安全で
ある。

発明の効果 以上のように本発明の湯水混合装置によれば次の効果が
得られる。

（１）設定器のボタン操作のみで、給湯開始から、混合
水の温度、瞬時流量、吐出先まで自動的に制御し、所望
する給湯状態をワンタッチで得られる。−（２）使用中
の停電、或いは電気系統の故障等により制御不能に陥っ
た場合、閉止弁で１時的に出湯を停止させることで、無
駄な湯の放出を防ぐことができる。

（３）誤動作、誤操作により、不用意に高温出湯された
ときなど、手動による止水弁で危険を回避できる。

（４）温度検出器、流量センサの信号を利用して、出湯
状態をモニタ表示できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における渇水混合装置の断面
図、第２図は従来の揚水混合装置の断面図である。 ９・・・・・・湯流路、１０・・・・・水流路、１３・
印・湯弁部、１６・・・・水弁部、１７・・・・・・混
合弁、１８゜１９・・・・・混合弁駆動装置、２１・・
・・・流量センサ、２２・・・・・・温度検出器、２５
・・・・・・閉止弁、２７・・・・・−シャワ、２８・
・・・・カラン、２９・・・・・切換弁、３０・・・・
・・切換弁駆動装置、３１・川・・設定器、３２・・・
・・制御器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ７　　　　　β

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）湯流路と水流路と、前記湯流路の開口面積を変化
   させる湯弁部と、水流路の開口面積を変化させる水弁部
   とで構成する混合弁と、前記混合弁の湯弁部と水弁部を
   それぞれ独立して駆動させる電気的混合弁駆動装置と、
   前記混合弁の下流に混合水の温度を検出する温度検出器
   と、混合水の流量を検出する流量センサと、混合水流路
   を閉成する閉止弁と、混合水の吐出をシャワとカランに
   切換える切換弁と、前記切換弁を電気的に駆動させる切
   換弁駆動装置と、混合水の吐出先と給湯条件を設定する
   設定器と、前記温度検出器、流量センサ及び設定器の信
   号に基づいて前記混合弁駆動装置及び切換弁駆動装置を
   制御する制御器よりなる湯水混合装置。
2. （２）制御器は、流量センサの信号が流量０を検出した
   とき、混合弁駆動装置に信号を送り、混合弁の湯弁部、
   水弁部を共に閉成するように制御する特許請求の範囲第
   １項記載の湯水混合装置。
3. （３）切換弁は切換弁駆動装置に通電させた場合シャワ
   吐出、停電時はカラン吐出に切換わる構成とした特許請
   求の範囲第１項記載の湯水混合装置。