JPS62112824A

JPS62112824A - 布基礎の配線・配管構造

Info

Publication number: JPS62112824A
Application number: JP25330485A
Authority: JP
Inventors: Tokusaburo Ishimoto; 石本　徳三郎; Yutaka Nunomura; 布村　豊; Minoru Funaki; 船木　実
Original assignee: Sekisui House Ltd
Current assignee: Sekisui House Ltd
Priority date: 1985-11-11
Filing date: 1985-11-11
Publication date: 1987-05-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は布基礎を利用した配線・配管（以下、配管類と
いう。）の設置構造に関する。

従来の技術既設の建物の設備を変更する場合には、水道管や電気配
線等の配管類を、新規に設置したり、設置個所を変更す
る必要がある。従来では、そのような場合には、例えば
基礎の外側の側壁面に配管類を簡易に取り付けたりして
いた。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、従来の方法では配管類を設置した部分が
外側に突出するため、自動車等がぶつかって破壊される
おそれがあるのみならず、建物の美観性を損なうという
問題点がある。

本発明はこのような問題点を解決することを目的とする
。

問題点を解決するための手段本発明は、布基礎（１）側壁面を凹入させて配管類の収
容空間（１４）を形成するとともに、その収容空間（１
４）を覆うカバー（１５）を前記布基礎（１）に取り付
けたことを特徴とする。

作　　用布基礎（１）側壁面とカバー（１５）との間に形成され
た収容空間（１４）に、例えば配管部材（１７）を設置
することにより、配管部材（１７）が布基礎（１）より
外側に突出することがない。

実施例以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、（１）は、プレキャスト成型されたフ
ーチング（２）と、同様にしてプレキャス１−成型され
た布部（３）とによって構成された布基礎を示している
。

下側のフーチング（２）の中央部分には、第３図にも示
されるように、上向きに開いた凹溝（４）が形成されて
おり、その凹溝（４）の下方に埋込ナツト（５）が一体
に埋め込まれている。凹溝（４）と埋込ナツト（５）と
の間には、両者間を連絡する案内孔（６）が設けられて
いる。

一方、布部（３）は、断面１字形に形成されている。こ
のように布部（３）を断面１字形状とすることにより、
単位長さ当たりの重量が小さくなって軽量化を図れると
ともに、重量が小さくなった分だけ単位部材の全長を延
ばすことができる。

また、布部（３）には、ボルト孔（７）が上下方向に貫
通して形成されている。

上記布部（３）はフーチング（２）の前記凹溝（４）に
挿入され、垂直方向に立設される。そして、前記ボルト
孔（７）を貫通して挿入された長尺のアンカーボルト（
８）下端の雄螺子部（８ｂ）を、フーチング（２）の前
記埋込ナンド（５）に炊合して、その上端雄螺子部（８
ａ）を布部（３）」二方に突出させる。そして、その上
端雄螺子部（８ａ）に螺着した固定ナツト（９）を締め
付けることにより、布部（３）とフーチング（２）とを
一体に結合する。

このようにしてフーチング（２）と一体に固定された布
部（３）上端部分には、軸組（１０）が固定されている
。その軸組（１０）の内側には、床梁（１１）が横向き
に配設されるとともに、その床梁（１１）上部に床（１
２）が設けられる。また、（１３）は、軸組（１０）の
外側に設けられた外壁を示している。

そして、上記布部（３）の外側に設けられた凹入部分が
、本実施例における収容空間（１４）となっている。こ
の収容空間（１４）は布部（３）側壁面に取り付けられ
たカバー（１５）によって覆われている。このカバー（
１５）は、第２図に示されるように、その上下端部分に
おいてボルト（１６）を介して布部（３）に取り付けら
れている。

上記カバー（１５）によって覆われた収容空間（１４）
には、配管部材（１７）　　（１７）・・・が設置され
ている。その設置構造を次に説明する。

第３図に示されるように、上下一対の支持プラケット（
１Ｂ）　　（１Ｂ）が、取付ボルト（１９）　　（１９
）を介して布部（３）側壁面に固定されている。それら
の支持プラケット（１８）　　（１８）の中央には、湾
曲状に膨出した支持部（２０）　　（２０）が設けられ
ており、両支持部（２０）　　（２０）の間に略円形の
空間部分が形成されている。その空間部分に配管部材（
１７）が挟持されるようになっている。そして、支持プ
ラケット（１８）　　（１８）の先端部分に形成された
屈曲部（２１）　　（２１）には、前記カバー（１５）
を貫通して挿入されたポル）　（２２）　　（２２＞が
取り付けられている。この場合において、カバー（１５
）は、第１図のように前記布部（３）外側縁と略−直線
状に配置される。

なお、本実施例では配管部材（１７）のみを取り付けた
場合について示したが、電気の配線を直に取り付けるよ
うにしてもよい。

発明の効果以上のように、本発明では、布基礎側壁面を凹入させて
配管類の収容空間を形成するとともに、その収容空間を
カバーで覆っているから、配管類が外部に突出すること
がなく、配管類を保護することができるのみならず、美
観性を損なうことがないという顕著な効果が得られたも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す布基礎部分の断面図
、第２図は、第１図の下半部分の拡大断面図、第３図は
、配管部材の取付状態を示す要部断面図である。（１）・・・布基礎、（３）・・・布部、（１４）・・
・収容空間、（１５）・・・カッ＜−。

Claims

【特許請求の範囲】

布基礎側壁面を内方に凹入させて配管類の収容空間を形
成するとともに、その収容空間を覆うカバーを前記布基
礎に取り付けたことを特徴とする布基礎の配線・配管構
造。