JPS62112055A - 埋設管の種類の判別方法および装置 - Google Patents
埋設管の種類の判別方法および装置Info
- Publication number
- JPS62112055A JPS62112055A JP60251501A JP25150185A JPS62112055A JP S62112055 A JPS62112055 A JP S62112055A JP 60251501 A JP60251501 A JP 60251501A JP 25150185 A JP25150185 A JP 25150185A JP S62112055 A JPS62112055 A JP S62112055A
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- JP
- Japan
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- buried pipe
- buried
- vibration
- analysis
- pipe
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、埋設管の種類の判別方法および装置に関する
。
。
ガス管交換等の工事現場において、管の種類つまりガス
管かあるいは水道管かが不明の埋設管に遭遇することか
ある。これは、ガス管と水道管との径、材質が同じであ
ったためであるが、工事の進行上その埋設管がガス管か
水道管かを迅速にしかも正確に判別する必要がある。一
般に、この埋設管の種類の判別は熟練した技術者がハン
マーで埋設管を叩き、埋設管の打撃&を注意して聞くこ
とにより埋設管の種類を判別している。
管かあるいは水道管かが不明の埋設管に遭遇することか
ある。これは、ガス管と水道管との径、材質が同じであ
ったためであるが、工事の進行上その埋設管がガス管か
水道管かを迅速にしかも正確に判別する必要がある。一
般に、この埋設管の種類の判別は熟練した技術者がハン
マーで埋設管を叩き、埋設管の打撃&を注意して聞くこ
とにより埋設管の種類を判別している。
人間の主観による判断では、周囲の環境や心身の状態に
J:って左右され易く信頼性に欠けている。
J:って左右され易く信頼性に欠けている。
また、例えば特開昭58−223714号公報に示され
ているように、容器の外部から容器内部の液体の有無を
超音波を用いて検知する方法がある。この超畠波による
方法とは、液体を収納した8器の壁に向けて一定の角度
でf1音波を入射し、入射された超音波の反射波を容器
壁面から検出し、この検出された超音波の強度から容器
内の液体を検知できるというものであり、これを応用し
て埋設管の種類を判別することができると考えられる。
ているように、容器の外部から容器内部の液体の有無を
超音波を用いて検知する方法がある。この超畠波による
方法とは、液体を収納した8器の壁に向けて一定の角度
でf1音波を入射し、入射された超音波の反射波を容器
壁面から検出し、この検出された超音波の強度から容器
内の液体を検知できるというものであり、これを応用し
て埋設管の種類を判別することができると考えられる。
しかし、工事現場での埋設管は数十年間以上地中に埋設
されている場合が多いので管の外側表面は、局部的に腐
食あるいは損傷などがあるため、滑かな面に緊密に設胃
しなければならない超音波の送受信部センサの当接が極
めて困難であること、水道管内面には水中に溶けている
物質の付着および腐食の進行により甚しい凹凸があるこ
とや外側表面の腐食等によって超音波は送信、受信の両
方に吸収拡散効果を受けるので、H3音波の反射波の減
衰強度の高精度測定が困Mr:あること、さらに工事現
場という環境は掘削内部の土質が地下水により汚泥化し
測定作業が悪条件下になりやすいことや施工機械の振動
の影響などの種々の阻害要因のため、超音波による埋設
管の種類の判別装置は実用化されていない。
されている場合が多いので管の外側表面は、局部的に腐
食あるいは損傷などがあるため、滑かな面に緊密に設胃
しなければならない超音波の送受信部センサの当接が極
めて困難であること、水道管内面には水中に溶けている
物質の付着および腐食の進行により甚しい凹凸があるこ
とや外側表面の腐食等によって超音波は送信、受信の両
方に吸収拡散効果を受けるので、H3音波の反射波の減
衰強度の高精度測定が困Mr:あること、さらに工事現
場という環境は掘削内部の土質が地下水により汚泥化し
測定作業が悪条件下になりやすいことや施工機械の振動
の影響などの種々の阻害要因のため、超音波による埋設
管の種類の判別装置は実用化されていない。
従って、現在でも建設工事関係者にとっては、工事施工
中に管種不明の埋設管に遭遇した場合は工11を中断し
て、所定の手続きを踏み許可を得て埋設管の種類を調べ
るまで数日間持機しなければならないので、そのつと多
くの人dと多大な時間及び経費を無駄に要するという問
題があった。
中に管種不明の埋設管に遭遇した場合は工11を中断し
て、所定の手続きを踏み許可を得て埋設管の種類を調べ
るまで数日間持機しなければならないので、そのつと多
くの人dと多大な時間及び経費を無駄に要するという問
題があった。
本発明は上述のような点に鑑みなされたもので、埋設管
の種類を正確かつ容易に判別することができる埋設管の
種類の判別方法および装置を提供するこを目的とするも
のである。
の種類を正確かつ容易に判別することができる埋設管の
種類の判別方法および装置を提供するこを目的とするも
のである。
本発明の埋設管の種類の判別方法は、掘削し露出させた
埋設管1を衝打して埋設管1に衝撃振動を発生させ、そ
の埋設管1に生じる減衰振動を検出し、この減衰振動の
高速フーリエ変換分析および減衰率のパターン分析の結
果から埋設管1の種類を判別するようにしたものである
。
埋設管1を衝打して埋設管1に衝撃振動を発生させ、そ
の埋設管1に生じる減衰振動を検出し、この減衰振動の
高速フーリエ変換分析および減衰率のパターン分析の結
果から埋設管1の種類を判別するようにしたものである
。
本発明の埋設管の種類の判別装置は、埋設管1を衝打し
て埋設管1にviJ撃振動を発生ざばる衝打装置3と、
その埋設管1に生じる減衰振動を検出する′fJ撃振動
検出センサ6と、この衝撃振動検出センサ6が検出した
減衰振動を記録しその減衰振動を高速フーリエ変換分析
および減衰率のパターン分析をする演算装置10と、こ
の演算装置10による分析結果から埋設管1の種類を判
別する分析装置11とからなるものである。
て埋設管1にviJ撃振動を発生ざばる衝打装置3と、
その埋設管1に生じる減衰振動を検出する′fJ撃振動
検出センサ6と、この衝撃振動検出センサ6が検出した
減衰振動を記録しその減衰振動を高速フーリエ変換分析
および減衰率のパターン分析をする演算装置10と、こ
の演算装置10による分析結果から埋設管1の種類を判
別する分析装置11とからなるものである。
本発明は、埋設管を衝打して発生さけた衝撃振動の減衰
特性によって、埋設管の種類を判別するようにしたもの
である。
特性によって、埋設管の種類を判別するようにしたもの
である。
〔実施例)
以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図および第2図において、1はガスあるいは水道の
埋設管で、この埋設管1は地中2の数十cmから数mの
深さに埋設されており、管交換等の工事時において埋設
管1の種類を判別する際に、埋設管1の管長が約4d以
上(d=埋設管1の管径)露出するように掘削される。
埋設管で、この埋設管1は地中2の数十cmから数mの
深さに埋設されており、管交換等の工事時において埋設
管1の種類を判別する際に、埋設管1の管長が約4d以
上(d=埋設管1の管径)露出するように掘削される。
3は埋設管1にlii撃振動を発生させる衝撃装置で、
この衝撃装置3は、露出された埋設管1の中央り面に配
置される筒状のガイド休4と、このガイド休4内を移動
自在な衝打外5とから構成され、ガイド休4に沿って衝
打外5を落Tc5uることにより、衝打外5が埋設管1
を衝−打して、埋設管1に雨?振動を発生させる。
この衝撃装置3は、露出された埋設管1の中央り面に配
置される筒状のガイド休4と、このガイド休4内を移動
自在な衝打外5とから構成され、ガイド休4に沿って衝
打外5を落Tc5uることにより、衝打外5が埋設管1
を衝−打して、埋設管1に雨?振動を発生させる。
6は埋設管1の振動を検出する圧電形加速度変換薫から
なる函]−7振動検出レン()で、上記衝打外5の衝打
位置の約90度の横位置Δ1あるいは約180度の真下
位置へ2 (A1とA2とは王事現県の埋設管1の埋設
状況により選択する)と、絢打位;6の真下から管径d
だけずれた位置Bとに、2個のセンサ6,6がそれぞれ
接首して取付けられる。
なる函]−7振動検出レン()で、上記衝打外5の衝打
位置の約90度の横位置Δ1あるいは約180度の真下
位置へ2 (A1とA2とは王事現県の埋設管1の埋設
状況により選択する)と、絢打位;6の真下から管径d
だけずれた位置Bとに、2個のセンサ6,6がそれぞれ
接首して取付けられる。
上記ヒンナ6,6は、第2図に示すように、増幅器7に
接続されており、センサ6.6で検出された振動が増幅
器7で増幅されてフィルタ回路8を通過され、AD変換
回路ってデジタル変換されてaii G1装置10に入
力される。
接続されており、センサ6.6で検出された振動が増幅
器7で増幅されてフィルタ回路8を通過され、AD変換
回路ってデジタル変換されてaii G1装置10に入
力される。
この演紳装置10は、入力された振動波形を数百ミリ秒
間にわたって記録し、次に、その記録の中から中位時間
長さく例えば0〜40m5ec)の振動波形を呼出して
、高速フーリエ変換(以後F F T’と呼ぶ)分析お
よび減衰率のパターン分析を行ない、分析装置11に出
力する。この分析装置11による分析動作は、上記記録
の中から呼出す中位時間長さを一定時間ずつずらして(
例えば4〜44m5ecというように4 m5ecずつ
ずらす)、記録した振動波形の全域にわたって行なう。
間にわたって記録し、次に、その記録の中から中位時間
長さく例えば0〜40m5ec)の振動波形を呼出して
、高速フーリエ変換(以後F F T’と呼ぶ)分析お
よび減衰率のパターン分析を行ない、分析装置11に出
力する。この分析装置11による分析動作は、上記記録
の中から呼出す中位時間長さを一定時間ずつずらして(
例えば4〜44m5ecというように4 m5ecずつ
ずらす)、記録した振動波形の全域にわたって行なう。
分析装着11は、演算装置10からの出力を分析して埋
設管10種類を判別するもので、この分析装置11には
、判別しようとする管、例えばガス管あるいは各種類の
埋設管1のFF丁分析値および減衰率のパターン分析値
等が予め記録されている。
設管10種類を判別するもので、この分析装置11には
、判別しようとする管、例えばガス管あるいは各種類の
埋設管1のFF丁分析値および減衰率のパターン分析値
等が予め記録されている。
また、分析装置11による分析結果は、出力装置12か
ら、例えばプリント、充電表示などにより表示さ゛れる
。
ら、例えばプリント、充電表示などにより表示さ゛れる
。
次に、演算装置10、分析装置11により、振動波形の
FFT分析および減衰率のパターン分析をしてyJ!設
管1の種類を判別する有効性について説明づ゛る。
FFT分析および減衰率のパターン分析をしてyJ!設
管1の種類を判別する有効性について説明づ゛る。
地中2に埋設されている埋設管1に衝打棒5の前行によ
って起こされる振動は極めて複雑であるが、′f1撃に
よる振動波形は次式のフーリエ級数で表わすことができ
、 f(t)=a /2 + Σ (a cos
n ωt+ b、 sin n ω t
)n この式をツー9J分析づることにより、どんな複雑な振
動で(:l、様々な振幅と振lJ数をもつ多数の正弦曲
線、仝弦曲線をそれぞれ手合せた結束として表わUるこ
とが分つでおり、これらの各単振動t、L、合成された
固有振動数を示している。ぞしく、振動は一般に、数個
の主要イヱ固右振動数で構成されているから、振動の波
形分析は、この数個の固有振動数に着目7ればよい。
って起こされる振動は極めて複雑であるが、′f1撃に
よる振動波形は次式のフーリエ級数で表わすことができ
、 f(t)=a /2 + Σ (a cos
n ωt+ b、 sin n ω t
)n この式をツー9J分析づることにより、どんな複雑な振
動で(:l、様々な振幅と振lJ数をもつ多数の正弦曲
線、仝弦曲線をそれぞれ手合せた結束として表わUるこ
とが分つでおり、これらの各単振動t、L、合成された
固有振動数を示している。ぞしく、振動は一般に、数個
の主要イヱ固右振動数で構成されているから、振動の波
形分析は、この数個の固有振動数に着目7ればよい。
また、埋設管1内の物体がガスかあるいは水であるかに
より、J!I!設管1の振動の減衰速度が違ってくる。
より、J!I!設管1の振動の減衰速度が違ってくる。
これは、振動エネルギがある物体から他の物体に移ると
きに、減衰という現象が起きるためで、例えば2つの物
体の境界により振動エネルギの部分反射が起こるが、こ
のとき振動エネルギのどれだけの部分が反射されるかは
2つの物質の密疫の比に依存する。振動エネルギが鉄な
どのような固体から空気中へ出ようとする場合には、振
動エネルギ【よぽと/νど完全に反射されるが、鉄から
水の中へ進入する振動エネルギは87%は反射し、空気
に比べて反射される串は小さい。従って、埋ム2管1に
一定値の振動エネルギを与えた場合、埋設管1内の物体
がガスであれば埋設管1の振Ωjは長「)間継続し、水
であれば埋設管1の振動は水に吸収されて短時間で減衰
するので、埋設管1内の物p1tこ」、る振動の減衰率
に着目すればにい。
きに、減衰という現象が起きるためで、例えば2つの物
体の境界により振動エネルギの部分反射が起こるが、こ
のとき振動エネルギのどれだけの部分が反射されるかは
2つの物質の密疫の比に依存する。振動エネルギが鉄な
どのような固体から空気中へ出ようとする場合には、振
動エネルギ【よぽと/νど完全に反射されるが、鉄から
水の中へ進入する振動エネルギは87%は反射し、空気
に比べて反射される串は小さい。従って、埋ム2管1に
一定値の振動エネルギを与えた場合、埋設管1内の物体
がガスであれば埋設管1の振Ωjは長「)間継続し、水
であれば埋設管1の振動は水に吸収されて短時間で減衰
するので、埋設管1内の物p1tこ」、る振動の減衰率
に着目すればにい。
なお、衝打による埋設管1の振動は、FFT分析によっ
て分っているように、多数の単振動が複合されたしのぐ
あるが、あらゆる単振動成分が均等に水に吸収され減衰
するわけでなく、埋設管1内の水の固有振動数と関連が
ある固有振動数が顕箸に減衰する。
て分っているように、多数の単振動が複合されたしのぐ
あるが、あらゆる単振動成分が均等に水に吸収され減衰
するわけでなく、埋設管1内の水の固有振動数と関連が
ある固有振動数が顕箸に減衰する。
次に、第4図ないし第18図に示η、ガス管と水心管の
振動の「FTT分析にび減衰率のパターン分析をした実
験れ1.宋に基づいて、ガス管が水道管かの判別につい
で説明り−る。なお、ガス管の実験結果を第4図ないし
第11図に示し、水道管の実験れ1□宋を第12図ない
し第17図に示し、その各図中のい)は振動波形の時間
軸変化を表わし、(B) !、i F F T分析によ
る固有振動数を示している。
振動の「FTT分析にび減衰率のパターン分析をした実
験れ1.宋に基づいて、ガス管が水道管かの判別につい
で説明り−る。なお、ガス管の実験結果を第4図ないし
第11図に示し、水道管の実験れ1□宋を第12図ない
し第17図に示し、その各図中のい)は振動波形の時間
軸変化を表わし、(B) !、i F F T分析によ
る固有振動数を示している。
第4図(ガス管)J3J:び第12図(水道管)には、
衝打された直後を示し、この状態からは、振動波形、振
動波形の減衰速度、固在振!IIJ数等を比較してb、
ガス管か水道管かを判別するのは非常に困ツ1ぐある。
衝打された直後を示し、この状態からは、振動波形、振
動波形の減衰速度、固在振!IIJ数等を比較してb、
ガス管か水道管かを判別するのは非常に困ツ1ぐある。
寸なわら、振動波形のFFT分析ににすj′:Iられる
固有振動数は、ガス管、水道管とら、約0.5.1.5
.3.0にllzにピークが現われるため判別づること
ができない。
固有振動数は、ガス管、水道管とら、約0.5.1.5
.3.0にllzにピークが現われるため判別づること
ができない。
第7図(ガス管) J3よび第15図(水道管)には、
衝打直後の振動波形を除外して12m5ec経過した後
の波形を示し、この状態からは、水道管の場合、0.5
K11zに最大固有振動数が現われ、一方、ガス管の
鳴合は、3にfizに最大固自振動数が現われ、これら
の最大固自振動数によって、埋設管1がガス管か水道管
かの判別が容易にできる。
衝打直後の振動波形を除外して12m5ec経過した後
の波形を示し、この状態からは、水道管の場合、0.5
K11zに最大固有振動数が現われ、一方、ガス管の
鳴合は、3にfizに最大固自振動数が現われ、これら
の最大固自振動数によって、埋設管1がガス管か水道管
かの判別が容易にできる。
また、ガス管では、第11図に示づ−ように、衝打後3
.0にHzの固有振動数が長時間継続するのに対して、
水道管では、第15図に示すように、3.0にfizの
固有振動数は管内の水に吸収されてガス管に比べて短時
間で消滅してJ3す、0.5 KHzの固有振動数だけ
になっている。また、ガス管では衝打による振動波形は
120 m5cclJ過しても継続するのに対して、水
道管では約3 On+secで振動波形は消滅している
。
.0にHzの固有振動数が長時間継続するのに対して、
水道管では、第15図に示すように、3.0にfizの
固有振動数は管内の水に吸収されてガス管に比べて短時
間で消滅してJ3す、0.5 KHzの固有振動数だけ
になっている。また、ガス管では衝打による振動波形は
120 m5cclJ過しても継続するのに対して、水
道管では約3 On+secで振動波形は消滅している
。
さらに、第18図に、このFFT分析により得た固有振
動数0.5KIIZおよび3.0KIIZの時間変化を
ガス管(破線にて示す)と水道管(実線にて示す)につ
いて示し、水道管の振動波形の分析時間帯を4〜52
m5ecまでに限定すると、振動が水に吸収される割合
は3.0KIIZの方が大きいことが分る。
動数0.5KIIZおよび3.0KIIZの時間変化を
ガス管(破線にて示す)と水道管(実線にて示す)につ
いて示し、水道管の振動波形の分析時間帯を4〜52
m5ecまでに限定すると、振動が水に吸収される割合
は3.0KIIZの方が大きいことが分る。
すなわら、同じ時間帯における0、5にIlzでの固有
振動数の大きさは、ガス管10に対して水道管6の割合
となっており、約40%吸収されていることfT !r
つ、また、3、Oにllzでの固有振動数の大きさは、
ガス管10に対して水道管1の割合となっており約90
%が吸収される。従って、この減衰率のパターンの比較
から、埋設管1がガス管か水道管かを容易に判別するこ
とができる。
振動数の大きさは、ガス管10に対して水道管6の割合
となっており、約40%吸収されていることfT !r
つ、また、3、Oにllzでの固有振動数の大きさは、
ガス管10に対して水道管1の割合となっており約90
%が吸収される。従って、この減衰率のパターンの比較
から、埋設管1がガス管か水道管かを容易に判別するこ
とができる。
以上−のように、掘削し露出させた埋設管1に衝打装置
3によって衝撃振動を発生さU、減資していく埋設管1
の振動をセンリ6,6で検出し、この減衰振動を演算装
置10で[「−F分析および減衰率のパターン分析を行
なつC分析装置11に出力し、この分析装置11でその
減衰特性を分析して埋設管1の種類を判別し、その判別
結果を出力装置12から表示することによって、埋設管
1の種類すなわちガス管か水道管かが判別される。
3によって衝撃振動を発生さU、減資していく埋設管1
の振動をセンリ6,6で検出し、この減衰振動を演算装
置10で[「−F分析および減衰率のパターン分析を行
なつC分析装置11に出力し、この分析装置11でその
減衰特性を分析して埋設管1の種類を判別し、その判別
結果を出力装置12から表示することによって、埋設管
1の種類すなわちガス管か水道管かが判別される。
なお、衝打捧5によって埋設管1に生じる振動には、埋
設管1の材質、管壁の腐蝕等による影)で、埋設管1の
周囲の土壌の拘束状態の違いによる影響などが作用する
が、これらの彰費は、例えば材質、重量笠の安なった数
種類の百打棒5を用いて異なる衝撃振動を発生させ、埋
設管1の2か所に取イ]けた両はンサ6,6により、異
なる振動波形を検出し分析することによりほぼ除去する
ことができる。
設管1の材質、管壁の腐蝕等による影)で、埋設管1の
周囲の土壌の拘束状態の違いによる影響などが作用する
が、これらの彰費は、例えば材質、重量笠の安なった数
種類の百打棒5を用いて異なる衝撃振動を発生させ、埋
設管1の2か所に取イ]けた両はンサ6,6により、異
なる振動波形を検出し分析することによりほぼ除去する
ことができる。
また、上記実施例では、衝撃振動検出ヒンリ6に圧電形
加速度変換器を使用していたが、埋設管1の状況によっ
ては圧電形加速度変換器の代わりにコンデンサーマイク
ロホンを使用することができ、このマイクロホンの使用
により、埋設管1への接着が不要であることから測定点
を自由に選べ、圧電形加速度変換器と増幅″:$i8が
不要になることから安価で小型になる。
加速度変換器を使用していたが、埋設管1の状況によっ
ては圧電形加速度変換器の代わりにコンデンサーマイク
ロホンを使用することができ、このマイクロホンの使用
により、埋設管1への接着が不要であることから測定点
を自由に選べ、圧電形加速度変換器と増幅″:$i8が
不要になることから安価で小型になる。
(発明の効果〕
本発明にJ:れば、埋設管を衝打して衝撃3&動を発生
さU、その埋設管に生じた減衰振動の高速フーリエ変換
分析および減衰率のパターン分析を行なって埋設管の種
類を判別づるようにしたので、この埋設管に発生させt
: W撃振動の減資特性に基づいて、pi!設管の種類
を正確かつ容易に判別することができる。
さU、その埋設管に生じた減衰振動の高速フーリエ変換
分析および減衰率のパターン分析を行なって埋設管の種
類を判別づるようにしたので、この埋設管に発生させt
: W撃振動の減資特性に基づいて、pi!設管の種類
を正確かつ容易に判別することができる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す衝1」装
置とセンサの位置関係の説明図、第3図はブロック図、
第4図ないし第18図それぞれ実験結果を示す説明図で
ある。 1・・埋設管、3・・衝打装置、6・・、七パ:を系動
検出センサ、10・・演算装置、11・・分析装δ。 $3 図 (B) 第4聞 (A) 第5切 (B) 第 6図 (B) 第7図 (B) 半8 凹 第q 図 %lO1!1 (A) (A) 烙13図 第t4 TtJ 第15面 CB) 寒二I−
置とセンサの位置関係の説明図、第3図はブロック図、
第4図ないし第18図それぞれ実験結果を示す説明図で
ある。 1・・埋設管、3・・衝打装置、6・・、七パ:を系動
検出センサ、10・・演算装置、11・・分析装δ。 $3 図 (B) 第4聞 (A) 第5切 (B) 第 6図 (B) 第7図 (B) 半8 凹 第q 図 %lO1!1 (A) (A) 烙13図 第t4 TtJ 第15面 CB) 寒二I−
Claims (2)
- (1)掘削し露出させた埋設管を衝打して埋設管に衝撃
振動を発生させ、その埋設管に生じる減衰振動を検出し
、この減衰振動の高速フーリエ変換分析および減衰率の
パターン分析の結果から埋設管の種類を判別する埋設管
の種類の判別方法。 - (2)埋設管を衝打して埋設管に衝撃振動を発生させる
衝打装置と、その埋設管に生じる減衰振動を検出する衝
撃振動検出センサと、この衝撃振動検出センサが検出し
た減衰振動を記録しその減衰振動を高速フーリエ変換分
析および減衰率のパターン分析をする演算装置と、この
演算装置による分析結果から埋設管の種類を判別する分
析装置とからなることを特徴とする埋設管の種類の判別
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60251501A JPS62112055A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 埋設管の種類の判別方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60251501A JPS62112055A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 埋設管の種類の判別方法および装置 |
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JPS62112055A true JPS62112055A (ja) | 1987-05-23 |
JPH0575064B2 JPH0575064B2 (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=17223744
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JP60251501A Granted JPS62112055A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 埋設管の種類の判別方法および装置 |
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JP2008249647A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Chiyoda Corp | 管内付着物診断方法 |
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-
1985
- 1985-11-09 JP JP60251501A patent/JPS62112055A/ja active Granted
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