JPS6210915Y2 - - Google Patents

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JPS6210915Y2
JPS6210915Y2 JP1980163202U JP16320280U JPS6210915Y2 JP S6210915 Y2 JPS6210915 Y2 JP S6210915Y2 JP 1980163202 U JP1980163202 U JP 1980163202U JP 16320280 U JP16320280 U JP 16320280U JP S6210915 Y2 JPS6210915 Y2 JP S6210915Y2
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JP
Japan
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spring
vacuum switch
bell crank
arm
opening
Prior art date
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JP1980163202U
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JPS5784639U (ja
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は真空スイツチの開閉機構特に負荷時タ
ツプ切換器用切換開閉器におけるように、常開
(常に開極しようとする)状態に構成された真空
スイツチをベルクランクを介してカムで開閉する
開閉機構の改良に関するものである。
この式の開閉機構としては、例えば、第1図に
示すものが良く知られている。図中、1は固定接
触子棒11と可動接触棒12とを有する真空スイ
ツチ、2は可動接触子棒12上に設けられた第1
の係合つば121と第2の係合つば122との間
に遊挿されたばね受、3は真空スイツチ1の閉極
時の接触荷重を補足するために、第1の係合つば
121とばね受2との間に挿入された接圧用押ば
ね、4は真空スイツチ1を常開状態にするため
に、静止物9とばね受2との間に挿入された開極
用押ばね、5は固定ピン6に枢着されたベルクラ
ンク、7は外周面に凹凸を有する板カム、8はカ
ム軸である。ベルクランク5は固定ピン6を中心
として、互いにほぼ直角を成す第1の腕51と第
2の腕52とを有し、第1の腕51はベルクラン
ク5の反時計方向の動きでばね受2と係合して上
方向に駆動する。また、第2の腕52はその先端
に設けられたカムフオロワー521が、カム7に
追随できるよう配置されている。
ベルクランク5の斜視図を第2図に示す。開極
ばね4は真空スイツチ1の自閉力よりも大きいば
ね力を有しており、このばね力はばね受2を介し
て、可動接触子棒12とベルクランク5とに伝達
され、これにより可動接触子棒12は下降方向
の、また、ベルクランク5は時計回転方向の駆動
力を受ける。抗力として真空自閉力しかもたない
可動接触子棒12は、開極ばね4のばね力に抗す
ることができないから、ベルクランク5がこのば
ね力を支承する位置、すなわちカムフオロワー5
21がカム7に接触してベルクランク5がそれ以
上時計方向に回転しなくなる位置まで下降してい
る。すなわち、真空スイツチ1はベルクランク5
でばね受2を支承しない限り常に開極しようとす
る、いわゆる常開状態にある。
而して、カムフオロワー521がカム7の凹部
にあるとき(図はこのときの状態を示している)
はベルクランク5は時計方向回転の極限に、従つ
て可動接触子棒12は下降方向の極限にあり、真
空スイツチ1は最大に開極している。これよりカ
ム7が回転して、その凸部がカムフオロワー52
1に向えば、ベルクランク5は反時計方向回転を
始め、これによりばね受2が開極用押ばね4を圧
縮しながら上昇を始め、可動接触子棒12も真空
自閉力により上昇を始める。可動接触子棒12が
固定接触子棒11に当接すれば、そのあとはばね
受2のみが接圧ばね3をも圧縮しながら上昇させ
られる。カムフオロワー521がカムの凸部頂上
に達すれば、ベルクランク5の反時計方向への動
きは停止し、ばね受2の上昇も停止して真空スイ
ツチの閉極動作を終える。真空スイツチ1は真空
自閉力と接圧用押ばね3のばね力とを合せた接触
荷重での閉極状態を維持する。
しかしながら、このような従来の開閉機構は真
空スイツチの高さ、ばね部の高さ、ベルクランク
の高さが直列的な配列になつているため、装置が
大形化することが避けられなかつた。
本考案は、このような欠点を除去するために成
されたもので、ばね受から真空スイツチの側へ突
出した腕にベルクランクの第1の腕を係合着力す
ることにより、ばね部の高さとベルクランクの高
さとが並列的配列になるようにして、全体を小形
化した真空スイツチの開閉機構を提供するもので
ある。
以下、本考案の一実施例を示す第3図〜第5図
により本考案の詳細について説明する。図におい
て、1,11,12,121,122,3,4,
5,51,52,521,6,7,8,は第1図
と同様である。13はばね受で、開極ばね4の外
側を真空スイツチ1の側へ突出した支持腕131
を有したU字形を成しており、その支持腕131
の先端に係合ピン132を備えている。そして、
ベルクランク5の第1の腕51の先端に設けられ
た係合溝511にこの係合ピン132が係合され
ることによつて、ベルクランク5のばね受13へ
の係合着力が成されている。14はこの機構ベー
スに着脱可能なユニツトベース、15,16はこ
のユニツトベース14に起立した絶縁枠と、その
端部に取付られた保持板であり、真空スイツチ1
は、この保持板16に取付けられている。17は
真空スイツチの可動接触子棒12の下端を、ガイ
ドするとともに、可動接触子棒12が所定のスト
ローク下降したときに、係合つば122に当接し
て可動接触子棒12のそれ以上の下降を阻止する
ストツパ、18はこのストツパ17をユニツトベ
ース14に固定する枠体である。181はばね受
の係合ピン132が左右に振れないで、上下する
よう案内するガイド溝である。
以上の説明のように、本案の開閉機構はカムフ
オロワーのばね受への着力点が少し移動はしてい
るが、それ以外の構成要素の組合せ等には何ら実
質的な変化がないから、第1図の従来の実施例の
説明と同様にして作動しうること、すなわち、カ
ムフオロワーがカムの凹部にあれば真空スイツチ
が開極し、凸部にあれば閉極しうることは改めて
説明するまでもない。
本考案の開閉機構によれば、ベルクランクのば
ね受への係合着力点が真空スイツチの側へ引上げ
られて、ベルクランクの高さとばね部の高さが並
列配置となるから、装置全体の高さが縮小できる
という効果が生ずる。
実施例では接圧用押ばねを備えた場合について
説明したが、接触荷重が真空自閉力のみで足りる
場合にはこれを省いても良い。また、接圧用押ば
ねを可動接触子棒とばね受との間に挿入したが、
代りに可動接触子棒と静止物との間に挿入しても
よい。この場合には開極用押ばねのばね力を真空
スイツチの自閉力と接圧用押ばねのばね力との合
計よりも大きくする必要がある。
また、実施例では、真空スイツチ、ばね受接圧
用押ばね開極用押ばねを機構ベース9に着脱可能
なユニツトベース14上に組立てて、これらを簡
単に一括交換できるように構成されているが、交
換の必要性がない場合にはユニツトベース14を
省いて、これらを機構ベース9に直接取付するよ
うにしてもよい。この場合には、ユニツトベース
14の下方のストツパ17を除くこともできる
し、カムフオロワーの第1の腕の一端開放形係合
溝を係合穴にすることもできる。係合穴の場合に
は枠体に係合ピン用ガイド溝を設ける必要もなく
なる。
また、実施例ではU字形の一体成形ばね受を使
用しているが、代りにばね受13とベルクランク
5の第1の腕51とを第6図に示すようにリンク
19で連結するようにしてもよい。しかし、U字
形ばね受は鉄板を曲げる等して簡単に製作できる
し、部品点数も少ないからこの方が実用的であ
る。
また、ばね受に設けられた係合ピンは、外向き
に取付けることもできるが、カシメ取付する場合
は、内向きの方が有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法による真空スイツチの開閉
機構の構成図、第2図は第1図の部分的斜視図、
第3図は本考案による真空スイツチの開閉機構の
一実施例を示す構成図、第4図は第3図の−
線の断面図、第5図は第3図の−線の断面
図、第6図は本考案による真空スイツチの開閉機
構の他の実施例を示す構成図である。 図において、1は真空スイツチ、11は固定接
触子棒、12は可動接触子棒、121は第1の係
合つば、122は第2の係合つば、3,4はば
ね、5はベルクランク、7は板カム、9は静止
物、13はばね受、131は支持腕である。な
お、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 可動及び固定接触子棒と、上記可動接触子棒
    の上記固定接触子棒に近い側に設けられた第1
    の係合つばと、この第1の係合つばから所定の
    距離をあけて設けられた第2の係合つばとを有
    し静止物に固着された真空スイツチ、上記第2
    の係合つばと係合され上記第1の係合つばの方
    向に延在した支持腕を有するばね受、上記支持
    腕の先端部と連結された第1の腕とこの第1の
    腕と所定の角度を有しカムフオロワーが設けら
    れた第2の腕とを有するベルクランク、上記カ
    ムフオロワーと当接し上記ベルクランクを駆動
    するカム、上記第1の係合つばと上記ばね受間
    に介在する第1のばね、上記真空スイツチと上
    記ばね受間に介在する第2のばねを備えた真空
    スイツチの開閉機構。 (2) 真空スイツチ、ばね受、第1のばね及び第2
    のばねは一体組立てされ、ベルクランクの第1
    の腕と着脱可能に構成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の真空
    スイツチの開閉機構。
JP1980163202U 1980-11-13 1980-11-13 Expired JPS6210915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980163202U JPS6210915Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980163202U JPS6210915Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5784639U JPS5784639U (ja) 1982-05-25
JPS6210915Y2 true JPS6210915Y2 (ja) 1987-03-14

Family

ID=29521997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980163202U Expired JPS6210915Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6210915Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1114868A (en) * 1965-10-21 1968-05-22 Ass Elect Ind Improvements in or relating to electrical on-load tap-changers

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1114868A (en) * 1965-10-21 1968-05-22 Ass Elect Ind Improvements in or relating to electrical on-load tap-changers

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5784639U (ja) 1982-05-25

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