JPS62108492A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波加熱装置の異常・温度検知し回路を遮断
する温度過昇防止装置の取付構造に関するものである。

従来の技術 従来の例えば第４図に示すようＫ（他の例として実願昭
５６−１７９７５６号公報）のごとく、高周波発振装置
（以下マグネトロン）１の冷却をファンモータ２で行い
、その冷却風を加熱室３内に導くエアーガイド４内に庫
内照明灯５を設けて金属製エアーガイド４の内面の反射
を利用して加熱室３内をより明るく照明する工夫してい
た。又一方、加熱室３内の異常温度上昇を検知する温度
過昇防止装置６をマグネトロン１により近くなるように
又、加熱室３の熱伝導をも伝え右ようにエアーガイド４
近傍に設けていた。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような高周波加熱装置の温度過昇防止装
置は最近のめざましい技術進歩により、又、法的規制等
により加熱室の異常温度検知のみならず、マグネトロン
１や他の電気部品等の異常検知をもするため、それぞれ
に設けていた。例えば加熱室３の異常温度上昇検知用、
マグネトロン１の異常温度上昇検知用、ファンモータ２
のコイルの異常温度上昇検知用、トランス７の異常温度
上昇検知用等々と設けられていた。なぜならば、ファン
モータ２が異常でローフがロックしてしまうと、マグネ
トロン１が異常に温度が上り、マグネトロン１がついに
は発振不能になってしまうことすらあった。又、７アン
モーク２のロータがロックしてしまうと、更に、トラン
スに高電流が流れ、トランス７の絶縁が劣化破壊し発煙
発火し、感電の危険すらあった。

一方、生産性向上、経済性追求の為に温度過昇防止装置
の設置数を少くする際に、上記の欠点をカバーする方法
をとられていたが、機器の開発の都度、温度過昇防止装
置の設置場所、設置数を試行錯誤の連続の中で取り組ま
れていたのであり、生産性向上、経済性追求、安全性向
上等に非常に困難であるという問題があった。

本発明はこのような従来の間ｍ点を解消するものであり
、マグネトロン１冷却風の通路に庫内照明灯５を、その
近傍に温度過昇防止装置６を配置せしめ、マグネトロン
１や、トランス７や７１ンモータ２等の部品の異常温度
上昇の速やかな検知とともに加熱室内の異常温度上昇を
も検知せしめ、安全性向上はもちろん、機器開発期間短
縮、経済性向上を図ること全目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明の高周波加熱装置はマグネトロン１の冷却風の通
路に庫内照明灯５を、又、その庫内照明灯の近傍に温度
過昇防止装置６を配置せしめたものである。

作　　　用 本発明の高周波加熱装置は、マグネトロン１の冷却風の
通路に庫内照明灯５を配設し、又、庫内照明灯５の近傍
に温度過昇防止装置６を配置せしめることによシ、加熱
室ａが異常温度上昇した際にも検知する。また、マグネ
トロン１が異常温度上昇した際にも検知するとともに、
ファンモータ２のロータがロックしてしまうと、トラン
ス７に高電流が流れ、トランス７の絶縁が劣化破壊し、
発煙発火し、感電の危険すらあったし、マグネトロン１
の冷却風が停止することになシ、マグネトロン１が異常
発熱をして真空度低下し再使用不能になったり、又、マ
グネトロン１が異常発熱をして、入力部の貫通コンデン
サーが溶解し、感電する危険があった。し、かし、マグ
ネトロン１の異常発熱を温度過昇防止装置６が検知する
ことになるが、その以前に庫内照明灯５の周囲の冷却風
も停止するので、その近傍の温度過昇防止装置６が検知
して電気回路を開路させ、高周波発振も停止させること
ができ、上述したトランスａやマグネトロン１の異常を
起こす以前に回路を開路でき非常に安全な機器にするこ
とができるのである。

実施例 以下本発明の一実施例の高周波加熱装置を図面を参照し
て説明する。従来例と同一部品名については同一符号を
付している。

第１図に示す゛ように本体内の加熱室ａの外の右側面に
マグネトロン１が取シつけられている。その下に、マグ
ネトロン１の高周波発振用電源用トランス７が設置され
、両者を冷却すべくファンモータが、加熱室用の裏板延
出面にとりつけられている。マグネトロン１の上方には
、高周波発振用コンデンサー８がある。マグネトロン１
を冷却した冷却風は点線のごとく、エアーガイド４を通
じて加熱室３内に導かれ、加熱室３を通過して排出され
る。庫内照明灯５はエアーガイド４の横方より差し込ま
れビス締付されている。温度過昇防止装置６は庫内照明
灯５の冥土の上方のエアーガイド４にビス締付されてい
る。

次に第２図に示す本発明一実施例の回路図を説明する。

電源コ′ンセントに差し込むプラグ９の次に、ドア１０
の開閉に連動する扉スィッチ１１．１２、タイマーのタ
イムスイッチ１３．扉スイッチ１１と１２が接点溶着し
た時、回路をショートして、ヒユーズ１４を開路させて
高周波発振を停止せしめるショートスイッチ１５、タイ
マーのモータ１６、ファンモータ２、トランス７が接続
すれ、トランス７の２次側には、コンデンサー８、′ダ
イオード１７、マグネトロン１が接続されている。

第３図に外観斜視図を示す。

本体内の加熱室３前面に開閉自在に軸支された扉１０が
あり、扉１０の横には接続パネル１日がアリ、タイマー
のツマミ１９や、扉１０開放用のボタン２０がある。

発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置はマグネトロン１
の冷却風の通路に庫内照明灯を設け、その庫内照明灯の
近傍に温度過昇防止装置を配置せしめているので、 （１）加熱室内の異常温度上昇した際には加熱室壁から
エアーガイドを伝熱して、温度過昇防止装置が働き、高
周波の発振を停止せしめ安全な機器となる。

（２マグネトロンの異常温度上昇した際にも、マグネト
ロンからエアーガイドを伝熱して、温度過昇防止装置が
働き、高周波の発振を停止せしめ安全な機器となる。

（３）　　ファンモータのローターがロックしてしまう
と、冷却風が停止するので、マグネトロンが異常に温度
上昇して前項と同様に、温度過昇防止装置が働き、高周
波の発振が停止し、マグネトロン、トランス等が異常を
起す前に回路が開路し、安全な機器となる。

４）以上のごとく機能を１つの温度過昇防止装置で役目
を果すので、非常に経済的である。

（句　以上のごとく多くの機能を数少い温度過昇防止装
置で役目を果さそうとすると、数多い試行錯誤の連続実
験の結果、温度過昇防止装置の設置場所を決めていたし
、又機種がちがえば、新ンヤーシ毎に温度過昇防止装置
の設置場所を試行錯誤の連続実験結果で決めていたが本
発明のごとくであれば、マグネトロンの排気用エアーガ
イド内に庫内照明灯を突出させて設け、その庫内照明灯
の近傍に温度過昇防止装置を設けるのみでよく非常に開
発スピードガイドが上シ、ひいては経済的な開発ができ
るのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の高周波加熱装置の外装板をと
り外した図であり、ａは上面図、ｂは右側面図、第２図
は同装置の回路図、第３図は同装置の外観斜視図、第４
図は第１図相当の従来例を示す。 １・・・・・・マクネトロン、２・・・・・・ファンモ
ータ、３・・・・・・加熱室、４・・・・・・エアーガ
イド、５・・・・・・庫内照明灯、６・・・・・・温度
過昇防止装置、７・・・・・・トランス、８・・・・・
・コンデンサー、１０・・・・・・ドア。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１！
　ｓ　Ｚ　　　　　　　　　　　、−−−、ツ沫、。ｙ
Ｚ　／ ３−一一カロ磐竪堅 １６−−−ドア １３−−一橡作パ初し １９−ｍ−タイマーツマミ ／θ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　どＵ第４図 □ −Ａζ９− （Ｌ） ｔｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱室と、前記加熱室内に入れる高周波の発振器
   と、その発振器の冷却用ファンモータと、前記発振器を
   冷却した風を導くエアーガイドと、そのエアーガイド内
   に設けた庫内照明灯と、機器の異常温度上昇を検知し、
   回路を遮断する温度過昇防止装置とを備え、前記温度過
   昇防止装置を前記庫内照明灯の温度を検知できる近傍に
   設ける構成とした高周波加熱装置。