JPS6210536A - 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 - Google Patents

空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法

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JPS6210536A
JPS6210536A JP60149519A JP14951985A JPS6210536A JP S6210536 A JPS6210536 A JP S6210536A JP 60149519 A JP60149519 A JP 60149519A JP 14951985 A JP14951985 A JP 14951985A JP S6210536 A JPS6210536 A JP S6210536A
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JP
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temperature
air
heat exchanger
detecting
detection means
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JP60149519A
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English (en)
Inventor
Yasunori Himeno
姫野 保則
Katsumi Fukuda
克己 福田
Naoki Shimokawa
下河 直樹
Teruo Yamamoto
照夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019860005461A priority patent/KR890003797B1/ko
Priority to CA000513214A priority patent/CA1271630A/en
Priority to AU59796/86A priority patent/AU572028B2/en
Priority to CN86104721A priority patent/CN1010881B/zh
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機の吹き出し方向を制御する風向偏
向装置および風向偏向方法に関する。
従来の技術 現在まで、居住空間の快適性の向上を図るために空気調
和機の風向偏向装置として、種々の装置が考えられてき
た。
例えば吹出口を水平方向と垂直方向とに有し、吹き出し
温度が設定温度よりも低い時には水平方向に吹き出し、
設定温度よりも高い時には垂直方向に吹き出す装置があ
る。(特公昭55−10813)号公報) すなわちこの第1の従来例の構成は、いわゆるコールド
ドラフトを防止するもので、暖房効果を高めることがで
きる。
またさらに、広い居住空間内の快適性を向上させるため
に、左右偏偏羽根と上下偏偏羽根を一定周期でスクィン
グさせる装置がある。(米国特許第3257931号明
細書) この第2の従来例を第11図、第12図に示す。
同図において、吹出口101の前面部には、垂直方向に
吹き出し空気を偏向する上下偏偏羽根102、水平方向
に吹き出し空気を偏向する左右偏偏羽根103.104
が設けられている。そして上下偏偏羽根102は連結桟
105a、レバーアーム106aを介してベローズ10
7aに接続されている。また左右偏偏羽根103.10
4は、それぞれ連結桟105b、105c、レバーアー
ム106b、106cを介してベローズ107b。
107cに接続されている。また各ベローズ107a、
107b、107cKHそれぞれヒータ108a110
8b、108cが巻かれている。
109けヒータ108&、108b、108cの通電を
制御するマイクロスイッチである。
上記構成において、ヒータ108a、108b。
108Cに通電を行なうことによりベローズ107a1
107b、107cld伸び、このベローズ107bの
伸びによりマイクロスイッチを動作させヒータ108a
、108b、108cへの通電を停止する。その結果、
ベローズ107a、107b、107cは冷却されて勤
む。
そしてこの動作を繰り返すことにより吹き出し空気のゆ
らぎ効果を得ることができる0発明が解決しようとする
問題点 しかしながら上記第1の従来構成では、単に上下方向の
偏向制御しかできないため、例えば暖房時において、サ
ーモ〇FFになる圧縮機停止時の冷風は直接人体にあた
らないようにすることができるが、サーモスタットのO
N、OFF#作の都度冷風が人体の足元から頭まで通過
し、又室内の空気全体を撹拌するため、何らかの改善が
要求されていた。
さらに、かかる構成は、特に低能力、低風量運転時にお
いて、室内の上方に暖気が集中し、暖房に供しない状態
になり、「頭寒足熱」効果が得られなくなって体感的に
実際の温度以下に感じる問題があった。
また第2の従来の構成では、水平方向への吹き出し偏向
可能なものであるが、吹き出し温度に無関係にスクィン
グするため、吹田温度又は室温に応じた効率的な暖房を
行なうことができないkいう問題を有していた。
本発明は、空気調和機を用いた居住空間の快適性の向上
、特に暖房運転中のサーモOFF時、及び周波数可変制
御による圧縮機の回転数制御等を用いた能力°可変型空
気調和機における低能力時、すなわち低温風吹出時の快
適性の向上を図ることを目的とする。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明は、冷媒を圧縮し、
室内熱交換器、室外熱交換器とともに冷凍サイクルを構
成する圧縮機と、送風機と前記室内熱交換器とを内部に
有する室内ユニットと、この室内ユニットに設けられ前
記室内熱交換器を通過した空気を吹き出す吹出口と、こ
の吹出口から吹き出される空気を上下方向に偏向する上
下偏偏羽根と、前記吹出口の左右に独立して設けられか
つ前記吹出口から吹き出される空気を左右方向に分岐し
て偏向する左右偏偏羽根と、前記上下偏偏羽根と左右偏
偏羽根をそれぞれ独立して偏向駆動する駆動手段と、前
記吹き出し温度を検出する温度検出手段と、あらかじめ
設定した温度を記憶する設定温度記憶手段を有し、前記
吹出口から吹き出される空気が下方位でかつ正面方向に
吹き出されている状態において、前記吹き出し空気温度
が所定値以下に到達したときに前記左右偏偏羽根を、吹
き出し方向が左右に分岐されるように駆動するものであ
る。
作  用 上記構成により本発明の空気調和機の風向偏向装置は、
吹き出し温度または室温がある設定温度以下になったと
き、下方集中吹き出しから下方分流吹き出しとなるため
に、暖房運転時吹き出し温度が低い時には居住空間の隅
部へ冷温風が逃げるため、直接人体に当ることがなく、
コールドドラフトを感することがない。又暖房効果とし
ては、下方へ吹き出しているために、水平方向に吹き出
す従来例と比較すると暖気層が天井付近に滞留すること
もなく、暖房効果を損うこともない。また吹き出し温度
が高い時には、居住空間下部中央部の暖房を行なうため
、温度分布の向上、快適性の向上を図ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例による空気調和機の風向偏向装
置を図面を用いて説明する。
第1図は同装置の要部分解斜視図である。
同図に示すように、吹き出し方向にわずかにわん曲し、
コアンダ効果によって上下の風向偏向を行う上下偏偏羽
根1は、その長手方向にシャフト2を有し、このシャフ
ト2は中モータ(ステッピングモータ)3に接続されて
いる。また吹き出し空気をコアンダ効果によって水平方
向に偏向する左右偏偏羽根は、連結桟4aに連結された
左偏偏羽根5aと、連結桟4bに連結された右偏偏羽根
5bとから構成されている。そして左偏偏羽根5aLf
i、羽根用レバーアーム5a、ロッド7a。
モータ用レバーアーム8aを介して左モータ(ステッピ
ングモータ)9aに接続し、右偏偏羽根5bは、羽根用
レバーアーム6b、ロッド7b。
モータ用レバーアーム8bを介して右モータ(ステッピ
ングモータ)9bに接続している。ここで左偏偏羽根5
a[この左偏偏羽根5aよりも左側に中心を有するよう
にわずかにわん曲し)右偏偏羽根5bはこの右偏偏羽根
5dよりも右側に中心を有するようにわずかにわん曲し
ている。すなわち後述する吹出口12の両側部13a、
13bとで前述のコアンダ現象を発生させ、風向偏向を
行うためである。前記コアンダ効果については、従来よ
り周知の技術であるため、説明を省略する。
なお本実施例では、中モータ3、左モータ9a。
右モータ9bで駆動手段を構成しているが、左右偏偏羽
根を駆動するモータを一つとすることも可能で、さらに
はギヤあるいはクラッチ等の切換手段を用いることによ
り上下偏偏羽根1と左右偏偏羽根を単一のモータで制御
することも可能である。
またモータはステッピングモータに限らず、誘導電動機
等でもよい。
またモータのかわりに、周囲温度によって変化する形状
記憶合金製バネを用いることも考えられ、この場合には
本発明の必須要件である温度検出手段や設定温度記憶手
段をこの合金自体が有することになる。捷た左右偏偏羽
根を左偏偏羽根5aと右偏偏羽根5bに2分割にしたの
は、本発明の目的とする集中、分流動作を容易に行なえ
る上にそれぞれ独立して風向制御できるためであり、さ
らに微妙な風、面制御を行なうためにはさらに細分割す
る構成であってもよく、逆に分割せずに第2図に示すよ
うに単一の連結桟4に連接してもよい。
また左偏偏羽根5a、右偏偏羽根5bをわん曲させたの
は、コアンダ効果によって風向偏向を行う他に、本発明
の目的とする集中、分流効果を高めるだめの形状であり
、前記コアンダ効果を考慮しなければたとえわん曲して
いない平面的な形状でもよく、さらにわん白方向をそれ
ぞれ逆にしたものであってもよい。
次に、第1図に示した風向偏向装置を装着する室内ユニ
ット10の斜視図に示す。
同図において、室内ユニット10の前面には室内空気を
吸い込む吸込口11を有し、この吸込口11の下部に上
下偏偏羽根1と左右偏偏羽根5a。
5bを有する吹出口12が設けられている。この吹出口
12の両側部13a、13bはそれぞれ外方向へ前述の
如くコアンダ効果にて風向偏向を行うために漸次拡大す
る曲面とむっている。また下面部14も前述の如くコア
ンダ効果にて風向偏向を行うために漸次拡大する曲面と
なっている。
この室内ユニット10の側断面図を第4図に示す。吸込
口11に対向する位置に室内熱交換器15を有し、この
室内熱交換器15から吹出口12に至る通風路中に送風
機16を有している。
次に本実施例の冷凍サイクルを第5図に示す。
同図において、圧縮機17、四方弁18、室内熱交換器
15、キャピラリチューブ19、室外熱交換器20が環
状に連結されている。ここで冷媒は、暖房運転時には、
圧縮機17、四方弁18、室内熱交換器15、キャピラ
リチューブ19、室外熱交換器20の順に流れ、冷房運
転時には、圧縮機17、四方弁18、室外熱交換器20
、キャピラリチューブ19、室内熱交換器15の順に流
れる。
ここで21a〜21bは吹き出し温度を間接的に検出す
る温度検出手段である。すなわち21aは室内熱交換器
20の配管温度を検出する温度センサ、21bは圧縮機
17の電流を検出する電流検出機、21cは圧縮機17
の吐出配管の圧力を検出する圧力検出器、21b14室
内熱交換器15の配管圧力を検出する圧力検出器である
。吹き出し温度を検出するには、直接吹出口12に温度
センサを設けることが考えられるが、上記各部の温度、
圧力、電流からも検出することができ、いずれかを選択
あるいは組合せて用いることも可能である。また21a
i吸込み温度を検出する温度検出器であり、室温を検出
する温度検出手段の一例であってその取付箇所は吸込口
に限るものではない。
次に本実施例の要部回路図を第6図に示す。マイクロコ
ンピュータ22内には、あらかじめ設定した温度を記憶
する記憶部23、この記憶部23に記憶された設定値と
入力値との比較から適宜出力信号を発生する駆動信号発
生手段24を有している。このマイクロコンピュータの
入力側にはコンパレータ25を介して温度検出手段であ
るサーミスタ21が接続され、出力側には各モータ3.
9a、9bヘパルス出力を供給するバッファ26を介し
て駆動手段である中モータ3、左モータ9a、右モータ
9bが接続されてい゛る。ここで27(fiバイアス抵
抗、28はスキャン抵抗である。
次に本実施例の動作を第7図に示す。同図は暖房運転時
の70−チャートである。
吹き出し温度tはサーミスタ21で検出した温度であり
、tl、t2は設定温度である。この吹き出し温度tが
第1の設定温度t1よりも抵い時には、中モータ3を右
回転、左モータ9aを右回転、右モータ9bを左回転さ
せて停止する。ここで中モータ3を右回転させることは
上下偏偏羽根1を水平位置(必要に応じては上方位置)
に、左モータ9aを右回転させることは左偏偏羽根5a
を左側に、右モータ9bを左回転させることは右偏偏羽
根5bを右側に駆動することを示す。
すなわち吹き出し空気は水平分流となり第8図に示すよ
うになる。このとき、上下偏偏羽根1、左偏偏羽根5a
、右偏偏羽根5bH1それぞれどのような初期状態にあ
るかわからないが、各モータ9a、9b、3 の駆動後
に必ず上記のような位置に回動するものである。すなわ
ち、初期状態において駆動後の位置と同位置にすでに偏
向しているときには、ストッパー等の負荷抵抗でモータ
の回転をさせないか、あるいはモータを空回転させる。
そして各モータ9a、9b、3 0回転後必要に応じて
回転前あるいは回転中は再びブーミスタ21の温度と設
定温度とを比較する。
次にブーミスタ21の温度tが第1の設定温度t1より
も高く第2の設定温度t2以下の場合には、中モータ3
を左回転、左モータ9aを右回転、右モータ9bを左回
転させて停止する。すなわち吹き出し空気は下方分流と
なり第9図に示すようになる。この動作前にすでに第8
図のように水平分流状態にあるときは、実質的には上下
偏偏羽根1のみが偏向することになる。
次にサーミスタ21の温度tが第2の設定温度t2より
も高い場合には、中モータ3を左回転、左モータ9aを
左回転、右モータ9bを右回転させて停止する。すなわ
ち吹き出し空気に下方集中となり第10図に示すように
なる。
又、周波数可変制御による圧縮機の回転数制御等を用い
た能力可変型空気調和機においては1室温が設定温度に
近づくと能力を漸次小さくしてゆく制御が一般的である
が、この場合は、室内ユニットからの吹出風量が一定で
あると、吹出温度は漸次下がってゆく。すなわち、サー
ミスタ21の温度tが第2の設定温度t2よりも低く又
第1の設定温度t1よりも高い温度領域になると、右モ
ータ9bを左回転させ停止、左モータ9aを右回転させ
て停止する。
その結果、吹出空気は下方集中吹出より下方分散吹出と
なり、第10図に示す状態から第9図に示す状態へと変
化する。
次にさらに吹出温度が下がり、サーミスタ21の温度t
が第1の設定温度t1よりも低くなると、中モータ3を
右回転させる。すなわち下方分散吹出より水平分散吹出
となり第9図に示す状態より第8図に示す状態へと変化
する。
上記のような動作を行なうことにより、体感的に好まし
くない冷風は直接人体にあたらないように水平分流吹き
出しとなり、ある程度吹き出し温度が暖められていると
きには間接的に人体にあたるように下方分流吹き出しと
なり、吹き出し温度が十分に高いときには直接人体に吹
きかかっても支障がないために下方集中吹き出しとなる
又、周波数可変制御による圧縮機の回転数制御等を用い
た能力可変型空気調和機においては、室温が設定温度に
近づくと能力を漸次小さくしてゆく制御が一般的である
が、この場合は、室内機よりの吹出風量が一定であると
吹出温度は漸次下がってゆく。
その結果、冷温風を直接人身に受けるようになるため、
下方集中吹出より下方分流吹出しとし、さらに吹出温度
が下がってくると下方分流吹出しより水平上方分流吹き
出しとなる。
このような動作を暖房運転開始時から室温安定時までに
ついてその効果とともに説明する。
まず暖房運転開始直後の吹き出し温度は低いため、人体
に直接あたるのは好ましくない0また人体に直接あたら
なくても居住空間内の空気が大きく移動することII″
i実際の室温以下に感じるため、居住空間内の空気の移
#Iは小さい方が好ましい。
すなわち水平分流吹き出しとすることにより、居住空間
上部のみで吹き出し空気が混ざりあい、人体に寒さを感
じさせることなく暖房作用を行なう。
次にある程度吹き出し温度が高くなったときには、下方
分流吹き出しとなるため、居住空間の周辺から暖房作用
を行なうことになる。すなわち、この場合にあっても居
住空間内の空気の移#を小さくし人体に寒さを感じさせ
ずに暖房が行なえる。
さらに床面に近い壁面をまず暖めることにより、天井付
近に暖房層を滞留させることなく効率的な暖房が行なえ
、立上がり時間を短縮できるとともに、居住空間内の温
度分布を均一にすることができる。
そしてさらに吹き出し温度が高くなった時には、下方集
中吹き出しとなるため、人体に直接暖風をあて、暖房効
果を高めることができる。
このとき、すでに壁面もある程度暖められているために
、居住空間内に部分的に低温場所が生じることもない。
又、周波数可変制御による圧縮機の回転数制御等を用い
た能力可変型空気調和機においては、室温が設定温度に
近づくと能力を漸次小さくしてゆく制御が一般的である
が、この場合は室内ユニットからの吹出風量が一定であ
ると吹出温度は漸次下がってゆく。すなわち、室温が安
定してくると、空気調和機よりの吹出風の温度は生暖た
がい温度となり人体にとっては不快な風となるため、人
体に直接当たらないように下方分流吹出しとなる。
但し、人体には当たらないが、下方吹出しであるため、
居住空間への暖房効果は下方集中吹出しと同等の効果を
得ることが出来る。すなわち居住空間の周辺の床面より
暖房を行なうことにより、天井付近に暖気層を滞留させ
ることなく居住空間の温度分布を良好にし、快適性の向
上をはかることができるものである。又さらに吹出温度
が下った場合は下方分流吹出しから水平(上方)分流吹
田しになるため、冷風が床面を走ることがなくなり、人
体に冷風感を与えることもない。
上記実施例では、吹き出し温度によって上記動作を行な
い暖房運転時の制御を説明したが、室温によって上記動
作を行なうことにより居住空間の快適性を向上すること
も同様に可能である。
すなわち例えば冷房運転時において、運転開始時、室温
tが第2の設定温度t2より高い場合において、下方集
中吹出しとすることにより、居住空間の中央部に冷風が
当り、即冷感の増大と共に冷房運転のされやかさすなわ
ち運転開始時における快適度の向上がはかれる。
また運転を継続し室温tが第1の設定温度t1と前記t
2との間の領域に存在するようになった場合は、ある程
度の間冷風を直接身体に受けた後であるので、身体に直
接当てずに、身体の周辺に風を流し、直接身体に当る風
の量を減少させることにより、冷え過ぎを防止すると共
に周辺部を冷やすことにより居住空間の室温分布の向上
をはかることができる。
また室温tが前記室温t1よりも下がった場合において
は、水平(上方)分流吹出しとすることによって、天井
囲からの冷却を行ない、室温の安定化をはかることがで
き、又直接の風は身体には当らないため、入部的に冷房
運転を行なっていると思わせない快適度の高い効果的な
冷房を行なうことができる。
発明の効果 本発明は上記実施例の説明から明らかなように、吹き出
し温度がある設定温度以下になったとき、下方集中吹き
出しから下方分流吹き出しとなるために、吹き出し温度
が高い時には居住空間の中央部に高温の風を送り込むこ
とができ、暖房感の増大がはかれると共に、比重の小さ
な高温の風を床面に送り込むことにより室温分布も良く
なる。
さらに吹出し風の温度が下ってきた場合においては、下
方分流吹き出しとなるので、温度の下った風が直接人体
に当たらないため、冷風感、及びドラフト感、といった
不快な感覚を味わうことがない。又この時は分流吹出し
であると共に下方吹き出しであるため、天井面に暖気層
が滞留することもなく、人体に風を当てることなく効果
的に温風を床面に送り込み、暖房運転の効率の低下、及
び室温分布の悪化を招くことがない。
また室温の変化によって上記動作を行なう場合であって
も同様に効果的な暖房、冷房を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
、第1図は本発明の一実施例を示す風向偏向装置の分解
斜視図、第2図は同風向偏向装置における左右偏偏羽根
の異なる連結状態を示す構成図、第3図は同風向偏向装
置を具備した空気調和機の斜視図、第4図は同空気調和
機の縦断面図、第5図は同空気調和機の冷媒回路図、第
6図は同空気調和機の要部の電気回路図、第7図は同風
向偏向装置の制御内容を示す70−チャート、第8図は
同空気調和機における水平分流吹き出状態を示す説明図
、第9図は同下方分流吹出状態を示す説明図、第10図
は同下方集中吹出状態を示す説明図、第11図、第12
図はそれぞれ従来例を示す風向偏向装置の要部斜視図お
よび要部断面図である。 1・・・・・・上下風向偏向バネ、3・・・・・・ギモ
ータ、5a・・・・・・左偏偏羽根、5b・・・・・・
右偏偏羽根、9a・・・・・・左モータ、9b・・曲右
モーク、1o・・・・・・室内ユニット、12・・・・
・・吹出口、15・・・・・・室内熱交換器、17・・
・・・・圧縮機、2o・・商学外熱交換器、21 a、
 21 e・・・・・・温度センサ、21b・・・・・
・電流検出器、21c121d・・・・・・圧力検出器
、22・・・・・・マイクロコンピュータ、23・由・
・記憶部、24・・・・・・駆動信号発生手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名1・
・・11偏自朋坂 3・・・中上−夕 第 1 rlA、5L、、4.!向al、5b 、、、
石l南#iI肩腋 伽・・・友を一タ 2b・・・右モータ 第2図 14・・・下面部 O 第4図 1θ・・・ 堂内ユニ・ント I51.肇丙熟文建器 3・・・中上−タ 9a・・・左も−5 96、、、右上−タ 23・・・記*、祁 24・・・、*aイ邑3イ4生6くらζ27・・・パ′
イアス]5机 2g・・・スキイン8才九 第7図 第 8 図              lθ・・・ 
i内ユニ・ントIθ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 冷媒を圧縮し、室内熱交換器、室外熱交換器と
    ともに冷凍サイクルを構成する圧縮機と、送風機と前記
    室内熱交換器とを内部に有する室内ユニットと、この室
    内ユニットに設けられ前記室内熱交換器を通過した空気
    を吹き出す吹出口と、この吹出口から吹出される空気を
    上下方向に偏向する上下偏向羽根と、前記吹出口の左右
    に独立して設けられかつ前記吹出口から吹き出される空
    気を左右方向に分岐して偏向する左右偏向羽根と、前記
    上下偏向羽根と左右偏向羽根をそれぞれ独立して偏向駆
    動する駆動手段と、前記吹出口からの吹き出し温度また
    は室温を検出する温度検出手段と、あらかじめ設定した
    温度を記憶する設定温度記憶手段と、前記吹出口からの
    送風が下方向でかつ正面側となるように位置している左
    右偏偏羽根の状態において、前記温度検出手段により検
    出した温度が設定温度記憶手段に記憶された設定温度に
    なったことを検出し、前記左右の偏向羽根を、送風が左
    右へ分岐するように回動させる信号を前記駆動手段に与
    える駆動信号発生手段とを備えた空気調和機の風向偏向
    装置。
  2. (2) 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、室内
    熱交換器の配管温度を検出する温度検出器とした特許請
    求の範囲第1項記載の空気調和機の風向偏向装置。
  3. (3) 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、圧縮
    機電流もしくは圧縮機電流を含む電流検出手段とした特
    許請求の範囲第1項記載の空気調和機の風向偏向装置。
  4. (4) 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、圧縮
    機吐出配管または室内熱交換器の圧力を検出する圧力手
    段とした特許請求の範囲第1項記載の空気調和機の風向
    偏向装置。
  5. (5) 吹き出し温度を検出する温度検出手段を、室内
    熱交換器の配管温度を検出する温度検手器と、圧縮機電
    流もしくは圧縮機電流を含む電流検出手段より構成した
    特許請求の範囲第1項記載の空気調和機の風向偏向装置
  6. (6)冷媒を圧縮し、室内熱交換器、室外熱交換器とと
    もに冷凍サイクルを構成する圧縮機と、送風機と前記室
    内熱交換器とを内部に有する室内ユニットと、この室内
    ユニットに設けられ前記室内熱交換器を通過した空気を
    吹き出す吹出口と、この吹出口から吹き出される空気を
    上下方向に偏向する上下偏向羽根と、前記吹出口の左右
    に独立して設けられかつ前記吹出口から吹き出される空
    気を左右方向に偏向する左右偏向羽根と、前記上下偏向
    羽根と左右偏向羽根をそれぞれ往復駆動する駆動手段と
    、前記吹出口からの送風温度または室温が所定値に到達
    したときに前記駆動手段へ出力する出力手段を備え、前
    記送風温度または室温が所定値に到達する以前は、送風
    を下方向でかつ一箇所へ集中する方向とし、前記送風温
    度または室温が所定値に到達したときに、前記送風方向
    を下方向でかつ左右へ分岐した方向に変更する空気調和
    機の風向偏向方法。
  7. (7)送風温度を検出する温度検出手段を、室内熱交換
    器の配管温度を検出する温度検出器とした特許請求の範
    囲第6項記載の空気調和機の風向偏向方法。
  8. (8)送風温度を検出する温度検出手段を、圧縮機電流
    もしくは圧縮機電流を含む電流検出手段とした特許請求
    の範囲第6項記載の空気調和機の風向偏向方法。
  9. (9)送風温度を検出する温度検出手段を、圧縮機吐出
    配管または室内熱交換器の配管の圧力を検出する圧力検
    出手段とした特許請求の範囲第6項記載の空気調和機の
    風向偏向方法。
  10. (10)送風温度を検出する温度検出手段を、室内熱交
    換器の配管温度を検出する温度検出部と、圧縮機電流も
    しくは圧縮機電流を含む電流検出手段より構成した特許
    請求の範囲第6項記載の空気調和機の風向偏向方法。
JP60149519A 1985-07-08 1985-07-08 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 Pending JPS6210536A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0328662A (ja) * 1989-06-27 1991-02-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 電気温水器集中制御装置

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