JPS62102384A - メモリカ−ド読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ＩＣカードのようなメモリカードの読取装置
に関し、特に所定のカードのみを装置内へ導びくように
した装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

■ｃカードはクレジットカード大のプラスブーツクカー
ドにメモリやマイクロコンピュータ等のＩＣ回路チップ
を埋設したものである。ＩＣカードはメモリの記゛憶容
潰が大きく、かつマイクロコンピュータ等の制ｍ＋部を
備えているので、記憶容量を必要とする種々の情報やデ
ータ等を記憶するのに適している。その上、携帯に適し
た大きさであるため、ショッピングカード、健康診断カ
ード等としての種々の用途が考えられ、一部実用化され
ている。

ところで、従来よりカード読取装置としては第４図に示
すものが知られている。カード挿入口１０１の内部上下
面には、発光素子１０３と受光素子１０５とが対向配置
されており、挿入口１０１からＩＣカード１０７が挿入
されると、発光素子１０３からの光が遮蔽され、受光素
子１０５側でこれを検出することでシャッタ１０９が開
扉される。同時にゴム製のピンチローラ１１１ａと１１
１ｂが回転し、ＩＣカード１０７は内奥まで導入される
。読取装置の内奥には発光素子１１３と受光素子１１５
が対向配置されており、導入されたＩＣカード１０７が
発光索子１１３の光を遮蔽するとピンチローラ１１１ａ
、１１１ｂが回転を止め、ＩＣカード１０７が停止する
。するとコンタクトブロック１１７が下降し、その接触
子１１７ａがＩＣカード１０７の端子（図示せず）と電
気的に接続するようになっている。

しかしながら、上記従来のメモリカード読取装置にあっ
ては、挿入口１０１から挿入された者が正常なＩＣカー
ドであるか否かを識別できないので、ｔＣカード以外の
、例えばテレホンカードやクレジットカード、またはカ
ード大の鉄板等の異物が挿入されると、読取装置が誤動
作したり、故障するおそれがある。

また、近年ＩＣカードのプロトコルが統一化され、この
プロトコルに基づいてＩＣカードが偽造・変造されても
、読取装置では正常なＩＣカードとして受は入れてしま
うという問題点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、読取装置に適合した正常なカードであることを識
別でき、異物の挿入を防止できるカード読取装置を促供
づ′ることにある。

〔発明の概要〕

−Ｆ記目的を達成するために本発明は、メモリカードに
対して所定の電波を送信し、こ・れに応答してメモリカ
ードから返送される固有コード信号を受信する送・受信
手段と、 カード挿入口に設けられ、カード挿入口の開閉を行うシ
ャッタと、 前記固有コード信号を受信し、この固有コードが予め記
憶された固有コードと一致したときにのみ、前記シャッ
タの開扉制御を行う制御手段とを有することを要旨とす
る。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明に係るカード読取装置の一実施例を示し
ている。

カード掃入口１の内部上下面には、発光素子３と受光素
子５が対向配置されて、ＩＣカード７の挿入が検出され
ている。

この読取装置と適合した正しいＩＣカード７が挿入され
て発光素子３の光を遮蔽すると、シャッタ９が開扉する
。同時にゴム製のピンチローラ１１ａ、１１ｂが回転し
、ＩＣカー　ドアを読取装置の内奥部まで搬送する。

読取装置の内奥部には、カード先端検出用の発光素子１
３と受光素子１５が対向配置されて、搬送されたＩＣカ
ード７が発光素子１３の光を遮蔽すると、これを検出し
、ビンローラ１１ａ、１１ｂの回転が止まりＩＣカード
７が停止する。次いでコンタクトブロック１７が下降し
、その接触子１７ａがＩＣカード７の対応する端子と当
接してＩＣカード７のデータが読み取られる。

以上の、発光素子３，１３、受光素子５，１５、シャッ
タ９、ピンチローラ１１ａ、１１ｂ１コンタクトブロツ
ク１７の駆動制御はマイクロコンピュータを中心に構成
された制御部１９の制御により行われている。

本実施例では、カード挿入口１の前記受光素子５と発光
索子３の手前側の内部上下面に送信アンテナ２１と受信
アンテナ２３とが対向して配置されている。送信アンテ
ナ２１は高周波発成回路２５を介して制御部１９に、ま
た受信アンテナ２１は検波・増幅回路２７と判別回路２
９を介して制御部１９にそれぞれ接続されている。

高周波発成回路２５は制御部１９からの送信指令に応答
して所定周波数の起動信号Ｓ１を出力づる。

一方、検波増幅回路２７は後述するように受信アンテナ
２３で受信したＩＣカード７からの応答信号Ｓ２から固
有コードを抽出して判別回路２９へ出力する。判別回路
２９では、予め記憶された固有コードと抽出された固有
コードとを照合し、両コードが一致したときに前記ＩＣ
カード７がこの読取装置と適合した正しいＩＣカードで
あると判断する。

第２図は本実施例のＩＣ万一ド７の構成を示している。

このＩＣカード７には、通常のＩＣカードと同様にクレ
ジットカード大のプラスチックカードにメモリおよびＣ
ＰＵを有する集積回路チップ３１が埋設されている。こ
の集積回路チップ３１にはカード読取装置の接触子１７
ａと接続される複数の接点３３が接続され、これら接点
３３はＩＣカード７の表面に露出して配設されている。

また、このＩＣカード７には、コイル３５とこのコイル
３５に接続された発振回路３７とが設けられており、第
３図はこの詳細なブロック図を示している。

づなわち、コイル３５は、カード読取装置の送信アンテ
ナ２１から送信された起動信＠Ｓ１を受信する。このコ
イル３５に誘起した電力は整流部３９で整流され、電源
として発振回路３７の各回路に供給される。発振制御部
４１は発振部４３の出力を固有のコード信号で変調する
。この変調された信号は応答信＠Ｓ２としてコイル３５
を介してカード読取装置へ向けて送信されるようになっ
ている。

従ってＩＣカード７の所持者がカード挿入口１ヘカード
７を挿入すると、カード挿入、が前記発光素子３および
受光素子５で検出される。すると制御部１９から高周波
発振回路２５へ送信指令が出力され、所定周波数の起動
信号Ｓ１が送信アンテナ２１から送信される。

挿入されたＩＣカードが起動信号Ｓ１に応答して応答信
号Ｓ２を送信する機能を有するカードであれば、前述し
たようにコード化された応答信号Ｓ２が受信アンテナ２
３へ向けて送信される。

受信された応答信号Ｓ２は検波・増幅回路２７によりそ
の固有コードが抽出され、判別回路２９へ供給される。

判別回路２９では予め記憶されている固有コードと抽出
された固有］−ドとを照合し、一致した場合に制御部１
つへ判別信号Ｓ３を出力する。制御部１９はこれに応答
して、シャッタ駆動回路をシャッタ駆動回路（図示せず
）へ出力し、これでシャッタ９が（用１片され、ＩＣカ
ード７が読取装置の内部に導入されて、データ読取処理
がされる。

このように、本実施例によれば、カード挿入口１へ挿入
された物がこのカード読取装置に適合した正しいＩＣカ
ードであるとぎにのみシャッタ９を開扉する。従って、
仕様の異なるＩＣカードや偽造・変）告されたＩＣカー
ド、あるいはＩＣカード以外のカードさらにはカード状
の鉄板等の異物挿入が防止でき、その結果、装置の故障
、破損等を防止できる。

〔発明の効果〕

以−Ｆ説明したＪ：うに本発明によれば、メモリカード
に対して所定の電波を送信し、これに応答してメモリカ
ードから返送される固有コード信号を受信し、この固有
コード信号がカード読取装置に適合した場合にのみシャ
ッタを開扉してメモリカードを受は入れる構成であるの
で、読取装置に適合したメモリカード以外のカードや鉄
板等の挿入。

あるいは偽造・変造されたメモリカードの挿入を確実に
防止できる。その結果、カード読取装置の故障・破壊が
防止でき、また、装置の信頼性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るメモリカード読取装置の一実施例
を示す構成図、第２図は本実施例のＩＣカードの構成図
、第３図はＩＣカードの発振回路を示すブロック図、第
４図はメモリカード読取装置の従来例を示す構成図であ
る。 ７・・・ＩＣカード ９・・・シｔｌツタ １９・・・制御部 ２１・・・送信アンテナ ２３・・・受信アンテナ ２５・・・高周波発振回路 ２７・・・検波・増幅回路 ２９・・・判別回路 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　メモリカードに対して所定の電波を送信し、これに応
   答してメモリカードから返送される固有コード信号を受
   信する送・受信手段と、 カード挿入口に設けられ、カード挿入口の開閉を行うシ
   ャッタと、 前記固有コード信号を受信し、この固有コードが予め記
   憶された固有コードと一致したときにのみ、前記シャッ
   タの開扉制御を行う制御手段とを有することを特徴とす
   るメモリカード読取装置。