JPS6197214A - 香料組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明によって、香りに有効量の２−アセチル−４−メ
チル−４−ペンテン酸エチルヲ添加することからなる消
耗品のかおりを賦与又は高める方法が得られる。

更に本発明によって、香りに有効量の２−アセチル−生
−メチル−４−ペンテン酸エチルを添加した香料組成物
が得られる。

また本発明によって、香りに有効量の２−アセチル−４
−メチル−Φ−ペンテン酸エチルを添加したかおつづけ
消耗品が得られる。

従来の技術 ２−アセチル−４−メチル−４−ペンテン酸エチルは、
公知化学物質である。これは、ラード（Ｔ、Ｆ、Ｗｏｏ
ｄ　）その他〔ジャーナル・オブ・オーガニックｅケミ
ストリー（Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｏｒｇ−ａｎｉｃ　
Ｃｈｅｍｉｓｔｒｙ　）、２８巻、２２４８頁（１９６
３年）参照〕によって、一定のじゃこうのかおりを製逸
する方法の合成中間体として記載された。しかしながら
、そのにおいははるかにみとめられなかった。ところで
、このエステルは極めて有用な香気を有し、それ故広い
範囲で使用することができることが判明した。

２−アセチル−４−メチル−４−ペンテン酸エチルは、
自然の果物様花様でかすかに草木様のにおいを有する。

そのにおいは、あるかみつれで得られたにおい及びノソ
インアップルの果物様のにおいを追想させる。

種々の消耗品は、本発明のペンテン酸エステルでにおい
を付けることができる。これは、石けん、化しよう品、
シャンプー、身体の脱臭剤、空気の清浄剤、繊維柔軟剤
、陽イオン性、陰イオン性、非イオン性又は両性イオン
性系の液状又は固体洗浄剤である。２−アセチル−４−
メチル−４−ペンテン酸エチルは、種々の媒体に対して
十分な安定性を有し、天然及び合成源の繊維に十分な効
果を示す。

本発明のペンテン酸エステルを使用して所望の結果が得
られる割合は、広範囲内で変動する。

添加する該組成物の全重量に対して１重量％又は２〜５
重量％の濃度を使用することができる。

か〜る濃度又はこれ以下の濃度でさえも、消耗品１例え
ば石けん、洗浄剤、化しよう品又はシャンプーにかおり
をつける際の常用の必要条件を十分に満たすことができ
る。

当業者には、濃度のこの値は消耗品の性質によることは
明らかであり、該組成物中に存在する共成分及び所望の
特定効果に関してにおいをつけるのが望ましい。

２−アセチル−４−メチル−４−ペンテン酸エチルは、
組成物又は消耗品に直接的に添加して使用してもよく、
更に他の香料共成分と混合してかおりをつけるのが望ま
しい。天然又は合成源の適当な他の共成分の例としては
、ヨーロツ・ぞ特許願第００９６２４３号に記載の化合
物が挙げられる。前述のように、２−アセチル−養−メ
チル−養−ペンテン酸エチルは化学物質である。これは
、次の反応式によってアセト酢酸エチルから、塩化メタ
リルと塩基性媒体中で反応させて製造することができる
： 反応は、好ましくは水性媒体、アルコール水性媒体又は
アルコール性媒体、更に好ましくはエタノール中で行な
う。他の適当な不活性有機溶剤は、アセトン又は芳香族
炭化水素、例えばベンゼン、トルエン又はキジレンチア
ル。適当な塩基性薬品は、アルカリ金属アルコキシド、
例えばナトリウムエトキシド、炭酸ナトリウム、−リチ
ウム又は−カリウム又は水酸化物、例えば水酸化カリウ
ムである。

実際的に経済的理由から炭酸カリウムが好ましく、反応
はエタノール中で行なう。これらの条件下に、反応は反
応混合物の沸騰温度、即ち約７５℃で行なう。選んだ溶
剤によって、反応温度は約５０〜１１０℃であってもよ
い。この温度で、反応時間は比較的短かく、副産物の形
成が減少する。

実施例 例１ ２−アセチル−４−メチル−４−ペンテン酸エチルの製
造。

機械的攪拌機、コンデンサー、温度計及び窒素導入管を
備えた１、５ｔの反応器中で、酢酸エチル６００Ｆ（４
，６１モル）、塩化メタリル３７５．９ｆ（４，１５モ
ル）、エタノール５００ｒｎｌ及び炭酸カリウム６３６
．９Ｆ（４，６１モル）を−緒にして混合する。得られ
た悪濁液を還流で２時間加熱すると、混合物は若干黄色
になり、粘稠になる。エタノールを除去し、得られた残
渣を水９００ｄにとかす。このようにして得られた二相
を分離し、有機相を水９００　ｍｌで洗浄する。粗製物
（７４０ｆ）を、不錆鋼旋回物を充填したカラムで窒素
下に還流で基部ヘッドを用いて蒸溜する。このようにし
て、所望のケト−エステル５５５．８ｒが得られる。

沸点１１５℃／２．６６ｘｌＯ３Ｐａ　（収率１０７％
：理論量の７５％）。

例２ 香料組成物。

シャンプー用め基質香料組成物を、次の成分（重量部）
を混合して製造した： 合成リナロール　　　　　　　　　　　　　　　　　１
８０フエノキシエチルインゾチレート　　　　　　　　
　１５０フエネチロール　　　　　　　　　　　　　　
　　　１００ヒ１０アトロノ々アルコール　　　　　　
　　　　　　　　７０サリチル酸ベンジル　　　　　　
　　　　　　　　　　６０クレソチン酸メチル１０％＊
５０ フェノキシ酢酸アリル１０％＊４゜ 酢酸ペン、クル　　　　　　　　　　　　　　　　　　
３０リリフル（Ｌｉｌｉａｌ　）　１）　　　　　　　
　　　　　　　３０α−ダマスコン２）１０％＊２゜ マ４　、ｔ−ル（Ｍａｙｏ　ｌ　）■２）３）　　　　
　　　　　　　２０ヘデイオ７　（Ｈｅｄｉｏｎｅ　）
　２）’）　　　　　　　　　　　２０合成ゲラニウム
油　　　　　　　　　　　　　　　　　２０ペルートン
（Ｖｅｌｏｕｔｏｎｅ　）　２）５）　　　　　　　　
　　２０β−ダマスセノン１％＊２０ α−へキシルシンナムアルダヒト２０ ムスク（Ｍｕｓｋ　）　ＤＴＩ　”）６）　　　　　　
　　　　　　１０ｊ。

＊　フタル酸ジエチル中 １）ジ）Ｚｆ）ダｙ（Ｌ、Ｇｉｖａｕｄａｎ）、ベルニ
ヤー（Ｖｅｒｎｉｅｒ　）在 ３）　４−インプロピル−シクロヘキシルメタノール４
）メチルジヒＰロジャスモネート ５）　２，５．５−）　ＩＪメチル−２−フェニル−シ
クロペンタノン前記基質に２−アセチル−４−メチル−
生−ペンテン酸エチル１４Ｏｆを添加して、草木の自然
のにおいを追想させる明らかな花様果物様のかぐわしい
草木様のかおりを有する新規組成物が得られる。このに
おいの特性によって、シャンプー又はヘアー調整剤に特
に適した組成物が得られる。

例３ ２糧の粉末洗浄剤基質を、次の成分（重量部）を混合し
て製造した： 線状アルキル−ベンゼンスルホ　　８．０　　　　　６
．４ン酸ナトリウム（連鎖の長さ： Ｃ） １１〜５ トリ燐酸ナトリウム　　　　　　　４３．８　　　　３
５．０珪酸ナトリウム　　　　　　　　　　７゜５６．
Ｑ珪酸マグネシウム　　　　　　　　　１．９　　　　
　１．５カルボキシメチルセルロース　　　１．２　　
　　　１．０ナトリウムＥＤＴＡ　　　　　　　　Ｏ，
２０，２硫酸ナトリウム　　　　　　　　　２１．２　
　　　１７．０水　　　　　　　　　　　　　　　　　
９．８　　　　　７．８過硼酸ナトリウム　　　　　　
　　−２０，０それぞれの前記洗浄剤基質の試料に、２
−アセチル−４−メチル−生−ペンテン酸エチル１％を
添加して、心持よい新鮮な草木様のかおりを有する２種
の新規組成物が得られた。

例４ ２−アセチル−４−メチル−４−ペンテン酸エチルを指
示濃度で使用して、次の消耗品にかおりをつげた： 濃度（％） ローション　　　　　　　　　５．０ ナイトクリーム　　　　　　　０．４ シヤンプー　　　　　　　　０．５ 防臭剤（エーロゾル）１．２ ヘアラッカー　　　　　　　０．３ 石けん１）　　　　　　　　　　ｏ、５タルク　　　　
　　　　　　　０．５ 皿洗浄用の塩素化洗浄剤粉末　　　　０．２１）　　Ｉ
’イｆ：ルクス（ＬＵＸ）、ユニレノ々−（Ｕｎｉ　１
ｅｖｅｒ　）社 このようにしてかおりをつけた生成物によって、心持よ
い花様果物様のかおりが得られた。

このにおいは、かおりづけ物質を４０℃で１ケ月以上、
保存した場合にも安定であった。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）香りに有効量の２−アセチル−４−メチル−４−
   ペンテン酸エチルを添加することを特徴とする、消耗品
   の香りを賦与又は高める方法。
2. （２）有効な香り成分の特許請求の範囲第１項記載の２
   −アセチル−４−メチル−４−ペンテン酸エチルを含有
   する香料、石けん及び洗浄剤から選んだ消耗品。
3. （３）香りに有効量の特許請求の範囲第１項記載の２−
   アセチル−４−メチル−４−ペンテン酸エチルを添加し
   た香料組成物。