JPS6194605A - スライドフアスナ用スライダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスライドファスナ用スライダに関する。本発明
に関するスライダは、成形された本体、引き手および本
体をテープの所望の位置に止めるための停止部材からな
っている。

従来の技術 一般にスライドファスナは、１対の両半分からなってい
る。各半分はテープのような支持部材と、その縁部沿い
に形成された噛合素子列とからなっている。１対の噛合
素子列を対向させて、スライダを一方向に動かすと、一
方の噛合素子列の素子の頭部の水平な突起が他方の噛合
素子列の素子の頭部の水平な突起の後方に嵌入し、これ
によって１対の噛合素子列がたがいに噛合って固定され
る。反対方向にスライダを動かすと、１対の噛合素子列
の噛合いが解除される。

噛合素子列は頭部をもつ各素子の集まりである。各素子
は頭部を有し、テープに取付けまたは成形されている。

蛇行形に成形された合成樹脂モノフィラメントの各自が
り部分に各頭部を成形してもよい。またはフィル状のモ
ノフィラメントの各コイルを頭部をもつ各素子として成
形してもよい。

各噛合素子をテープに縫着、扁込みすること、またはテ
ープに形成された開口に噛合素子の頭部を通すこともで
きる。

スライドファスナの１対の半分をたがいに分離可能に構
成する場合、テープの端部に、ソケットとプラグとから
なる止め部材が設けられる。

各半分を分離できないスライドファスナの場合、１対の
テープはそれらの端部においてたがいに結合されている
。

一般にスライダの本体は、コアまたは中心部材とその両
側に対称的に形成された通路とからｌξっている。噛合
素子列沿いに一方向に′スライ、ｒを動かすと、中心部
材は素子列を加圧して各噛合素仔の噛合を解除させる。

スライダを反対たがいに結合される。

スライダを縁部するために、上片に引き手力ｊ設けられ
ている。

スライダは、各噛合素子に作用する歯状部材をもつばね
部材を有している。スライダを一方向に動かすと・歯状
部材は通路を通る噛合素子の頭部に作用し、これによっ
て噛合が生じるかまたは噛合が解除される。

引き手を外側に動かすと歯状部材が噛合素子から離れる
ので、噛合素子列沿いにスライダを動かすことができる
。一般に、ばね部材の縁部はスライダ本体内に保持され
るように構成されている。

***公開公報２５０４８１１号記載のこの種のスライダ
のばね部材は、スライドファスナ平面上の投影図におい
て、横方向の突起を有し、突起の中央の舌状ばねが本体
の突起と係止されている。

こつ場合、舌状ばねは一側において支えられた板はねと
して作用しているので、ばねの弾力が弱（、とぐに閉侶
位置における弾力が最小である。この欠点を補なうため
に、ばね部材を支える本体の位置に１内向きに伸びる支
持部材が設けられている。この構成によって弾力を増す
ことは可能であるが、弾力を増加するために、板ばねを
比較的厚くしなければならない。板ばねが大きくなると
スライダ本体を破壊または変形させる危険がある。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、前記の欠点がなく、性能の良いスライ
ｒファスナ用スライダを提供することにある。本発明の
次の目的は、比較的うすい板ばねで構成され、しかもス
ライダの作用に充分な大きさの弾力を生じることのでき
る、ばね部材ヲ有するスライｒファスナ用スライダを提
供することにある。

問題点を解決するための手段 本発明の目的を達成するために提供されるスライｒファ
スナ用スライダは、前述の歯を有する金属製のばね部材
を有している。このばね部材は、スライｒファスナの平
面上の投影図において、およそＣ字形であって、その際
０字の一方のシャンクは頭部をなして、スライダ本体の
溝に受容され、０字の他方のシャンクは足部をなし、同
様に本体に支えられていることを特徴としている。

頭部から伸びるばねの部分は脚部をなしている。ばねの
曲部は、３つの側で限定された横窓に達し、引き手の偏
心カムによって操作される。

この曲がった脚部に形成された歯部は脚部の自由端をな
し、下向きに伸びて、噛合素子間のすき間に嵌入する。

ばね部材の足部は下向きになっているが、この足部と偏
心カムとの間の残りのばね部分は歯部な下向きに偏心さ
せる作用を有している。頭部の一側は曲部をなしている
。偏心カムと協働する曲部は反対に曲がっている。すな
わち、逆に曲がる構造で弾力を増加することができる。

偏心カムは頭部にまたは頭部上に形成される横材で形成
され、本体に引き手を枢着する。実用的には、引き手の
枢支点は窓の開放側に位置している。足部は実用的には
下向きに曲げられ、本体の凹部に嵌入している。この部
分にばね部材を挿入し、本体を支える。

発明の効果 本発明によると、歯部が噛合素子に作用する場合、ばね
部材の弾力を著しく高めることができる。

次に、比較的うすい板金でばね部材を構成することがで
きるので、スライダの精度が改良される。うすい板金を
用いるにもかかわらず、ばねの弾力と弾性は優れている
。２つの曲部の組合わせによって、良好な弾力が得られ
る。その際、２つの曲部の向きがたがいに反対になって
いるので、優れた性能を得ることができる。

スライダの本体でばね部材を容易に支えることができる
。この場合、本体の止め部材と凹部とを残シの部分と同
時に常法によシ一体として射出成形することができる。

その訳は、脚部は、単にばね部材のＣ形の支持部と係合
すればよいからである。すなわち、脚部の長い側は窓の
開放側に対面し、窓の降りのシャンクはＣの開放側にあ
る。従って、スライダの本体を常法によって成形するこ
とは容易であり、引き手を自動的に装着することができ
る。

実施例 本発明の実施例を示す添付図面において、スライダ１０
本体２はばね部材３を有している。

その端部は本体に形成された止め部材４によって支えら
れている。引き手５の横部材６の枢支点７は支持部２１
において枢支されている（第２図）。ばね部材の歯１１
は偏心カム８によって上下される。

スライダ本体２は、１対になった上方部材２ａおよび下
方部材２ｂからなシ、これらは中心部材２Ｃによって結
合されている。各噛合素子の通路２ｅは、ガイ「２ｄに
よって限定されている（第５図参照）。第５図において
、スライダを左に引くと噛合素子１４．１５がたがい（
結合され、右に引くと１ｒ＠合が解除されるものとする
。止め部材４の１対の脚部４１はスライダの前端におい
て、ばね部材の縁部を止め、他の１対の脚部４ｂはスラ
イダの後端において、ばね部材を止めている。

本体２のポケット２ｆを合成樹脂材料の射出成形によっ
てつくることもできる。ポケット２ｆはばね部材の頭部
を受容している。

第３図において、ばね部材の頭部９は舌１０を有してい
る。舌１０は、ポケツ）２ｆに受容された曲部２０から
上昇し、次に１３において曲がり、歯部または自由端部
１１になっている。第２図において、偏心カム８の弾力
で、歯１１は上向きに偏位されている。引き手５を第１
図の位置から上向きまたは垂直に動かすと、歯１１が揺
動する。

引き手を解放または下げると歯１１は噛合頭部１４．１
５に作用し、スライダを止める。実用的には歯１１は１
１１（第４図）において斜線な有しているので、歯１１
は噛合素子に偏心的に作用する。すすｂ　チスライドフ
ァスナの平面に対して垂直の中心面からはずれた位置に
おいて噛合素子を加圧する。

部１２はＣ形をなしている。この部分の窓１９は一側が
開き、１対のシャンク１６．１７によって限定されてい
る（第４図の上向き）。これらのシャンクの１つは頭部
９を有し℃いるが、他のＣ型シャンクは足１８を有して
いる。足１８のエプロン２２は下向きに鈍角をなして曲
がり、スライダの後端に形成された凹部２３に嵌入して
いる・ばねの舌１０と曲部１３は、曲部１３が窓１９を
通って上に伸びるようになっているう従って曲部１３と
２０とは反対方向く曲がっている。すなわち１１２は凸
部１２ａ（第４図）を示している。横部材６の枢支部７
は、窓の閉じた側に枢支されている。横部材の他側はス
ライダ本体の固定された素子２１に支えられている。従
って、カムの作用によって舌１０が上向きに曲がる場合
、足部から頭部を経て舌部に達する全体のばね素子は、
偏心カムの作用で実際に曲がり、歯１１を下向きに何位
させるような弾力を生じる。

【図面の簡単な説明】

本発明によるスライｒファスナ用スライダの実施例を示
す添付図面において、第１図はスライダの斜視図で、噛
合素子に作用するために引き手は最低位置におかれてい
るが、噛合素子は図示されていない。第２図はスライダ
の断面図で、引き手は引き上げられ、歯状部材はｆｆ、
１合素子から離れている。第３図はスライダに取付ける
前のはね部材の側方立面図、第４図は図の平６τｊに甲
・行な平面におけるばね部材の平面図で、ハリリーング
はヌライｒファスナの平面上の投影回である。第５図は
スライダの平面図である。 １・・・スライダ、２・・・本体、２ａ・・・上方部材
、２ｂ・・・下方部材、２ｃ・・・中心部材、２ｄ・・
・ガイド、２θ・・・通路、２ｆ・・・ポケット、３・
・・ばね部材、４・・・止め部材、４＆・・・脚部、４
ｂ・・・脚部、５・・・引き手、６・・・横部材、７・
・・枢支点、８・・・偏心カム、９・・・頭部、１０・
・・舌、１１・・・歯（自由端部）、１１１・・・斜線
、１２支持 ・・・一部、１２ａ・・・凸部、１３・・・曲部、１４
　、１５・・・噛合素子、１６，１７・・・シャンク、
１８・・・足、１９・・・窓、２０・・・曲部、２１・
・・支持部、２２・・・エプロン、２３・・・凹部０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）噛合素子列（１４、１５）によつて支えられ、か
   つこれに沿つて移動することによつて噛合素子の噛合を
   生じまたは噛合を解除することのできるスライダ本体（
   ２）と、カム部材（８）を有しかつスライダ（１）に揺
   動自在に枢支されたスライダ操作用引き手（５）とから
   なる、スライドファスナ用スライダにおいて、 （ａ）本体（２）に支えられた板金製ばね素子（３）が
   、ピン形支持部（１２）と、窓（１９）を限定する１対
   のＣ形シャンク（１６、１７）とを有し、その際、支持
   部（１２）は横向きに開いた窓（１９）を有し、 （ｂ）カム部材（８）が窓（１９）に配置され、（ｃ）
   １つのシャンク（１６）の頭部（９）が舌（１０）まで
   伸び、そして自由端部は噛合素子（１４、１５）と噛合
   できる歯（１１）を有し、これによつて、引き手（５）
   の一方向においてスライドファスナに対してスライダを
   固定化することができ、（ｄ）ばね部材の舌（１０）の
   曲部（１３）が、窓（１９）を通つてカム部材（８）の
   上に伸び、引き手（５）を上記位置から移動させること
   によつて舌 （１０）と噛合素子（１４、１５）との結合を解除する
   ことのできる、スライドファスナ用スライダ。 （２）シャンク（１６）の対向する縁を支える脚部（４
   １）の各対によつて、Ｃ形支持部（１２）が本体（２）
   に係止されている、特許請求の範囲第１項記載のスライ
   ドファスナ用スライダ。 （３）頭部（９）の曲部（２０）が舌（１１）の曲部（
   １３）と反対方向に曲げられている、特許請求の範囲第
   ２項記載のスライドファスナ用スライダ。 （４）頭部（９）の曲部（２０）が本体（２）のポケッ
   ト（２ｆ）に受容されている、特許請求の範囲第３項記
   載のスライドファスナ用スライダ。 （５）本体（２）の支持部材（２１）で引き手（５）を
   枢支している特許請求の範囲第４項記載のスライドファ
   スナ用スライダ。 （６）支持部材（２１）が窓（１９）に位置している特
   許請求の範囲第５項記載のスライドファスナ用スライダ
   。 （７）支持部（１２）の凸部（１２ａ）が引き手（５）
   を枢支しかつ支持部材（２１）に対向している、特許請
   求の範囲第６項記載のスライドファスナ用スライダ。 （８）引き手（５）の横部材（６）が凸部（１２ａ）と
   支持部材（２１）との間に伸びている特許請求の範囲第
   ７項記載のスライドファスナ用スライダ。 （９）歯（１１）が斜線（１１′）を有している、特許
   請求の範囲第８項記載のスライドファスナ用スライダ。 （１０）他のシャンク（１７）が足（１８）を有し、足
   （１８）の下向きに曲つたエプロン（２２）が本体（２
   ）の凹部（２３）に受容されている、特許請求の範囲第
   １項記載のスライドファスナ用スライダ。