JPS6191254A - 腕時計ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高比重プラスチック腕時計ケースの材料組成に
関する。

〔従来の技術〕

従来腕時計ケースは金属（Ｂａ　、　？’＃　、　８’
ｕｓ　、　Ｔ＜合金＃／）　、セラミックス、木材、プ
ラスチックが使用されている。機械的強度の劣るプラス
チックブースには強化材添加した組成のものや、工ンジ
÷了プラスチックと呼ばれている高強度プラスチン、り
が主流である。たとえばＡＢ８樹脂に高級感をもたせる
ためにメッキを施したもの、ポリカーボネート樹脂にガ
ラス繊維を１０〜２０ｗｔ％添加して高強度ケース材と
して用いているもの、ポリサル７オンにリング状の金属
枠を内部に挿入して、補強化したものなど市況に出まわ
っている。

一方１．２プラスチツクに金属繊維ないし金属フレーク
を混入し電磁波障害の防止対策材料としての提案は特公
昭５８−１２７７４８や特公昭５８−１１７２５１に見
られる。いずれも成形加工性が良く、金属繊維を添加す
ることで安価な導電性を付与する材料となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

生産性の向上が見込め、かつ高質感、薄型ケース用材料
としては、プラスチック自体に充分な強度がなく、強化
されたグレードは比重が１．０〜１．９程度で質感が感
じられない、又、高比重化すると　　　−射出成形性が
劣化し、機械物性が極度におちて〈る、そこで本発明は
このような問題点を解決するもので、その目的は ■高比重　ｄ＝４以上 ■高強度　引張強度　１０００ＫＰ／ｚ”以上■成形性 ■外観 の優れた材料を提案するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

芳香族ポリアミド樹脂　４０〜９０容量チタンゲステン
粉末　　　１０〜４ｏ容量チ炭素繊維　　　　　　０．
１〜３０容量チガラス繊維　　　　　０．１〜３０容量
チステアリン酸亜鉛　ｏ、ｏｏｉ〜６容量チの組成であ
慝ことを特徴とする材料を射出成形することで解決する
。

本発明に使用する芳香族ポリアミド樹脂は、ＭＸＤ−６
（三菱ガス化学社製）である、９０容量−以上だと高比
重でなくなり、４０容量チ以下だと物性が保てず、加工
性が悪くなる。タングステン粉末は粒子径０．１〜２０
μ好ましくは１〜６μで、塊状、球状、棒状など形態は
問わない。表面にはシラン系の表面処理剤をコートする
が他に１０容量チ以下でチタン系なども良好である。　
ＩＯ容量係以下では高比重でなくなり、４０容量チ以上
だとコスト高と物性劣化で本発明の主旨からそれる。炭
素繊維とガラス繊維は充てん率と強度は比例する。

０．１容量−以下だと高強度でなくなり、Ｉ容量−以上
では加工性や外観が劣下する。好ましくは６〜１０容量
チでポリアミド樹脂忙適した表面処理は施す、滑剤とし
てステアリン酸亜鉛が考えられるがシリコンオイルやス
テアリン酸や脂肪酸アミドなど有効である。０．００１
容量−以下だと効果はなく、６容量−以上だと流動性が
良すぎて逆に物性を劣下し加工しずらくなる。混練機は
押出機やバンバリーミキサ−が利用される。

〔実施例〕

以下実施例に基づいて説明する。芳香族ポリアミド（Ｍ
ＸＤ−６、三菱ガス化学社製）　６４７　％に炭素繊維
４ｖ％　ｅガラス繊維１２７％、シラン系カップリング
剤を処理したタングステン粉（東京タンゲスｆン社製、
Ｄ−２０）２０ｔｓにステアリン酸亜鉛０．０５ｖｔｓ
　　を２軸押比機（ＰＣＭ−３０池貝鉄工所社製）に投
入し、混練成型後、射出成形機（Ｐａ　−４０１！ｔ５
ム、８積樹脂工業社製）でＪ工８標準試験片を成形評価
した。

その結果を表１に示す。

〔発明の効果〕

以上、本発明の組成のケース材は、薄型ドレス用ケース
や耐圧構造ケース等の高強度、精密射出成形材として優
れた機械的物性を実現した。かつ比重４以上という質感
も達成できることが可能となり工業的に有用な材料であ
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）芳香族ポリアミド樹脂４０〜８０容量％（２）タ
   ングステン粉末１０〜４０容量％ （３）炭素繊維０．１〜３０容量％ （４）ガラス繊維０．１〜３０容量％ （５）ステアリン酸亜鉛０．００１〜５容量％の組成で
   あることを特徴とする腕時計ケース。