JPS6190112A - 光ケ−ブル - Google Patents
光ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6190112A JPS6190112A JP59211268A JP21126884A JPS6190112A JP S6190112 A JPS6190112 A JP S6190112A JP 59211268 A JP59211268 A JP 59211268A JP 21126884 A JP21126884 A JP 21126884A JP S6190112 A JPS6190112 A JP S6190112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- optical cable
- optical fiber
- propagation time
- temperature dependence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は伝搬時間の温度依存性を減少させた元ケーブル
に関する。
に関する。
〈従来技術〉
第2図に従来の光ケーブルの断面図を示す。
同図に示すように、鋼ls4にポリエチレン被覆が施さ
れると共にその外周に10本の元ファイバ心線8が配置
され、緩衝材7を介してポリエチレン被株6が施されて
いる。また、元ファイバ心線は、第1図に示すようにガ
ラスファイバ1にシリコン樹脂2を被偵し、更にその上
にナイロン3を被覆してなるものである。このような光
ケーブルの伝搬時間の温度依存性は下式(1)にて与え
られる。
れると共にその外周に10本の元ファイバ心線8が配置
され、緩衝材7を介してポリエチレン被株6が施されて
いる。また、元ファイバ心線は、第1図に示すようにガ
ラスファイバ1にシリコン樹脂2を被偵し、更にその上
にナイロン3を被覆してなるものである。このような光
ケーブルの伝搬時間の温度依存性は下式(1)にて与え
られる。
但し、τは伝搬時間
りはケーブル長
Tは温度
Nはファイバの屈N$である。
(1ン式の右辺において、第1項は熱膨張によるケーブ
ルの伸びの影響を表す項であり、第2項は屈折率の温度
依存性を光す項である。第2項についてはファイバの材
質によシー量的に定まるが、第2項は光ケーブルを構成
する材料の線膨張率の平均となるので、材料の変更によ
シ増減可能である。具体的には、石英ガラスの線膨張係
数は表−1に示すように5X1.O−’/C’で1)、
小さいので、光フアイバ自身の伝搬時間の温度依存性は
本来30〜40 paec/km/C’となるはずであ
る。ところが、元ケーブルにおいては、光フアイバ以外
の構成材料、例えばナイロンやポリエチレン等の線膨張
係数は表−1に示すように10−4のオーダーであるの
で、実際には光ファイバはナイロンやポリエチレン等に
引きづられて伸縮することとなシ、その伝搬時間の温度
依存性は結局200 p!Iet/km/C’と大きな
値となってしまう。
ルの伸びの影響を表す項であり、第2項は屈折率の温度
依存性を光す項である。第2項についてはファイバの材
質によシー量的に定まるが、第2項は光ケーブルを構成
する材料の線膨張率の平均となるので、材料の変更によ
シ増減可能である。具体的には、石英ガラスの線膨張係
数は表−1に示すように5X1.O−’/C’で1)、
小さいので、光フアイバ自身の伝搬時間の温度依存性は
本来30〜40 paec/km/C’となるはずであ
る。ところが、元ケーブルにおいては、光フアイバ以外
の構成材料、例えばナイロンやポリエチレン等の線膨張
係数は表−1に示すように10−4のオーダーであるの
で、実際には光ファイバはナイロンやポリエチレン等に
引きづられて伸縮することとなシ、その伝搬時間の温度
依存性は結局200 p!Iet/km/C’と大きな
値となってしまう。
表−1
このような実状に鑑みた本発明者は、芳香族ポリアミド
繊維、例えばケプラー(デュポン(5)製、商標名)の
線膨張係数が負値であることに着目し、ケプラーを強化
材とした強化グラスチックにより光ファイバを被覆して
なる元ファイバ心線を開発した。この元ファイバ心線は
・線膨張係数が負のケプラーを使用しているので、心線
自体としては伝搬時間の温度依存性が小さく非常に好適
であるが、元ケーブルに組み込んだ場合には、テンショ
ンメンバーである鋼線や被覆であるポリエチレン、ナイ
ロン等の線膨張係数が大きいので、折角ケプラーを使用
しても゛その効果が半減することとなシ伝搬時間の温度
依存性を十分に改善することとはならなかった。
繊維、例えばケプラー(デュポン(5)製、商標名)の
線膨張係数が負値であることに着目し、ケプラーを強化
材とした強化グラスチックにより光ファイバを被覆して
なる元ファイバ心線を開発した。この元ファイバ心線は
・線膨張係数が負のケプラーを使用しているので、心線
自体としては伝搬時間の温度依存性が小さく非常に好適
であるが、元ケーブルに組み込んだ場合には、テンショ
ンメンバーである鋼線や被覆であるポリエチレン、ナイ
ロン等の線膨張係数が大きいので、折角ケプラーを使用
しても゛その効果が半減することとなシ伝搬時間の温度
依存性を十分に改善することとはならなかった。
〈発明の目的〉
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、光ケーブルにお
ける伝搬時間の温度依存性を減少させて高速同期通信系
に用いて好適な光ケーブルを提供することを目的とする
。
ける伝搬時間の温度依存性を減少させて高速同期通信系
に用いて好適な光ケーブルを提供することを目的とする
。
〈発明の効果〉
不発明の光ケーブルには芳香族ポリアミド繊維が使用さ
れているので、ケーブルとしての線膨張係数が全体とし
て小さくなシ、この結果伝搬時間の温度依存性が減少し
、高速同期通信系に用いて好適となる。
れているので、ケーブルとしての線膨張係数が全体とし
て小さくなシ、この結果伝搬時間の温度依存性が減少し
、高速同期通信系に用いて好適となる。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
不発明の第1の実施例を第5図、第2の実施例を第6図
に示す。第5図に示す実施例ではテンションメンバとし
て強化プラスチックを用いたもので、第6図に示す実施
例は更に被覆までも強化グラスチックとしたものである
。即ち、両図に示すように線状に形成された強化グラス
ナック12の外周には光フアイバ心線13が計8本配設
されると共にその外周にはポリエチレン核種6が施され
ておシ、更に第2の実施例では被覆6と元ファイバ心線
13との間に強化グラスチック11が被覆として形成さ
れている。
に示す。第5図に示す実施例ではテンションメンバとし
て強化プラスチックを用いたもので、第6図に示す実施
例は更に被覆までも強化グラスチックとしたものである
。即ち、両図に示すように線状に形成された強化グラス
ナック12の外周には光フアイバ心線13が計8本配設
されると共にその外周にはポリエチレン核種6が施され
ておシ、更に第2の実施例では被覆6と元ファイバ心線
13との間に強化グラスチック11が被覆として形成さ
れている。
強化プラスチック11.12は、ケプラーを強化材とし
て長手方向に配設したものであり(以下、ケブ?FRP
と略称す。)、マトリックス樹脂としては不飽和ポリエ
ステル樹脂、ビニルエステル樹脂又はエポキシ樹脂が使
用されている。元ファイバ心線13は第4図に示すよう
に、光ファイバ1に1次被段としてシリコン樹脂2を施
すと共にその上に2次被覆としてケプ、F FRpHを
施したものである。この光フアイバ心線13における伝
搬時間の温度依存性は、ケプラーの線膨張係数が負であ
るため、石英ガラスのそれが30〜40 psec/k
m/C”であるのに対し、25 psec/km/C’
以下に改善される。例えば、元ファイバlの直径125
μm、 シリコン被覆2の直径40077m、 ケプ
ラFRPIIの直径が2WIkの場合伝搬時間の温度依
存性は15paec/km/C’a度が可能である。こ
のように伝搬時間の温度依存性を石英ガラス自体よシも
改善した元ファイバ心線13を用いる第1.第2の実施
例は、極めて良好な結果を期待できる。具体的には、第
1の実施例の伝搬時間の温度依存性は45 psec/
km/C’であシ、また、第2の実施例のそれは22
paec/km/C’であシ、いずれも石英ガラスと同
程度以下となる。尚、本発明に使用できる元ファイバ心
線としては第4図に示すものに限るものではなく、第3
図に示すように光ファイバ9をたわませてシース10内
に収容したルースチューブ心線を使用しても良い。
て長手方向に配設したものであり(以下、ケブ?FRP
と略称す。)、マトリックス樹脂としては不飽和ポリエ
ステル樹脂、ビニルエステル樹脂又はエポキシ樹脂が使
用されている。元ファイバ心線13は第4図に示すよう
に、光ファイバ1に1次被段としてシリコン樹脂2を施
すと共にその上に2次被覆としてケプ、F FRpHを
施したものである。この光フアイバ心線13における伝
搬時間の温度依存性は、ケプラーの線膨張係数が負であ
るため、石英ガラスのそれが30〜40 psec/k
m/C”であるのに対し、25 psec/km/C’
以下に改善される。例えば、元ファイバlの直径125
μm、 シリコン被覆2の直径40077m、 ケプ
ラFRPIIの直径が2WIkの場合伝搬時間の温度依
存性は15paec/km/C’a度が可能である。こ
のように伝搬時間の温度依存性を石英ガラス自体よシも
改善した元ファイバ心線13を用いる第1.第2の実施
例は、極めて良好な結果を期待できる。具体的には、第
1の実施例の伝搬時間の温度依存性は45 psec/
km/C’であシ、また、第2の実施例のそれは22
paec/km/C’であシ、いずれも石英ガラスと同
程度以下となる。尚、本発明に使用できる元ファイバ心
線としては第4図に示すものに限るものではなく、第3
図に示すように光ファイバ9をたわませてシース10内
に収容したルースチューブ心線を使用しても良い。
但し、この場合、石英ガラスの特性以上に伝搬時間の温
度依存性を改讐することはできない。
度依存性を改讐することはできない。
また、第1.第2の実施例ではケプラFRP11.12
を被覆又はテンションメンバとして用いているが、これ
に限るものではなく光ケーブルを構成する材料の1つと
してケプラFRPを用いれば良い。例えば、第7図に示
す第3の実施例のように、ポリエチレン被覆6に線状の
ケプラFRP12を計4本埋め込んでも良い。
を被覆又はテンションメンバとして用いているが、これ
に限るものではなく光ケーブルを構成する材料の1つと
してケプラFRPを用いれば良い。例えば、第7図に示
す第3の実施例のように、ポリエチレン被覆6に線状の
ケプラFRP12を計4本埋め込んでも良い。
尚、その他の構成は第5図に示す第1の実施例と同様で
ある。
ある。
第1図〜第3図は従来技術に係シ、第1図は元ファイバ
心線の断面図、第2図は元ケーブルの断面図、第3図は
ルースチューブ心線の断面図、第4図〜第7図は不発明
に係シ、第4図は光フアイバ心線の断面図、第5図は第
1の実施例の断面図、第6図は第2の実施例の断面図、
第7図は第3の実施例の断面図である。 図 面 中、 1.9は光7アイパ、 2はシリコン樹脂、 3はナイロン、 4は鋼線、 5.6はポリエチレン被覆、 7は緩衝材、 8.13は光フアイバ心線) 10はシース、 11.12はケプラFRPである。 特 許 出 願 人 住友電気工業株式会社日本電信
電話公社 代理人 弁理士 光石士部(他1名〕 第1図 第2図 第4図 第3図
心線の断面図、第2図は元ケーブルの断面図、第3図は
ルースチューブ心線の断面図、第4図〜第7図は不発明
に係シ、第4図は光フアイバ心線の断面図、第5図は第
1の実施例の断面図、第6図は第2の実施例の断面図、
第7図は第3の実施例の断面図である。 図 面 中、 1.9は光7アイパ、 2はシリコン樹脂、 3はナイロン、 4は鋼線、 5.6はポリエチレン被覆、 7は緩衝材、 8.13は光フアイバ心線) 10はシース、 11.12はケプラFRPである。 特 許 出 願 人 住友電気工業株式会社日本電信
電話公社 代理人 弁理士 光石士部(他1名〕 第1図 第2図 第4図 第3図
Claims (2)
- (1)複数の光ファイバ心線と共に光ケーブルを構成す
る材料の一つとして強化プラスチックを用いた光ケーブ
ルにおいて、強化プラスチックの強化材として芳香族ポ
リアミド繊維がケーブル長手方向に配設されることを特
徴とする光ケーブル。 - (2)特許請求の範囲第1項において光ファイバ心線は
、光ファイバの外周に被覆された強化プラスチックの強
化材として芳香族ポリアミド繊維が長手方向に配設され
てなることを特徴とする光ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59211268A JPS6190112A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 光ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59211268A JPS6190112A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 光ケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190112A true JPS6190112A (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=16603098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59211268A Pending JPS6190112A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 光ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6190112A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010088713A (ko) * | 2001-08-24 | 2001-09-28 | 권문구 | 내충격성이 향상된 튜브 유동식 광섬유 복합 가공 지선 |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP59211268A patent/JPS6190112A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010088713A (ko) * | 2001-08-24 | 2001-09-28 | 권문구 | 내충격성이 향상된 튜브 유동식 광섬유 복합 가공 지선 |
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