JPS6185547A - 空燃比制御装置 - Google Patents

空燃比制御装置

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JPS6185547A
JPS6185547A JP20679784A JP20679784A JPS6185547A JP S6185547 A JPS6185547 A JP S6185547A JP 20679784 A JP20679784 A JP 20679784A JP 20679784 A JP20679784 A JP 20679784A JP S6185547 A JPS6185547 A JP S6185547A
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JP
Japan
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air
fuel ratio
control
fuel
oxygen
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JP20679784A
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English (en)
Inventor
Toyoaki Nakagawa
豊昭 中川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1473Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation method
    • F02D41/1474Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation method by detecting the commutation time of the sensor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D35/00Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
    • F02D35/0015Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for using exhaust gas sensors
    • F02D35/0023Controlling air supply
    • F02D35/0038Controlling air supply by means of air pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、酸素センサの出力に基づいて空燃比を制御す
る空燃比制御装置に関する。
(従来技術) 近時、エンジンの出力向上、燃費、排気対策等の諸要求
を満たすため、空燃比がより精密に制御される傾向にあ
る。このような空燃比制御では。
排気中の酸素濃度をパラメータとして吸入混合気の空燃
比を検出している。
従来のこの種の空燃比制御装置を開発動向に沿ってその
概略を順次分類すると、次のように示される。
(1)   理論空燃比(λ=1)へのフィードバック
制御 この装置では、排気通路に設けた酸素センサの出力に基
づいて空燃比を理論空燃比に補正する補正係数を演算し
、空燃比を理論空燃比にフィードバック制御している。
なお、一般的には上記酸素センサは理論空燃比以外の検
出が困難である(例えば「技術解説書ECC5L系エン
ジン」(昭和56年6月(株)日量自動車発行参照)。
(II)   リーン空燃比(λく1)へのフィードバ
ック制御 これは省エネルギーの観点からリーン空燃比(理論空燃
比より希薄(リーン)な空燃比をいう。
以下同様)へのフィードバック制御を行うもので、この
種の装置としては、例えば特開昭56−89051号公
報に記載されたものがある。この装置に用いられている
酸素センサは流し込み電流の値に応じた空燃比で出力電
圧が急変する特性があり、かかる特性を利用してリーン
空燃比に精度よくフィードバック制御することができる
(In)   学習制御方式 学習制御の概念を取り入れて酸素センサの出力に基づく
フィードバック制御値を学習し、酸素センサの出力が適
切なものでないとき(例えば始動時)にはこの学習値を
用いて空燃比をフィードフォワード制御するようなもの
である(例えば、特開昭58−124032号公報参照
)、また。
上記学習値によりリーン空燃比にフィードフォワード制
御することも可能ではあるが、その制御精度は本質的に
フィードバック制御に劣る。
しかしながら、このような(1)〜(III)の各装置
にあっては理論空燃比やリーン空燃比に制御することは
できるが、理論空燃比より過濃(リッチ)な空燃比(以
下、リッチ空燃比という)に制御することができず、加
速時等の高出力要求に対して空燃比の適否を直接判断す
ることができなかった。
そこで、本発明の出願人はリーン空燃比のみならずリッ
チ空燃比の範囲も連続的に検出できる酸素センサとして
先に「空燃比検出装置」 (特願昭59−88115号
公報参照)を提案しており、第6〜第9図のように示さ
れる。
この酸素センサについて詳述すると、第6図は酸素セン
サの分解斜視図、第7図は酸素センサの断面図である。
これらの図において、1は電気絶縁性の高い平板状のア
ルミナ基板であり、アルミナ基板1の上面(図中上方の
端面)にはヒータ2を挟さんで基準ガス導入板3が積層
される。基準ガス導入板3の上面には基準ガス導入溝4
が形成されており、また基準ガス導入板3の上面側には
平板状の第1固体電解質5、隔壁板6および第2固体電
解質7が略平行に順次積層される。第1、第2固体電解
質5.7は酸素イオン伝導性の酸化ジルコニウム等を主
成分としている。第1.固体電解質5の上、下面には何
れも白金を主成分とする測定電極8および基準電極9が
それぞれ印刷処理により積層されており、これらの各電
極8.9にはリード線10.11がそれぞれ接続される
。また。
第2固体電解質7の上、下面にはそれぞれポンプ電極と
してのポンプアノード12およびポンプカソード13が
積層されており、これらの各電極12.13にはそれぞ
れリード線14.15が接続される。基準ガス導入板3
と第1固体電解質5は基準ガス導入部16を画成してお
り、基準ガス導入部16には矢印AIRで示すように一
定酸素濃度の基準ガス、この場合、大気が導かれる。
一方、第1固体電解質5.隔壁板6および第2固体電解
質7は測定電極8を覆ってこの測定電極8の囲りに間隙
部(酸素層)17を画成する酸素層画成部材18を構成
しており、この酸素層画成部材18の図中左方には符号
GASで示すように、被測定ガス、すなわち排気が導か
れる。なお、間隙部17の間隙りは極めて狭く1例えば
L =0.1nn程度に設定される。酸素層画成部材1
8は排気中と間隙部17との間における単位時間当りの
酸素分子の゛ 拡散量を規制している。
上記、第1固体電解質5、測定電極8および基準電極9
はセンサ部19を構成しており、第2固体電解質7.ポ
ンプアノード12およびポンプカソード13はポンプ部
20を構成している。したがって、センサ部19はその
基準電極9側が大気に接し、111定電極8側が間隙部
17に接する(すなわち、酸素層画成部材18を介して
排気に接する)こととなり、酸素濃淡電池を形成して後
述するネルンストの式■で示すように両電極8.9間の
酸素分圧比に応じた起電力Eを発生する。この起電力E
はセンサ部19の出力Vsとして外部に取り出される。
また、ポンプ部20には後述する電流供給回路から流し
込み電流(以下、ポンプ電流という)Ipが供給されて
おり、ポンプ電流Ipはポンプ電極12.13間を流九
る。このとき、第2固体電解質7中をポンプ電流rpと
逆方向に酸素イオンが移動し、その移動量はポンプ電流
Ipの値に比例する。したがって、ポンプ部20はポン
プ電流rpの値に応じて排気と間隙部17との間で酸素
分子を移動させる(すなわち、酸素ポンプ作用を行う)
、これらのセンサ部19、ポンプ部20、酸素層画成部
材18および基準ガス導入Fi3は全体として酸素セン
サ21を構成している。なお、ヒータ2は第1.第2固
体電解質5,7を適温に加熱しそれらの活性を保ってい
る。
このような酸素センサ21は単体では空燃比を連続的に
算出することができず、外部からのエネルギを必要とし
その外部エネルギを酸素濃度に相関させている。第8図
は上記酸素センサ21を使用した空燃比検出回路の回路
図である。第8図におイテ、m素セン+21ハ!J −
トfi10.11.14.15ヲ介して空燃比検出回路
31に接続されており、空燃比検出回路31は電流供給
回路32、電流値検出回路33および差値検出回路34
により構成される。電流供給回路32は酸素センサ21
のポンプ部20にポンプ電流IPを供給しており、この
ポンプ電流IPの値は電流値検出回路33により検出さ
れる。電流値検出回路33はオペアンプOP1.OP2
、抵抗R1、R2、R3、R4、R5およびコンデンサ
C1により構成されており、ポンプ電流IPの値を抵抗
R1の両端間の電圧降下として検出し電圧信号Viを出
力する。この電圧信号Viはポンプ電流Ipが図中矢印
IL力方向供給されるとき正の値、矢印工、方向に供給
されるとき負の値となる(第7図参照)。電流供給回路
32はオペアンプOP3、トランジスタQ1、Q2.ダ
イオードD1、D2、コンデンサC2および抵抗R6に
より構成されており、差値検出回路34の出力ΔVsa
の値に応じてポンプ電流Ipの大きさおよびその向きを
制御する。すなわち、差値検出回路54はオペアンプO
P4、○P5.抵抗R7、R8、R9゜RIOlRll
、 R12により構成されており、センサ部19の出力
電圧Vsから目標電圧Vaを減算して差値ΔVsa(Δ
Vsa=K (Vs−Va)、但しKは定数)を電流供
給回路32に出力している。この目標電圧Vaは1間隙
部17の酸素濃度が所定値に維持されているときのセン
サ部出力Vsの急変する電圧値の上限と下限の中間値で
あり、電源電圧15Vを抵抗R7,R8で分圧し1例え
ば0,2Vという値に設定される。そして、センサ部出
力Vsは間隙部17の酸素濃度に対応し、目標電圧Va
は上記所定値に対応しているから、差値ΔVsaは間隙
部17における現酸素濃度の所定値からのずれの大きさ
を表わしている。したがって、前記電流供給回路32は
差値ΔVsaが零となるように、すなわちセンサ部出力
Vsが目標電圧Vaと一致するようにトランジスタQ1
、Q2およびダイオードD1、D2によるコンプリメン
タリ位相反転回路によりポンプ電流IPの大きさおよび
向きを制御する。
このような空燃比検出回路はポンプ電流Ipという形で
外部エネルギを酸素センサ21に供給し。
これを排気中の酸素濃度に対応させ空燃比を広範囲に検
出している。
すなわち、V s = V aとなるように酸素センサ
21にポンプ電流IPを供給すると、ポンプ電流IPの
酸素ポンプ作用により間隙部17の酸素分圧が決定され
る。いま、排気温度が1o00“Kであるとき、例えば
V a −500m Vに設定し間隙部17の酸素分圧
(測定電極8の酸素分圧pb)を理論空燃比に対応した
値に維持しようとする場合、その値pbは次に示すネル
ンストの弐〇により求められP b = 0.206 
X 10−”気圧となる。
E=(RT/4F)・Ω ・(Pa/Pb)・・・・・
・■ 但し、R:気体定数 T:絶対温度 F:コアラディ定数 Pa:基準電極9の酸素分圧 ポンプ電流rpの値は間隙部17の酸素分圧Pbを理論
空燃比に対応した上記所定値(P b =O。
206XIO”気圧)に維持するために必要なポンプエ
ネルギの大きさを表わしており、ポンプ電流IPの変化
は排気の酸素分圧、すなわち排気中の酸素濃度の変化に
対応したものとなる。そして、これら両者の関係は排気
中の酸素濃度を空燃比で表わすと第9図に示すようなI
p−A/F特性になり、ポンプ電流rpの値を電気信号
Viとして検出することにより、空燃比を連続して測定
することができる。この電圧信号Viは、その大きさが
空燃比に対して緩やかに変化しており、理論空燃比で零
となる。なお、ポンプ電流Ipの値は理論空燃比よりリ
ーン域では排気中の酸素分子02の量に対応し、リッチ
域では排気中のcoやHC等の量(これらが酸素分子0
2に変換されるため)に対応したものとなり、理論空燃
比を境に流れる方向が反転する。したがって、従来に比
してリッチ域の空燃比をも精度よく検出することができ
、これを用いることにより、リッチ空燃比の領域におい
てもフィードバック制御を行うことができる。
(問題点) ところで、このような先願に係る酸素センサを使用した
空燃比制御装置にあっては、酸素センサの主要部が排気
に直接晒される構成であるため、酸素センサがリッチ空
燃比の燃焼排気ガスに長時間晒されていると、排気中の
カーボンやHC成分等の不要物(以下、不要付着物とい
う)がその表面や電極等に堆積しやすい。すなわち、リ
ッチ空燃比にフィードバック制御することができる反面
、このリッチ空燃比への制御状態が長時間継続される可
能性があり、かかる場合、上記堆積を招きやすい。この
ため、酸素センサの表面の目詰まりや電極間での電流リ
ーク等を起すおそれがあり、空燃比の検出精度が低下し
て空燃比の制御精度の悪化が予想される。
(発明の目的) そこで本発明は、リッチ空燃比での運転が所定時間以上
継続しているか否かを検出し、継続しているときには排
気管内に所定酸素濃度以上の気体(例えば、大気)を供
給することにより、酸素センサに堆積した不要付着物を
焼却して空燃比検出粘度の低下を防ぎ、空燃比制御の精
度を向上させることを目的としている。
(発明の構成) 第1図は本発明の構成を明示するための全体構成図であ
る。
゛酸素センサaは排気管内の酸素濃度を検出しており、
空燃比検出手段すは酸素センサaの出力に基づいて吸入
混合気の空燃比を算出する。制御手段Cは空燃比検出手
段すの出力に基づいて吸入混合気の空燃比が所定空燃比
となるように吸入空気あるいは燃料の供給量を制御する
制御信号を出力しており、操作手段dは制御信号に基づ
いて吸入空気あるいは燃料の供給料を操作する。一方。
判別手段eは空燃比が所定値よりリッチ側に所定時71
11以上制御されているか否かを判別し、制御されてい
るとき供給信号を出力する。そして、気体供給手段fが
供給信号の入力に応答して排気管内に所定酸素濃度以上
の気体を供給することにより、酸素センサaに付着した
不要付着物を焼却して空燃比の検出精度低下を防ぐもの
である。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜6図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第2図において、41はエン
ジンであり、吸入空気はエアクリーナ42より吸気管4
3を通して各気筒に供給され燃料は噴射信号Siに基づ
いてインジェクタ(操作手段)44により噴射される。
そして、気筒内で燃焼した排気は排気管45を通して触
媒コンバータ46内で排気中の有害成分(Go、HC,
N0x)を三元触媒により清浄化して排出される。吸入
空気の流量Qaはエアフロメータ47により検出され、
吸気管43内の絞弁48によって制御される。絞弁48
の開度Cvは絞弁開度センサ49により検出され、エン
ジン1の回転数Nはクランク角センサ5oにより検出さ
れる。またウォータジャケットを流れる冷却水の温度T
wは水温センサ51により検出される。
排気管5には先願例と同タイプの酸素センサ52が取り
付けられており、酸素センサ52は同じく同夕イブの空
燃比検出回路(空燃比検出手段)53に接続される。酸
素センサ52上流側の排気管45には2次空気導入管5
4の一端が開口しており、2次空気導入管54の他端は
リード弁55、ダイヤフラム弁56およびエアフィルタ
57を介して大気に連通ずる。
エアフィルタ57は塵埃を除去し、リード弁55は逆止
弁としての機能を有する。ダイヤフラム弁56はダイヤ
フラム58により画成される負圧室59と、ダイヤフラ
ム58に連結され2次空気導入管54の通路面積を2値
制御(全開/全閉)する弁体60と、を有しており、負
圧室59には電磁弁64により所定負圧あるいは大気が
択一的に導入される。電磁弁61には所定条件下(詳細
は後述する)で供給信号Skが入力されており、電磁弁
61は供給信号Skの非入力時には大気連通管62を全
開として負圧室59に大気を導入し、供給信号Skが入
力されると大気連通管62を遮断して負圧室59に負圧
源からの負圧を導入する。ダイヤフラム弁56は負圧室
59に負圧が導入されると、弁体60により2次空気導
入管54を全開として酸素センサ52上流側の排気管4
5内に2次空気(大気ンを供給する。一方、負圧室59
に大気が導入されると弁体60により2次空気導入管5
4を全開として2次空気の供給を遮断する。上記2次空
気導入管54、リード弁55、ダイヤフラム弁56.エ
アフィルタ57、電磁弁61、および大気連通管62は
全体として気体供給手段63を構成している。
エンジン41の各部の状態を検出しているセンサ群、す
なわちエアフロメータ、絞弁開度センサ49、クランク
角センサ50、水温センサ51および空燃比検出回路5
3からの信号はコントロールユニット64に入力される
。コントロールユニット64は制御手段および判別手段
としての機能を有しており、CPU71、ROM72.
RAM73およびI10ポート74により構成される。
CP U71はROM72に書き込まれているプログラ
ムに従ってI10ポート74より必要とする外部データ
を取り込んだり、またRAM73との間でデータの授受
を行ったりしながら演算処理し、必要に応じて処理した
データを110ポート74八出力する。■10ポート7
4には。
前1記センサ群47,49.50.51.53からの信
号が入力されるとともに、I10ボート74からは噴射
信号Siおよび供給信号Skが出力される。ROM72
はCPU71における演算プログラムを格納しており、
RAM73は演算に使用するデータをマツプ等の形で記
憶している。
次に、作用を説明する。
一般に空燃比のフィードバック制御系では外乱(エンジ
ン負荷等)によって制御量(空燃比)が変化しても、こ
れを排気中の酸素濃度として酸素センサにより検出して
目標値と比較し、その偏差を打ち消すように装置を作動
させている。したがって、制御量を高精度で目標値に一
致させることができる。ところで、このような制御は酸
素センサの出力が排気中の酸素濃度に正確に対応してい
るとき成立するもので、両者の相関にずれが発生すると
制御精度が低下する。すなわち、空燃比の検出が正確で
あるとの前提の下にかかる制御の効果が期待される。一
方、酸素センサは高温でかつカーボン成分等が入り混じ
っているという排気を被測定対象物としており、測定環
境の厳しい条件下にある。また、空燃比を連続的に検出
するために1例えば、拡散電流(ポンプ電流)を酸素濃
度に応じて変化させる等、特有の構造を必要としている
。先願では空燃比の連続的検出に重点がおかれており、
厳しい環境下での検出態勢を良好に維持していくという
点でやや不十分である。
そこで本実施例では、酸素センサの検出精度が低下する
主原因はカーボンやHC成分の付着によるという点に着
目して、カーボン等の付着が予想される条件下でこれを
推定1判別し、カーボン等が付着、堆積したと判別した
とき排気管内に2次空気を供給することで、これらの付
着物を焼切り、除去している。
第3図〜5図はROM72に書き込まれている空燃比制
御のプログラムを示すフローチャートであり、図中P1
〜P3zはフローチャートの各ステップを示している。
第3図は2次空気供給制御のプログラムを示すフローチ
ャートであり、本プログラムは所定時開銀に1度実行さ
れる。
まず、P□、P2で他のルーチン(図示略)においてそ
れぞれ演算された基本噴射量TPおよび最終噴射量Ti
を読み込む。これらの各噴射量Tp、Tiはそれぞれ次
式〇、■に従って演算される。
T p = K X Q a / N        
−−■但し、K:定数 Ti=TpXCOEFXa+Ts  −−−−−−■な
お、基本噴射量Tpは略理論空燃比近傍の値となるよう
に演算される。また、■式中、C○EFは各種増量係数
であり、例えば冷却水温Twや加速増量(絞弁開度Cv
に基づいて判断)等に基づいて基本噴射量Tpを各種増
量補正するものである。αは空燃比を目標空燃比にフィ
ードバック制御するときの空燃比補正係数であり、Ts
はインジェクタ44の応答遅れ(むだ時間)を補正する
ための係数である。したがって、インジェクタ44から
は最終噴射量Tiの燃料が吸気管43内に噴射され、吸
入混合気の空燃比が常に目標値に制御される。
次いで、P3〜P7からなる判別フローHFに移行し、
判別フローHFで2次空気供給についての判別を行う。
そして、その判別結果がら空燃比の制御状態が次に示す
A−Cの何れに該当するかを判断し、この状態に応じて
それを異なるステップに進む。
A状態:空燃比が理論空燃比よりリーン側に制御されて
いるとき。
B状態:空燃比が理論空燃比よりリッチ側に制御されて
いるが、その制御時間が所定値未満のとき。
C状態:空燃比が理論空燃比よりリッチ側に制御されて
おり、その制御時間が所定値以上のとき。
判別フローHFでは、Plで現空燃比が理論空燃比から
どの程度ずれているかを表すずれ率ΔFを次式■に従っ
て演算するとともに、これを正の所定値βと比較する。
ずれ率ΔFは正の値であるときリッチ側にずれているこ
とを、負の値であるときリーン側にずれていることを表
す。ΔF〉βのときは空燃比がリッチ側に制御されてい
ると判断して、P4で供給フラグKFLが立っているか
否かを判別する。供給フラグKFLは排気管45内に2
次空気を供給するか否かを表すも・ので、供給するとき
立てられ(KFL=1)、供給しないとき降ろされる(
K F L=0)。KFL=1のとき(例えば、前回の
ルーチンで立てられているようなとき)はC状態に該当
するものとしてP8に進む。また、KFL=0のときは
P、でリッチカウンタのカウント値RCを所定値C0と
比較する。リッチカウンタはΔF〉βとなった以降(す
なわち空燃比がリッチ側に制御され始めてから)の経過
時間をカウントするもので、そのカウント値RCは本ル
ーチンの実行毎にイン、クリメントされる。RC<C,
のときはP6でリッチカウンタのカウント値RC,をイ
ンクリメントし、B状態に該当するものとしてP、に進
む、R2O3のときはP、で供給フラグKFLを立てC
状態と判断してP、に進む。一方、上記ステップP2で
ΔF≦βのときはA状態に該当するものとしてPo。に
進む。
さて1判別フローHFでC状態と判断したときは、P、
で供給信号Skの出力を開始し、酸素センサ52上流側
から排気管45内に2次空気を供給する。これにより、
2次空気の酸素で酸素センサ52に堆積した不要付着物
の焼却が開始される1次いで、Pllで供給カウンタの
カウント値DCをインクリメントし、P12でこのカウ
ント値DCを所定値D0と比較する。供給カウンタは供
給信号Skの出力が開始されてからの経過時間(以下、
焼却時間という)をカウントするものである。DC≦D
0のときは焼却時間が所定値以下であると判断して今回
のルーチンを終了する。したがって。
このときは焼却時間が所定値を超えるまで本ルーチンが
繰り返される。そして、DC>DI、になると、十分な
焼却時間が経過し焼却が完了したと判断して、完了以後
の処理ステップP、。−P、−P13を順次実行する。
まず、Pl、でリッチカウンタをクリアし、P、で供給
カウンタをクリアするとともに、供給フラグKFLを降
ろす。次いで、Pl、で供給信号Skの出力を停止する
このように、空燃比がリッチ側に所定時間以上継続して
制御されると、酸素センサ52への不要付着物の堆積を
予想し排気管45内に必要最小時間2次空気を供給して
この不要付着物を焼却する。
したがって、酸素センサ52表面の目詰りや電極間での
電流リーク等が回避され、空燃比の検出精度低下を防止
することができる。その結果、空燃比の制御精度を向上
させることができる。なお、かかる効果は本タイプのよ
うにリッチ空燃比へのフィードバック制御を行うものに
あっては、特に有効に発揮される。また、2次空気とし
ては大気に限らず5例えばより希薄なり−ン空燃比の排
気を用いてもよい。
第4図は制御方式切換のプログラムを示すフローチャー
トである。P2□で供給フラグKFLが立っているか否
かを判別し、立っているときは排気管45内に2次空気
が供給されていると判断してP2□で空燃比の制御方式
をフィードフォワード制御に切換える。これは、2次空
気供給中は排気管45内が空燃比に対応する酸素濃度に
ならず酸素センサ52による検出情報が使えないからで
ある。なお、このとき前述した(I[り学習制御方式を
採用して空燃比を制御するようにしてもよい。そのよう
にすれば、2次空気供給中においても高精度で目標値に
制御することができる。一方、P 21で供給フラグK
FLが降りているときはP23で制御方式をフィードバ
ック制御とする。
第5図はヒータ電圧切換制御のプログラムを示すハロー
チャートである。なお、本制御についてはハード的構成
の図示が略されているが9例えば酸素センサ52のヒー
タへの通電制御を行なうヒータ制御回路を設け、これに
コントロールユニット64から指令を出すことにより実
行する。
P、1で供給フラグKFLが立っているか否かを判別し
、立っているときは排気管45内に2次空気が供給され
ていると判断してP31でヒータ電圧vhを第1電圧v
h□に切り換える。一方、立っていないときはP31で
ヒータ電圧vhを第2電圧vh、(但し、v h、<v
 hよ)に切り換える。これは、前述した焼却時間を出
来る限り短くして酸素センサ52のデッドタイムを必要
最小限に抑えるためであり、そのために焼却時間中は酸
素センサ52の温度を上昇させて不要付着物を早急に焼
却するようにしている。
なお9本発明は上記実施例に示したタイプの酸素センサ
に限定されるものではなく、排気中の酸素濃度を検出す
るものであればすべてに適用が可能である。
また、2次空気の供給制御は空燃比制御の形態がフィー
ドバック制御中である場合に限らず、フィードフォワー
ド制御(オープン制御)の場合であっても勿論適用でき
る。
さらに、本発明は空燃比制御に際して燃料供給量のみを
操作する例に限らず、例えば吸入空気を操作して空燃比
を制御するもの、あるいは両者を共に変化させるものに
も適用できる。
(効果) 本発明によれば、酸素センサに堆積した不要付着物を焼
却して空燃比検出の精度低下を防ぐことができ、空燃比
制御の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2〜5図は本発明の一
実施例を示す図であり、第2図はその概略構成図、第3
図はその2次空気供給制御のプログラムを示すフローチ
ャート、第4図はその制御方式切換のフローチャート、
第5図はそのヒータ電圧切換制御のプログラムを示すフ
ローチャート、第6〜9図は先願に係る空燃比制御装置
を示す図であり、第6図はその酸素センサの分解斜視図
、第7図はその酸素センサの断面図、第8図はその空燃
比検出回路の回路図、第9図はそのVi−A/F特性を
示す図である。 41・・・・・・エンジン、 44・・・・・・インジェクタ(操作手段)、52・・
・・・酸素センサ、 53・・・空燃比検出回路、(空燃比検出手段)、63
・・・・気体供給手段、 64・・・・・・コントロールユニット(制御手段、判
別手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)排気管内の酸素濃度を検出する酸素センサと、 b)酸素センサの出力に基づいて吸入混合気の空燃比を
    算出する空燃比検出手段と、 c)空燃比検出手段の出力に基づいて吸入混合気の空燃
    比が所定空燃比となるように吸入空気あるいは燃料の供
    給量を制御する制御信号を出力する制御手段と、 d)制御信号に基づいて吸入空気あるいは燃料の供給量
    を操作する操作手段と、 e)空燃比が所定値よりリッチ側に所定時間以上制御さ
    れているか否かを判別し、制御されているとき供給信号
    を出力する判別手段と、 f)供給信号が入力されると排気管内に所定酸素濃度以
    上の気体を供給する気体供給手段と、を備えたことを特
    徴とする空燃比制御装置。
JP20679784A 1984-10-01 1984-10-01 空燃比制御装置 Pending JPS6185547A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015105160A1 (ja) * 2014-01-10 2015-07-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP2015132190A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置

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JPWO2015105160A1 (ja) * 2014-01-10 2017-03-23 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置

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