JPS6185028A - 電動機固定子鉄芯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は天井固定型の電動機の固定子鉄芯に関するもの
である。

従来例の構成とその問題点 従来こカーら天燕定型扇風機の電動機としては、その構
造的に羽根の取付が容易・照明器との接続が容易等の理
由から外施型のコンデンサ誘導電動機が広く用いられて
おり、その電動機固定子鉄芯１００は第１図にその平面
を示す様に円形でその外周にスロット部１０１を、中心
に電動機固定軸圧入用孔１０２を設けている。

しかしこの固定子鉄芯は電動機の出力が大きくなると比
例してその外径も大きくなるためその中心部分に磁気回
路上不必要な鉄芯部分が多く存在し重量が大きくなる問
題点があった。

発明の目的 本発明はこれら従来の問題点に鑑み、重量を軽減した電
動機の固定子鉄芯を提供するものである。

発明の構成 この目的を達成するため本発明は外周に巻線を装着する
外施型の電動機固定子において、磁気回路として不要な
中央部を鉄鋼より比重の小さい非鉄金属又は合成樹脂等
にて置換することにより、重量を大巾に削減するもので
ある。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第２図、第３図において説明す
る。図において１は電磁鋼板で構成された固定子鉄芯で
鋼板２を積層してカシメ鋲８にてカシメて構成されてお
シ、巻線を収納するスロット部３と主磁束の磁路部４か
らなっている。５は耐熱性樹脂により形成された継鉄部
で、固定子鉄芯１とは圧入部６で固定されている。７は
電動機固定軸圧入用穴である。

上記の様に構成されているので、電動機巻線は従来と同
様固定子鉄芯１のスロット部３に納められ、巻線によっ
て発生する主磁束は、磁路部４を通るため従来の電動機
と何ら変らぬ動作で、従来の電動機と同じ特性を有する
。

固定子鉄芯１と電動機固定軸（図示せず）との結合は電
動機固定子軸を継鉄部５に設けた電動機固定軸圧入用穴
７に圧入することによシ行なわれ、一方継鉄部５と固定
子鉄芯１とは圧入部６で固定されているので固定子鉄芯
１は電動機固定子軸に固定されることとなる。ところで
継鉄部５は耐熱性樹脂にて形成されているので従来の電
磁鋼板により形成されている電動機に比して大巾に重量
を軽減でき、従って電動機も大巾に軽量化を図ることが
できる。

上記の例では継鉄部６を耐熱性樹脂にて形成したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、要は電動機の発
熱に対しても充分耐えつる物性を有し、電磁鋼板よりも
軽量の材質、例えばアルミニウム等で形成してもその効
果を持たせることが出来る。

発明の効果 このように本発明の電動機固定子鉄芯は中心周辺の磁気
回路不要部分を鋼板よりも格段に比重の小さい合成樹脂
又は非鉄金属等で形成置換するものであるから電動機の
重量を軽減し、天井取付等に使用する場合、軽量化によ
る取付装置の簡易化と、電動機自体及びこの電動機を使
用する製品の包装費、運搬費等流通経費の削減をはかる
ことができる。

２図は本発明の一実施例の外施型電動機の固定子鉄芯の
平面図、第３図は同断面図である。

１・・・・・・固定子鉄芯、３・・−・・・スロット部
、４・・・・・・磁路部、６・・・・・継鉄部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周に巻線を装着するスロット部と、このスロット部の
   内周に磁気回路上必要な巾を残して中央部とを抜き去っ
   た電磁鋼板のコアシート積層物と、このコアシート積層
   物の中央空間部を鉄鋼より比重の小なる物質で充填した
   電動機固定子鉄芯。