JPS6183143A - 溶液の調整法 - Google Patents

溶液の調整法

Info

Publication number
JPS6183143A
JPS6183143A JP20332784A JP20332784A JPS6183143A JP S6183143 A JPS6183143 A JP S6183143A JP 20332784 A JP20332784 A JP 20332784A JP 20332784 A JP20332784 A JP 20332784A JP S6183143 A JPS6183143 A JP S6183143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxalic acid
solution
metal
concentration
niobium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20332784A
Other languages
English (en)
Inventor
Toichi Takagi
東一 高城
Kimitake Ametani
飴谷 公兵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP20332784A priority Critical patent/JPS6183143A/ja
Publication of JPS6183143A publication Critical patent/JPS6183143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種金属イオンを含むシュウ酸酸性混合溶液
の調製法の改良、特に、高濃度で安定なシュウ酸酸性混
合溶液の調製法に関する。
エレクトロセラミックスな液相から製造しようとする場
合、高濃度で安定なシュウ酸酸性混合溶叔を簡単に、し
かも安価に調製することは工業的に大変重要である。
(従来技術とその問題点) 従来、各種金属イオンを含むシュウ酸酸性混合溶液の調
製法としては、単独金属イオンを含むシュウ酸酸性溶液
を調製後、それらの金属濃度の定量分析を行ない所望の
組成となるよ5に混合する手法が一般的であった。
また単独金属イオンを含むシュウ酸酸性溶液の調製法と
しては、(1)シュウ酸塩を水に溶解する方法、(2)
金属をシュウ酸水溶液に溶解する方法、(3)金属の水
和物沈殿なシュウ酸水溶液に溶解する方法などがある。
これらの方法で得られるシュウ散散性溶液の金属濃度の
上限値は、その金属のシュウ酸塩の溶解度によって限定
され、溶解度以上の高濃度溶液の調製は困難であった。
(一般に金属のシュウ酸塩は溶解度の低いものが多い。
) また(2)の方法では準安定的にシュウ酸塩の溶解度よ
りも高濃度溶液が調製可能な場合があるが、調製された
溶液は非常に不安定で7ユウ段塩が析出する欠点があっ
た。
以上説明したように安定な単独金属イオンを含むシュウ
酸酸性溶液は低濃度しかとれないため、単位金属量当り
のシュウ酸の使用量が非常に多(なり、高価な溶液とな
るため工業的に利用することは困難であった。
これらの問題点のほかに、さらに前記したように単独金
属イオンを含むシュウ酸酸性溶液を調製した後、各種金
属イオンを含むシュウ酸酸性混合溶液を調製する場合、
所望の組成となるように混合するためには単独金属イオ
ンを含むシュウ酸酸性溶液中の金属濃度をそれぞれ混合
前に定量分析しなければならず操作かばん雑となる問題
点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは金属のシュ酸酸性溶液が単独溶液では不安
定で低濃度の溶液しか調製できないのに対し、金属イオ
ンを含むシュウ酸敗性溶液と金属とを反応させることに
より、高濃度でしかも安定なシュウ酸酸性混合溶液が簡
単な操作で調製可能であることを見出し本発明に到った
ものである。
すなわち、本発明は少なくとも1種、の金属イオンを含
むシュウ酸酸性溶液と少なくとも1種の金属とを反応さ
せることを特徴とする高濃度、安定、低コストのシュウ
廠酸性混合溶液の調製法である。
以下さらに詳しく本発明を説明する。
本発明で用いる少なくとも1種の金属イオンを含むシュ
ウ酸酸性溶液を構成する金属イオンとしては元素の周期
律表第4族a及び第5族aのもので、シュウ酸と錯イオ
ンを形成するものが好ましく、その具体例としてはTi
、 Zr 、 Nb、 Taなどの金属イオンがあげら
れる。
また、少なくとも1種の金属イオンを含むシュウ酸酸性
溶液の調製法としては、特に限定されないがさきに本願
出願人が提案した特願昭59−156293号記載の方
法は好ましい。その方法は各種金属の水和物沈殿にシュ
ウ酸粉末又は濃硝酸を添加混合した後、さらにこれらに
添加した酸と同一の酸性水溶液又は水を添加するもので
ある。
本発明で用いる金属としてはシュウ酸と反応するもので
あれはすべて用いることができる。その具体例としては
Li、Na、になどのアルカリ金属、Be、 Mg、 
Ca、 Sr、 Baなどのアルカリ土類金属、Mn、
 Sn、 Zr、 Cd、 Ni、 Co、 Fe、 
Cr。
Sc、Yb、Lu、In、Y、Sb、Cuなどがあげら
れる。
また、これらの金属の形態としては、粉末状のものの方
が反応性があり、短時間で効率的に溶液調製が可能であ
るため好ましい。
また、少なくとも1種の金属イオンを含むシュウ酸酸性
溶液と少なくとも1種の金属を反応させる方法としては
、攪拌しながら混合する一般的な手法でよ(、反応温度
についても特に限定されないが、常温で行うことができ
る。反応の際に気体を発生する場合があるので注意を要
する。
本発明で調製された溶液は単独あるいは他の溶液と混合
して各種セラミックス合成用原液などに用いることがで
きる。
(実 施 例) 以下実施例をあげて、さらに具体的に説明する。
実施例に ニオブの7ツ酸溶液にアンモニア水を加えて生成した水
酸化ニオブ沈殿を充分洗浄してフッ素濃度をs o o
 ppm以下とした。この水酸化ニオブ沈殿を用いてニ
オブのシュ゛つ酸酸性溶液を調製した。
この溶液を分析した結果、ニオブ金属濃度0.465m
ol/l、シュウ酸濃度1.228 mo’/a テア
ツタ。
その分析法はそれぞれ誘起結合プラズマ分析法及び酸化
還元滴定法で行なった。このニオブのシュウ酸酸性溶液
62.65m/を水で稀釈し、ニオブ金属濃度0.33
9 rnol/l、 シュウ酸濃度[]、8895m/
7とした。この溶液85.95m1に金属マグネシウム
粉末0.3540 gを攪拌しながら加え濃茶褐色の溶
液を得た。この溶液は28後観察したところ透明溶液と
なっており、1ケ月後も全く変化は見られなかった。
比較例1 実施例1と同−濃°度、すなわちニオブを含まない0.
895 mol/lのシュウ酸溶液を調製し、この溶液
85.95尻eに実施例1と同様に0.3540 gの
金属マグネシウム粉末を攪拌しながら加えたところ白濁
した液を得た。この液は18後観察したところ多量の白
色沈殿が生成沈降しており均一で安定した溶液でないこ
とがわかった。
比較例2 比較例1と同一濃度、すなわちニオブを含まない0.8
95 mozygのシュウ酸溶液85.95 dに0.
200 gの金属マグネシウム粉末を攪拌しながら加え
た。この液も比較例1同様1日後に観察したところ多量
の白色沈殿を生成していた。この液中のマグネシウム濃
度は実施例100.56倍でありながら不安定であった
実施例2 実施例1で用いたニオブのシュウ酸酸性溶液にオ・ブ金
属濃度肌339 mol/l 、シュウ酸濃度0.89
5 mol/l ) 85.95 dに金属マンガン粉
末0.8002 gを攪拌しながら加え濃茶褐色の溶液
を得た。この溶液は2日後に透明溶液となり1ケ月後観
察したが全く変化は見られなかった。
この溶液中のMn濃度は約肌169 mol/lである
比較例3 実施例2と同一濃度、すなわちニオブを含まなイ0.8
95 mo’/lI)’/ユウe溶液85.9.5 m
l K 以下実施例2と同様に金属マンガン粉末0.8
 [1D 2Iを攪拌しながら加えた。
この液は1日後観察したところ多量の白色沈殿及び未反
応の金属Mn粉末が沈降していた。この液を濾過して濾
液中のMn濃度を分析したところ0.053…Ol//
lであった。
実施例6 実施例1で用いたニオブのシュウ酸酸性溶液(二オシ金
属濃度C1,339mol/l 、シュウ酸濃度0.8
95 mo’/l ) 85.95 ml K、金属マ
グネシウム粉末0.3540.9及び金属マンガン粉末
0.26671を攪拌しながら加えたところ実施例1と
同様に濃茶褐色の溶液となり、2日後に透明溶液となっ
ており、1ケ月後も全(変化は見られなρ・った。
実施例4 実施例1で用いたニオブのシュウ酸酸性#液にオプ金属
濃度0.339 [no”/6 、シュウ酸濃度0.8
95 mO’/l ) 85.95 rrtl Ic金
属亜鉛粉末0、口412.9を攪拌しながら塀え濃茶褐
色溶層を得た。この溶液は1日後に透明溶液となり、1
ケ月後観察したところ全く変化は見られなかった。
比較例4 実施例4と同一濃度すなわちニオブを含まない0.89
5 mO1/lの7ユウ酸溶液85.95rrtlとし
た以外は実施例4と同様に行った結果白濁液を得た。
この液は1日後観察したところ多量の白色沈殿が沈降し
て(・た。
実施例5 実施例1で用いたニオブの7ユウ酸酸性溶液(ニオブ金
属濃度0.339 mol/1%シュウ酸濃度0.89
5 ””/11 ) 85.95 trtlK金属コバ
ルト[3,0412Pを攪拌しながら加え桃色溶液を得
た。
この溶液は1ケ月後も全く変化は見られず安定であった
比較例5 実施例5と同一濃度、すなわちニオブを含まなイ0.8
95 mol/6 cr) シュウ酸溶液85.95m
/!とした以外は実施例5と同様に行った結果、桃白濁
液を得た。この液は1日後観察したところ多量の桃白色
沈殿が沈降していた。
実施例6 実施例1で用いたニオブのシュウ酸酸性溶液にオブ金属
濃度0.3391 moiy6 、シュウ酸濃度0.8
95 ””/l) 85−95 rugに金属鉄0.0
4311を攪拌しながら加えたところ深緑溶液を得た。
この溶液は1ケ月後も全く変化は見られず安定であった
比較例6 実施例6と同一濃度、すなわちニオブを含まな1、−0
.895 m”/lのシュウ酸溶液85.95meとり
た以外は実施例6と同様に行った結果、深緑白濁液を得
た。この液は1日後観察したところ多量の深緑白色沈殿
が沈降していた。
実施例7 2、Omol/lの四塩化チタン水溶液にアンモニア水
を加え水酸チタン沈殿を生成し蒸留水を用いて硝酸銀に
よる塩素イオンの反応がなくなるまで充分洗浄した後、
この沈殿を用いてチタンのシュウ酸酸性溶液を調製した
。この溶液を分析したところチタン金属濃度0.415
 mO’/l 、シュウ酸濃度0.712mol/lで
あった。分析方法は実施例1と同様の手法によった。こ
のチタンのシュウ酸酸性溶液501dに金属マグネシウ
ム粉末0.3286 gを攪拌しながら加えたところ赤
褐色溶液を得た。
この溶液は1ケ月後も安定であった。
比較例7 実施例7と同一濃度すなわちチタンを含まない0.71
2 mOl/l ノシー+−ウ酸溶液5011Llトシ
タ以外は実施例7と同様に行った結果、赤褐色液を得た
この液は1口径観察したところ多量の黄色沈殿が生成沈
降して8つ不安定であった。
実施例8 実施例7のチタンのシュウ酸酸性溶液を用いて実施例2
〜6で用いた金属について実施例2〜6と同様に実験を
行なった結果、ニオブのシュウ酸酸性溶液同様単独シュ
ウ酸酸性溶液よりも高濃度で安定な溶液が得られた。
実施例9 実施例1〜8で調製した溶液をそれぞれ任意の組合せで
任意の割合に混合した溶液もそれぞれ安定な溶液であっ
た。
実施例10 実施例1のニオブのシュウ酸酸性溶液及び実施例7のチ
タンのシュウ酸酸性溶液を任意の割合で混合した溶液に
ついても実施例1〜6で用いた金属について実施例1〜
6と同様行なった結果、単独シュウ酸酸性溶液よりも高
濃度で安定な溶液が得られた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、組成制御が容易にでき、高濃度で、し
かも安定なニオブを含むシュウ酸酸性溶液が安価に得ら
れる。
特許出願人 電気化学工業株式会社 手続補正書 昭和59年1Q月26日 特許庁長官  志 賀   学 殿 2、発明の名称 溶液の調整法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号明細書の発
明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 明細書第6頁第11行「シュ酸」を「シュウ酸」と訂正
する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも1種の金属イオンを含むシユウ酸酸性溶液と
    少なくとも1種の金属とを反応させることを特徴とする
    シユウ酸酸性混合溶液の調製法。
JP20332784A 1984-09-28 1984-09-28 溶液の調整法 Pending JPS6183143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20332784A JPS6183143A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 溶液の調整法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20332784A JPS6183143A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 溶液の調整法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6183143A true JPS6183143A (ja) 1986-04-26

Family

ID=16472173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20332784A Pending JPS6183143A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 溶液の調整法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6183143A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665323A (en) * 1990-11-13 1997-09-09 Rhone-Poulenc Chimie Preparation of ammonium rare earth double oxalates and rare earth oxides produced therefrom

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665323A (en) * 1990-11-13 1997-09-09 Rhone-Poulenc Chimie Preparation of ammonium rare earth double oxalates and rare earth oxides produced therefrom

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Djordjevic et al. Oxoperoxo (citrato)-and dioxo (citrato) vanadates (V): synthesis, spectra, and structure of a hydroxyl oxygen bridged dimer K2 [VO (O2)(C6H6O7)] 2.2 H2O
US4545974A (en) Process for producing alkali metal ferrates utilizing hematite and magnetite
JP5383623B2 (ja) 高純度酸化鉄およびその用途
Li et al. Reactivity of Polyoxoniobates in Acidic Solution: Controllable Assembly and Disassembly Based on Niobium‐Substituted Germanotungstates
JP3211215B2 (ja) 結晶質リン酸ジルコニウム化合物の製造方法
CA2354918A1 (en) Process for the preparation of vanadyl/vanadous sulphate crystal products or solutions
US5492681A (en) Method for producing copper oxide
JP2003511435A (ja) 混合金属キレートおよびそれらの製造方法
CN104884193B (zh) 不含溶剂的银合成及由此制备的银产物
US5288474A (en) Process for the production of lead metal niobates
US4490337A (en) Preparation of cupric hydroxide
US3622268A (en) Method for recovery of metallic cations
JPS6183143A (ja) 溶液の調整法
CN1030308C (zh) 钛酸盐的制备方法
EP0244682B1 (en) Wood preservative compositions and a process for their production
US5039502A (en) Process for the preparation of metal nitrates
CA1068070A (en) Treatment of tri(alkaline earth metal) tungstates with acids
JPS582209A (ja) 金属の硝酸塩の製造法
JP3585603B2 (ja) 高純度炭酸ストロンチウムの製造方法
JPH01313333A (ja) 高純度水酸化ニオブまたは水酸化タンタルの製造方法
JPS6136107A (ja) 溶液の調整法
EP0110848B1 (en) A method for producing water-purifying chemicals
US3578394A (en) Preparation of aqueous manganous chloride solutions
JP3211216B2 (ja) 銀含有結晶質リン酸ジルコニウムの製造方法
NO122303B (ja)