JPS6182072A - 緩衝器用ピストン及びその製造方法並びに製造装置 - Google Patents

緩衝器用ピストン及びその製造方法並びに製造装置

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JPS6182072A
JPS6182072A JP20359984A JP20359984A JPS6182072A JP S6182072 A JPS6182072 A JP S6182072A JP 20359984 A JP20359984 A JP 20359984A JP 20359984 A JP20359984 A JP 20359984A JP S6182072 A JPS6182072 A JP S6182072A
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piston body
seat
shock absorber
cylinder
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Masayasu Iwata
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/36Special sealings, including sealings or guides for piston-rods
    • F16F9/368Sealings in pistons

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車の懸架装置等に用いられる緩衝器用ピス
トン及びその製造方法並びに製造装置に関する。
(従来の技術) 従来、緩衝器に用いられるピストンにおいては、密封性
、耐摩耗性および摺動性を高めるために、第13図に示
すようK、ピストン本体101の外周面に溝102を設
け、この溝102に円筒状のピストンリング103を装
着していた。このピストンリング103は、四フッ化エ
チレン樹脂(以下PTFEという)をコーティングした
鋼板や、ナイロン、フェノール衝脂等で成形されていた
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来例の上記した構造にあっては、。
数は小さいが、鋼板の弾性率が高いために接触面圧は大
きくなυ、ピストンの摺動抵抗を大幅に低減することは
できないという問題があった。またナイロン、フェノー
ル樹脂等を用いた場合は、鋼板を用いたものに比べて弾
性率は低く接触面圧が小さくなっているが、摩擦係数は
PTFEに比べて大きく、摺動抵抗が大きくなるという
問題があった。
またピストンリング103の巾と溝巾との間に隙間があ
るため、ピストンの往復動作の反転時においてピストン
リング103がピストン本体101に対して相対移動し
て、ピストンリング103が溝102の側壁に当って音
を発するという問題があった。
そこでこの発明はピストン本体の外周面に自己潤滑性お
よび収縮性を有するPTFE単一のピストンリングを形
成し、接触面圧を低減して摺動抵抗を低くすると共に、
ピストン本体とピストンリングとの固定度を高めて摺動
時のピストンリングとピストン本体との相対移動の防止
を図った緩衝器用ピストン全提供することを目的とし1
合せてその簡易な製造方法及び簡易な製造装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明に係る緩衝器用
ピストンは、係合手段を備えたピストン本体の外周面に
、四フッ化エチレン樹脂のピストンリングを係合して取
付けたものから構成されている。
本発明の緩衝器用ピストンの製造方法は、会今る。
本発明の緩衝器用ピストンの製造装置は、チ参トン本体
に取付けたシートラ冷却する冷却手段とから成っている
(実施例少 以下に本発明を図示の実施例に基ついて説明する。第1
図は本発明に係る緩衝器用ピストンの一実施例が示され
ており、この緩衝器用ピストンは、ピストンの軸芯方向
に貫通孔1aが設けられた円゛筒状のピストン本体1と
、その外周面に嵌合されたPTFEffのピストンリン
グ2とから成っている。
ピストン本体1の外周面には円周方向全周にわたって形
成された係合溝3がピストン本体1の軸方向に複数条設
けられている。
ピストンリング3μ円筒形状で、内周面には係合溝3の
形状に倣って形成された環状突起2a。
・・・が設けられており、環状突起2に、・・・は係合
溝3 ・・・r4A一式台でhスー 以上のように構成された緩衝器用ピストンにお、ては、
ピストンリング2はPTFEから形成されjいるので、
摺動面の摩擦係数は低い。さらに弾l:率は低く収縮性
がいいので接触面圧は小さく。
醍動抵抗は低い。またピストン摺動時において、ピスト
ンリング2は摺動抵抗により摺動方向と反対方向に引張
られるが、ピストンリング2の環状突起2 a +・・
・がピストンの摺動方向に対して直角方向に延びる溝3
.・・・に嵌合されているので、ピストンリング2に加
わる力は6溝3.・・・の側面により受は持たれる。
第2図および第3図は、本発明の緩衝器用ピストンの他
の態様を示している。第2図の場合は、ピストンリング
2の下端を拡開してスカート部4を形成している。この
ような構成とすることにより、摺動時に摺動部を密封す
るシールリングとしての機能を果たしている。従って従
来のようにシール性を高めるために、別体のシールリン
グ全装着する必要がなくなる。
第3図の場合は、スカート部40円周方向に波状の凹凸
を設はピストン本体10半径方向の剛性を弱めて、スカ
ート部4の接触面圧を小aくして摺動抵抗を低減したも
のを示している。
なお本実施例においてはピストン本体外周面に係合溝3
を設けて、ピストンリング2内周面に設けた環状突起2
aと係合するようにしたが、ピストン本体外周面に係合
突起を設けてピストンリング會係合するようにしてもよ
い。
つぎに上記の構成より成る緩衝器用ピストンの製造装置
と製造方法について説明する。
第4図には、本発明の製造装置の概念図を示しており、
ターンテーブル5の周凹に、ピストン本体1ftターン
テーブル5の所定位置に供給するピストン本体供給手段
6.ピストン本体1に取付けられるPTFBシート9を
保持するシート保持手段であるテーパ治具7を組付ける
テーパ治具供給手段8.四フッ化エチレン樹脂のPTF
Eシート9を収納し加熱する加熱筒10、加熱筒10か
らPTFEシート9を取出してテーパ治具7に取付ける
シート取付手段11.PTFEシート9をテーパ治具7
を介してピストン本体1の外周に圧着するシート圧着手
段12、ピストン本体1に圧着したPTFEシート9を
カシメてピストン本体1外周面に設けた係合溝3に嵌込
むカシメ手段13.PTFEシート9の外周をピストン
本体1の半径方向内方に押圧して、PTFEシート9の
内周面全ピストン本体1の外周面の形状に倣った形状に
形成させる加熱シリンダ14が配設されている。
ターンテーブル5上には円周方向に等間隔にピストン本
体1の載置台15が6箇所設けられておυ、各載置台1
5.・・・の位置に重なるようにターンチーグル5は図
上反時計方向に60’ずつ間欠的に回転するようになっ
ている。ここで各載置台15の停止位置について、ピス
トン本体供給手段6により供給される位置を第1ステー
シヨンAとして。
図上反時計方向に第2ステーションB、第3ステーショ
ンC,第4ステーシヨンD%第5ステーションEおよび
第6ステーシヨンFとする。
以下に各工程の装置について詳述する。まずピストン本
体供給手段6は、ターンテーブル5の半径方向に配設さ
れた油圧等のシリンダ16から成っており、シリンダ1
6のロッド先端17前面に込られてくるピストン本体1
をターンテーブル5の載置台15まで押出すようになっ
ている。
載置台151C載置されるぎストン本体にはテーパ治具
が取付けられるが、第5図に示すように。
テーパ治具7は円錐形状で、その上端には円柱状あるい
は四角形状の杷持部18が形成されている。
さらに下端面19には下方に向って延びるビ奔十720
が形成されており、ピン20はピストン本体1の貫通孔
1aに挿通される。テーパ治具7のピン20はピストン
本体1よりも長くなっており。
載置台15に取付けられる後記する押し棒15cに形成
された挿通穴15hまで挿通され、ピストン本体1に組
付けられる。このテーパ治具7の下端面19の径りはピ
ストン本体1の外径dよシも若干大きく形成されており
、テーパ治具の下端面のピストン本体1の外径よりも大
きい外周端縁は、下方に突出して環状突出部21?構成
して2す、環状突出部21がピストン本体1の上端部に
嵌合するようになっている。
つぎに第2ステーシヨンBには、第5図に示したPTF
Eシート9を収納する加熱筒10が配設されている。加
熱筒10は有底円筒形状で、外周にバンドヒータ10a
が巻かれて内部のPTFEシート9を加熱して、PTF
Eシート9を軟かくして成形性をよくしている。PTF
Eシート9は円板状で中央に孔9aが形成されたもので
ある。
シート部材取付手段11は、加熱筒10内に挿入可能の
有底円筒形状で内部を負正にしてPTFEシート9を1
枚ずつ吸着するバキュームチャック11aと、バキュー
ムチャックlla’i上下動させるシリンダllbと、
さらにバキュームチャックllaを水平方向に水平移動
させるシリンダ11cとから成っている。
また第3ステーシヨンCには、詳細を第6図に示すよう
に、テーパ治具7に取付けられたPTFEシート9を下
方に押圧して、ピストン本体1に圧入するシート圧着手
段12が配設されているっシート圧着手段12は、中心
に円形の穴22b?有するゴムあるいは弾性プラスチッ
ク等の板状体22ae取付けた圧入治具22と、圧入治
具22を上下方向に移動させる圧入シリンダ23とから
成り、圧入治具22は上記版状体22aに間隔をおいて
対向配置される支持板22 cとがロッド22d、 2
2 d を介して連結して構成されており。
ロッド92d 、92dは固定プレート24に設けられ
た挿通孔24a 、24aに上下方向に摺動自在に挿通
されている。支持板22cにはシリンダ23のロッド先
端部が固定されている。さらに固定プレート24にはテ
ーパ治具7を固定するテーパ状治具押え用の押えシリン
ダ25が配設されている。
第8図にはシート圧着手段12の他の態様を示しておυ
、固定プレート24上にはテーパ治具7’too=させ
るスピンドル24bが配設されている。
圧入治具22の、ロッド22d、22dの下端部22e
 、22eには、ロッド22d 、22dと直角方向に
互いに対向する棒状体26a 、26aが摺動自在に取
付けられている。棒状体26 a 、 26aの内側の
端部には、下面にPTFE製のプレート26b 、26
bを取付けた押え部材26c、26cが取付けられてお
り、押え部材26 c ’+ 26 cとロッド下端部
22e 、22eとの間にスプリング26d 、26d
が介挿されて押え部材26c、26cを内方に付勢して
いる。
つぎに第4ステーシヨンDKは、詳細を第9図に示すよ
うに、ピストン本体1に圧入されたPTFEシートのズ
レや離脱を防止するためのカシメ手段13が設けられて
おり、載置台の直上位置に配設されたスピンドル13a
と、ピストン本体1に圧入嘔れたPTFEシート9に幽
接して、PTFEシート9を押圧するローラー13bと
から成る。ローラー13bは断面台形状で、上底が下底
よりも大径で上端の角が鋭角に形成されておυ、ローラ
ー13bの高さは、ピストン本体1の外周面の上端側の
係合溝3の高さと同一に設定されている。ローラー13
bはシリンダ等(図示せず)により水  “平方向に移
動されるようになっている。
つぎに第5ステーシヨンEにはテーパ治具供給手段8が
配設されており、テーパ治具7の頭部の把持部18をチ
ャックするチャック8afロツド先端に備え、上下方向
に移動可能なシリンダ8bと、このシリンダ8be保持
して水平方向に移動させるシリンダ8cとからなシ、取
外したテーパ治具7を第1ステーシヨンAのピストン本
体1まで搬送して組付けるようになっている。
つぎに第6ステーシヨンFには、第11図に示すように
、載置台15の上方に加熱シリンダ14および冷却シリ
ンダ27が配設されており、加熱シリンダ14と冷却シ
リンダ27とは同一径で同軸に断熱材28を介して一体
に成形されている。
加熱シリンダ14にはパンドヒーメ14aが巻かれてお
り、温調装置(図示せず)に接続され設定温度で管理す
るようになっている。また冷却シリンダ27には冷却ジ
ャケット27aが設けられ、冷却ソヤケツ)27a内部
に水、又は窒素ガス等の熱媒体を流して、加熱シリンダ
14と同様にある設定温産で管理されている。
加熱および冷却シリンダ14.27の内周面は、ホーニ
ング刀a工により精密に仕上げられている。
外径寸法の異なる製品を作る場合は、予じめ所定寸法の
加熱シリンダおよび冷却シリンダを作っておけば、短時
間で加熱および冷却シリンダの又換が可能となる。
ターンテーブル5の載置台15は、ベアリング15at
−介してターンテーブル5に取付けられ回転可能となっ
ている。載置台15の中央には貫通孔15bが設けられ
、押し棒15cが上下方向に摺動自在に挿通されている
。押し棒15cの上端部は大径となって段部15dが形
成され、貫通孔15bに形成された段部15eに係合し
て下に落ちないようになっている。さらに押し棒15c
の下端にはばね座15fが設けられておシ、ばね座15
fとベアリング15aとの間にスプリング15gが介装
されて、押し棒15ct下方に付勢している。ターンテ
ーブル5の加熱シリンダ14が設けられた位置に対応す
る下方位置には、押し棒15ct上方に押し上けて載置
台15上のピストン本体1t−加熱シリンダ14に圧入
するシリンダ29が配設されている。
つぎにこのような装置の作用について説明する。
第1ステーシヨンにあっては、ピストン本体1はシリン
ダ16によってターンテーブル5に押し出して載置台1
5に供給される。つぎにピストン本体1上にテーパ9冶
具供給手段8によってテーパ治具7が取付けられる。タ
ーンテーブル5が図上反時計方向に回転してピストン本
体1は第2ステーシヨンBに搬送される。第2ステーシ
ヨンBでは、バキュームチャックllaによシ加熱筒1
0内のPTFEシート9が吸着され、シリンダllcに
よってチーツク治具7上方まで搬送され、シリンダ11
bによってテーパ治具7に、水平状態に取付けられる。
ついでターンテーブル5が回転してピストン本体1は、
第3ステーシヨンCに搬送される。第3ステーシヨンC
では、押えシリンダ25によりテーパ治具7を動かない
ように固定する。
ついで圧入シリンダ23によシ根状体22aをロッド2
2d、22dt−介して下方に押し下げる。
板状体22aは孔22bを介してテーパ治具7に挿通さ
れ、圧入シリンダ23の下降に伴って、第7図に示すよ
うに、板状体22aの孔22bがテーパ治具7の外周面
に沿って拡張される。PTFEシート9は板状体22a
の下面によってテーパ治具7の外周面に押圧され、外周
面に沿ってすべりながら内径が拡がり、徐々に円筒状に
成形され、ピストン本体1の外周面に装着される。この
PTFEシート9により成形されたピストンリング2の
上端はテーパ治具7下端の環状突出部21の下端位置と
なるので、環状突出部21の長さしを調整することによ
って、ピストン本体1外周面上のピストンリング2の位
置決めが可能となる。
また第8図にはシート圧着手段12の他の態様を示して
おυ、この場合は、テーパ治具7tスピンドル24bに
より回転させる。テーパ治具7を回転させることにピス
トン本体1および載置台15も回転している。この状態
で圧入シリンダ23によりロッド22d、22dを介し
て押え部材26c。
26cを押下げる。押え部材26c、、26.cは、テ
ーパ治具7の外周面に沿って下方に押下けられ。
テーパ治具7と共に回転しているPTFEシート9に接
触する。さらに押下けられてスプリング26d。
26dのスプリング力によってPTFEシート9はテー
パ治具7外周面に押圧され、PTFEシート9自体の回
転により徐々に無理なく円筒状に成形される。
つぎにターンテーブル1の回転によりPTFEシート9
が取付けられたピストン本体1は第4ステーシヨンDに
搬送される。第4ステージ:17I)icおいては、ス
ピンドル13aによりチーツク治具7を回転させ、シリ
ンダ等によりローラー13bi水干方向に移動させてピ
ストン本体1に取付けられたPTFEシート9の上端を
押圧し、ピストン本体1の上端側の係合溝3内にカシメ
る。
カシメられた後、ピストン本体1はターンテーブル50
回転により第5ステーシヨンEに搬送される。ここでは
、チャック8aによりチーツク治具7の把持部18がチ
ャックされ、シリンダ8bにより持ち上げることによっ
てピストン本体1からテーパP治具7が取外される。さ
らに、シリンダ8Cによシテーパ治具7を第1ステーシ
ヨンAに搬送して、ピストン本体供給手段6により供給
されたピストン本体1に組付ける。
テーパ治具7が取外されたピストン本体1は、ターンテ
ーブル5の回転によシ第6ステーシヨンFに搬送される
。ここでピストン本体1は載置台15の押し棒15c’
j−介してシリンダ29によって押上げられ、開口テー
パ部14aより加熱シリンダ14内に圧入される。加熱
シリンダ14内ではPTFEシート9が軟くなっており
、PTFEシート9の外周面が半径方向に押圧されて、
PTFEシート9の内周はピストン本体外周面の係止@
3内に入シこむ。さらに次のピストン本体1が圧入され
ると、そのピストン本体1により上方に押されて、ピス
トン本体1の軸方向の長さ分づつ順に上方に送られてい
く。加熱シリンダ14を通過すると冷却シリンダ27に
送られ、加熱シリンダ14で成形されたそのままの状態
で冷却されて固まシ排出される。加熱シリンダ14およ
び冷却シリンダ27内周面はホーニング加工によシ鏡面
に仕上げられているため、成形された緩衝器用ピストン
のピストンリング2の外周面はなめらかになり、摺動抵
抗は一層低減される。
なお、板状のPTFEシート9の内径をテーパ治具7で
拡げてピストン本体1に装着しているので上端側の方が
伸ばし率が大きく、下端側は上端側よシも成形されたピ
ストンリング2の外径が太きくなっている。したがって
PTFEシートの外径等を適宜設定することによって前
記した第2図に示すようなスカート付きのピストンリン
グを形成することができる。また、第3図に示したよう
にスカート部4に波状の凹凸全形成するには、第12図
(/r)および(ロ)に示すように加熱シリンダ14の
開口テーパ部14aに加熱シリンダ14の軸方向に延び
る波状の凹凸14bt設けることによりなされる。
(発明の効果) 本発明に係る緩衝器用ピストンは、以上の構成および作
用から成るもので、自己潤滑性および収縮性を有するP
TFE裏のピストンリングを装着したので従来のように
PTFEt−コーティングした鋼板製のものよシも弾性
率は低くなり、接触面圧は小さくなって摺動抵抗を低減
することができ、またフェノール樹脂やナイロン製の場
合と比べてもPTFEは摩擦係数は低いため、摺動抵抗
を大幅に低減することができるという効果が得られる。
またピストン本体の外周面の係合手段にピストンリング
を係合するようにしたので、ピストン本体とピストンリ
ングの固定度は高くなり、摺動時にピストン本体とピス
トンリングが相対移動することはなく、相対移動に伴っ
て生じる異音の発生を防止することができるという効果
が得られる。
また本発明に係る緩衝器用ピストンの↓遣方法によると
きは、平面状のシートからピストンリングを直接成形す
ると共に同時に装着できるので、極めて簡単に製造する
ことができるとともに、ピストンリングの成形の歩留り
が良く、コスト低減を図ることができるという効果が得
られる。
さらに本発明に係る緩衝器用ピストンの製造装置による
ときも、緩衝器ピストンを極めて容易に製造することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る緩衝器用ピストンの一
部破断正面図、第2図および第3図は第1図のピストン
の他の態様を示す一部破断正面図、第4図は本発明の一
実施例に係る緩衝器用ピストンの製造装置の概念図、第
5図は第4図の装置のシート部材取付手段および加熱筒
を示す一部破断正面図、第6図は第4図の装置のシート
圧着手段の一部破断正面図、第7図は第4図の装置によ
ってピストン本体にPTFEシート1圧大した状態を示
すテーパ治具およびピストン本体近傍を示す正面断面図
、第8図は第6図の装置の他の態様を示す一部破断圧面
図、第9図は第4図の装置のカシメ手段を示す一部破断
正面図、第10図は第4図の装置のテーパ治具供給手段
の一部破断圧面図、第11図は第4図の装置の加熱シリ
ンダ及び冷却シリンダの近傍を示す一部破断圧面図、第
12図は第11図の加熱シリンダのテーパ開口部の正面
断面図、第13図は従来の緩衝器用ピストンの一部破断
正面図である。 符号の説明 1・・・ピストン本体    2・・・ピストンリング
3・・・係合溝(係合手段) 4・・スカート部5・・
・ターンテーブル 6・・・ピストン本体供給手段 7・・・テーノ々治具(シート保持手段)9・・・PT
FEシート   10・・・加熱筒11・・・シート供
給手段  12・・・シート圧着手段13・、カシメ手
段    14・・・加熱シリンダ15・・・載置台 特許出願人  日本オイルシールエ栗株式会社代理人弁
理士  世 良 和 信:’ jj、、>:、丁第9図 第10図 第11図 第12図 励 第13図 皐続補正書(鵠) 昭和60年 6月28日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)係合手段を備えたピストン本体の外周面に、四フ
    ッ化エチレン樹脂のピストンリングを係合して取付けた
    ことを特徴とする緩衝器用ピストン。
  2. (2)シート圧着手段を介してピストン本体外周の係合
    部にシートを取付ける工程と、外周にシートを取付けた
    ピストン本体を加熱シリンダ内に圧入してシートを加熱
    する工程と、さらに該ピストン本体に取付けたシートを
    冷却してから取出す工程とからなることを特徴とする緩
    衝器用ピストンの製造方法。
  3. (3)ピストン本体に取付けられるシートを保持する保
    持手段と、ピストン本体外周の係合部にシートを係止さ
    せるシート圧着手段と、前記ピストン本体が保持するシ
    ートを内部で加熱する加熱シリンダと、該ピストン本体
    に取付けたシートを冷却する冷却手段とから成ることを
    特徴とする緩衝器用ピストンの製造装置。
JP20359984A 1984-09-28 1984-09-28 緩衝器用ピストン及びその製造方法並びに製造装置 Granted JPS6182072A (ja)

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Cited By (15)

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