JPS6176855A - カスケ−ド結合ヒ−トポンプ装置 - Google Patents

カスケ−ド結合ヒ−トポンプ装置

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JPS6176855A
JPS6176855A JP19484784A JP19484784A JPS6176855A JP S6176855 A JPS6176855 A JP S6176855A JP 19484784 A JP19484784 A JP 19484784A JP 19484784 A JP19484784 A JP 19484784A JP S6176855 A JPS6176855 A JP S6176855A
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JP
Japan
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cascade
temperature
suction
evaporation chamber
low
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Application number
JP19484784A
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健一 橋詰
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to DE8585110544T priority patent/DE3565718D1/de
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Priority to US07/057,701 priority patent/US4777805A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/13Economisers

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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、低温サイクルと高温サイクルとを力負ケー
1−熱交換器で結合したカスケード結合ヒートポンプ装
置に関する。
[ブト明の技術的7Y 頭及び問題点コ一般に、低温リ
ーイクルと高温サイクルとをカスプ−1へ熱交換器で結
合したカスケード結合ヒートポンプ装置が知られでいる
。このカスケード結合じ一トボンゾ装同(ま昇温幅を大
きくとることがでさ、例えば丁2プロはス熱としく゛3
0℃乃至60℃の工場111水を低温熱源として150
°C以上の水蒸気等を発生きせることができる。ところ
で、このようなカスケード結合ヒートポンプ装置では、
低温熱源流体や高温熱源流体が水などの顕熱性の流体で
ある場合には、性能向上に一定の限界があった。これを
第8図に基づいて説明すると、この第8図は高温サイク
ルと低温サイクルとに単一成分の作動媒体を使用した場
合に低温熱源流体及び高温熱源流体との間の熱交換時の
温度変化を示しており、横軸に交換熱量、縦軸に温度を
とっている。そしで、線分子eは作動媒体の低温サイク
ルにおける蒸発過程での温度変化、線分子Cは高温サイ
クルにおける凝縮過程での温度変化、線分子aは低温熱
源流体の温度変化、線分子すは高温熱源流体の温度変化
、線分子pはカスケード熱交換器における低温サイクル
側作動媒体の温度、線分子qは同高温サイクル側作動媒
体の温度をそれぞれ示している。このように単一成分の
作動媒体は沸点が単一なため蒸発過程や凝縮過程ではそ
の温度が変化しないのに対して、顕熱性の低温熱源流体
や高温熱8流体(J熱交換の過程で流れ方向にイの温度
が変化する。このため、第8図の斜線部分が熱交換時の
非iJ逆的なエネルギ損失となり、性能向上の妨げとな
っていた。
一方、作動媒体として非共沸混合媒体を使用する提案が
近年なされている。この非共沸混合媒体は、単一成分媒
体を所定の割合で混合したもので、両媒体の沸点の相違
により蒸発過程、凝縮過程のいヂれでも温度変化を起す
ようにしたものである。
したがって、作動媒体として非共沸混合媒体を使用し、
熱源流体に対して対向流的に熱交換を行なわせれば、熱
交換時における作動媒体と熱源流体との温度差が線分子
aに対する線分子dで示されるように少なくなり、非可
逆的なエネルギ損失を抑制することが可能となる。
しかしながら、非共沸混合媒体として使用されるフロン
系冷媒は、熱的安定性等の面から高温用ツノ120′C
程度までしか使用できない。このため、カスケード結合
ヒートポンプ装置への非共沸混合媒体の使用は低温サイ
クルに限られ、高温サイクル側は単一成分媒体を使用せ
ざるをiりないものとなっていた。
また、P m出力のカスケード結合ヒートポンプ装Hで
は、高温サイクルの凝縮器で水蒸気を発生させる場合が
多い。そして、水蒸気を発生させる場合には、凝縮器で
蒸発を伴なうため高温熱源流体の温度が流れ方向には変
化しない。このため、凝縮過程において作動流体が温度
変化しなくても作動流体と高温熱源流体との温度差が広
がることはなく、熱交換時における非可逆的なエネルギ
損失を珊加させることはない。したがって、このような
場合には高温サイクル側に非共沸混合媒体を使用する必
要性がなくなる。
そして、このような理由から低温サイクルに非共沸混合
媒体を、高温サイクルに単一成分媒体を使用した場合、
カスケード熱交換器において非共沸混合媒体は凝縮の過
程で線分子fで示されるように温度か低下していくのに
対して、雫−成分媒体は蒸発の過程で線分子qで示され
るように一定温度のままである。このため、カスケード
熱交換器にJ′3りる熱交換の過程において非共沸d2
合媒体と単一成分媒体とのfiA度温度広がり、非可逆
的なエネルギ損失が大きくなる。したがって、非共沸混
合媒体の特性を充分に発揮できないこととなってしまう
[発明の目的] この発明は、上記の問題点に鑑み創案されたもので、低
温サイクルに非共沸混合媒体を、高温サイクルに単一成
分媒体を使用しても非共沸混合媒体の特性を充分に発揮
できるようなカスケード結合ヒートポンプ装置の提供を
目的とする。
[発明の概要] 上記]」的達成のため、第1の発明は内部に封入された
単一成分媒体を圧縮する圧縮機と単一成分なり、体を凝
縮させる凝縮器とを協え/j高温サイクルと、JL共沸
混合媒体を封入した低温サイクルと、低fiA1ノ”イ
クルとZ+l温サイクルとを結合し両者間で熱交換を行
なわせるカスケード熱交I9+器とよりなるカスケード
結合ヒートポンプ装置において、前記カスケード熱交換
器が複数の熱交換室を有し、前記圧縮機の吸込側が圧力
レベルの異なる複数の吸込ボートを有し、前記複数の熱
交換室と複数の吸込ボートとを接続した構成とした。
また、第2の発明はカスケード結合ヒートポンプ装置に
おいて、カスケード熱交換器が複数の熱交換室を有し、
凝縮器が複数の凝縮室を有し、圧縮(幾の吐出側と吸込
側とが圧力レベルの異なる複数の吐出ボートと吸込ボー
トとを有し、複数の吐出ポート、吸込ボートと凝縮室と
熱交換室とを接続した構成とした。
[発明の効果J この発明の構成によれば、カスケード熱交換器において
、高温サイクルに単一成分媒体を、低温サイクルに非共
沸混合媒体を使用しながら、カスケード熱交換器の複数
の熱交換室の圧力レベルを異ならせることができ、低温
サイクル側の非共沸a媒体体のカスケード熱交換器にお
ける熱交換時の温度変化に応じて高温サイクル側の単一
成分媒体にカスケード熱交換器において温度変化を起さ
せることができる。このためカスケード熱交換器におけ
る熱交JIA時に高温サイクル側の単−成分−媒体と、
低温サイクル側の非共沸混合媒体との間の温度差の増加
を抑制づることができ、非可逆的なエネルギ損失を抑f
lirt することができる。従)で非共沸混合媒体の
特性を充分に発揮でき装置性能の向上を図ることかでき
る。
また、第2の発明では、高温サイクル側の複数の凝縮室
にそれぞれ圧力レベルの異なる単一成分t′41休を作
用さくlることができ、高温熱源流体が渇喰変化するよ
−)/c場合でもカスケード熱交換器と凝縮器との双方
ぐ熱交換時における非可逆的なエネルギ損失を抑制する
ことができ、装置性能を一位向上させることかできる。
加えて圧縮機が吐出側、吸込側双方に圧力レベルの異な
る複数のボートを有するため、凝縮器、カスケード熱交
換器双方の圧力レベルの設定が容易となり、装置性能を
より向上させることができる。
[発明の実施例1 以下、この発明の詳細な説明する。
第1図は第1発明の第1実施例に係るカスケード結合ヒ
ートポンプ装置のサイクルを示し、に)渇サイクル1と
低11iia’、fイクル3とがカスケード熱交換器5
で結合されている。
前記高温サイクル1は高温側圧縮機7と凝縮器9とを有
している。前記高温側圧縮Ps7は電動機11によって
駆動ぎれるように構成され、高温サイクル内部に封入さ
れた単一成分媒体を圧縮し、前記凝縮器9は単一成分媒
体を凝縮するように構成されている。前記カスケード熱
交換器5は複数(第1図では3(Ilj)の熱交換室ど
してそれぞれ独立した第1カスケード蒸発室13a、第
2カスケード蒸発室13b、第3カスケード蒸発室13
cを有している。これら第1カスケード蒸発至13a乃
至第3カスケード蒸発室13cの内部には第1カスケー
ド凝縮部14a、第2カスケード凝縮部14b、第3カ
スケード凝縮部14cが設けられている。第1カスケー
ド蒸発室13aと第2カスケード蒸発至13bとは、第
1気液分離器15aと、この第1気液分1i111器1
5aの液相側に接続された¥41カスケード膨張機17
aとを介設した第1万スケート配管19aを介して接続
されている。前記第2カスケード蒸発室13bと第3カ
スケード蒸発室13cとは、第2気液分離器15bと、
この第2気液分離器15bの液相側に接続された第2カ
スクード膨張機17bとを介設した第2カスケード配管
19bを介して接続されている。
一方、iiI′I記昌温側圧縮機7の吸込側は、複数〈
第1図では3個)の吸込ボートとしての第1吸込ポート
21a、第2吸込ボート21b1第3吸込ボーl”21
cを有している。これら第1吸込ポー f−21a乃至
第3吸込ボート21cは、各々圧力レベルが異なり、第
1吸込ポート21aから第3゛吸込ボート21Cへ圧力
レベルが順次低くなるように構成され、第3吸込ポート
21Ctfi最も低い圧力レベルとなっている。この第
1吸込ポート21aは第1吸込蒸気配管23aを介して
前記第1気液分離器15aの気相側に接続され、第2吸
込ボー1〜21bは第2吸込蒸気配管23bを介してギ
1記第2気液分離器15bの気相側に接続され、第3吸
込ボー1−21 cは前記第3カスケード蒸発室13c
にそれぞれ接続されている。
前記高温側圧縮機7の吐出側は、高温吐出蒸気配管25
を介して凝縮器9に接続されている。凝縮器9は高温側
膨張機27を介設した高温液配管29を介して前記カス
ケード熱交換器5の第1カスケード蒸発室13aに接続
されている。
前記低温サイクルは、低温側圧縮機31と蒸発器33と
をイ1している。前記低温側圧1ii1f131は電動
機35によって駆動され、低温サイクル内部に封入され
た作動媒体としての非共沸混合媒体を圧縮し、前記蒸発
器33は非共沸混合媒体を蒸発さけるように構成されて
いる。
前記低温側圧縮機31の吐出側は、低温吐出蒸気配管3
7を介して前記第1カスケード凝縮部14aに接続され
ている。第1カスケード凝縮部14aと第2カスケード
凝縮部14bとは第1低渦カスケード配管39aを介し
て接続され、第2カスケード凝縮部14bと第3カスケ
ード凝縮部14Cとは第2低温カスケード配管39bを
介して接続されている。第3カスケード凝縮部140は
低温側圧縮機41を介設した低温液配管43を介して前
記蒸発器33に接続されている。前記蒸発器33は低温
吸込蒸気配管45を介して前記低温側圧縮機31の吸込
側に接続されている。
次に、上記第1実施例の作用について述べる。
電動1jli11により高温側圧縮R7を、電動機35
により低温側圧縮機31をそれぞれ駆動すると、低温υ
イクルでは作動媒体としての非共沸混合媒体が圧縮され
、低温吐出蒸気配管37、第1カスケード凝縮部14a
、第1低温カスケード配管39a、第2カスケード凝縮
部14b、第2低温カスケード配管3つb、第3カスケ
ード凝縮部14G、低温液配管43の順に流れる。そし
て、低温側膨II!If141で膨張され、蒸発器33
、低温吸込蒸気配管45を通過して再び低温側圧縮13
1に吸込まれる。蒸発器33では低温サイクルの非共沸
混合媒体の流tし方向に対し、低温熱源流体が対向流的
に流されている。この時、低温熱源流体は蒸発器33で
の熱交換時に流れ方向に温度低下を起し、また、非共沸
混合媒体は混合された単一成分媒体の沸点の相違により
流れ方向に温度上昇する。このため、蒸発器33での熱
交換時に非共沸混合媒体と低温熱源流体との温度差を少
なくすることができ、非可逆的なエネルギ損失を抑制σ
ることかできる。同時に、非共沸混合媒体はカスケード
熱交換器における凝縮過程にJ3いrj:)温度変化す
る。この場合、第1カスケード凝縮部14aから第3カ
スケード凝縮部14cへ第2図線分子pで示されるよう
に順次低くなるように温度が変化する。
一方、高温サイクル1では、高温側圧112iは7で圧
縮された作動媒体としての単一成分媒体が圧縮され、高
温吐出蒸気配管25、凝縮器9、高温液配管29の順に
流れ、高温側膨張機27で膨張されてカスケード熱交換
器5の第1カスケード蒸発室13aに流出する。この第
1カスケード蒸発室13aに流入した単一成分媒体は、
その一部が蒸発されて第1高調カスケード配管19aか
ら第1気液分離器15aに流入づる。この第1気液分離
器15aでは気相と液相に分離され、気相は第1昌温吸
込薫気配管23aを介して圧力レベルの高い第1吸込ポ
ート21aから8潟側圧縮1fi7へ吸込まれる。第1
気液分離器15aで分離された法則は第1万スクード膨
1][17aで膨張され、第2カスケード蒸発苗13b
に流入する。この第2カスケード蒸発113bでは第1
カスケード蒸発?ピ13aの場合と同様に、流入された
単一成分媒体の一部が蒸発され、第2高温カスケード配
管11)bを介し、第2気液分離器15bに流入する。
第2気液分離器15bでは第1気液分離器15aの場合
ど同(工に気a分離が行なわれ、分離された気相は第2
高温吸込忌気配管23bを介して次に1カレベルの高い
第2吸込ボート211)から高温側圧縮R7に吸込まれ
る。第2気液分離器15br分#Iされた波相は、第2
カスケード膨張機17br:膨張され、第3カスケード
蒸発室13cに流入される。この第3カスケード蒸発至
13cでは流入した甲−成分媒体の全てが蒸発され、第
3高温吸込蒸気配管23cを介して最も圧力レベルの低
い第3吸込ポート21cから高温側圧縮17へ吸込まれ
る。したがって、第1カスケード蒸発掌13a、第2カ
スケード蒸発宇13b、第3カスケード蒸発至13c内
の圧力PQ1.PQ2、PQ3はPQ + >PQ 2
 >PQ 3 となる。このため、第1カスケード蒸発
室13a内の温度は第2図線分子(I+で示4ように高
く、第2カスケード蒸発室13b内の4磨は線分子q2
、第3カスケード蒸発室13c内の温度は線分子Q3で
示すように段階的に低くなる。従って、カスケード熱交
換器5における熱交換時に高温サイクル1側の単一成分
媒体の温度と低温サイクル3側の非共沸混合媒体の温度
との差を少なくすることができ、熱交換時の非可逆的な
1ネルギ損失の抑制を図ることができる。結果として、
低温サイクル3側に使用される非共沸混合媒体の特性を
充分に発揮しつつ装置の性能向上を図ることができる。
なお、高温サイクル1の凝縮器9を矢印Bのように流れ
る高温熱源流体は、例えば図示しないドラム内との間で
循環され、この凝縮器9内で蒸気を発生するように構成
されているため、凝縮器9にd5ける熱交換11.7に
高温熱源流体の温度変化は−はとんど起らないようにな
っている。
第3図は第1発明の第2実施例に係り、この実施例では
カスゲート熱交換器47が気液分酪器を兼ねているもの
である。すなわち、カスケード熱交換器47はシェル4
9内に鉛直方向の複数の伝熱管51を協え、この伝熱管
51の周囲に複数(第3図Cは3枚)の仕切板53で区
画された複@(同4空)の熱交換室としての第1カスケ
ード蒸発室55a乃至第4カスケード蒸発室55(1が
区画形成されているものである。この第1カスケード薫
R,室55a乃至第4カスケード蒸発v55(j内の上
部には、第1液分配板57a乃至第4液分配板57(1
が設けられ、これら液分配板57a乃至57dと各伝熱
管51との間には伝熱管51に沿って液を流下させる隙
間が形成されている。
そして、高温液配管2つは第1カスケード蒸発室55a
内の第1液分配板57a上に接続されている。第1カス
ケード蒸発室55aの仕切板53側は、第1カスケード
膨張機59aを介設した第1カスケード配管61aを介
して第2カスケード蒸発室55b内の第2液分配板57
b上に接続されている。第2カスケード蒸発室55b内
の仕切板53側は、第2カスケード膨張1159bを介
設した第2カスケード配管61bを介して第3カスケー
ド蒸発室55c内の第3液分配板57c上に接続されて
いる。第3カスケード蒸発至55c内の仕切板53側は
、第3カスケード膨張機59Cを介設した第3カスケー
ド配管61cを介して第4カスケード蒸発室55d内の
第4液分配板57d上に接続されている。
一方、高温側膨張機63は圧力レベルの異なる複数(第
3図では4個)の吸込ポートとして第1吸込ポート65
a乃至第4吸込ボート65dを有している。そして、第
1カスケード蒸発室55aは第1吸込蒸気配管67aを
介して第1吸込ポート65aに接続され、第2カスケー
ド蒸発室55bは第2吸込蒸気配管67bを介して第2
吸込ポー)−65bに接続され、第3カスケード蒸発室
55Cは第3吸込蒸気配管67cを介して第3吸込ポー
ト65cに接続され、第4カスケード蒸発至Fi5dは
第4吸込蒸気配管67dを介して第4吸込ボート65d
に接続されている。他の構成は上記第1実施例とほぼ同
一であるため、同符号をもって示し説明を省略する。
そして、この実施例では高温側膨張機27で膨張された
単一成分媒体が第1カスケード蒸発室55aの第1液分
配扱57a上に流入し、第1液分配板57a上で気液分
離される。次いで単一成分媒体の液相は第1液分配板5
7aと各伝熱管51との間の隙間から各伝熱管51に沿
って流下し、その途中で一部が蒸発される。気液分離さ
れた気相とここで蒸発した単一成分媒体の気相は第1吸
込蒸気配管67aを介し、最も圧力レベルの高い第1吸
込ポート65 aから高温側圧縮a163に吸込まれる
。第1カスケード蒸発室55a内の液相は第1カスケー
ド配管61aを通って第1カスケード膨j&機59aで
膨張され、第2カスケード蒸光室551)内の未蒸発の
液相は第2液分配板571」上に流入dれる。上記と同
様の作用により第2カスケード蒸発室55b内の気相は
第2吸込黒気配管67bを介し、次に圧力レベルの高い
第2吸込ボート65bから高温側圧縮機63に吸込まれ
る。第2カスケード蒸発v55b内の液相は第2カスケ
ード配管61bを通り、第2カスケード膨張1591)
T:I!!脹され、第3カスケード蒸発室55C内の第
3液分配板57c上に流入される。上記と同様の作用に
より第3カスケード蒸発室550内の気相は第3吸込蒸
気配管67cを介し、次に圧力レベルの高い第3吸込ポ
ート63cから高温側圧縮機63に吸込まれる。第3カ
スケード蒸発室55C内の液相は第3カスケード配管6
1cを通り第3カスケード膨張機59Cで膨張され、第
4カスケード蒸発室55d内の第4液分配板57d上に
流入される。この第4カスケード蒸発室55d内では未
蒸発液の全てが蒸発され、第4吸込蒸気配管67dを介
し、圧力レベルの最も低い第4吸込ポート65dから高
温側圧縮機63に吸込まれる。したがって、第1カスケ
ード蒸発室55a、第2カスケード蒸発室55b1第3
カスケード藤光蛮55C,第4カスケード蒸発室55d
内の各Lf;/)PQ+ 、PQ2 、PQ3 、PQ
4はPQ + >PQ 2 >PQ 3 >PQ 4と
なる。このため、第1カスケード蒸発室55a内の温度
は第4−図線分子Q+ で示すように高く、第2カスケ
ード蒸発:ff155b内の温度は線分子Q2、第3カ
スケード蒸発室55C内の温度は線分子q3、第4カス
ケード蒸発室55d内の温度は線分子Q4で示すように
段階的に低くなる。したがって、第1実施例の場合とほ
ぼ同様にカスケード熱交換器47での熱交換時の非可逆
的なエネルギ損失の抑制を図ることができる。
第5図は第1発明の第3実施例に係り、カスケード熱交
換器6つがシェルフ1内に伝熱管73を右し、仕切板7
5で第1カスケード蒸発苗77a乃至第3カスケード蒸
発室77cが区画形成されたものである。第1カスケー
ド蒸発室77a乃至第3カスケード蒸発室77cは、高
温側圧縮機7の第1吸込ポート21a乃至第3吸込ポー
ト21Cにそれぞれ接続されている。また、一端が凝縮
器9に接続された高温液配管2つの他端は、第1高温側
膨張機79a乃至第3 +fl温側膨服機79cを介し
、第1カスケード蒸発室77a乃至第3カスケード蒸発
室77cに接続されCいる。他の構成は上記第1実施例
とほぼ同一であるため、同符号をもって示し説明を省略
する。
第6図は第2発明の実施例に係り、カスケード熱交換器
81の構成は第1発明の第2実施例とほぼ同一であり、
ただ第2発明のカスケード熱交換器81は、第1発明の
第2実施例に係る第1カスケード配管61a乃至第3カ
スケード配管61c及び第1カスケード膨張機59a乃
至第3カスケード膨張機59cに相当するものが設けら
れていない。そして、高温側圧縮機85の吐出側には圧
力レベルの異なる複′i!I(第6図では4g>の吐出
ポートとして第1吐出ポート87a乃至第4吐出ポート
87dtfi設けられている。凝縮器89は仕切板91
で区画され1c複数(第6図では4室)の第1凝縮至9
3a乃至第4凝縮室93dを有している。この第1凝w
6蜜93a乃至第4凝縮室93dは、第1叶出然気配管
95aPJ至第4吐出蒸気配管95(Jを介し、前記第
1吐出ポート87a乃至第4吐出ポート87dに接続さ
れている。また、第1凝Kn室93a乃至第4凝縮室9
3dは第1高温側膨張n97a乃至第4高温側膨張機9
7dを介設しIζ第1高温液配管99a乃至第4高温液
配@99dを介して前記第1カスケード蒸発空55a乃
至第4カスケード蒸発? 55 dにそれぞれ接続され
ている。また、高温側圧縮機85の吸込側は圧力レベル
の異なる複数(第6図では4個)の吸込ポートとしC第
1吸込ポート101a乃至第4吸込ポート101dを有
している。そして、この第1吸込ポート101a乃至第
4吸込ポート101dは、第1高温吸込蒸気配管103
a乃至第t1高召吸込蒸気配管103dを介し、カスケ
ード熱交換器81の第1カスケード蒸発室55a乃至ゐ
〕4カスケード蒸発Y 55 dに各別に接続されてい
るらのである。他の構成は第1発明の第2実施例とほぼ
同一(゛あるIこめ、同符号をもって示し説明を都Iる
そして、この実施例では第1凝縮’W93a、第2凝縮
室93b、第3凝縮室93C,第4凝縮至93dの圧力
pc、1 、PQ2 、PQ3 、PQ4が、Pc +
 <Pc 2 <pc 3 <Pc 4となる。したが
って、第1凝縮室93a乃至第4凝縮至93d内の温度
は第7図線分子C+乃至Te3で示されるように段階的
に高くなり、線分子すで示される凝縮器89での熱交換
時にあける高温熱源流体の温度上昇に対応させることが
できる。このため、両者の温度差が少なくなり、熱交換
時における非可逆的なエネルギ損失の抑制を図ることが
できる。
また、第1高温側膨張機97a乃至第4高温側膨張機9
7dで膨張された単一作動媒体は第1カスケード蒸発室
55a乃至第4カスケード蒸発室55dへ各別に流入さ
れる。第1カスケード蒸発室55a乃至第4カスケード
蒸発室55dでは流入された媒体が各別に蒸発される。
第1カスケード蒸発空55aからは第1高温吸込蒸気配
管103aを介して圧力レベルの最も高い第1吸込ポー
ト101aから高温側圧縮機85へ吸込まれ、第2hス
ケート然発掌55bからは第2高温吸込蒸気配管103
b4!:介して圧力レベルの次に高い第2吸込ポート1
01bから、第3カスケード蒸発室55cからは第3高
温吸込蒸気配管103cmを介して圧力レベルの次に高
い第3吸込ポート101Cから、第4カスケード蒸発室
55dからは第4高温吸込蒸気配管103dを介して圧
力レベルの最も低い第4吸込ポート101dからそれぞ
れ高温側圧縮機85へ吸込まれる。従って、第1カスケ
ード蒸発室55a乃至第4カスケード蒸発室55d内の
圧力PQ+ 、PQ2 、PQ3 、PQ4はPQI>
PQ2ン−PQ3 >PQ 4となる。このため、第1
カスケード蒸発室55a乃至第4カスケード蒸発室55
内の温度は、第7図線分子Q+乃至TQ、+で示される
ように段階的に低くなっており、熱交換時における非可
逆的なエネルギ損失の抑制が図られている。したがって
、この実施例では高温熱源流体が熱交換により温度変化
するような場合でも、性能の向上を図ることができる。
なお、各発明は上記実施例に限定されない。例えば冷凍
機に応用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の第1実施例に係るサイクル構成図、
第2図は同作用説明図、第3図は第1発明の第2実施例
に係るサイクル構成図、第4図は同作用説明図、第5図
は第1発明の第3実施例に係るサイクル構成図、第6図
は第2発明の実施例に係るサイクル構成図、第7図は同
作用説明図、第8図は従来例の作用説明図である。 1・・・高温サイクル、3・・・低温サイクル、5.4
7.69.81・・・カスケード熱交換器、7.63゜
85−・・高温側圧縮機(圧$1!> 、13a 、5
5a 。 77a・・・第1カスケード蒸発室(熱交換室)、13
b 、55b 、77b・・・第2カスケード蒸発室(
熱交換室>、13c 、55c 、77c・・・第3カ
スケード蒸発室(熱交換室)、55d・・・第4カスケ
ード蒸発室(熱交換室>、21a 、65a 、101
a・・・第1吸込ポート(吸込ポート)、21b。 65b、101b・・・第2吸込ボート(吸込ポート)
、21c 、65c 、101c・・・第3吸込ポート
(吸込ボート>、65d 、101d・・・第4吸込ポ
ート(吸込ボート)、87a・・・第1吐出ポート(吐
出ボート)、87b・・・第2吐出ポート(吐出ボート
)、87c・・・第3吐出ポート(吐出ボート)、87
d・・・第4吐出ボート(吐出ボート)、89・・・凝
縮器、93a・・・第1凝縮掌(凝縮室)、93b・・
・第2凝縮室(凝縮室)、93C・・・第3凝縮室(凝
縮室)、93d・・・第4凝縮室(凝縮室)。 第1図 第2w          第4図 第7wf          第8図 r〜メジ中               で代′船τ
A 第5m AJ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に封入された単一成分媒体を圧縮する圧縮機
    と単一成分媒体を凝縮させる凝縮器とを備えた高温サイ
    クルと、非共沸混合媒体を封入した低温サイクルと、低
    温サイクルと高温サイクルとを結合し両者間で熱交換を
    行なわせるカスケード熱交換器とよりなるカスケード結
    合ヒートポンプ装置において、前記カスケード熱交換器
    が複数の熱交換室を有し、前記圧縮機の吸込側が圧力レ
    ベルの異なる複数の吸込ポートを有し、前記複数の熱交
    換室と複数の吸込ポートとを接続したことを特徴とする
    カスケード結合ヒートポンプ装置。
  2. (2)内部に封入された単一成分媒体を圧縮する圧縮機
    と単一成分媒体を凝縮させる凝縮器とを備えた高温サイ
    クルと、非共沸混合媒体を封入した低温サイクルと、低
    温サイクルと高温サイクルとを結合し両者間で熱交換を
    行なわせるカスケード熱交換器とよりなるカスケード結
    合ヒートポンプ装置において、前記カスケード熱交換器
    が複数の熱交換室を有し、前記凝縮器が複数の凝縮室を
    有し、前記圧縮機の吐出側と吸込側とが圧力レベルの異
    なる複数の吐出ポートと吸込ポートとを有し、前記複数
    の吐出ポート、吸込ポートと凝縮室と熱交換室とを接続
    したことを特徴とするカスケード結合ヒートポンプ装置
JP19484784A 1984-09-19 1984-09-19 カスケ−ド結合ヒ−トポンプ装置 Pending JPS6176855A (ja)

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JP19484784A JPS6176855A (ja) 1984-09-19 1984-09-19 カスケ−ド結合ヒ−トポンプ装置
DE8585110544T DE3565718D1 (en) 1984-09-19 1985-08-22 Heat pump system
EP85110544A EP0179225B1 (en) 1984-09-19 1985-08-22 Heat pump system
US07/057,701 US4777805A (en) 1984-09-19 1987-06-01 Heat pump system

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JP (1) JPS6176855A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180861A (ja) * 1984-12-03 1986-08-13 エネルギアガズダ−ルコダ−シ インテ−ゼト ヒ−トポンプ
JP2012215319A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Miura Co Ltd 蒸気発生システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180861A (ja) * 1984-12-03 1986-08-13 エネルギアガズダ−ルコダ−シ インテ−ゼト ヒ−トポンプ
JP2012215319A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Miura Co Ltd 蒸気発生システム

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