JPS6176562A - 活性エネルギ−線硬化性被覆組成物 - Google Patents

活性エネルギ−線硬化性被覆組成物

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JPS6176562A
JPS6176562A JP19920384A JP19920384A JPS6176562A JP S6176562 A JPS6176562 A JP S6176562A JP 19920384 A JP19920384 A JP 19920384A JP 19920384 A JP19920384 A JP 19920384A JP S6176562 A JPS6176562 A JP S6176562A
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JP
Japan
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acid
active energy
vinyl polymer
parts
ester
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JP19920384A
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English (en)
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Koichi Yamada
耕一 山田
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は活性エネルギ−6硬化性被覆組成物、   更
に詳しくは、鋼材の一時防錆に有用な活性エネルギー線
硬化性被覆組成物に関する。
[(L米技術] 通常、j14杯(例えば胴管)は、需要家に至るまでの
期間に錆の発生により品質を損なうことのないように該
期間のみ一時的に保護皮膜を施されている。かかる目的
のために被覆材としては、鉱油型の防錆剤、動随物浦型
の防錆剤、水溶性樹脂型の防錆剤等が使用されている。
しかし、従来使用されている防錆剤は必ずしも満足され
ていない。即し、鉱油型の防錆剤は、硬化乾燥しないた
め被覆面かいつまでらへ夕つき、被覆処理後の搬送およ
び保管時または需要家での使用時等においてタレ落ちを
生して作業圀境を汚染する。動植物油型の防錆剤の場合
は、一般に空気中ての酸化重合により便化乾燥するため
硬化に長時間を要すること、また防錆剤の粘度調整のた
めに配合されている溶剤の揮発による作業環境の汚染等
の問題がある。
水溶性樹脂型の防錆剤の場合は、水分の蒸発を要するf
こめ熱源設備による乾燥硬化にかなりの時間を要し、高
能率のラインにおいては硬化不十分のまま結束梱包され
る場合が多く、かかる場合には鋼材が相互の接触部で一
体に固着するため、需要家においてこれを聞書、開梱す
る時に上記接触部の皮膜か剥離したり、また未妨化の防
錆剤のタレによる被覆ムラやロールスキット通過時のス
キッドマークにより防錆効果を杼しく減じ、w4材の商
品価値を蕾しく下落させるという問題があった。
このような問題点を解決するために、紫外線、電子線等
の活性エネルギー線で硬化する防錆剤被覆組成物(以下
、活性エネルギー線硬化性組成物という)を1lili
材表面に塗布し、これに該活性エネルギー線を照射する
ことにより瞬時に硬化皮膜を形成する方法が掲示されて
いる(例えば特開昭52−142742号)。この活性
エネルギー線を使用する防錆剤処理方法では、鋼材に塗
布された防錆剤が搬送ロールに接するまでに硬化し乾燥
皮膜を形成するため、従来使用されている他の防錆剤に
比べると、皮膜のロール傷やスキッドマーク等が杆しく
改善される。
しかしながら鋼材はその製造工程で種々の油が使用され
ている(例えばノームレス綱管の場合を例にとると、j
14管切断時に能率を向上させるため、あるいは胴着の
曲かり矯正(ストレートナ−)処理時にローラーの焼付
防止のために油が使用されている)ので、jvl祠表面
表面これらの油の層が形成されている。使用される油は
種々のものが市販されているか、一般にはナフテン系や
パラフィン系の鉱油を界面活性剤で水中に乳化させたら
のが使用されている。
このような油分が付着した鋼材に活性エネルギー線硬化
性組成物を塗装し硬化させた場合、(1)セノティノグ
時間がとれないため油分となじみにくい、加えて(2)
瞬時に硬化皮膜を形成するため便化時の収縮による応力
か瞬時にががることより、ハノキ等の塗布の異常現象を
起こしたり、充分な密着性が(uられないという問題が
生ずる。これを解決するためには塗装前に鋼材の表面を
出来るだけ清浄にする必要かあった。
そのためには、蒸気洗浄やアルカリ脱脂による方法が考
えられろか、これを連続ラインに組み込むには多大な設
備費や排水処理コストを要する。
また金属プランなどにより物理的に油分を除去する簡易
な方法ては油分の除去の完全を期し短い。
また、一時防錆処理を施されたjaI材は、各種の聾様
でらって搬送および保管されるため充分な防錆性を要求
されるのであるが、従来の活性エネルギー線硬化性組成
物にあってはこの点に関し長期間の防錆効果を期待する
ことができなかった。
[発明の目的コ 本発明者らは、このような問題点を解消し、油類で汚染
されたl&iI材に対しても、その表面を清浄化するこ
となく、そのままの状聾において満足な防錆処理を行い
得、且つ長期間の防錆効果を期待できる組成物の開発に
鋭意研究を進めた結果、活性エネルギー線によって硬化
する組成物にあって、特定のビニル重合樹脂および/ま
たはポリエステル樹脂と有機リン酸エステルを組み合わ
せて使用することによって目的が達せられることを見出
し、本発明を完成するにいたった。
従って、本発明の目的は、油類で汚染されていると否と
に関係なく、w4材の一時防錆に在用な活性エネルギー
線硬化性被覆組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、II4材の一時防錆を長期開渠た
し得る活性エネルギー線硬化性被覆組成物をIN(Rす
ることにある。
[発明の構成] 本発明の要旨は、()いエチレン性不飽和基を有するモ
ノマーを重合させて得られる、ガラス転移温度0°C以
上、溶解度パラメータ95〜115のビニル重合樹脂お
よび/または(B)多価アルコールと多塩基酸を縮合さ
せて得られる、ガラス転移温度O′C以上、溶解度パラ
メータ95〜lI 5のポリエステル樹1旧lO〜40
玉量部、(C)活性エネルギー線により反応を起こす重
合性不飽和基を有する化合物60〜90重量部、および
(D)一般式 %式%) [式中、Rは水素原子またはメチル基、Yは炭素数2〜
20の直鎖または分枝鎖のアルキレン法であって、エス
テル結合、エーテル結合またはフエノキシ基を含んでい
てよく、nは1〜3の整数を表す。] で示される、活性エネルギー線により反応を起こす重合
性不飽和基を有する有機リン酸エステル01〜20重量
部を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化性被覆
組成物に存する。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
ビニル重合樹脂(A) 本発明て用いるビニル重合樹脂を構成する、エチレン性
不飽和基を有するモノマーの具体例としては、アクリル
酸アルキルエステル(アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−プロピ
ル、アクリル酸n−ブ  。
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸2−エチルヘ
キノル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデノル
、アクリル酸ラウリルなど)、メタクリル酸アルキルエ
ステル(メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−プロピル、
メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メ
タクリル酸2−エチルヘギノル、メタクリル酸n−オク
チル、メタクリル酸トデノル、メタクリル酸ラウリル、
メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸トリデシルなと
)、脂肪酸とオキノラノ構造を有するアクリル酸または
メタクリル酸エステルモノマーとの付加反応物(例えば
、ステアリン酸とグリノノルメタクリレートの付加反応
物)、炭素数8以上のアルキル括を含むオキノラン化合
物とアクリル酸またはメタクリル酸との付加反応物(例
えば、日本特許第583185号、同第609322号
に記載のらの)、スチレン、α−メチルスチレン、0−
メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、p−tert−プチルスヂレン、アクリル酸ヘノ
ノル、メタクリル酸ヘンシル、イクコン酸エステル(例
えば、イタコノ酸ツメチルなど)、マレイン酸エステル
(例えば、マレイノ酸ツメチルなど)、フマール酸エス
テル(例えば、フマール酸ツメチルなど)、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸
ヒドロキノアルキル(アクリル酸ヒドロキノエチル、ア
クリル酸ヒドロキンプロピル、アクリル酸ヒドロキンブ
チルなど)、メタクリル酸ヒドロキノアルキル(メタク
リル酸ヒドロキンメチル、メタクリル酸ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸ヒドロキノプロピル、メタクリル酸ヒ
ドロキノブチルなど)、N−メチロールアクリルアミド
、アリルアルコール等が挙げられる。
また、エチレン性不飽和基のほかにカルホキノル基を有
するモノマーも使用でき、そのようなカルホキノル基お
よびエチレン性不飽和基を有するモノマーとしては、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、エタクロトン酸
、プロピルアクリル酸、イクコン酸、無水マレイン酸、
フマール酸等が挙げられる。
目的とするビニル重合樹脂は、上述のモノマーを1種ま
たは2種以上使用して、通常の方法で重合することによ
って得られる。 例えば、IIまたは2種以上のモノマ
ー配合物を公知の重合開始剤(例えばアゾイノブチロニ
トリル等)と混合し、重合可能な温度に加熱された溶剤
を含む反応容器中へ滴下、熟成することによって重合を
行うことか出来る。こうして得られたビニル重合樹脂組
成物は溶剤を含んている。ビニル重合樹脂は、本発明に
よりその池の必須成分と〆混合されて被覆組成物として
(重用に供されるか、溶剤の自存はその量か被覆組成物
中の1〜2重1%以下と少量である場合は問題ないか、
そ41以上の値になると硬化性の低下を引起こす。従っ
て、通常の溶液重合法で合成したビニル重合樹脂組成物
は、該組成物から溶剤を減圧蒸留なとのf−法で留去し
、活性エネルギー線により反応を起こす重合性不飽和括
を有する化合物(例えば、上述のアクリル酸アルキルエ
ステル等)で溶剤置換をしてから使用に供することか望
ましい。
このようにして得られるビニル重合樹脂は、ガラス転移
温度(Tg)O°C以上、溶解度パラメータ(SP)9
.5〜11.5であることか必要である。
′rgか低すぎると、被覆組成物の硬化皮膜への水の拡
散が容易となり、防錆性が低下する。SPが低すぎると
、他の成分との相溶性が悪くなり、均一な被覆組成物を
得にくくなり、−刃高すぎると、油類が付着した綱材へ
の密着性が低下し、所期の防錆効果が得られない。
なお、ビニル重合樹脂が共重合体である場合、TgはT
、G、Fox:Bull、 Am、  Phys、  
Soc、 、1゜No、3.p、123(1956)の
式:(Wn:nモノマーの重量分率、Tgn・nモノマ
ーのホモポリマーのガラス転移温度)によって求めるこ
とができる。また、spはJ、 Appl、 Poly
mSci、  12.2359(1968)に記載の方
法によって求めることかできる。
本発明で用いるビニル重合樹脂の数平均分子量(A4n
)は、3000〜30000の範囲にあることが望まし
い。これが低すぎると、得られる皮膜の強度が不足し、
また高すぎると、配合後の被覆組成物の粘度が高くなり
すぎ、通常の方法では塗装に困難をきたす。
一時防錆処理を施された胴材は、謂要家での使用時にそ
の皮膜が除去される。皮膜の除去方法としては、一般に
(1)燃焼による除去、(2)物理的除去(例ンヨノト
ブラスト)および(3)アルカリ水溶液による除去か採
用されている。
このうし、アルカリ水溶液による皮膜除去を採用する場
合には、上記ビニル重合樹脂は一定範囲内の酸価を有す
ることか望ましい。すなわち上述しfこようなカルホキ
ノル基およびエチレノ性不飽用店を有するモノマーを、
樹脂の酸価が30〜120になるようなfitて配合し
て共重合させることにより1v1こビニル重合樹脂を使
用することか望ましい。
」;リエステル樹脂(B) 本発明で用いるポリエステル樹脂を構成する多klli
アルコールの具体例としては、エチレノグリコール、プ
ロピレングリフール、l、3−ブチレノグリコール、1
.2−ブタツノオール、1.6−へギザ/フォール、1
.5−ペノタンノオール、ノエチレノグリコール、ノブ
ロピレノグリコール、トリエチレングリコール、ネオベ
ノチルグリコール、ポリエチレングリコール、ビスフェ
ノールA1水素化ビスフエノールA1 ビスフェノーレ
ノヒドロキノプロピルエーテル、ポリプロピレングリコ
ール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン、トリスヒドロキンメチルアミノメタン、
ペンタエリスリトール、ンベンタエリスリトール等が挙
げられる。
上記ポリエステル樹脂を構成する能力の多塩基酸の具体
例としては、コハク酸、グルタル酸、アノビン酸、セパ
チン酸、無水マレイン酸、イタコノ酸、無水フタル酸、
イソフタル酸、オルトフタル酸、無水トリメリット酸、
テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、ピロメリット酸等が挙げられる。
本発明にあっては、上記多価アルコールおよび多塩基酸
に加えて、必要に応して、ポリエステル樹脂の分子量調
整のために、−価アルコール(ブタノール、ラウリルア
ルコールなと)、−塩基酸(カプロン酸、カプリル酸、
ラウリル酸、ミリスチ/酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リンノ酸、リノール酸、オレオステア
リン酸、リノノール酸、アヒエチン酸、安息香酸、アク
リル酸、メタクリル酸、チオグリコ−ル酸、ヒマノ油脂
IJj酸、大豆油脂肪酸、トール油脂肪酸、ヤノ1u1
指IIIJ酸、サフラワー浦脂肪酸、アマニ油脂肪酸な
と)を使用してらよい。また、所定の油長を与える!こ
めに、浦(大豆油、ヤノ曲、アマニ油、ヒマノ油、サフ
ラワーM)、桐油、トール油など)を使用してもよい。
さらに、エポキン化合物(フェニルグリノノルエーテル
、ノニル化学社製[カーノユラLjs’−エピコート8
2g、1004.10013なと)を使用することらで
きる。このエボキノ化合物は反応性かよいので、反応制
御に用いることかでき、また例えば「カーノユラE」は
油長の調整に用いることかできる。モノエポキノ化合物
は二IIIF+アルコールと同様に機能さUることがて
きる。
−的とするポリエステル樹脂は、1種または2種以上の
各々の上記多価アルコール、多塩基酸および必要に応し
てその他の原料成分を使用して、a72の方法で縮合す
ることによって得られる。例えば上述の原料成分配合物
を要すれば公知の酸触媒(例えばバラトルエノスルホン
酸等)と混合し、縮合可能な温度で反応生成物である水
を反応系外に除くことによって縮合を行うことができる
。この際、反応温度の制御および生成水の除去のため、
通常キノロール等の還流溶剤を用いるが、本発明に用い
るとき、溶剤の含量はその量が被覆組成物中の1〜2重
量%以下と少量である場合には問題ないが、それ以上の
量になると硬化性の低下を引起こす。従って、ポリエス
テル樹脂合成時使用する溶剤量は5重量%以下が好まし
い。また、このようにして合成されたポリエステル樹脂
組成物は、そのままでは、粘度が高く取扱い上不便であ
るので、活性エネルギー線により反応を起こす重合性不
飽和基を育する化合物(例えば上述のアクリル酸アルキ
ルエステル等)で溶解してから使用に供することが望ま
しい。
このようにして得られるポリエステル樹脂は、上述のヒ
ニル重合樹脂と同様の理由てらって、Tg0℃以上、S
P9.5〜11.5であることか必要である。
なお、Tgは上述のT、 G、 Fox : Bull
、 Am。
Phys、 Soc、l 、 No、 3. p、  
l 23(1956)の式によって求めることかできる
が、ポリエステル樹脂の場合には、原料成分のエステル
化を4慮して、各原料成分のエステル(メチルエステル
、エチルエステル、ブチルエステル、酢酸エステルなと
)の融へ、構造、過去のデータ等からLg点係数を求め
、これをTgnとして使用して算出する。Lg点係数の
具体例無水フタル酸(30℃)、イノフタル酸(60°
C)、アノビン酸(−70°C)、大豆油脂肪酸(−2
5℃)、大豆油(−20°C)、ヤノ浦(−10℃)、
エヂレングリコール(−20℃)、ネオペンチルグリコ
ール(0℃)、トリメヂロールプσパノ(10℃)。
SP+土P4へ   Small:J、  Appl、
  Chem、   3(71)1953の式5P=G
−3/M(ここてG−ΣGiXG 凝集エネルギー、G
 i:@y原子団の凝集エネルギー、S比重、M分子量
)によって求めることかできるが、その際のGを各原料
成分の総和として計算するため、各原料成分についてエ
ステル化反応を想定してG*を決める。合成したポリエ
ステル樹脂のGは、各原料成分のG*の総和を酸価より
計算した未反応分およびbase valueで補正し
て求める。なお、G*については、酸の場合:G*=G
n−An−Bb、アルコールの場合・G*=Gn−Bb
(An:n原料成分のエステル化によるGの減少、Bb
:base valueSGn:各原料成分のG)によ
り求めることができる。上記An、 Bb、 Gnは、
K、 L、 Hoy:J、 Pam1. Teck、 
42.76(1970)の値により求めることができる
本発明で用いるポリエステル樹脂は、08価20〜12
0、Mn1500−5000の範囲にあることが好まし
い。OH価か低すぎると、表面ln浄な綱材であってら
それへの密着性が劣り、一方高ずぎると、硬化皮膜の耐
水性と耐食性か劣り、いずれの場合ら所期の防錆効果か
得られない。\4nについては、上述のビニル重合樹脂
の場合と同様の理由による。
アルカリ脱膜性を要求される場合には、上記ポリエステ
ル樹脂の酸価を30〜+20とすればよい。
本発明て使用する、活性エネルギー線により反応を起こ
す重合性不飽和基を有する化合物としては、例えば、以
下に列挙する1分子当り重合性不飽fl[を2個以上(
fする化合物(以下、多官能化合物と弥する)が挙げら
れる。
(a)上記多塩基酸と過剰当量の上記多価アルコールと
を反応さ仕て得られるヒドロキシ基を有するポリエステ
ル化合物1モルに、2モル以上のアクリル酸またはメタ
クリル酸あるいはカルホキノル基を有するアクリル酸ま
たはメタクリル酸誘導体(例無水コハク酸Iモルと2−
ヒドロキノエチルアクリレート1モルの反応生成物、無
水フタル酸1モルと2−ヒドロキノエチルアクリレート
1モルの反応生成物)を反応させて得られるポリエステ
ルアクリレートまたはメタクリレート。
(b)上記多価アルコールと過剰当量の上記多塩基酸と
を反応させて得られるカルホキノル基を有するポリエス
テル化合物1モルに、2モル以上のモノヒドロキノル基
を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘導体(例:2
−ヒドロキンエチルアクリレート、2−ヒドロキンエチ
ルメタクリレート)を反応させるか、またはエボキノ基
を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘導体(例グリ
ッツルアクリレート、グリンジルメタクリレート)を反
応させて得られるポリエステルアクリレートまたはメタ
クリレート。
(C)ヒドロキシ基を有する化合物(例、エチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、トリメチロールプロパ
ン、上記(a)項で述べたヒドロキシ基を存するポリエ
ステル化合物)と過剰当量の多価イソノアネート化合物
(例、トリレンツイソノアネート、キンリレンジイソノ
アネート、イソホロツノイソノアネート、ヘキサメチレ
ンツイソノアネート、トリメチロールプロパン1モルと
トリレノノイソソア不−ト3モルの反応生成物)との付
加反応物に、その残存イソンア不−ト基に2分子以上の
割合で上記モノヒドロキンル基を有ずろアクリル酸また
はメタクリル酸誘導体を付加反応さけて得られるポリウ
レタンアクリレートまたはメタクリレート。
(d)2分子以上のアクリル酸またはメタクリル酸ある
いは上記カルホキノル基を有するアクリル酸またはメタ
クリル酸誘導体とエボキノ化合物(例エピクロルヒドリ
ンとヒスフェノールAの縮重合物)を付加反応させて得
られるエボキノアクリレートまたはメタクリレート。
(e) 1 、6−ヘキサツノオールノアクリレート、
不才ペノチルグリコールジアクリレ−1−11,10−
デカツノオールノアクリレート、トリメチロールプロパ
ノトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアク
リレート、ノペンタエリスリトールへキサアクリレート
、1.6−ヘキサンノオールノメタクリレート、ネオベ
ンヂルグリコールノメタクリレート、1.10−デカツ
ノオールノアクリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリ
レート、ノベノタエリスリトールへキサメタクリレート
、エチレングリコールノアクリレート、ノエチレングリ
コールノアクリレート、エチレングリコールジメタクリ
レート、ノエチレングリコールジメタクリレート、ジプ
ロピレングリコールノアクリレート、ノプロピレノグリ
コールノメタクリレート、トリエチレノグリコールジア
クリレート、トリエチレングリコールノメタクリレート
、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリプロ
ピレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコ
ールノアクリレート、ポリエチレングリコールノアクリ
レート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ポ
リプロピレングリコールジメタクリレート。
本発明にあっては、かかる多官能化合物をIffまたは
2種以上を使用することができる。また、活性エネルギ
ー線により反応を起こす重合性不飽和基を分子内に1個
有する単官能化合物の1踵まrこは2種以上を、」−記
の多官能化合物と共に使用することらできる。!11官
能化合物は、III2覆組成物の粘度調整にa効である
が、硬化性を低下させる傾向にあるので、01用する場
合には多官能化合物との3比を考慮する必要がある。好
ましくは、多官能化合物Lli官能化合物の重量比り月
・3〜2Iの範囲て併用することが好ましい。
単官能化合物の具体例としては、上記アクリル酸アルキ
ルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、脂肪酸と
オキノラノ構造を有するアクリル酸またはメタクリル酸
エステルモノマーとの付加反応物(例えば、ステアリン
酸とグリシノルメタクリレートの付加反応物)、炭素数
8以上のアルキル基を含むオキノラン化合物とアクリル
酸またはメタクリル酸との付加反応物(例えば、日本特
許第583185号、同第609322号に記載のむの
)、スチレン、α−メチルスチレン、0−メチルスチレ
ノ、n−メチルスチレノ、p−メチルスチレノ、p−t
art−ブチルスチレン、アクリル酸ヘンノル、メタク
リル酸ベンノル、アクリル酸ヒドロキンアルキル(アク
リル酸ヒドロキノエチル、アクリル酸ヒドロキノプロピ
ル、アクリル酸ヒドロキノブチルなど)、メタクリル酸
ヒドロキンアルキル(メタクリル酸ヒドロキノメチル、
メタクリル酸ヒドロキンエチル、メタクリル酸ヒドロキ
ノプロピル、メタクリル酸ヒドロキノブチルなと)、テ
トラヒドロフルフリルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルメタクリレート、ノンクロペンテニルアクリレー
ト、ジノクロペンチルメタクリレート、ノノクロペンテ
ニルオキンエチルアクリレート、ノンクロペンテニルオ
キンエチルメタクリレート、ノンクロペンチルアクリレ
ート、ジノクロペンチルメタクリレート、ジノクロベン
チルオキンエチルアクリレート、2−メトキンエチルア
クリレート、2−メトキンエチルメタクリレート、2−
エトキンエチルアクリレート、2−エトキンエチルメタ
クリレート、ノプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルモノアクリレート、ノプロピレノグリコールモノメチ
ルエーテルモノメタクリレート、ノエチレングリコール
モノメチルエーテルモノアクリレート、ノエチレノグリ
コールモノメヂルエーテルモノメタクリレート、トリエ
チレノグリコールモノメチルエーテルモノアクリレート
、トリエチレングリコールモノメチルエーテルモノメタ
クリレート等が挙げられる。
アルカリ脱膜性を要求される場合には、カルホキノル基
を有する多官能化合物(例えば上記(d)項で述べたエ
ボキノアクリレートに無水フタル酸などの酸無水物を付
加させた化合物)あるいはカルホキノル基を有する単官
能化合物(例えば2−ヒドロキノエチルアクリレートに
テトラヒドロ無水フタル酸などの酸無水物を付加させた
化合物)を使用すればよい。
上記一般式ををする有機リン酸エステル(D)本発明で
使用する上記一般式を存する有機リン酸エステルは、モ
ノヒドロキノアクリレートまたはメタクリレート(2−
ヒドロキノエチルアクリレート、2−ヒドロキノエチル
メタクリレート、2−ヒドロキノプロピルアクリレート
、2−ヒドロキノプロピルメタクリレート、2−ヒドロ
キノエチルアクリレートとε−カプロラクトンの反応物
、2−ヒドロキノプロピルアクリレートとε−カプロラ
クトンの反応物、プチルグリノノルエーテルとアクリル
酸の反応物、フェニルグリノノルエーテルとアクリル酸
の反応物など)と酸化リン(五酸化リンなど)を、要す
れば重合防止剤(例えばハイドロキノン)の存在下、反
応させることによって得られる。このようにして得られ
る有機リン酸エステルをIIIまたは2種以上使用する
ことができる。
なお、鋼材上の油分量が多い場合またはその池の理由か
ら、とくにSPmの低いビニル重合樹脂およびポリエス
テル樹脂を用いる場合には、以下の点を背慮することが
必要である。一般にSP値の非常に異なる樹脂、オリゴ
マー、モノマー、溶剤等は相互の相溶性が悪くなる傾向
にある。ところで、上記有機リン酸エステルは極性が強
く、SP値が高い構造を有している。i7Lっで、SP
値の低いビニル重合樹脂やポリエステル樹脂を還択使用
する場合には、打機リン酸エステルとの相溶性について
充分に7X Q、を払う必要がある。この点の相溶性に
ついて調へrこところ、有機リン酸エステルのエステル
側鎖の分子量か大きくなるに従って良好な相溶性を示す
ことか判明した。このことは、かかる有機リン酸エステ
ルのSP値か低くなっているためであると推測され、本
発明にあっても、特にSP値か低いビニル重合樹脂やポ
リエステル樹脂を使用する場合は、使用4“る有機リン
酸エステルの一部は上記一般式におけるYが炭素数6以
」−のらのであるしのを使用することか望ましい。
被覆組成物 本発明の被覆組成物は、ビニル重合樹脂および/または
ポリエステル樹脂の各々のIIまたは2種以上を使用し
、その10〜40重量部に対して、活性エネルギー線に
より反応を起こす重合性不飽和基を(1する化合物60
〜90重量部、および上記一般式を有する有機リン酸エ
ステル01〜20徂!′i1部を配合すればよい。ビニ
ル重合樹脂および/よたはポリエステル樹脂の配合量が
少なずぎると、油類か付着した鋼材での密着性か低下し
、一方過剰であると、配合後の被覆組成物の粘度が高く
なりすぎ、通常の塗装方法では塗装が困難と     
 ・なる。有機リン酸エステルの配合量か少なすぎると
、密着性か向上せず、長期間の防錆効果を期待出来ず、
一方過剰であると、硬化性と耐食性が低下する傾向にあ
る。
ビニル重合樹脂とポリエステル樹脂は、各々単独でまた
は組合わせて使用することができる。ビニル重合樹脂は
耐衝撃性の而で量れている。ポリエステル樹脂は密着性
の而で優れており、また低粘度の被覆組成物を配合てき
ること、アルカリ脱膜性への適応性がよい点で有利であ
る。従って、被覆組成物を適用するw4埜の用途に応じ
て、両者の使用を考慮することが望ましい。例えば、重
量の重い油井鋼管では、耐衝撃性を重視したビニル重合
樹脂を主体とする使用が好ましい。逆にボイラー間管の
如く脱膜性を強く要求されるらのでは、ポリエステル樹
脂を主体とする使用か好ましい。
本発明の被覆組成物にあっては、上記必須成分に加えて
、必要により、光増感剤、着色材、消泡剤、タレ防11
−7刑、表面調整剤、防3+IJ剤、フィラー、溶剤等
を硬化性や防蝕性に悪影響を及ぼさない範囲で配合して
らよい。光増感剤は、活性エネルギー線として紫外線を
採用する場合に使用する。その具体例としては、ベンゾ
イノ、ヘンシイツメチルエーテル、ヘンジインエチルエ
ーテル、ヘノジインイソプロピルエーテル、ベンゾイン
イソブチルエーテル、ヘノノル、ヘンシフエノン、2.
2゜−ノエトキノアセトフエノン、2−メチルアントラ
キノノ、2−エチルアントラキノンが挙げられる。かか
る増感剤は1種または2種以上使用することができ、そ
の添加量は、彼;夏組成物中の重合性不飽和基を何ずろ
化合物に灯して0.1−10屯q%の割合であるのが好
ましい。
本発明の被覆組成物は、上述の各成分を常法に?Itい
混合することによって得られる。そして、その粘度は2
5°Cて300〜5000cpsであることか望ましい
うこのようにして得られる被覆組成物はj14材に塗布
しく塗布量lO〜20μ)、その後直らに活性エネルギ
ー線を照射して便化さUればよい。その塗布方法として
は、刷毛塗り、吹付は塗り等の通常の方法の他に、特開
昭57−56068号、に開示の塗装方法なども採用で
きる。活性エネルギー線の発生源としては、高圧水銀灯
、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ等の紫外線発生
装置、電子線加速器、コバルト60等のγ−線源を採用
できる。
[発明の効果] 以上の構成からなる被覆組成物によれば、従来の活性エ
ネルギー線硬化性組成物の欠点を解消して、油類で汚染
された鋼材を表面清浄化することなく満足に一時防錆被
覆することができる。勿論、表面清浄な鋼材に対しても
より一層満足に一時防錆被覆を行うことができる。しか
も、その一時防錆性を長期間保持することができる。
[実施例] 次に参考例、実施例および比較例を挙げて本発明を具体
的に説明する。なお、部お上び%とあるは、特記しない
限り、各々重量部および重量%を色味する。
参考例1 a流冷部器、滴下ロート、温度計および攪1′4!翼を
俯1えたlfiセパラブルコルヘノに、ドルオール90
部を入れ、110℃に昇温させた後、攪拌下その温度を
保トtしつつ、メタクリル酸メチル661部、アクリル
酸エチル10.0部、メタクリル酸ラウリル239詔お
よび有機過酸化物(8本、I11脂ト1.製「パーブチ
ル0」)3部を混合した溶液を゛3時間で等速滴下した
。その後30分間攪拌を続1jた後、ドルオール10部
および「バーブチルOJ07部からなる混合溶液を30
分間で等速滴下し、さらに1時間攪拌を続けた。次いて
反応混合物を加熱し、♂シ圧てドルオールを留去し、内
容物温度か+ 30 ’Cに達した後さらに同温度で3
0分間ドルオールの留去を行い、ドルオール75部を回
収しfこ。内容物を90°Cに冷却後、ハイドロキノン
013部、ツノクロペンテニルアクリレート514部を
加え、90℃、8mmHgで30分間ドルオールを減圧
留去してさらに20部のドルオールを回収した。このよ
うにしてビニル重合樹脂ワニスを得た。
参考例2〜9 第1表に示すモノマーおよび重合開始剤を使用した点を
除いて参考ρ11と同じ方法て、ビニル重合樹脂ワニス
を合成した。得られた各々のビニル重合樹脂の特性値も
第1表に併せて示す。
参考例10 加熱装置、攪拌機、還流装置、水分離器、精留塔および
温度計を備えた反応槽に、イソフタル酸45.02部、
ネオペ/チルグリコール8.41部、トリメチロールプ
ロパン787部、[力−ノユラBJ3B、70部および
キノロール50部を仕込み、加熱した。原料を融解させ
、攪拌を行った。温度を160℃から230℃へ3時間
均一速度で昇〆ユさせ、230℃で一定に保ち、2時間
反応を続行した。生成する縮合水は系外へ除去した。反
応混合物の酸価が8に達した時点で、反応を終了し、冷
却した。
反応混合物の温度が80℃に達した時点で、テトラヒド
ロフルフリルアクリレート(固形分60%)615部才
jよびハイドロキノン015部を加えて、ポリエステル
1llfワニス(樹脂分60?6)を得ノこ。
参考例11〜20 第2表に示す原料を使用した点を除いて参考例10と同
し方法で、ポリエステル樹脂ワニス(樹゛指分60%)
を合成しfこ。得られた各々のポリエステル樹脂の特性
値ら第2表に併せて示す。
参考例2I 七拌機を備えたフラスコにドルオール150部と五酸化
リン142部(10モル)を入れ、攪拌下40°Cに昇
温した。別容器で混合した2−ヒドロキノエチルアクリ
レート238部(205モル)およびハイドロキノン0
5部を約1時間を要して滴下した。滴下終了後水18部
(10モル)を1^加乙、60℃に昇温しで1時間熟成
した。
二のようにして得られた褐色ワニスを連邦の脱溶剤工a
”Hでドルオールを減圧除去することにより、酸1i1
1i549の高粘度出色物質である2−アクリロイロキ
ノエヂルホスフェートが得られた。
実施例1〜13および比較例1〜7 各参考例で得られたビニル重合樹脂またはポリエステル
樹脂を使用し、下記配合例に示す配合に従って各成分を
室温で攪拌混合して、被覆組成物を得た。
成   分           配合量(部)ノンク
ロペンテニルアクリレート    8ヘンゾイノイソブ
チルエーテル     42−アクリロイロキンエチル
ホスフエート 2一方、鉱油(スピンドル油)2部とア
セトン98部からなる溶液に、キルンで脱脂した黒皮鋼
板(JIS  G  3101)を浸漬したのち取り出
し、室内で10分間程度放置して、鉱油が均一に付着し
た黒皮鋼板を調製した。この黒皮鋼板上に上記の各被覆
組成物をバーコーター#18で塗布し、直ちに2KW高
圧水銀灯(集光型灯具を使用、80W/am型ラップ、
日本電池t1.製)の灯具下端より8cmの位置をラン
プ長さ方向と直角に6m/分の速度で通過さUて紫外線
照射を行い、皮膜を硬化させた。膜厚15±3μ。
得られた披m1lI板の外観の異状育無を目視検査し、
さらに−次密着性、耐食性および二次密着性を測定した
。その結果を第3表に示す。
なお、 外観皮膜外観の異状、例えばハノキ、ヘコミ等の発生程
度に従い、○、△、および×の3段階で評価する。
一次密着性皮膜に1mm幅のゴバン目100個を作り、
これに接着した粘着テープを剥離後、f4板上に残った
皮膜の敗に従い、0(80%以上残)、△(50〜79
%残)、×(50%未満残)の3段階で評価する。
耐食性塩水噴霧試験(JIS  Z  2371)72
時間後の発錆面積百分率で示す。
二次密着性:JIS  K  5400−7.8に従い
被覆a板に交差する2本の対角線を引き、塩水噴霧72
時間後に該塗装面に粘着テープを接着し、これを剥離し
た際の対角線からの皮膜剥離幅で示す。
実施例14〜18および比較例8〜12参考例1と11
で得られたヒニル重合樹脂ワニスとポリエステル樹脂フ
ェスを使用し、第4表に示す配合に従って各成分を室温
で攪拌混合して、被覆組成物を得た。
各被覆組成物を使用し、実施例1と同様にして鉱油が均
一に付着した黒皮鋼板を被覆した。得られた被覆鋼板の
外観、−次密着性、耐食性および二次密着性を測定した
。その結果を第4表に示す。
また、上記各被覆組成物を過剰に鋼管上に供給し、該鋼
管にこれより若干小径の孔を有するゴム板を通して移動
させてノブキ塗装を行い、これにより均一な皮膜を得ら
れるか否かについて試験しLoその結果、膜厚は、ゴム
板の硬さ、厚み、材質等で管理可能であるが、ある程度
以上の粘度では所定の膜厚(10〜20μ)を得ること
が出来ない。
このノブキ塗装作業性を塗装性として評価し、その結果
を第4表に示す。lO〜20μの膜厚で塗装出来た場合
を○とし、困難である場合をその度合により△、Xとす
る。     ゛ 実施例19〜21および比較例13〜14参考例Iと1
1で得られたヒニル重合樹脂ワニスとポリエステル樹脂
フェスを使用し、第5表に示す配合に従って各成分を室
温で攪拌混合して、被覆組成物を11だ。
各被覆組成物を使用し、実施例1と同様にして鉱油か均
一にl;1着した黒皮鋼板を被覆した。得られた披)可
R仮の耐食性、二次密着性、耐屋外暴露性を測定した。
その結果を第5表に示す。
なお、 耐屋外g露性被覆胴板を大阪府寝屋川市にて屋外に6ケ
月間暴露しfこ。(1)発錆%被覆鋼板上の発錆面積百
分率を示す。(2)発錆幅被覆舖仮に対角線状に素地に
達するカット線を入れ、暴露後カット線より発生した語
幅にて示す。
また、上記鉱油が付着した黒皮鋼板に代え、キノロール
で表面清浄化したミガキ軟綱板(JISG  310L
  O,8x70x180+nm)を使用し、上記と同
様にして得られた被覆軟鋼板をデュポン式衝撃試験機に
かけ、直径1/2インチ、重さ500gの錘を使用して
、皮膜のフクレ、剥離の生じない状態を評価した。その
結果を耐衝撃性として第5表に示す。
実施例22〜23 参考例1て得られたビニル重合樹脂フェス(実施例22
)と参考例11で得られたポリエステル樹脂フェス(実
施例23)を使用し、キノロールて表面清浄化した黒皮
鋼板を被覆対象物とする以外は、実施例1と同様に実施
した。その結果は下記の通ってあった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)エチレン性不飽和基を有するモノマーを重
    合させて得られる、ガラス転移温度0℃以上、溶解度パ
    ラメータ9.5〜11.5のビニル重合樹脂および/ま
    たは(B)多価アルコールと多塩基酸を縮合させて得ら
    れる、ガラス転移温度0℃以上、溶解度パラメータ9.
    5〜11.5のポリエステル樹脂10〜40重量部、 (C)活性エネルギー線により反応を起こす重合性不飽
    和基を有する化合物60〜90重量部、および (D)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素原子またはメチル基、Yは炭素数2〜
    20の直鎖または分枝鎖のアルキレン基であって、エス
    テル結合、エーテル結合またはフエノキシ基を含んでい
    てよく、nは1〜3の整数を表す。] で示される、活性エネルギー線により反応を起こす重合
    性不飽和基を有する有機リン酸エステル0.1〜20重
    量部 を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化性被覆組
    成物。
  2. (2)ビニル重合樹脂およびポリエステル樹脂が酸価3
    0〜120を有するらのである上記第1項の組成物。
  3. (3)有機リン酸エステルがYとして炭素数6〜20の
    アルキレン基(エステル結合、エーテル結合またはフエ
    ノキシ基を含んでいてよい)を有するものである上記第
    1項の組成物。
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JP2009235272A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Nisshin Steel Co Ltd エッチングレジスト用インクジェットインキ組成物
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