JPS6176386A - 感圧記録紙用顕色剤 - Google Patents

感圧記録紙用顕色剤

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JPS6176386A
JPS6176386A JP59198688A JP19868884A JPS6176386A JP S6176386 A JPS6176386 A JP S6176386A JP 59198688 A JP59198688 A JP 59198688A JP 19868884 A JP19868884 A JP 19868884A JP S6176386 A JPS6176386 A JP S6176386A
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JP59198688A
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Kimiharu Hirai
平井 公治
Katsumi Asano
浅野 克巳
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Sumitomo Durez Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Durez Co Ltd
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
    • B41M5/155Colour-developing components, e.g. acidic compounds; Additives or binders therefor; Layers containing such colour-developing components, additives or binders

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 、本発明はパラ置換フェノール化合物とメタイソプロペ
ニルフェノールオリゴマーによる共縮合物にプロパン誘
導体フェノール類を含有する新規な感圧記録紙用顕色剤
に関するものであり、発色性、耐候性の著しく優れた感
圧記録紙を得るための新規な顕色剤を提、供する−ので
ある。
〔従来技術〕
感圧記録法とは、一般に無色の電子供与性有機化合物(
以下、発色剤という)と反応して着色生成物t−i成し
うる電子受容性顕色性物質(以下、顕色剤というンとの
反応を利用したものである。
従来顕色剤としては酸性白土、ゼオライト、ベントナイ
ト、カオリ7などの無機質の粘土類やフェノール・アル
デヒド縮合物(フエーノール樹脂)などが知られている
。フェノール樹脂、とシわけパラ置換2官能性フエノー
ル臀ホルムアルデヒド縮金物は無機質の粘土類に比べて
耐湿性のある発色像を形成する優れた性能を有しておシ
、顕色剤としてすでに実用され多くの改良がなされてい
る。
すなわち特公昭42−20144号公報、特公昭46−
37451号公報にはパラ置換2官能フエノール・アル
デヒド縮合物を顕色剤として用いることが示されている
。しかしこれらに示された顕色剤は耐湿性のある発色像
を形成する性能を有しているが、発色速度が不十分であ
り、さらに日光照射によシ発色像が退色する欠点を有し
ている0〔発明の目的〕 本発明は従来強く望まれている発色性、日光照射による
耐黄変性、耐退色性良好な感圧記録紙用顕色剤を得んと
して研究した結果、フェノール類とアルデヒド類を反応
する際メタイソプロペニルフェノールオリゴマーを加え
た共縮合物にプロパン誘導体フェノール類を添加するこ
とによって、著しく優れた発色性と耐候性を有する顕色
剤を得、更にこの知見に基づき種々研究を進めて本発明
を完成するに至ったものである。
〔発明の構成〕
すなわち本発明は下記一般式(1)であられせるパラ置
換フェノール化合物と H (式中R:水素、アルキル基、フェニル基、アラルキル
基、スルホン酸基、カルボ/酸基、カルボン酸エステル
又ハハロゲン) メタイソプロペニルフェノールオリゴマーをホルムアル
デヒドで反応して得られる共縮合物(4)に、下記一般
式Lm)であられされるプロパン誘導体フェノール類0
3) の1種以上を含有する発色性、耐候性の極めて優れた新
規な感圧記録紙用顕色剤に関するものである。
本発明において用いられる上記一般式CI’)で表わさ
れる化合物は、例えばp−クレゾール、p−エチルフェ
ノール、p−7’ロビルフエノール1p−セカンダリー
プチルフエノール、p−ターシャリ−ブチルフェノール
、p−アミルフェノール、p−シクロヘキセニルフェノ
ール、p−シクロヘキシルフェノール、p−へブチルフ
ェノール、p−ターシャリ−オクチルフェノール、p−
ドブシールフェノール、p−ノニルフェノール、p−7
二二ルフエノール、p−クミルフェノール、p−クロロ
フェノール、p−ブロムフェノール、p−フェノールス
ルホンFIN、 p−フェノールカルボン酸、p−フェ
ノールカルボン酸エステルなどのパラ置換フェノール類
及びフェノールであシ、これらの1種以上が用いられる
。これらの化合物の好ましい例はp−フェニルフェノー
ル、p−ターシャリ−ブチルフェノール、p−ターシャ
リ−オクチルフェノールである。
本発明で用いるアルデヒド類はホルムアルデヒド(ホル
マリン、パラホルムアルデヒド、ホルムアルデヒドガス
)、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、ベンズアル
デヒドなどであシ、ホルムアルデヒドが一般的である。
本発明に於いて共縮合反応時用いる酸性触媒は、塩酸、
硫酸、リン酸、シュウ酸、酢酸、蟻酸、パラトルエンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、フェノールスルホン酸
など一般に言われる無機酸あるいは有機酸である。得ら
れる共縮合物の色調などから塩酸、シェラ酸が好ましい
。更に塩基性触媒下で反応させた後、中和し、酸性下で
反応を続ける場合に用いる塩基性触媒としては、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸
化バリウムなどのアルカリ性物質である。
本発明で用いられるメタイソプロペニルフェノールオリ
ゴマーとは、例えばメタイソプロペニルフェノールを酸
性下で重合させた2〜4量体が全オリゴマーに占める比
率が40重量パーセ/ト以上で、数平均分子量が250
〜500のオリゴマーである。
オリゴマー中の2〜4量体の占める比率が少ない物を反
応に使用して得られた顕色剤を用いた感圧記録紙は、日
光による発色像の耐退色性が悪く又核体数が上記の物よ
シ大きいオリゴマーを使用すると発色性が悪くなる。
一般式CI)であられされるパラ置換フェノール化合物
に対してメタイソプロペニルフェノールオリゴマーの添
加割合はいずれでもよいが、好ましくはパラ置換フェノ
ール化合物100重量部に対してメタイソプロペニルフ
ェノールオリゴマー2〜50重量部である。メタイソプ
ロペニルフェノールオリゴマーの添加量が少ないと日光
による発色像の耐退色性が悪く、また多いと発色性が不
十分となる。
メタイソプロペニルフェノールオリゴマーの添加場所は
反応の最初、途中、最後のいずれでもよく、得られた共
縮合物は50℃〜170℃の融点のものが用いられるが
、好ましくは80〜100℃である。
本発明において用いる上記一般式CI)であられされる
プロパン誘導体フェノール類(B)は、4.4’−ジハ
イドロオキシジフェニル−2,2′−プロパン(a)、
2+4’−’)ハイドロオキシジフェニル−2,2′−
プロパン(b) 及U 2.2’ −シハイドロオキシ
ジフェニルー2.2′−プロパン(C)などであ)、こ
れらの1種以上が用いられる。
本発明において共縮合物(4)とプロパン誘導体フェノ
ール類(B)との配合割合はいずれでもよいが、好まし
くは(A)100重量部に対して@)が10〜500重
量部含有するものである。[F])の存在量が少ないと
、これを顕色剤に用いた感圧記録紙の耐候性が十分に得
られず、また多いと発色性が不十分となる。
プロパン誘導体フェノール類[F])は1種でも十分で
あるが、2種以上を存在せしめるのが好ましく、更に3
種を(a) 40〜95重量%、(b) 2〜503i
量チ及び(c) 0.2〜50重量−の割合で用いるの
が最も好ましい。
本発明の顕色剤の製造方法としては、パラ置換フェノー
ル化合物の1種以上とメタイソプロペニルフェノールオ
リゴマーをホルムアルデヒドで反応して得られる共縮合
物図とプロパン誘導体フェノール類(B)の1種以上と
を粉末状で混合する方法、加熱下で両者を溶融混合する
方法などいずれの方法を用いてもよい。
このようにして得られた顕色剤成分は固形状である。こ
れを通常、アトライター、サンドグラインダーなどの湿
式粉砕機で必要に応じて界面活性剤、分散剤などとの共
存下で水中で湿式粉砕して分散液状とし、感圧記録紙用
顕色剤分散液を調整する。共縮合動因とプロパン誘導体
フェノール−〇)とを上記の湿式粉砕機中で混合しても
よい。また水以外の溶媒に分散または溶解させたシ、分
散、溶解時に両者を混合して用いてもよい。上記の顕色
剤分散液は接着剤、無機あるいは有機顔料、顔料分散剤
、螢光増白剤、消泡剤、粘度調節剤、ダスティング防止
剤、潤滑剤および耐水化剤などと麺合して塗工液を調製
する。この塗工液を紙またはシート類にロールコータ機
などで塗工し、乾燥して本発明の顕色剤層を表面に持つ
記録紙や記録シートを得る。
前述の分散液または溶液に使用する溶媒は水、アルコー
ル類、エステル類、ケトン類、芳香族類または高沸点溶
剤の1種またはそれらの混合物を使用する。たとえば、
1)ポリエチレングリコール系(エステル型、エーテル
型またはアルキルフェノール型)、ソルビタンエステル
のような多価アルコールの部分エステルの非イオン性界
面活性剤)、2)ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮
金物、オリゴスチレンスルホン酸塩、マレイン酸共縮金
物のアルカリ金属塩、リグニンスルホン酸塩などの合成
および天然の陰イオン系界面活性剤、3)メタリン酸ナ
トリウム、ピロリン酸ナトリウム塩などのポリリン酸塩
のような無機イオン系界面活性剤を選択して使用しても
よい。また保護コロイド剤として水溶性高分子化合物を
使用してもよい。
本発明の顕色剤を含む塗工液中に添加される接着剤とし
ては、カゼイン、澱粉、アラビヤゴム、ゼラチン、カル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、水溶
性高分子の多糖類、スチレンブタジェンラテックス、ヒ
ドロキシエチルセルロース、酢酸ビニル重合体、メラミ
ン樹脂、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエステル樹脂など
の合成樹脂である。さらにカオリン、ベントナイト、酸
性白土、タルク、炭酸カルシウム、硫酸バリウム−酸化
アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛などの無機質、ポ
リスチレン、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリエステル樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、石油樹脂、キシレン樹脂などの
有機質を填料として使用する。これらの填料の分散剤と
しては、メタリン酸ナトリウム塩、ヘキサメタリン酸ナ
トリウム塩などのポリリン酸塩、ポリアクリル酸ナトリ
ウム塩などを使用する。
〔発明の効果〕
本発明によシ共縮合動因とプロパン誘導体フェノール類
(B)を含有する顕色剤から顕色能力の優れた感圧記録
紙を得ることが出来、さらに従来の1欠点である耐候性
が大幅に向上するので、工業的に安定した品質を持つ感
圧記録紙を製造することができる。これは夫々の成分単
独では効果を発揮しないプロパン誘導体フェノール類@
)中で特定の三種類の物質が共縮合動因に介在すると、
発色性と耐候性とを同時に著しく向上せしめる理由はな
お明らかでないが、発色性向上の場合はおそらくプロパ
ン誘導体フェノール類(B)が共縮合物(2)と本発明
の組成の範囲内に共存することによって発色能を有する
ようKなシ、かつ共縮合動因もメタイソプロペニルフェ
ノールオリゴマーを含むととくよって発色剤を含む溶剤
に非常に溶解し易くなう  。
て、発色速度と発色濃度が大幅に向上するためと考えら
れる。また耐候性向上の場合はプロパン誘導体フェノー
ル類が安定な分子構造をしているので、日光エネルギー
によシ共振しやすい化学構造をもつ共縮合動因に配合さ
れると、その共縮合物(2)の共振時分子の衝突が起シ
、その共振を阻害するはたらきをすると思われる。また
メタイソプロペニルフェノールオリゴマーで共縮合シタ
フェノール樹脂は、共縮合しない物に比べて化学構造上
日光エネルギーによシ共振しにくいと考えられる。
従りて以上の理由によシ本発明が発色性、耐候性を大幅
に向上するものと考えられる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を述べる。ここに記載している「
部」、rlは特別に記載がない限シすべて「重量部」、
「重量%」を示す。
合成例1 p−フェニルフェノール450部、メタイソプロペニル
フェノールオリゴマー(数平均分子量340.2部4量
体が全オリゴマーに占める比率75チ)SO部、37チ
ホルマリン130部、ぺ797120部、シェラ酸5部
を反応釜に入れて84℃で10時間還流反応した。その
後真空下で脱水、脱溶剤し、内温を180′cまで上げ
たところで釜出しした。微褐色で融点80℃の固型縮合
物光510部を得た。
合成例2 p−ターシャリ−オクチルフェノール300部、フェノ
ール100部、メタイソプロペニルフェノールオリゴマ
ー(数平均分子量340.2部4量体が全オリゴマーに
占める比率75%)100部、37%ホルマリン180
部、20%水酸化ナトリウム水溶液25部、および水3
00部を反応釜に入れて97℃で3時間還流反応した。
その後、渓流酸でpHを5に調整した。次にこれに製塩
1!2部を添加し、97℃で1時間還流反応した。その
後真空下で脱水し、内温を180℃まで上げたところで
釜出しした。微褐色で融点82℃の固型給金物0051
0部を得た。
合成例3 p−ターシャリ−オクチルフェノール300部、フェノ
ール100部、メタイソプロペニルフェノ−′ルオリゴ
マー(数平均分子量340.2部4量体が全オリゴマー
に占める比率75LII)100部、37%ホルマリン
180部、20%水酸化ナトリウム水溶液25部および
水300部を反応釜に入れて97℃で3時間還流反応し
た。その後浸流酸でpHを51C調整した。次にこれに
濃塩酸2部を添加し、97℃で1時間還流反応した。そ
の後真空下で脱水し、内温を180’C1で上げたとこ
ろでいったん常圧にもどした。これに4,4′−ジハイ
ドロオキシジフェニル−2,2’−フロパン250部t
”加えて溶融混合した。内容物が均一になったところで
釜出しし、褐色で融点77℃の置屋縮合物(2)760
部を得た。
合成例4 p−フェニルフェノール500部、37%ホルマリン1
20部、ベンゼン100g、シ具つ酸5部を反応釜に入
れて84℃で10時間還流反応した。その後真空下で脱
水、脱溶剤し、内温180℃まで上げたところで釜出し
した。黄褐色で融点80℃の固型締金物(Z)510部
を得た。
実施例1 固型締金物(ト)をハンマーミルで平均粒径100μに
微粉砕した。この微粉末100部と、これと同様の平均
粒径をもつ4,4′−ジハイドロオキシジフェニル−2
,2′−プロパンの微粉末50部をV型7”l/ンダー
に入れ、1時間トライブレンドして取出した。このよう
にして均一な微粉末状顕色剤成分(1)を得た。この顕
色剤成分(I) 40部をアニオン界面活性剤([オロ
タンJ 731 :ローム・マント拳ハース社製)1部
、PVA粉末0.1部、水5部9部とともに湿式粉砕機
アトライターに仕込み、8時間湿式粉砕して混合物の粒
径が5μ以下の分散液を得た。この分散液を第−表に示
す配合で実験用ミキサーに仕込み、1時間均一に混合し
て塗工液を調製した。この塗工液を塗工量が5 f/J
 (乾燥重量)に々るように1上質紙に塗工して、顕色
剤層を表面に持つ記録シートを得た。
実施例2 固型縮合物光の微粉末100部と、これと同様の平均粒
径をもつ4,4′−ジハイドロオキシジ7工二ル−2,
2′−プロパンの微粉末2L5部、2.4’−ジハイド
ロオキシジフェニル−2,2’−7’ロバ75部、2t
2”)ハイドロオキシジフェニル−2#2’−プロパン
2.5部をV型プレンダーに入れ、1時間トライブレン
ドして取出した。このようにして均一な顕色剤成分(I
[)を得た。この顕色剤成分値)を実施例1と同じ配合
、湿式粉砕方法で粒径が5μ以下の分散液を得た。以下
実施例1と同様な手順で顕色剤層を表面に持つ記録シー
トを得た。
実施例3 固型締金物(イ)をハンマーミルで平均粒径100μに
微粉砕し顕色剤成分(ト)を得た。この顕色剤成分(至
)を実施例1と同じ配合、湿式粉砕方法で粒径が5μ以
下の分散液を得た。以下実施例1と同様な手順で顕色剤
層を表面に持つ記録シートを得た0実施例4 固型縮合物W微粉末10部を実施例1と同様にアニオン
界面活性剤1部、PVA粉末α1部を水5部9部ととも
にアトライターに仕込み、3時間湿式粉砕した。ここで
固型縮合物■と同様な粒径をもつ4,4′−ジハイドロ
オキシジフェニル−2,2’−プ田パン25.5部、2
.4’−ジハイドロオキシジフェニル−2,2′−プロ
パン1.5部、2,2′−ジハイドロオキシジフェニル
−2,2’−7’ロバン3.ost”順々に添加した後
湿式粉砕をさらに5時間続行した。
このようにして混合物の粒径が5μ以下の顕色剤成分ω
を含む分散液を得た。以下実施例1と同様な手順で顕色
剤層を表面に持つ記録シートを得た。
比較例1 固型縮合物■をハンマーミルで平均粒径100μに微粉
砕した。この微粉末100部と、これと同様の平均粒径
をもつ4,4′−ジハイドロオキシジフェニル−2,2
′−プロパンの微粉末50部をV型プレンダーに入れ、
1時間トライブレンドして取出した。この様にして均一
な微粉末状顕色剤成分(至)を得た。この顕色剤成分(
7)を実施例1と同じ配合、湿式粉砕方法で粒径が5μ
以下の分散液を得た。以下実施例1と同様な手順で顕色
剤層を表面に持つ記録シートを得た0 比較例2 固型縮合物■を7・ンマーミルで平均粒径100μに微
粉砕し、顕色剤成分(至)を得た。この顕色剤成分(至
)を実施例1と同じ配合、湿式粉砕方法で粒径が5μ以
下の分散液を得た。以下実施例1と同様な手順で顕色剤
層を表面に持つ記録シートを得た〇 比較例3 固型縮合物(1)をノ・ンマーミルで平均粒径100μ
に微粉砕し、顕色剤成分(至)を得た。この顕色剤成分
幡を実施例1と同じ配合、湿式粉砕方法で粒径が5μ以
下の分散液を得た。以下実施例1と同様な手順で顕色剤
層を表面に持つ記録シートを得た0 比較例4 4.4/−ジハイドロオキシジフェニル−2,2′−プ
四パン2 Z 5 部、2.4’−ジハイドロオキシジ
7エエル−2,2′−プロパン5部、2,2′−ジハイ
ドロオキシジフェニル−2,2′−プロパン2−5 部
t 夫々71ンマーミルで平均粒度100μに粉砕後、
V型プレンダーに入れ、1時間トライブレンドしてとシ
出した。顕色剤成分としてこの微粉末状顕色剤成分(至
)を得た。この顕色剤成分(至)を実施例1と同じ配合
、湿式粉砕方法で粒径が5μ以下の分散液を得た。以下
実施例1と同様な手順で顕色剤層を表面に持つ記録シー
トを得た。
比較例5 メタイソプロペニルフェノールオリゴマー(数平均分子
量340,2部4量体が全オリゴマーに占める比率75
チ)をハンマーミルで平均粒径100μに微粉砕し顕色
剤成分ωを得た。この顕色剤成分■を実施例1と同じ配
合、−湿式粉砕方法で粒径が5μ以下の分散液を得た。
以下実施例1と同様な手順で顕色剤層を表面に持った記
録シートを得た。
比較例6 4.4′−ジハイドロオキシジフェニル−2#2′−ブ
・ロパン、メタイソプロペニルフェノールオリゴマー(
数平均分子量340,2部4量体が全オリゴマーに占め
る比率75%)をそれぞれハンマーミルで平均粒径10
0μに微粉砕し、各々50部づつV型プレンダーに入れ
て混合し、1時間トライブレンドして取出した。この様
にして均一な微粉末状顕色剤成分ωを得た。この顕色剤
成分■を実施例1と同じ配合、湿式粉砕方法で粒径が5
μ以下の分散液を得た。以下実施例1と同様な手順で顕
色剤層を表面に持った記録シートを得た0実施例及び比
較例によシ得られた記録シートについて、発色性、耐退
色性、耐黄変性の試検した結果を第2表に示した。
第2表から明らかなように、本発明の実施例によシ得ら
れた記録シートは各性能が優れ、・<2ンスのとれた特
性を有するものであった。
第  1  表 性能試験方法 (i)発色性:記録シート上にクリスタルバイオレット
ラクトンを含有する発色シートを重ねて、電動タイプラ
イタ−で発色させた。発色速度は60秒後、発色濃度は
60分後の発色度合を反射色差計(日本電色製)で測定
した。結果は反射率(*)で示し、数値の低い程発色濃
度が高いことを示す。
(b)耐退色性:発色性試験により発色させた記録シー
トを日光に3時間照射処理した。退色の度合が少い順に
◎、○、Δ、×とした。
(c)耐黄変性:未発色の記録シートを日光に3時間照
射処理した。黄変の度合が少い順に◎、01Δ、×とし
た。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕であらわされるパラ置換フェ
    ノール化合物とメタイソプロペニルフェノールオリゴマ
    ーとをアルデヒド類と ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中R:水素、アルキル基、フェニル基、アラルキル
    基、スルホン酸基、カルボン酸基、カルボン酸エステル
    基又はハロゲン) 反応して得られる共縮合物(A)に下記一般式〔II〕で
    あらわされるプロパン誘導体フェノール類(B)▲数式
    、化学式、表等があります▼〔II〕 の1種以上を含有せしめることを特徴とする感圧記録紙
    用顕色剤。
  2. (2)一般式〔 I 〕であらわされるパラ置換フェノー
    ル化合物100重量部に対して、メタイソプロペニルフ
    ェノールオリゴマーを2〜50重量部配合して共縮合さ
    せてなる特許請求の範囲第(1)項記載の感圧記録紙用
    顕色剤。
  3. (3)メタイソプロペニルフェノールオリゴマー中の2
    〜4量体が全オリゴマ−に対して40重量パーセント以
    上である特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記
    載の感圧記録紙用顕色剤。
  4. (4)パラ置換フェノール化合物とメタイソプロペニル
    フェノールオリゴマーの共縮合物(A)100重量部に
    対して、プロパン誘導体フェノール類(B)を10〜5
    00重量部含有する特許請求の範囲第(1)項、第(2
    )項または第(3)項記載の感圧記録紙用顕色剤。
  5. (5)プロパン誘導体フェノール類(B)が4,4′−
    ジハイドロオキシジフェニル−2,2′−プロパンであ
    る特許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項
    または第(4)項記載の感圧記録紙用顕色剤。
  6. (6)プロパン誘導体フェノール類(B)が2,4′−
    ジハイドロオキシジフェニル−2,2′−プロパンであ
    る特許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項
    または第(4)項記載の感圧記録紙用顕色剤。
  7. (7)プロパン誘導体フェノール類(B)が2,2′−
    ジハイドロオキシジフェニル−2,2′−プロパンであ
    る特許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項
    または第(4)項記載の感圧記録紙用顕色剤。
  8. (8)プロパン誘導体フェノール類(B)が4,4′−
    ジハイドロオキシジフェニル−2,2′−プロパン(a
    )、2,4′−ジハイドロオキシジフェニル−2,4′
    −ジハイドロオキシジフェニル−2,2′−プロパン(
    b)及び2,2′−ジハイドロオキシジフェニル−2,
    2′−プロパン(c)の混合物である特許請求の範囲第
    (1)項、第(2)項、第(3)項または第(4)項記
    載の感圧記録紙用顕色剤。
  9. (9)混合物が(a)40〜95重量%、(b)2〜5
    0重量%及び(c)0.2〜50重量%からなる特許請
    求の範囲第(8)項記載の感圧記録紙用顕色剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003029017A1 (fr) * 2001-09-27 2003-04-10 Api Corporation Revelateur pour support de gravure thermique et materiaux de gravure thermiques

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