JPS6174674A - 高速植毛方法 - Google Patents
高速植毛方法Info
- Publication number
- JPS6174674A JPS6174674A JP19809984A JP19809984A JPS6174674A JP S6174674 A JPS6174674 A JP S6174674A JP 19809984 A JP19809984 A JP 19809984A JP 19809984 A JP19809984 A JP 19809984A JP S6174674 A JPS6174674 A JP S6174674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- base material
- flocked
- pile
- flocking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、オリゴマー樹脂を接着剤として使用するこ
とにより、布地などの基材表面にパイルを低温下で短時
間のうちに植設し得るようにした高速植毛方法に関する
。
とにより、布地などの基材表面にパイルを低温下で短時
間のうちに植設し得るようにした高速植毛方法に関する
。
従来の植毛用接着剤には、水溶液型、エマルジョン型、
溶剤溶液型など高分子重合体の熱硬化性樹脂が使用され
て来たが、それらの水分含有量はいずれも５０％を越え
る為、実際の植毛時における硬化に際して大型乾燥機に
より１２０°〜１５０°Ｃの高温下で３〜１０分の比較
的長い加熱時間が要求され、いきおいエネルギー経費の
増大や作業能率の低下が見られたものである。
溶剤溶液型など高分子重合体の熱硬化性樹脂が使用され
て来たが、それらの水分含有量はいずれも５０％を越え
る為、実際の植毛時における硬化に際して大型乾燥機に
より１２０°〜１５０°Ｃの高温下で３〜１０分の比較
的長い加熱時間が要求され、いきおいエネルギー経費の
増大や作業能率の低下が見られたものである。
更にこのような高温、長時間加熱を必要とする従来の植
毛方法では、ポリオレフィン系のシートやフィルム、又
はポリ塩化ビニール、ビニリデン系編織物等の耐熱性が
低い基材に対する植毛が不可能とされていたのである。
毛方法では、ポリオレフィン系のシートやフィルム、又
はポリ塩化ビニール、ビニリデン系編織物等の耐熱性が
低い基材に対する植毛が不可能とされていたのである。
このような実情に鑑み本発明者は鋭意、実験・研究を積
み重ねた結果、アクリロイル基を有するオリゴマー樹脂
が、高エネルギー放射線の照射下において低温で硬化す
る性質を有する点に着目し、布又はプラスチック、金属
などの基材の一面にオリゴマー樹脂を塗布して、該樹脂
上にパイルを植毛した後、上記オリゴマー樹脂に紫外線
や電子線等の高エネルギー放射線を照射することによっ
て、特に良好な植毛面を有する製品が得られることを究
明したものである。
み重ねた結果、アクリロイル基を有するオリゴマー樹脂
が、高エネルギー放射線の照射下において低温で硬化す
る性質を有する点に着目し、布又はプラスチック、金属
などの基材の一面にオリゴマー樹脂を塗布して、該樹脂
上にパイルを植毛した後、上記オリゴマー樹脂に紫外線
や電子線等の高エネルギー放射線を照射することによっ
て、特に良好な植毛面を有する製品が得られることを究
明したものである。
本発明の植毛方法は、叙述のように構成したことによっ
て、高分子重合体からなる従来の接着剤よりも各分子の
結合度が比較的小さいオリゴマー樹脂が、高エネルギー
放射線によって低温下でも短時間のうちに重合反応を開
始して、硬化するという作用を奏するものである。
て、高分子重合体からなる従来の接着剤よりも各分子の
結合度が比較的小さいオリゴマー樹脂が、高エネルギー
放射線によって低温下でも短時間のうちに重合反応を開
始して、硬化するという作用を奏するものである。
以下、その構成を図面に従って更に具体的に説明すると
、塩化ビニールシートからなる基材１の表面に接着剤２
としてエステル結合を主体とするオリゴエステルアクリ
レートを１００硲の割合で均一に塗布した後、該基材１
がパイル供給機３を通過する過程で２デニール、１．２
１１のナイロンパイル４を電着植毛し、更にこの植毛面
にその前方の紫外線光源ランプ５を介して入力１８．０
００Ｗ、電圧１．６２５ Ｖ、電流１２．３Ａで紫外線
を３秒間照射することにより、上記接着剤２を低温下に
おいて硬化させパイル４が確実に植設された良好な植毛
面を得たものである。
、塩化ビニールシートからなる基材１の表面に接着剤２
としてエステル結合を主体とするオリゴエステルアクリ
レートを１００硲の割合で均一に塗布した後、該基材１
がパイル供給機３を通過する過程で２デニール、１．２
１１のナイロンパイル４を電着植毛し、更にこの植毛面
にその前方の紫外線光源ランプ５を介して入力１８．０
００Ｗ、電圧１．６２５ Ｖ、電流１２．３Ａで紫外線
を３秒間照射することにより、上記接着剤２を低温下に
おいて硬化させパイル４が確実に植設された良好な植毛
面を得たものである。
尚、図中６はドクターナイフ ７は電極板を示す。
而して、」１記接着剤２に使用したオリゴマー樹脂とし
ては、この他ポリウレタンの主鎖を有するウレタンアク
リレート、又はエポキシ樹脂を骨格とするエポキシアク
リレートを主体としたもの等を使用しても同様の接着効
果が得られるものである。
ては、この他ポリウレタンの主鎖を有するウレタンアク
リレート、又はエポキシ樹脂を骨格とするエポキシアク
リレートを主体としたもの等を使用しても同様の接着効
果が得られるものである。
叙」二の構成に係る本発明の植毛方法は、接着剤の硬化
に当たり低温加熱と硬化時間の著しい短縮を可能とした
ことによって、従来の高分子接着剤のように大型乾燥機
による長時間加熱を必要としないから、経費の削減や省
スペースが計られ、又作業能率を大幅に向上させ得る他
、従来不可能とされていたポリオレフィン系、その他の
耐熱性が低い基材についても良好な植毛が可能となる等
種々の優れた利点を有するものである。
に当たり低温加熱と硬化時間の著しい短縮を可能とした
ことによって、従来の高分子接着剤のように大型乾燥機
による長時間加熱を必要としないから、経費の削減や省
スペースが計られ、又作業能率を大幅に向上させ得る他
、従来不可能とされていたポリオレフィン系、その他の
耐熱性が低い基材についても良好な植毛が可能となる等
種々の優れた利点を有するものである。
第１図は本発明の方法によって植毛シートを得る製造例
を示した工程図である。 尚、図中１・・・基材、２・・・接着剤、３・・・パイ
ル供給機、４・・・パイル、５・・・紫外線光源ランプ
。 以 上 特許出願人 虎屋ウール株式会社代理人 弁理士
小 原 和 夫 第１図 １：基材 ２： 接着剤 ３： パイル供給機 ４： パイル ５： 紫外線光源ランプ 手続補正書（自発） 昭和５９年１１月２６日 特許庁長官 志 賀 学 殿 ２、発明の名称 高速植毛方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東大阪市菱江３９７番地 虎屋ウール株式会社 ４、代理人 ６、補正の内容 （１） 明細書箱１頁９行目［３、発明の詳細な説明
」とあるのを「３、発明の詳細な説明」と訂正しまず。 （２）明細書箱３頁８行目１以下、その構成を・・・］
から第４頁６〜７行目「・・・得られるものである。−
Ｉ迄の全文を削除して下記のｉｍり訂正しまず。 （その１） 第１図は幅９２（ｂｍの長尺塩化ビニールシートに連続
植毛した場合における本発明の実施例を示したものであ
って、基材１の表面に接着材２としてエステル結合を主
体とするオリゴエステルアフレリート（単官能）を１０
０！ｉＱの割合で均一に塗布した後、上記基材１がパイ
ル供給機３を通過する過程で２デニール、ｌＪｍｍ長の
ナイロンパイル４を連続的に電気植毛する。而る後上記
植毛基材１の進行方向と直交するように発光長１，１２
５ ｍｓの紫外線光源ランプ５を２本並列し、該光源に
電力１８，０ＯＯＷ、電圧１ 、６２５ Ｖ、電流１２
．３Ａを入力して出力電力約１．０００Ｗの紫外線を得
、これを−１−記植毛面に３秒間照射することによって
、上記接着剤２を低温下で硬化させ、パイル状態の良好
な植毛面を得たものである。 尚、図中６はドクターナイフ、７は電極板を示す。 （その２） 次に本発明方法を、予め成形された製品の表面に植毛す
る所謂、単品植毛に適用した場合の実施例について述べ
ると、一定寸法に切断された金属板の表面に接着剤とし
て粘度２００〜５００ＣＰＳのオリボエステルアフレリ
ート（２官能）をスプレー法により約Ｑ 、 ２ｍｍの
糊厚に塗布したうえ、該糊厚面に太さ２デニール、長さ
１．１鰭のナイロンパイルを電気植毛する。而る後、紫
外線ランプによって電力５００Ｗ、電圧１００Ｖ、電流
４．６八を入力して、出力電力２００Ｗの紫外線を得、
これを上記植毛面に２０秒間照射して上記接着剤を硬化
させたところ、前記実施例と同様の良好な植毛面を得た
ものである。 尚、硬化完了後の植毛製品について、摩耗試験（ティパ
ー摩耗機によって加重５００ｇで３，０００回）を行っ
た結果、５級であった。 （その３） 更にこの他の単品植毛についての実施例として、例えば
自動車などのコンソールボックスに対して、粘度６，０
ＯＯＣＰＳのウレタンアクレリート（芳香族型）からな
る接着剤を刷毛塗りで約０．１５ｍの厚味に塗布した」
二、太さ３デニール、圏さ１ 、２ ｍｍのナイロンパ
イルを電気植毛する。而る後、該植毛面に電子線を５秒
間照射して上記接着剤を硬化せしめることにより、効率
良くしかも美麗な植毛成型品を得たものである。 尚、硬化完了後の植毛製品について、摩耗試験（ティパ
ー摩耗機によって加重１ ｋｇで２．ｏｏｏ回）を行っ
たところ５級であった。又、該植毛製品についてショツ
パー型試験機を使用して剥離強度を測定したところ、３
ｋｇであった。 而して、」二記各実施例におけるオリゴマー樹脂接着剤
は上側のもの５他、エポキシ樹脂を骨格とするエポキシ
アクリレ−１・を主体としたものを使用しても前記同様
の接着効果が得られるものである。 （３）明細書箱４頁１３〜行目に「又作業能率を」とあ
るのを［連続植毛、或いは単品植毛の何れにおいても作
業能率を」と訂正します。 以 上
を示した工程図である。 尚、図中１・・・基材、２・・・接着剤、３・・・パイ
ル供給機、４・・・パイル、５・・・紫外線光源ランプ
。 以 上 特許出願人 虎屋ウール株式会社代理人 弁理士
小 原 和 夫 第１図 １：基材 ２： 接着剤 ３： パイル供給機 ４： パイル ５： 紫外線光源ランプ 手続補正書（自発） 昭和５９年１１月２６日 特許庁長官 志 賀 学 殿 ２、発明の名称 高速植毛方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東大阪市菱江３９７番地 虎屋ウール株式会社 ４、代理人 ６、補正の内容 （１） 明細書箱１頁９行目［３、発明の詳細な説明
」とあるのを「３、発明の詳細な説明」と訂正しまず。 （２）明細書箱３頁８行目１以下、その構成を・・・］
から第４頁６〜７行目「・・・得られるものである。−
Ｉ迄の全文を削除して下記のｉｍり訂正しまず。 （その１） 第１図は幅９２（ｂｍの長尺塩化ビニールシートに連続
植毛した場合における本発明の実施例を示したものであ
って、基材１の表面に接着材２としてエステル結合を主
体とするオリゴエステルアフレリート（単官能）を１０
０！ｉＱの割合で均一に塗布した後、上記基材１がパイ
ル供給機３を通過する過程で２デニール、ｌＪｍｍ長の
ナイロンパイル４を連続的に電気植毛する。而る後上記
植毛基材１の進行方向と直交するように発光長１，１２
５ ｍｓの紫外線光源ランプ５を２本並列し、該光源に
電力１８，０ＯＯＷ、電圧１ 、６２５ Ｖ、電流１２
．３Ａを入力して出力電力約１．０００Ｗの紫外線を得
、これを−１−記植毛面に３秒間照射することによって
、上記接着剤２を低温下で硬化させ、パイル状態の良好
な植毛面を得たものである。 尚、図中６はドクターナイフ、７は電極板を示す。 （その２） 次に本発明方法を、予め成形された製品の表面に植毛す
る所謂、単品植毛に適用した場合の実施例について述べ
ると、一定寸法に切断された金属板の表面に接着剤とし
て粘度２００〜５００ＣＰＳのオリボエステルアフレリ
ート（２官能）をスプレー法により約Ｑ 、 ２ｍｍの
糊厚に塗布したうえ、該糊厚面に太さ２デニール、長さ
１．１鰭のナイロンパイルを電気植毛する。而る後、紫
外線ランプによって電力５００Ｗ、電圧１００Ｖ、電流
４．６八を入力して、出力電力２００Ｗの紫外線を得、
これを上記植毛面に２０秒間照射して上記接着剤を硬化
させたところ、前記実施例と同様の良好な植毛面を得た
ものである。 尚、硬化完了後の植毛製品について、摩耗試験（ティパ
ー摩耗機によって加重５００ｇで３，０００回）を行っ
た結果、５級であった。 （その３） 更にこの他の単品植毛についての実施例として、例えば
自動車などのコンソールボックスに対して、粘度６，０
ＯＯＣＰＳのウレタンアクレリート（芳香族型）からな
る接着剤を刷毛塗りで約０．１５ｍの厚味に塗布した」
二、太さ３デニール、圏さ１ 、２ ｍｍのナイロンパ
イルを電気植毛する。而る後、該植毛面に電子線を５秒
間照射して上記接着剤を硬化せしめることにより、効率
良くしかも美麗な植毛成型品を得たものである。 尚、硬化完了後の植毛製品について、摩耗試験（ティパ
ー摩耗機によって加重１ ｋｇで２．ｏｏｏ回）を行っ
たところ５級であった。又、該植毛製品についてショツ
パー型試験機を使用して剥離強度を測定したところ、３
ｋｇであった。 而して、」二記各実施例におけるオリゴマー樹脂接着剤
は上側のもの５他、エポキシ樹脂を骨格とするエポキシ
アクリレ−１・を主体としたものを使用しても前記同様
の接着効果が得られるものである。 （３）明細書箱４頁１３〜行目に「又作業能率を」とあ
るのを［連続植毛、或いは単品植毛の何れにおいても作
業能率を」と訂正します。 以 上
Claims (1)
- １、基材の一面にオリゴマー樹脂を塗布して該樹脂上に
パイルを植毛した後、上記オリゴマー樹脂に紫外線その
他の高エネルギー放射線を照射して硬化せしめるように
したことを特徴とする高速植毛方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19809984A JPS6174674A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 高速植毛方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19809984A JPS6174674A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 高速植毛方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6174674A true JPS6174674A (ja) | 1986-04-16 |
Family
ID=16385475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19809984A Pending JPS6174674A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 高速植毛方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6174674A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117918A (en) * | 1974-06-17 | 1976-02-13 | Jii Chitoorasu Kosuta | Ryushihifukukibano kokasuruhoho |
| JPS51124137A (en) * | 1975-04-24 | 1976-10-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | Manufacturing flocked articles by electrostatic process |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP19809984A patent/JPS6174674A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117918A (en) * | 1974-06-17 | 1976-02-13 | Jii Chitoorasu Kosuta | Ryushihifukukibano kokasuruhoho |
| JPS51124137A (en) * | 1975-04-24 | 1976-10-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | Manufacturing flocked articles by electrostatic process |
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