JPS6168410A - 芳香剤 - Google Patents
芳香剤Info
- Publication number
- JPS6168410A JPS6168410A JP59191369A JP19136984A JPS6168410A JP S6168410 A JPS6168410 A JP S6168410A JP 59191369 A JP59191369 A JP 59191369A JP 19136984 A JP19136984 A JP 19136984A JP S6168410 A JPS6168410 A JP S6168410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid
- fragrant
- hydrogenated phospholipid
- constituents
- liquid oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な芳香剤の固形基剤に関するもので、芳香
成分を長い間とどめておくことができ、様々な形態のも
のを作ることのできる基剤に関するものである。
成分を長い間とどめておくことができ、様々な形態のも
のを作ることのできる基剤に関するものである。
従来、固形芳香基剤は、はとんどのものが粘土或いはゼ
ラチンなどの水溶性高分子が用いられている。
ラチンなどの水溶性高分子が用いられている。
しかし、水溶性高分子を使用した固形基剤は、芳香成分
を長い開基剤中にとどめておくことが難しいため、容器
に工夫をこらしてつかわれている。したがって芳香剤の
形態はブロック状あるいは使用する容器の内部空間にあ
わせた形態しかとることができない。
を長い開基剤中にとどめておくことが難しいため、容器
に工夫をこらしてつかわれている。したがって芳香剤の
形態はブロック状あるいは使用する容器の内部空間にあ
わせた形態しかとることができない。
このような状況において、本発明者らは、様々な商品形
態が可能であり、又、外観のきれいな、芳香成分を長い
間とどめておくような基剤を得ることを目的として研究
をかさねた結果、水素添加リン脂質或いは水素添加リン
脂質に液状油を配合した固形物中に香料をとり込ませる
ことによって目的とする組成物が得られることを見いだ
し、本発明を完成した。
態が可能であり、又、外観のきれいな、芳香成分を長い
間とどめておくような基剤を得ることを目的として研究
をかさねた結果、水素添加リン脂質或いは水素添加リン
脂質に液状油を配合した固形物中に香料をとり込ませる
ことによって目的とする組成物が得られることを見いだ
し、本発明を完成した。
即ち、本発明は卵黄もしくは植物に由来するリン脂質の
水素添加物からなる固形物あるいは水素添加リン脂質に
液状油を配合した固形物に香料等の芳香成分をとり込ま
せることを特徴とする芳香剤である。液状油を配合する
場合は、水素添加リン脂質に対して4重量倍以下である
必要がある。
水素添加物からなる固形物あるいは水素添加リン脂質に
液状油を配合した固形物に香料等の芳香成分をとり込ま
せることを特徴とする芳香剤である。液状油を配合する
場合は、水素添加リン脂質に対して4重量倍以下である
必要がある。
水素添加リン脂質のヨウ素価は60以下が望ましい。
本発明で使用される液状油としては、流動パラフィン、
スクワラン、α−オレフィンオリゴマー、流動ポリイソ
ブチレン、ポリブテンなどの炭化水素油および高級脂肪
酸エステルが最適であるが、その他動植物油、高級脂肪
酸、高級アルコールなど通常の液状油はどんなものでも
使用できる。
スクワラン、α−オレフィンオリゴマー、流動ポリイソ
ブチレン、ポリブテンなどの炭化水素油および高級脂肪
酸エステルが最適であるが、その他動植物油、高級脂肪
酸、高級アルコールなど通常の液状油はどんなものでも
使用できる。
、 〔発明の効果〕
本発明の芳香剤は、外観が透明できれいであり除放性で
耐久性の良いものである。また、水素添加リン脂質のヨ
ウ素価を変えることにより、あるいは何種類かのヨウ素
価の水素添加リン脂質を使用することにより、あるいは
添加剤を加えることにより容易に香料の揮発速度をコン
トロールすることができる。
耐久性の良いものである。また、水素添加リン脂質のヨ
ウ素価を変えることにより、あるいは何種類かのヨウ素
価の水素添加リン脂質を使用することにより、あるいは
添加剤を加えることにより容易に香料の揮発速度をコン
トロールすることができる。
水素添加リン脂質膜は芳香成分を容易に通過させること
ができ、かつ揮発速度をコントロールすることができる
ので、従来の芳香剤の表面にコーティングすることもで
き、形態もゲル状、ステイク状、ブロック状、膜状、粉
状などさまざまなものが可能である。
ができ、かつ揮発速度をコントロールすることができる
ので、従来の芳香剤の表面にコーティングすることもで
き、形態もゲル状、ステイク状、ブロック状、膜状、粉
状などさまざまなものが可能である。
水素添加リン脂質は生体成分の一つであり、安全性が非
常に高く、室内芳香剤、食品関係芳香剤など広い範囲で
使用することができる。
常に高く、室内芳香剤、食品関係芳香剤など広い範囲で
使用することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明は実施例に限定
されるものではない。
されるものではない。
実施例1
ブロック状除放性透明芳香剤
水素添加リン脂質 40重量部
ポリブテン 5重量部
流動パラフィン 40重量部
香料 2重量部
染料 0.1重量部
70℃で上記の配合物を混合攪拌後、型に流し込み冷却
しブロック状の除放性透明芳香剤を得た。
しブロック状の除放性透明芳香剤を得た。
実施例2
透明膜状芳香剤
水素添加リン脂質 10重量部
ポリブテン 1重量部
香料 0.5重量部
へブタン 66重量部
60℃で上記の配合物を混合、溶解後、紙、樹脂等に流
し、乾燥し、透明膜状芳香剤を得た。
し、乾燥し、透明膜状芳香剤を得た。
水素添加リン脂質のヨウ素価及びポリブテンの使用量に
よって揮発速度をコントロールすることができる。
よって揮発速度をコントロールすることができる。
実施例3
芳香成分のコーティング
水素添加リン脂質 10重量部
ポリブテン 1重量部
ヘキサン 90重量部
上記の配合物を60℃に加熱、溶解後、市販芳香剤を容
器から取り出し溶液中に浸した。約30秒後に取り出し
、ヘキサンを乾燥させた。このコーティング化芳香剤は
容器により揮発速度をコントロールする必要がなく、市
販品と同等の揮発速度を得ることができた。
器から取り出し溶液中に浸した。約30秒後に取り出し
、ヘキサンを乾燥させた。このコーティング化芳香剤は
容器により揮発速度をコントロールする必要がなく、市
販品と同等の揮発速度を得ることができた。
実施例4
粉状芳香剤
水素添加リン脂質 10重量部
香料 0.5重量部
ヘキサン 40重量部
上記の配合物を60℃に加熱、溶解後、ヘキサンを除去
し、透明膜状とした。この膜を粉砕し粉状とした。
し、透明膜状とした。この膜を粉砕し粉状とした。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水素添加リン脂質固形物、或いは水素添加リン脂質
に対して液状油を4重量倍以下配合した固形物に芳香成
分を取り込ませたことを特徴とする芳香剤固形基剤 2、薄膜状である特許請求の範囲第1項記載の芳香剤固
形基剤 3、粉状である特許請求の範囲第1項記載の芳香剤固形
基剤 4、ゲル状である特許請求の範囲第1項記載の芳香剤固
形基剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59191369A JPS6168410A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | 芳香剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59191369A JPS6168410A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | 芳香剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168410A true JPS6168410A (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=16273437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59191369A Pending JPS6168410A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | 芳香剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6168410A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166368A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | 増粘,ゲル化剤 |
-
1984
- 1984-09-12 JP JP59191369A patent/JPS6168410A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166368A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | 増粘,ゲル化剤 |
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