JPS6167531A - インナ−フインを備えた熱交換管の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、インナーフィンを備えた熱交換管、の製造
法に関する。

従来の技術 従来、例えばオイル・クーラー等に使用せられる熱交換
管は、断面円形の中空管コしたは管内に凹凸部を有する
中空管よりなるものであって、これらは押出し成形、引
扱き成形あるい（ま電喧管等のように高周波溶接により
つくられていたところが、最近では熱交換性能の向上の
要求が高まっているため、内部にインブーフィンを（イ
１°１えた熱交換管が使用されている。このようイエイ
ンブーフィンを１ｓうえた熱交換管は、従来Ｊ：り断面
円形の中空部を変形させて、インノーフィンを挿入した
り、あるいは電５１管にインブーフィンを挿入すること
により製造されているが、これではインリーフインを管
材因に挿入しガ１く、製造作業が面倒であるし、インナ
ーフィンと管壁との密着が充分でなく、しかも熱交換管
の仕上がり寸法にバラツキを生じ易いという問題があっ
た。そこで、上下両壁を平らに成形することにより、イ
ンナーフィンと上下両壁とを密着さけて、インナーフィ
ン入り熱交換管を製造する方法が提案されたく実開昭５
９−１０３０７６号公報参照）。しかしながら、このよ
うな先促案の方法によれば、加圧成形のさい上壁と下壁
の余った肉によって管材の両側縁部にしわが発生したり
、あるいは逆に管材の両側縁部が広がって、管壁とイン
ナーフィンとが密着しないという問題があり、また得ら
れた熱交換管の上下両面が充分に平坦にならず、このた
め通気抵抗が大きく、凝縮水等の水落ちが非常に悪いと
いう問題があった。

発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を醒：１“ｊし、インナ
ーフィン入り管材を加圧成形するさいに、上下両壁の肉
を管材の左右両側縁部に逃すことができ、これによって
熱交換管の上下両面の平坦度を確保することができて、
通気抵抗を少な′クシ、かつ凝縮水等の水落らを良くす
る口とができ、しかも管壁とインナーフィンとが賄実に
密着した熱交換性能の非常に饅れたインノーフィンを備
えた熱交換管を製造し１ｑる方法を提供しようとするに
ある。

発明の構成 この発明は、上記の目的を達成りるために、断面凸弧形
の上下両壁を有するか、または断面凸弧形の上壁および
平らな下壁を有する管材を用意し、この管材内にインナ
ーフィンを挿入し、インナーフィン入り管材を加圧して
、断面凸弧形の壁を平らにすることにより、インナーフ
ィンと上下両壁とを密着せしめるとともに、管材の左右
両側縁部を圧縮変形せしめることを特徴とするインナー
フィンを備えた熱交換管の製造を人を要旨としている。

実　　施　　例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

この発明の第１実施例を示す第１図〜第４図にＪ５いて
、この発明による方法は、まず第１図に示すように、断
面凸弧形の上下両壁（２）（３）と断面率さい略半円形
の左右両側壁（４）（４）とよりなり、かつ上壁（２）
の内面中央部に変形防止用補強凸部（７）が設けられた
アルミニウム押出型材製の管材（１）を用意する。

つぎに、第２図に示Ｊように、この箆・部ｔ４（１）内
に予めプレス等で加圧された断面波形の２枚のアルミニ
ウム板製インブーフィン（５）凸部（７）の両側に挿入
する。このとき、上下両壁（２）（３）が断面凸弧形で
あるＩＪめ、１′ンナーフイン（５）の挿入をスムーズ
に（Ｉ　＜’Ｃ”Ｊことができる。またインブーフィン
（５）を補強凸部（７）はほぼ同じ畠ざをｆｒ　シ”Ｃ
いろ。

そして最後に、インナーフィン入り善（イ（１）をロー
ル成形装置（８）により加圧して、断面凸弧形の上下両
壁（２）（３’ｌを平らにづ−ることにより、インノー
フィン（５）と上下両壁（２）（３）とをｍ　石ｕＬ／
めるどとｂ　ｋ　、　Ｅ’Ｆ：　’／１（１）の左右両
側縁部（ｌａＨｌｂ）を両１１１１１方へ突き出すよう
に圧縮変形じしめることにより、第３図に示すように、
インノーフィン（５）を［イ１１えかつ左右両側縁部（
６ａ）（６１））が尖つ、！ζ形状・ｎ熱交換管（６）
をＩ！Ｊ造するものである。なお、ロール成形装置（８
）は、第４図に示すように、左右両端部に曲縁（９ａ）
（９ｂ）（１０ａｌ（１，Ｏｂ］を有する上下一対の型
付ロール（９）（１０）を備えているものである。この
ようなロール成形装置（８）にＪ：れば、加圧成形のさ
い管材（１）の上下両壁（２）（３）の肉を左右両側縁
部（１８）（１１＋）ニ逃すことができる。

第５図〜第７図は、この発明の第２実施例を示すもので
ある。ここで、上記第１実施例の場合と異なる点は、上
壁（２）が断面凸弧形であるのに対して、下壁（３）が
平らである管材（１）を防用している点にある。

すなわち、まず第４図に示すように、平らな−Ｆ壁（３
）と断面凸弧形の土壁（２）と左右両沢１１”、’　＜
−１）　　（／１　）どよりなりか′つ変形防１１用凸
部（７）をイ１する管材（１）を川４にりる。

つき゛に、第５図に示寸にうに、この・ｉπ部側材１）
内に断面波形の２枚のアルミニウム仮装インブーフィン
（５〉を挿入する。

そして最後に、インナーフィン入り管材（１）をロール
成形装置（８）により加圧しで、内ｉ面画弧形の上下両
壁（２）（３）を平らにつることにより、インナーフィ
ン（５）と上下両壁（２＞（３）とを密着ぽしめるとと
しに、管（オ（１）の左右両側縁部（１ａ）（１ｂｌを
両側ブｊへ突さ出すように圧縮変形ｕしめることにＪ、
す、第７図に示すように、インリーフイン（５）を（祐
えかつ左右両側縁部（６ａ）（６ｂ）が尖った形状の熱
交換管く６）を製造するものである。なよｊ、管部材（
１）の下壁（３）が平坦であるため、管材（１）の押出
成形時にこの下壁（３）がテーブル上を安定して移動す
ることができ、このため変形や潰れが生１．；難いもの
であり、従って管材（１）の肉厚を薄くすることができ
るから、インナーフィン（５）挿入後のロール成形のさ
いには余分な肉のｍが少なくなり、より一層均−な成形
を行なうことができるものである。

第８図〜第１１図は、この発明の第３実施例を示すもの
である。ここで、上記第１実施例の場合と異なる点は、
インナーフィン入り管材（１）をロール成形装置（８〉
により加圧するさいに、インナーフィンく５）と上下両
壁（２）（３）とを密着せしめるとともに、管材（１）
の左右両側縁部（１ａ）（１ｂ）を潰すように圧縮変形
住しめることにより、インナーフィン（５）を（Ｍ、　
３　　　ｈ＼　−）　−＃　　プ＝ｉ行　ｆｆ１ｌｌｂ
！Ｙ／Ａｐ　）ｔＡｌ）ｌ　　八ｔ？＋ｈ　　１−Ｔｆ
ｋｉｉ”（ｎ熱交換管（６）を製造する点にある。

上記第１実施例〜第３実施１９１方法により製造された
インナーフィン（５）をＩｉｈえかつ補強凸部（７）を
有する熱交換管（６）は、これを蛇１ｊ状ニＩａｌ　曲
すｕＵ　し、管壁（２）（３）、ｔ５よひインナーフィ
ン（５）に漬れを生じるようなことがない。

なお、上記各実施例においては、変形防庄用補強凸部く
７）が上壁（２）の内面中央部に１つだ（Ｊ設りられて
いるが、これは２つ以Ｌ　ＷＱ　ＩＪられでもにり、ま
た−［下両壁（２）（３）のうちのいずれの側に設けら
れてい−（Ｊ、く、その配置は任弓、である。そしてこ
の上）／ｊ補強凸部（７）の位置を適宜変更ゴることに
より、この補強凸部（７）によって汁切られ／Ｊ熱交模
τ：、（６）内の流体通路の断面の大きさが変１しづろ
ため、通路内を流れるガス、水、オイル等の流体の流量
を変化ざｌることができるという利点かある。また管材
（１）には２枚のインナーフィン（５）が挿入されてい
るが、インナーフィン（５）は管材（１）と略同幅を有
する１枚ものであってもよく、この場合には補強凸部（
７）か〜ｒシンナーィン（５）の凹部に嵌め込まれるた
め補強凸部（７）の高さをインナーフィン（５）の厚み
分だけ小さいものとすればよい。

ナＪ５、補強凸部（７）の高さはインナーフィンく５）
の高さとほぼ同じであるのが望ましいが、必ずしもほぼ
同じでなくてもよいものである。

第１２図〜第１４図は、この発明の第４実施例を示すも
のである。ここで、上記第３実施例の場合異なる点は、
上壁（２）が断面凸弧形であるのに対して、下壁（３）
が平らである管材（１）を使用しており、かつＬ”７（
２）Ｌ、二変彩防止用ｉ■強防＋ｌ＝凸部（７）が設（
Ｊられてい４１い点にある。

この第４実施例のその他の点は、１−記第３実施例の場
合とほぼ同（Ｕであり、図面にＪ、ｉいＴ：　ｊｌ）］
−のものには同一の符号をｆ・」シた。

なお、上記各実施例では、ｉｚ目（１）はアルミニウム
：冑であるが、これは内面にアルミニウムろう材層を設
ｉ−Ｊたいわゆるクララ１−・バイブを使用することも
ある。またインノーフィン（５）はアルミニウム仮によ
りつくられているが、これはその１１！！アルミニウム
・ブレージング・シー１〜等によりつくられてしよい。

また、ｒンナーフィン（５）は断面波形であるが、こ１
″ｔ（こ限らず、断面櫛形おにびその池の形状であ−）
でしよい。インブーフィン入り管材（１）をＩＪＩ　Ｉ
Ｉ〜成形するには、ロール成形だけでなく、場合によっ
てはプレス成形による方法を用いることもできる。

この発明の方法によりつくられたインナーフィン（５）
を幅えた熱交換管（６）は、オイルクーラー、ラジェー
タ、並びにカークーラーの７Ｎ発器Ｊ５よび凝縮器等に
おいて使用されるものである。

発明の効果 この発明によるインナーフィンを備えた熱交換管の製造
法は、上述のように、断面凸弧形の上下両壁（２）（３
）を有するか、または断面凸弧形の土壁（２）および平
らな下壁（３）をイ］する管キオ（１）を用意し、この
管材（１）内にインナーフィン（５）を挿入し、インナ
ーフィン入り管材（１）を加圧して、断面凸弧形の壁を
平らにすることにより、インノーフィン（５）と上下両
壁（２）（３）とを密着１ｉシめるとともに、管材く１
）の左右両側代部（１３）（１ｂ）を圧縮変形せしめる
もので、インノーフィン入り管材く１）を加圧成形する
さいに、Ｌｒ：両壁（２）（３）の肉を管材（１）の／
ｒ、　７１両側縁部（ｌａ）（１ｂ）に逃すことができ
、こｌ’ｔに」、′）Ｃ熱交１灸管（６）の上下両面の
平用度を６Ｔ保することができて、通気抵抗を少なくし
、かつ：；１：ｉｕ　４り等の水溶らを良くすることが
でさ、しかし筒室（２＞（３）とインツー−フィン（５
）とか楠゛実に密着した熱交換性能のＪｌ　？；；に１
・号れｌ、ｒンＪ−フィンを備えた熱交１灸管（６）を
製造しく°するという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の４つの実施例の方法を、３２　＋！ｌ
’１づ−るためのらので、第１図は第１実施例の管材の
”ｆ、’ｌ　？５１図、第２図は第１図の＠　＋Ａ　Ｉ
、：インナーフィンを挿入した斜視図、第３図はこの発
明の第１実施例の方法によりつくられたインナーフィン
を（悄えた熱交換管の斜視図、第４図は第２実施例のロ
ール成形装置の断面図、第５図は第２実廁例の管材の斜
視図、第６図は第５図の管材にインナーフィンを挿入し
た斜視図、第７図はこの発明の第２実施例の方法により
つくられたインナーフィンを備えた熱交換管の斜視図、
第８図は第３実施例の管材の斜視図、第９図は第８図の
管材にインナーフィンを挿入した斜視図、第１０図はこ
の発明の第３実施例の方法によりつくられたインナーフ
ィンを備えた熱交換管の斜視図、第１１図は第３実施例
のロール成形装置の断面図、第１２図は第４実施例の管
材の斜視図、第１３図（ま第１２図のτ）・（２４にイ
ンノーフィンを挿入した斜視図、第１４１’８＋は口の
几四の第４実施例の方法によりつくられたインノーツイ
ンを漏えた熱交換管の斜１只図ｒある。。 （１）　・・・管材、（Ｉａ）（ｌｂ）・）’、−（ｗ
　両側縁部、（２）・・・土壁、（３）・・・下壁、（
１１）・・・側壁、（５）・・・インナーフィン、（６
）・・・熱交換τ”ｌ　＋（７）・・・変形防止補強凸
部、（３）・・・ロール成形装置、（９）　（１０）−
・・上下ロール、（９ａ）（りｂ）（１０ａ）（１０ｂ
）・・・凸れ。 以上 外４名 第１図 ５７′　　弓 第４図 第１１図 第５図 第７図 第８図 ４　７ハ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　断面凸弧形の上下両壁（２）（３）を有するか、また
   は断面凸弧形の上壁（２）および平らな下壁（３）を有
   する管材（１）を用意し、この管材（１）内にインナー
   フィン（５）を挿入し、インナーフィン入り管材（１）
   を加圧して、断面凸弧形の壁を平らにすることにより、
   インナーフィン（５）と上下両壁（２）（３）とを密着
   せしめるとともに、管材（１）の左右両側縁部（１ａ）
   （１ｂ）を圧縮変形せしめることを特徴とするインナー
   フィンを備えた熱交換管の製造法。