JPS6164907A - 曲面板によるコンクリ−ト床版の補修法 - Google Patents

曲面板によるコンクリ−ト床版の補修法

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JPS6164907A
JPS6164907A JP18446584A JP18446584A JPS6164907A JP S6164907 A JPS6164907 A JP S6164907A JP 18446584 A JP18446584 A JP 18446584A JP 18446584 A JP18446584 A JP 18446584A JP S6164907 A JPS6164907 A JP S6164907A
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JP
Japan
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curved
plate
concrete
curved plate
concrete floor
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Pending
Application number
JP18446584A
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English (en)
Inventor
西山 啓伸
池谷 孝喜
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Nippon Concrete Industries Co Ltd
Original Assignee
Nippon Concrete Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は曲面板によるコンクリート床板の補修法に関す
るものでおる。近年、自動車交通の量および荷重の急激
な増加によって橋梁の床板特にコンクリート床板の損傷
は著しいものかあり、早急に補修しなければ危険な状態
にあるものも少なくない。本発明はかかる場合のコンク
リート床板の有効な補修法を提供することを目的とする
ものである。
従来の技術 従来性なわれている床板の補修方法としては、(1)床
板下面に鋼板を接着する方法 (2)既設桁の間に縦桁を増設して床板を支持する方法 (3)床板の上面にコンクリートを打ち足し床板厚を増
加する方法 等があり、このうち(1)は床板の低下した強度を補強
するため主として鋼板の曲げ応力を利用するものである
が、これらの方法のいずれも確実な補修方法とは言い切
れず、m梁を将来とも安全に供用しようとすれば、既設
の床板を取こわした後新しい床板に打換えるか、鋼床板
構造に切換えること以外に有効な方法は見出されていな
い。
発明が解決しようとする問題点 しかし、これらの方法によれば施工中央なくとも2ケ月
以上交通止めをする必要があり、その間の交通切廻し等
極めて困難が伴う工事になることが予想される。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、コンクリート床
板の下方に並列する支持桁によって支持される一方向の
曲面板を設け、次で該コンクリート床板と曲面板との間
にコンクリート、砂、砂利等の非圧縮性粒体を充てんす
ることによシ荷重を伝達し、曲面板の引張抵抗を利用し
て耐荷力を発揮するものであシ、その板厚は薄くて十分
な強度を有するものである。なお曲面板には適宜水抜き
孔を設け、この水抜き孔から発泡性軽量コンクリートを
注入充填すると便利である。
作   用 この場合曲面板はその板の曲げ抵抗によって荷重を支持
するものでなく、板の引張抵抗によって耐荷力を発揮す
るものであるから、後述のごとく例えば板厚6門ね度で
十分な強度を示す。
また充てんするコンクリートはコンクリート床板と曲面
板との間の空間に充てんして固体部分を作るだめのもの
であるから、例えば発泡性等の軽量コンクリートが望ま
しい。
実施例 第1図は本発明補修法の1例を示す側面配置図、第2図
は同じく曲面板詳細図、第3図は同じく取付詳細図であ
って、1はコンクリート製床板、2はその下方に並置さ
れた支持桁、3は支持桁によって支持される一方向の曲
面板、4は1と3の間に充てんされたコンクリート材、
5は取付?ルトである。コンクリート材に代わシ、砂、
砂利等の非圧縮性粒体を用いることも可能である。曲面
板3に適宜設けた水扱き孔3aから発泡性の軽量コンク
リート材4が注入充てんされる。
第4図〜第10図は以下述べる計算のだめの参考図で、
損傷したコンクリート床板の補修に曲面板を適用した場
合のものである。
第4図において、並列する支持桁によって支持される一
方向の曲面板は板厚は薄く板の曲げ抵抗は無視できる。
死荷重Wは等分布し、活荷重即ち集中荷重Pはeの間に
等分布するものとする。
この場合板縁の単位長に作用する水子反力Hはe=βt
の間に作用する分布荷ipに対して、等分布荷重Wに対
してはe=t(β=1)であるから 参考文献Fr、 Blotch : @Th@orie
 undBerechnung  dar  else
nen  Brucken  ” 1924゜p  3
51 〜354 第5図において、舗装面から曲面板までの厚さを、例え
ば舗装5 crn 、床板18 CfLL % ”ンチ
81、曲面板のサグfを8cIrLとすると、39m中
40cmにな夛、自動車後輪荷重の分布幅は第5図に示
すように、1.3mX1.omになる。これに対して通
常の板桁では補剛材間隔が1.0m前後になっておシ、
この位置に支持桁を配置すると、大体においてe=t(
β=1)と考えることができる。
したがって自動車後輪荷重に対しても、の式を適用して
実用上十分である。
曲面板のサグfは通常81程度であるから、板に生ずる
単位当シの引張応力σは ただしtは板厚で、これが材料の許容範囲にあれば安全
と言える。
第6図はごく一般的な幻板桁の断面図である。
この床板が損傷しているブこめ前述の曲面板を使用する
ことにする。
第7図、のように床板の下面に曲面板を沿わせ、これを
I型の支持桁で支持する。この支持桁は各主桁の補剛材
に高力ゲルトで取付け(補剛材のない側は現場で新設す
る)、更に曲面板と支持桁の上7ランジは下側から高力
ボルトで締付ける。こうして床板の下面全体に曲面板が
添設された後、曲面板の水抜き孔から発泡性軽量コンク
リートを注入充てんして完了となる。
以下設計例について説明する。
A0曲面板 自動車の後輪荷重によシ設計するとして、大型車両が1
日1方向1000台以上通過する場合並びに衝撃係数を
含めた荷重は、衝撃係数l=P = 8.OXl、2X
1.4 = 13.44 を第8図において、後輪荷重
は舗装、床板、充てん材等を通じて45°に分布するも
のと考えると、曲面板にかかる等分布荷重は、 また死荷重は 充てんコンクリート 0.05(平均)Xl、8 t/m3=0.090 t
/m2計                   0.
137 t/m2後輪荷後輪荷重型死荷重= 10.3
38+0.137=10.475 t /m2第9図に
おいて、 これが曲面板の両支点にかかる単位幅当シの水子反力で
ある。曲面板の板厚を6Bとすると、曲面板に生ずる実
応力は、 となり、5S41材の許容応力σta = 1400 
Kf/CIrt2であるから、それ以上の材料強度のも
のを使用すれば十分安全である。
B 高力tビルト 第10図において、曲面板に生ずる張力は連結位置にお
いて単位幅当りP=23568tCfである。これに対
して曲面板を高力ゲルトとしてM2O(FIOT)−面
PX擦で支持桁の上7ランノに締付けるとすると、その
許容力ρ、==3900Ktであるから、となり、第1
O図のようにTげルト間隔を1OcrILピツチに配置
すれば十分である。
C支持桁 支持桁は原則として補剛材位置に取付けるものとして、
補面材間隔は・通常1.2〜1.4mであるからこれに
よシ計算してみる。
死荷重 充てんコンクリート 、0.05(平均)Xl、8X1.4m=0.126 
t/m釦  板 0.06X7.85X1.4  =0.659支持桁 
         = 0 、045計       
        a=o、s3o t/m活荷重 活荷重は後輪荷重が桁中央にかかるとしてP=8.OX
l、2==9.6  を 衝撃を含んだ活荷重 支持桁支間L=3.Ornとすると PI =9.6X1.377 = 13.219 を曲
げモーメント M、、 =rx13.219 X3.O= 9.914
計            10.847 t−m応力
度 1−H244X175X7Xllを使用するとその断面
係数はz=502CrIL3であるから、取付ボルト 後輪荷重が取付位置にかかるとすれば、剪断力5=13
.219 t SlはM22(FloT)の許容応力 発明の効果 (1)本方法によれば著しく劣化した床板に対しても補
修が可能であシ補修後は半永久的な補修効果が期待でき
る。
(2)床板を撤去して打換えるとすれば2ケ月以上完全
な交通止め(或は交通規制)をしなければならないが、
本方法によれば極めて短期間の交通規制を行っただけで
施工できる。
(3)既設床板を残した状態で施工できるので床板を撤
去して新設するより工事費は経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施の1例を示す側面配置図、第
2図は同じく曲面板詳細図、第3図は同じく取付詳細図
である。また第4図〜第1O図は計算のための参考図で
ちる。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 l : コンクリート製床板  2 二支持桁3:曲面
板      4:コンクリート材5:取付メルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリート床板の下方に並列する支持桁によつて
    支持される一方向の曲面板を設け、次で該コンクリート
    床板と曲面板との間にコンクリート、砂、砂利等の非圧
    縮性の荷重伝達部材を充てんすることを特徴とする曲面
    板によるコンクリート床板の補修法。 2、前記曲面板に適宜設けた水抜き孔から発泡性軽量コ
    ンクリートを注入充てんすることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の曲面板によるコンクリート床板の
    補修法。
JP18446584A 1984-09-05 1984-09-05 曲面板によるコンクリ−ト床版の補修法 Pending JPS6164907A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63171906A (ja) * 1987-01-09 1988-07-15 石川島播磨重工業株式会社 橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の補強方法
JP2012229533A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Railway Technical Research Institute H形鋼とデッキプレートを用いた高架橋スラブの補強工法及びその補強構造
JP2012229534A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Railway Technical Research Institute 溝形鋼とデッキプレートを用いた高架橋スラブの補強工法及びその補強構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63171906A (ja) * 1987-01-09 1988-07-15 石川島播磨重工業株式会社 橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の補強方法
JP2012229533A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Railway Technical Research Institute H形鋼とデッキプレートを用いた高架橋スラブの補強工法及びその補強構造
JP2012229534A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Railway Technical Research Institute 溝形鋼とデッキプレートを用いた高架橋スラブの補強工法及びその補強構造

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