JPS6163580A - 霊代牌の製造法 - Google Patents
霊代牌の製造法Info
- Publication number
- JPS6163580A JPS6163580A JP18567084A JP18567084A JPS6163580A JP S6163580 A JPS6163580 A JP S6163580A JP 18567084 A JP18567084 A JP 18567084A JP 18567084 A JP18567084 A JP 18567084A JP S6163580 A JPS6163580 A JP S6163580A
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- JP
- Japan
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- glaze
- firing
- bones
- hair
- nails
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は霊代牌の製造法に関する。
宸代牌とは霊に代わる物をまつ夛あがめるための牌であ
り、更に具体的にけ称名、念名、本尊名。
り、更に具体的にけ称名、念名、本尊名。
戒名等霊に代るべきものを記載した牌や札及び仏典、を
書等の法官等を記載したものを含む概念である。
書等の法官等を記載したものを含む概念である。
従来技術及びその欠点
従来位牌や戒名孔等は通常木質材料で出来ておを尊うと
び親近感をいだき、いつまでも−諸に生活しているが如
き意識を生存者にあたえる作用を有す。このために出来
れば死後死体をお棺でお骨とするときに位牌や戒名孔等
を同時にお相中に共存せしめてこれ等位牌や戒名孔Kw
を乗り移らせたいものであるが、木質材料であるためこ
れ吟が燃焼するのでお相中に共存せしめることが出来な
い。
び親近感をいだき、いつまでも−諸に生活しているが如
き意識を生存者にあたえる作用を有す。このために出来
れば死後死体をお棺でお骨とするときに位牌や戒名孔等
を同時にお相中に共存せしめてこれ等位牌や戒名孔Kw
を乗り移らせたいものであるが、木質材料であるためこ
れ吟が燃焼するのでお相中に共存せしめることが出来な
い。
解 決 手 段
本発明者は上記要望に応えるべ〈従来から鋭意研究して
来たが、この研究に於いて位牌や戒名孔をセラミックで
製作するという従来考えても見られなかった全く新しい
着想に到シ、この着想に基ずき研究を続けた結果、以下
のことが明らかになった。
来たが、この研究に於いて位牌や戒名孔をセラミックで
製作するという従来考えても見られなかった全く新しい
着想に到シ、この着想に基ずき研究を続けた結果、以下
のことが明らかになった。
即ち、お棺を焼成してお骨となす際の焼成は人間の死体
を約40分〜1時間程度の間に完全にお骨となす必要が
あり、かなり高温で短時間焼成であり、しかもその雰囲
気としても人間の死体から生ずる各種物質が混合した独
特の雰囲気となっている。従って、この様な独特の雰囲
気中でセラミック素材上に施釉し、この上に釉薬で字句
を描画しても、はたしてうまく所望の字句が現出し、し
かも接着力大きく素材上に形成されるか否かは全く予測
のつかないことである。しかしながら、実際に各種の素
材について実験的に研究を続けた結果、セラミック素材
就中好ましくはアルミナ系素材に釉薬就中好ましくは焼
成後の色調が黒乃至褐色となる釉薬を施釉し・、この上
に該釉薬と異なる色調の釉薬就中好ましくは金糸釉薬を
用いて字句を描画するときは、所期の目的を達成出来る
ことが判明し、これに基づ〈発明については別途特許出
願した(特頭昭59−68098号)。
を約40分〜1時間程度の間に完全にお骨となす必要が
あり、かなり高温で短時間焼成であり、しかもその雰囲
気としても人間の死体から生ずる各種物質が混合した独
特の雰囲気となっている。従って、この様な独特の雰囲
気中でセラミック素材上に施釉し、この上に釉薬で字句
を描画しても、はたしてうまく所望の字句が現出し、し
かも接着力大きく素材上に形成されるか否かは全く予測
のつかないことである。しかしながら、実際に各種の素
材について実験的に研究を続けた結果、セラミック素材
就中好ましくはアルミナ系素材に釉薬就中好ましくは焼
成後の色調が黒乃至褐色となる釉薬を施釉し・、この上
に該釉薬と異なる色調の釉薬就中好ましくは金糸釉薬を
用いて字句を描画するときは、所期の目的を達成出来る
ことが判明し、これに基づ〈発明については別途特許出
願した(特頭昭59−68098号)。
而して、本発明者は更に研究を続けた結果、上記発明に
おいて死体に代えて死者に由来する髪、爪、骨等を用い
たときにも上記と同様に目的を達成出来ることを見出し
1本発明を完成した。
おいて死体に代えて死者に由来する髪、爪、骨等を用い
たときにも上記と同様に目的を達成出来ることを見出し
1本発明を完成した。
発明の構成及び効果
本発明は、セラミック系素材に施釉し、必要に応じ焼成
して該釉薬をガラス化し、このうえに釉薬を用いて所望
の字句を描画し、次いでこれを゛死者に由来する髪、爪
、骨等と共に焼成することを特徴とする車代牌の製造法
に関する。
して該釉薬をガラス化し、このうえに釉薬を用いて所望
の字句を描画し、次いでこれを゛死者に由来する髪、爪
、骨等と共に焼成することを特徴とする車代牌の製造法
に関する。
本発明に於いて基材として使用するセラミック系素材と
しては焼成炉等の中で死者に由来する髪、爪、骨等と共
に焼成しても何等の変化を生じない安定な素材が使用出
来、たとえば代表的な素材としてアルミナ系素材たとえ
ばアルミナ焼結体を例示出来、その他ジルコ:p1マグ
ネシセ、コージイライト等の酸化物系セラミックス等を
具体例として例示出来る。特に本発明に於いてはアルミ
ナ系素材が好ましい。素材の大きさは、特に制限はなく
またその形状としても各種の形状が広い範囲から適宜に
決定されるが、通常直方体や直方体の一部を若干修正し
た形状として使用される。
しては焼成炉等の中で死者に由来する髪、爪、骨等と共
に焼成しても何等の変化を生じない安定な素材が使用出
来、たとえば代表的な素材としてアルミナ系素材たとえ
ばアルミナ焼結体を例示出来、その他ジルコ:p1マグ
ネシセ、コージイライト等の酸化物系セラミックス等を
具体例として例示出来る。特に本発明に於いてはアルミ
ナ系素材が好ましい。素材の大きさは、特に制限はなく
またその形状としても各種の形状が広い範囲から適宜に
決定されるが、通常直方体や直方体の一部を若干修正し
た形状として使用される。
本発明に於いては次いでこの上に釉薬を施す。
施釉手段は同等重要ではな〈従来の手段がいずれも有効
に適用され、釉薬としても通常単色として施釉される。
に適用され、釉薬としても通常単色として施釉される。
この際の色調としては焼成後の色調が黒乃至褐色となる
様なものや青乃至縁糸となる様なものを例示出来るが、
特に好ましくは前者の色調のものである。この際金糸釉
薬も使用出来るがこの釉薬は素材の枠どりとして使用す
るのが好ましい。
様なものや青乃至縁糸となる様なものを例示出来るが、
特に好ましくは前者の色調のものである。この際金糸釉
薬も使用出来るがこの釉薬は素材の枠どりとして使用す
るのが好ましい。
°本発明に於いては施釉後焼成せずにまたは必要に応じ
焼成して釉薬をガラス化した後、この上にこれとは異な
った色調を現出する釉薬特に好ましくは金糸釉薬で所望
の字句を描画する。この字句としては′1代となる字句
を記載するのを通常とするが、これに限定されるもので
もない。車代の具体的表現としては戒名、称名、本尊名
、念名等である。次いでこれを死者に由来する髪、爪、
骨等と共に適当な耐熱性容器に入れ又は入れずして焼成
炉等の中で、焼成する。この際、死者に由来する髪、爪
、骨等は、それから生じる独特の雰囲気と上記処理を施
した基材とを充分に接触させるだめに1該基材にできる
だけ近接した状態で配置するのが好ましい。また、この
際の焼成は1通常死体からお骨へ変換するに充分な焼成
条件と同様であれば良いが、これより若干低い温度の焼
成条件であっても良い。
焼成して釉薬をガラス化した後、この上にこれとは異な
った色調を現出する釉薬特に好ましくは金糸釉薬で所望
の字句を描画する。この字句としては′1代となる字句
を記載するのを通常とするが、これに限定されるもので
もない。車代の具体的表現としては戒名、称名、本尊名
、念名等である。次いでこれを死者に由来する髪、爪、
骨等と共に適当な耐熱性容器に入れ又は入れずして焼成
炉等の中で、焼成する。この際、死者に由来する髪、爪
、骨等は、それから生じる独特の雰囲気と上記処理を施
した基材とを充分に接触させるだめに1該基材にできる
だけ近接した状態で配置するのが好ましい。また、この
際の焼成は1通常死体からお骨へ変換するに充分な焼成
条件と同様であれば良いが、これより若干低い温度の焼
成条件であっても良い。
かくして製造される本発明に係♂車代牌は、死者に由来
する髪、爪、骨等と共に焼成されているために、あたか
も死者の霊が該牌に乗り移った如き意識をあたえ車代牌
として極めて好適であり、またその色調としても釉薬が
前記独特の界囲気下で全体又は部分的にクレーズ化され
ることにより独特の色調、光沢、風合を現出し、或いは
独特の焼き上シ模様が現出し、しかも字句は深床のある
金色を基調とした独特の色調をかもし出すと共に大きな
接着力で素材上の釉薬層に強固に接着し、簡単にははげ
落ちることもない。
する髪、爪、骨等と共に焼成されているために、あたか
も死者の霊が該牌に乗り移った如き意識をあたえ車代牌
として極めて好適であり、またその色調としても釉薬が
前記独特の界囲気下で全体又は部分的にクレーズ化され
ることにより独特の色調、光沢、風合を現出し、或いは
独特の焼き上シ模様が現出し、しかも字句は深床のある
金色を基調とした独特の色調をかもし出すと共に大きな
接着力で素材上の釉薬層に強固に接着し、簡単にははげ
落ちることもない。
実 施 例
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明する。
実施例1
アルミナ粉末を第1図に示す形状の板状体に常法に従っ
て成形し、1400〜1700℃で30時間焼成してア
ルミナ系素材゛を調製した。この上に酸化鉄とガラス質
物質とを主成分とする釉薬を0o02〜0−051/l
ri’の割合で全体に施釉し、乾燥後1200℃で約8
時間遠元焼成したものを自然冷却しその上に水金(全系
釉薬)を用いて「南無阿弥陀仏」と描画し、裏側に同時
に俗名並びに没した年月日を同様に描画し、これを死者
に由来する髪及び爪と共に小型の耐熱性容器に入れ焼成
炉中で焼成した。得られた車代牌は黒色を基調とした素
材上に独特の深床のある全学で内焦阿弥陀仏と描画され
ており、その字句は容易にはがれなかった。
て成形し、1400〜1700℃で30時間焼成してア
ルミナ系素材゛を調製した。この上に酸化鉄とガラス質
物質とを主成分とする釉薬を0o02〜0−051/l
ri’の割合で全体に施釉し、乾燥後1200℃で約8
時間遠元焼成したものを自然冷却しその上に水金(全系
釉薬)を用いて「南無阿弥陀仏」と描画し、裏側に同時
に俗名並びに没した年月日を同様に描画し、これを死者
に由来する髪及び爪と共に小型の耐熱性容器に入れ焼成
炉中で焼成した。得られた車代牌は黒色を基調とした素
材上に独特の深床のある全学で内焦阿弥陀仏と描画され
ており、その字句は容易にはがれなかった。
第1図は本発明で使用する原料の一種であるアルミナ粒
の成形体を示す。 (以 上)
の成形体を示す。 (以 上)
Claims (1)
- (1)セラミック系素材に施釉し、必要に応じ焼成して
該釉薬をガラス化し、このうえに釉薬を用いて所望の字
句を描画し、次いでこれを死者に由来する髪、爪、骨等
と共に焼成することを特徴とする霊代牌の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18567084A JPS6163580A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 霊代牌の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18567084A JPS6163580A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 霊代牌の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163580A true JPS6163580A (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=16174815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18567084A Pending JPS6163580A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 霊代牌の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6163580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257474U (ja) * | 1988-10-18 | 1990-04-25 |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP18567084A patent/JPS6163580A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257474U (ja) * | 1988-10-18 | 1990-04-25 |
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