JPS615965A - 感熱転写記録装置 - Google Patents

感熱転写記録装置

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JPS615965A
JPS615965A JP12537884A JP12537884A JPS615965A JP S615965 A JPS615965 A JP S615965A JP 12537884 A JP12537884 A JP 12537884A JP 12537884 A JP12537884 A JP 12537884A JP S615965 A JPS615965 A JP S615965A
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JP
Japan
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paper
ink
recording
recording paper
roller
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Application number
JP12537884A
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English (en)
Inventor
Masashi Yoshida
雅志 吉田
Seiji Okumiya
奥宮 誠司
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS615965A publication Critical patent/JPS615965A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野〕 本発明は、インク紙カセットを用い、該カセットから引
き出したインク紙を記録紙と重ねてローラ上に位置させ
、上から感熱へノドを押し付けて感熱転写記録を行なう
ようにした感熱転写記録装置に関するものであり、更に
詳しくは、カラー記録に際し、最初イエローならイエロ
ーで記録した記録画像部分を、次にマゼンタならマゼン
タで記録するために、記録開始位置まで逆送する際、最
初のイエローでの記録の際に記録紙と重ね合わせて−緒
に送られたインク紙までが一緒に逆送されることのない
ように、インク紙巻取軸に制動をかけながら逆送する逆
送手段に関するものである。
〔発明の背景〕
従来、帯状フィルムに感熱インクを塗布して成る複数色
の感熱インク紙を用いてカラーの印字記録を記録紙に対
して行う感熱転写記録装置(ハードコピー装置)におけ
る記録紙の搬送手段としては、記録紙の両側に駆動用の
穴を連続して設けた記録紙を、プラテンローラに設けた
スプロケットを前記穴に係合させることによって往復駆
動するようなスプロケットフィード手段が採用されてい
た。
つまり記録時には、インク紙と記録紙を重ね合わせた状
態で感熱ヘッドとプラテンローラ間で挟圧しながらプラ
テンローラを回転させることによって記録、搬送を行い
、1画面、1色分の記録終了層はプラテンローラの回転
による駆動をやめ、感熱ヘッド押圧を解除して、プラテ
ンローラを逆転させ記録紙のみをスプロケットにて駆動
して記録のスタート位置まで戻す(使用済みのインク紙
は巻取軸に巻き取ったままにしておく)ようにしていた
ところが、この方法ではプラテンローラの両側にスプロ
ケットを設ける必要があり、装置がコストアンプになる
と共に記録紙も両サイドに穴をあけたものとなり、用途
によっては印字層、記録紙の両サイドの穴をあけた部分
をカントしなければならなかった。又、スプロケットと
記録紙に設けられた穴のクリアランスにより、カラー印
刷のために複数回重ね記録する時にドツトずれが生じ易
く、カラー画質に悪影響を与えるという欠点があった。
これに対しフリクション(摩擦力)を利用した従来の搬
送方法としては、プラテンローラに対し補助ローラを用
いて記録紙のみを挟みっけておき、プラテンローラの正
逆回転により記録紙の往復動作を行う方法も提案されて
いるが、この方法では記録紙をプラテンローラに巻き付
ける際、その巻付は部分が、ヘッドに対応する部分の他
に補助ローラに対応する部分まで含むことになるので、
その分だけ広くなり、プラテンローラに対する記録紙の
巻き付は角が大きくなる為、紙厚の大きな腰の強い記録
紙を用いる場合、該記録紙の搬送が困難となっていた。
又これを回避する為にはプラテンローラの径を大きくし
て、巻き付は角をなるべく小さくしなければならないが
、そうすると装置が大型化したりプラテンローラのコス
トアンプが生じるなどの欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の如き従来技術の欠点を克服するために
なされたものであり、従って本発明の目的は、スプロケ
ットを必要とすることなく、しかもフリクションを利用
しながら、プラテンローラに対する記録紙の巻付は角が
小さくてすみ、それにより装置の小型化、低コスト化を
可能にした記録紙搬送(逆送)手段を備えた感熱転写記
録装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の概要は次の如くである。すなわち、1色記録し
た後の記録紙の逆送手段として、該1色記録時に該記録
紙と重ね合わせて用いた使用済みのインク紙部分は巻取
軸に巻き取り、該巻取軸が逆転しないように該巻取軸に
制動をかけておき、インク紙と記録紙を重ね合わせた状
態のままでプラテンローラに対し感熱ヘッド等の押圧手
段によって加圧し、プラテンローラを逆転させることに
より記録紙とプラテンローラ間の摩擦力(フリクション
)にて、インク紙と記録紙の間はスリップさせながら記
録紙のみを逆方向へ駆動するようにした逆送手段を用い
たものである。
第1図を参照して本発明の概要を更に具体的に説明する
。第1図は本発明の詳細な説明図である。
同図において、1はプラテン口・−ラ、1.は軸、22
は帯状フィルムに感熱インクを塗布して成るインク紙、
23.24はそれぞれ巻芯、30はサーマル(感熱)ヘ
ッド、37.40はそれぞれ先端に車輪が取り付けられ
ている案内ピン、62は記録紙、である。インク紙22
は、巻芯23(繰出しリール)に壱かれていたのが繰り
出され、巻芯24(S取す−ル)に巻き取られる構造の
カセット・タイプを採るものである。
次に動作を説明する。先ず最初、第1図(イ)に見られ
るように、インク紙22の一側にローラ1が位置し、他
側に案内ビン37.40とヘッド30が位置している。
次に、案内ビン37と40が降下してきて、第1図(ロ
)に見られるように、インク紙22をローラlに対し、
所定の角度範囲θ(中心角)にわたって巻付け(押し付
け)、装填する。次に、同しく第1図(ロ)に見られる
ように、記録紙62が給送されてきて、その先端がイン
ク紙22とローラ1の間に向かう。
このときローラ1を矢印方向に回転させると、ローラ1
と記録紙62との間のフリクション(摩擦力)により記
録紙62は搬送される。記録紙62が第1図(ハ)に見
られる如き所定位置(記録開始位置)に達すると、図示
せざるセンサがこのことを検出してローラ1の回転駆動
を停止する。
なお、このとき、インク紙22自体は、該インク紙22
と記録紙62の間、或いはローラ1と記録紙62の間に
、フリクションがあるにもかかわらず、移動しない(搬
送されない)ようになっている。
すなわち、繰出しリールとしての巻芯23には図示せざ
る手段によってブレーキ力F、が加わっており、巻取リ
ールとしての巻芯24には図示せざる手段によって、イ
ンク紙22を引っ張る引っ張りカF、が加わっており、
常時は、Fa >F。
の関係が成立しており、このためインク紙22は停止し
ている。このインク紙22が口〜う1に巻き付けられ、
前述の如く、記録紙62の搬送が行われる事態に至って
も、なお、Fll>FFの関係がくずれないように、F
、とF、は定められているので、インク紙は搬送されな
いわけである。
次に、サーマルヘッド30が降下してきて、第1図(ニ
)に見られるように、インク紙22と記録紙62をロー
ラ1に対して押し付ける。この状態でローラ1が矢印方
向に回転すると、前述のF8>F、の関係がくずれてF
F >FBとなるので、インク紙22は記録紙62と一
緒に搬送される。
このときサーマルヘッド30に図示せざる手段によって
通電すれば、インク紙22におけるインクが活性化され
て記録紙62の方へ移り、感熱転写が行われる。
次に、第1図(ホ)に見られるように、記録紙62に対
する1画面分の長さしだけの記録が行なわれるとプラテ
ンローラ1は一旦停止する。また、インク紙22も、記
録紙62の1画面分の長さしに対応した長さ部分は、案
内ビン40をガイド部材(インク紙22の搬送経路を記
録紙62の搬送経路から屈折させて案内するガイド部材
)として記録紙62から分離されて巻芯24に巻き取ら
れる。これで1色の記録が終わった状態となる。
次に、記録紙62の1色記録のすんだ長さ部分りを、次
の2色目の記録に備えて、第1図(ホ)に見られる位置
にまで逆送しなくてはならない。
このとき、ヘッド30は降下させたまま、プラテンロー
ラlを逆転駆動することにより、記録紙62とローラ1
の間のフリクションを利用して記録紙62を逆送する。
他方、このとき、巻芯24に巻き取られた使用済みのイ
ンク紙部分まで逆送されては困るので、巻芯24(巻取
リール)に逆転しないように制動をかけておく。
以上が本発明の動作原理である。
〔発明の実施例〕
次に図を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は、本発明の実施例としての感熱転写記録装置の
搬送(逆送)手段を中心とした構成を示す概略正面図、
第2A図、第2B図はそれぞれ第2図に示した構成の中
に組込んで用いるインク紙カ七ノドの斜視図、第2C図
は第2図において線A−Aに沿った断面図、第3図は同
じく本発明の実施例としての感熱転写記録装置の要部の
構成を示す概略平面図、である。
先ず第2図、第3図を参照する。
プラテンローラIは金属製の軸1aにゴム等の弾性体が
円筒状に固着成形されて出来たものである。軸1aは基
板3に取付けられた軸受4に回転可能に軸支され、さら
に基板3に同軸上に取付けられた駆動用モータ2のモー
タ軸2aに回転伝達可能に連結されている。
基板3には軸5.軸6が植設され、それぞれインク紙巻
取り用リール台7.繰り出し用リール台8が回転可能に
取付けられ、リール台8には板バネ9及びブレーキシュ
ー10による所要のブレーキ力が常時付与されている。
リール台7は軸1aに回転可能に配設されたギヤプーリ
11と軸1aに固着されたストッパ13、及びストッパ
13に貼付されたフェルトワッシャ12と、プラテンロ
ーラ1とギヤプーリ11との間に配設されたバネ14に
より構成されたスリップ機構より発生する摩擦回転トル
クにて駆動される。
さらに軸1aにはアーム15が回動可能に取り付けられ
、このアーム15に植設されたビン160回りに回動可
能な中継ギヤ17がギヤプーリ11と常時噛み合い、さ
らにリール台7のギヤ部7aと保合可能に配置されてい
る。
又アーム15は軸1aに装着されたストッパ19とこれ
に貼付されたフェルトワッシャ1B及びアーム15とス
トッパ13との間に配設されたスプリング20によりカ
ンプリ、ソゲされていてプラテンローラ1の回転方向に
より軸1aの回りに首振り可能に構成されている。
さらにアーム15の一端にリール台7のギヤ部7aと保
合可能な爪部15aを有している。
第2A図、第2B図はそれぞれ第2図に示した構成の中
に組込んで用いるインク紙カセットの斜視図である。第
2A図は、インク紙無しの状態を、第2B図はインク紙
有の状態を、それぞれ示す。
これらの図で、使用前のインク紙22が巻芯24に、使
用済のインク紙が巻芯23に巻取られるようにそれぞれ
インク紙の先端が巻芯に固着されている。一方巻芯23
.24は、本カセット21を装置(第2図)に装着する
と、カセット21に穿設された穴21b、21Cにより
、リール台7゜8とそれぞれ係合して回転結合するよう
構成されるている。
又両巻8間の中央部には上下方向に貫通した開口部21
a、が形成されている。基板3上にブラケット(図示せ
ず)を介して正逆両方向切換が可能なサーマルヘッド3
0の昇降用モータ25が取り付けられておりモータ軸2
5aにはウオーム26が固着されている。
駆動アーム28は、基板3上に植設された軸27に回動
可能に軸承され、ウオームギヤ部28cを有し、ウオー
ム26と係合し、モータ25の時計方向回転時は軸27
を中心に時計方向に、モータ25の逆転時には反時計方
向にそれぞれ回動するよう構成されている。
軸27には、サーマルヘッド30を載置したヘッドアー
ム31が回動可能に取り付けられ、さらにスプリング3
3も軸支され、駆動アーム28に植設されたビン29と
へ7ドアーム31に植設されたビン32の間にそれぞれ
引き離す方向に付勢するよう装架されている。
又へソドアーム31に植設されたビン36は駆動アーム
2日に穿設された長大28aに嵌合しており、第2図で
スプリング33と共に両者の相対位置を規制している。
ヘッドアーム31の先端には記録前インク紙の案内ビン
37が取付けられている。
さらにヘノドア・−ム31に植設された軸38の回りに
、先端部に使用済みインク紙の案内ビン40を具備した
アーム39が回動自在に軸支されている。又アーム39
の他端とヘッドアーム31の間にはスプリング41が張
架され時計方向へ付勢されるも第2図では398部がサ
ーマルヘッド30に当接して位置規制されている。
ヘッドアーム31の下方部には板バネ42がネジ等で固
定されており第2図の状態では仮バネ42が紙ガイド壁
50に軽く押圧するよう構成されている。一方駆動アー
ム28はスライド式の3ポジシヨンからなる切換スイッ
チ34とロット35にて連結されている。
ここで切換スイッチ34は図示してないが、モータ25
の駆動回路と連結されており、各操作モ−ト′により駆
動されたモータ25の回転を指定されたポジションのス
テートメント信号に該スイ。
チが切換えられたことによって停止させるよう構成され
ているものである。
50〜54は記録紙搬送用のガイド壁であり51aは所
定長さにカントされた記録紙(カット紙)を用いる場合
のその挿入口である。ガイド壁50゜51の両側にはリ
ブ50b、51bがそれぞれ設けられ紙の幅方向を案内
するよう構成されている。
リール台57は基板3上に植設された軸56に回転可能
に軸支されていて、巻芯にロール状に巻装された記録紙
を装填し、巻芯部とリール台57は一体的に保合可能に
構成されている(カット紙を用いないで、このようなロ
ール状の連続記録紙を用いることもできるわけである)
さらにリール台57の外周には板バネ58.ブレーキシ
ュー59により所要のブレーキ力が付与されている。ガ
イド壁51の開口部51cは、カット紙を用いないでロ
ール状記録紙を用いる場合のその挿入口であり、リール
台57の左サイドと案内壁51dとの間には、記録時逆
送された記録紙を収容可能な空間が設けられている。
60は、記録紙がロール1のまわりに案内されてきたと
きのその先端エツジを検出するホトセンサーであり、6
1はインク紙力セント(第2B図)が装填された時、カ
セットに穿設された穴21dよりカセット内に進入しイ
ンク紙22に設けられたインデックス22a (第8図
)を検出する為のセンサーであり、いずれも具体的には
図示してないがブラケットを介して基板3に取り付けら
れているものである。
第8図はインク紙22の構成例を示す説明図である。イ
ンク紙22はイエローY、マゼンタZ。
シアンCの3色のインクが一画面の印字幅I7より若干
大なる寸法にて面順次にベースフィルム上に塗布されて
いるもので、イエローYの先頭には黒色のインデックス
22aが又イエローYとマゼンタZの間、及びマゼンタ
ZとシアンCの間にはインクの塗布されていないヘース
フイルムのみの部分22b、22Cが設けられている。
尚ヘッドアーム31に形成された係止部31aは、ヘッ
ドアーム31及びサーマルヘッド30がカセット21の
開口21a内へ進入した状態を示す第5図〜第7図の状
態においてカセット21の所定セット位置からの取り出
しを禁止する為のもので、係止部31aが蓋部となって
カセット21の巻取り側の一部を覆うように構成されて
いる。
なお、第2C図は、第2図においてA−AIに沿った断
面図である。第2C図を参照することにより、係止部3
]aがカセット21の巻取り側の一部を覆う様子が理解
されるであろう。
次に本発明の一実施例の動作を説明するための概略正面
図である第4図乃至第7図を参照して印字記録の動作に
ついて説明する。
印字記録を行うに際しては、まず第2i3図に示したイ
ンク紙カセット21を第2図の装置に装填することにな
るが、この時打われる1色目のインク紙頭出し操作につ
いて説明する。
第4図に示すようにまずインク紙22が内装されたカセ
ット21を、巻芯23.24がそれぞれリール台7,8
に係合するように装着する。この時図示はしてないが、
基板3上にはカセット21の有無を検出可能なカセット
検出スイッチが設けられ、カセット21の装着により該
スイッチが切換えられるようにしである。
次に電源釦(図示せず)を押せば、先のカセット検出ス
イッチと電源スィッチのアンドをとってモータ25は反
時計方向に駆動をはじめ、駆動アーム28はウオーム2
6.ウオームギヤ部28cによって反時計方向へ回動を
はじめる。これによりヘッドアーム31はトーションバ
ネ33を介して駆動アーム28と一体的に反時計方向へ
回動するから、サーマルヘッド30はやがてカセット2
1の開口部21aよりカセット21内へ進入し、案内ピ
ン37はインク紙22へ、案内ビン40はインク紙22
を挟んでプラテンローラ1に当接し、さらに軸38の回
りをスプリング41を引き伸ばしながら反時計方向へ回
動し第5図の状態に至る。
この時、切換スイッチ34は回動アーム28の回動で第
1から第2のポジションへ切換わり、この信号でモータ
25の回転は停止される。ここで、ホトセンサー61は
インク紙22のインデックス22aをセンスし、インデ
ックス22aが検知されれば第5図の状態を維持するが
、もしインデックス22aがない時はモータ25はさら
に反時計方向へ回転駆動させられ、ヘッドアーム31は
さらに反時計方向に回動してサーマルヘッド3oはイン
ク紙22を挟んでプラテンローラ1に当接する。
モータ25の回転が進んで回動アーム28が反時計方向
にさらに回動すると、トーションバネ33はピン29に
よる押圧でたわみ出し、ピン36ト長穴28aの当接が
なくなってトーションハネ33はピン32を押すから、
これによりサーマルヘッド30はインク紙22及びプラ
テンローラ1を押圧することになる。
ここで切換スイッチ34は第3のポジションに切換わり
、モータ25の回転は停止して第6図の状態に至る。切
換スイッチ34の切換信号でモータ2は第2図で時計方
向に駆動をはじめ、プラテンローラ1は時計方向へ回転
駆動させられる。これによりアーム15は第2図で時計
方向に首を振るから、中継ギヤ17はリール台7のギヤ
部7aと係合し反時計方向に回転しはしめるから、リー
ル台7は時計方向に回転駆動を受ける。
これによりインク紙22はプラテンローラ1とサーマル
ヘッド30の押圧で、リール台8の制動力にうち勝って
駆動され、リール台7へ巻き取られるが、ホトセンサ6
1がインデックス22aを検知すれば、モータ25は時
計方向へ回転駆動させられサーマルヘッド30の押圧が
解除される。
この時モータ2は時計方向へ回転を続け、プラテンロー
ラ1及びリール台7は回転駆動を受けるが、リール台7
の巻取トルクは、プラテンローラ軸13部のギヤプーリ
11とフェルトワッシャ12間の摩擦により発生してい
る回転トルクであり、繰出し側のリール台8はブレーキ
シュー10による制動を常時受けていて、このブレーキ
トルクがリール台7の巻取りトルクより常に勝っている
ように設定しであるので、リール台7はサーマルヘッド
30の後退でたるんだインク紙22を巻取った後は、回
転せずインク紙22の移動は停止する。
一方モータ25の時計方向の回転は、回動アームの時計
方向回転により切換スイッチ34が第3から第2のポジ
ションに切換ねるまで行われ、モータ2の回転も同時に
停止して再び第5図の状態に戻ってインク紙22の頭出
し操作が終了する。
次に記録紙62の装填について説明する。
第5図の状態でカット紙の場合は挿入口51aより、ロ
ール紙(連続紙)を使用する場合にはリール台57に装
着して紙の先端を挿入口51Cより差し込む。さらに図
示してないが、紙送り操作釦を押すと、モータ2は時計
方向に駆動をはじめプラテンローラ1及びリール台7は
同時に時計方向の駆動を受けるが、インク紙22は前述
のように移動できないからリール台7は停止している。
但し、インク紙22はリール台7の巻取トルク及びリー
ル台8の制動によってリール間のテンションが常時加え
られた状態にある。
一方、記録紙62はカット紙の場合、案内壁5■及びカ
セット21の外壁21eに案内されて下降しやがて先端
がプラテンローラ1に当接する。
ロール紙の場合も先端が挿入口51Cを貫通してプラテ
ンローラ1に当接するが、記録紙62の先端とプラテン
ローラ1の間の摩擦力で記録紙62の先端はプラテンロ
ーラ1の回転方向に容易に導かれ、先端が、インク紙2
2とプラテンローラlの接触しはじめる点を越えると、
インク紙22のテンションによる記録紙62とプラテン
ローラ1間の摩擦力により記録紙62はプラテンローラ
1の回転方向へ駆動させられる。
記録紙62の先端がホトセンサ−60の位置までくれば
ホトセンサ6oは記録紙62の先端エツジを検出し、こ
の信号でモータ2の回転が停止し記録紙62の装填動作
が完了する。ここでカセットの外壁21eは黒色、記録
紙は白色としているのであればホトセンサー60は先端
エツジを容易に検出可能であり、この信号は又、図示せ
ざる装置のパネル表面に設けたインジケータに接続して
おけば、記録紙の装填有無を表示することもてき次に印
字操作について説明する。第5図の状態よりコピー釦(
図示せず)を押すと、先のホトセンサー61.60によ
るインデックス22a及び記録紙62の検知とアンドを
とって、モータ25は反時計方向に回転駆動し、サーマ
ルヘッド30はプラテンローラ1に対し、記録紙62及
びインク紙22を重ねて挟み圧着を行う。
この時、切換スイッチ34が第3のポジションに切換わ
るとモータ25は停止すると共に、モータ2の時計方向
の駆動及び、サーマルヘッド30への通電が開始され印
字操作が行われ第6図の状態に至る。ここでモータ2は
ステッピングモータるよる間欠駆動でも、通常のDCモ
ータによる定速連続駆動でもよく、サーマルヘッド3o
への通電ピッチはモータ2によるプラテンローラ1の駆
動量と同期がとれているものとする。
この時、インク紙22と記録紙62はプラテンローラ1
にて一体的に送られ、使用済みのインク紙は案内ピン4
0にて記録紙62と分離されり一ル台7により巻芯24
へ巻取られる。尚リール台8へ付与されている制動力は
インク紙22にハメクテンションとして与えられ、シワ
の発生やスキュー防止を行う。一方記録紙62は案内壁
5oと、カセット外壁21fに史内され、さらに案内壁
53.54により装置外部に至る。
1色目(イエロー)の所定量印字が終了すると、サーマ
ルヘッド30への通電は断たれるが、サーマルヘッド3
0の押圧による記録紙62とインク紙22の搬送は続き
、通電解除后、インク紙22が長さMだけ送られ、22
b部(第8図)がサーマルヘッド30のところへ到達す
ると、モータ25を時計方向へ駆動し、サーマルヘッド
3oの押圧解除し、モータ2の回転を停止して、インク
紙22及び記録紙62の移動も停止させる。
この操作はインク紙22のインク塗布長をあらかしめ決
めておき、印字開始后、マイコン等で設定した一定時間
後に前述の切換が作動するよう構成しておけば、容易に
行うことができる。この時、記録済みのインク紙22は
全て案内ピン4oを通過し、記録紙62と分離されてい
るものとする。
モータ25は切換スイッチ34が第3から第2のポジシ
ョンに切換わるまで時計方向に回転して第7図の状態に
至るが、第2ポジソヨンへの切換信号によりモータ2は
反時計方向へ駆動を開始させられる。
第2図でモータ2が反時計方向へ回転するとアーム15
は反時計方向へ首を振るから、中継ギヤ17はリール台
7との保合が解除されると共に爪部15aがリール台7
のギヤ部7aへ保合する(このことが本発明に関する重
要な点であると云える)。一方記録祇62はインク紙2
2と共に案内ピン40のスプリング41の力による押圧
を受けているからプラテン1との間に働く摩擦力で逆送
を始める。この時、インク紙22も記録紙62間に働く
摩擦力で戻ろうとするがリール台7は前述の爪部15a
により制止を受けるので、インク紙22の移動は行われ
ない。従ってインク紙22のインク無塗布部22bと記
録紙62間は滑りながら記録紙62のみ逆送されること
になる。
ここで逆送手段として案内ピン40の代りにサーマルヘ
ッド30を使い、逆送に必要な所定の押圧力を与えて行
うことも可能である。
逆送された記録紙62はカット紙の場合、案内壁51及
びカセット外壁21eによって構成された通路を戻り、
ロール紙の場合は、挿入口51Cを逆に通って、リール
台57の側方に連続して設けた壁51dに囲まれた空間
に入り込み第7図の様に貯えられることになる。
ここでモータ2はステッピングモータの場合、印字開始
時から時計方向へ回転したステ・ノブ数をpとした時、
逆転時には(p+q)ステップ送ってから回転を停止し
、連続送り用モータの場合は、回転量を計測可能なエン
コーダを内蔵し、同様に印字開始より時計方向へ回転し
た量pを計測し、逆転時には(p+q)だけ送ってから
回転を停止するよう構成されている。
一方モータ25はモータ2の回転停止信号により、反時
計方向に駆動され再びサーマルヘッド30の圧着操作が
行われるが、切換スイッチの第;5ポジション信号でモ
ータ25は停止されると共にモータ2が時計方向へ駆動
開始する。ここで回転量がqだけ進むとサーマルヘッド
30への通電が開始され、2色目(マゼンタ)の印字が
行われるが、モータ2の回転量qによるインク紙22の
駆動量がNとなるようにしておけば、インク紙22とサ
ーマルヘッド30の相対位置は第8図で明らかなように
、マゼンタの領域に入っている。
又、時計方向回転時にのみ、記録紙印字開始の位相合わ
せを行うので、記録紙上の印字ドツトの重ね合わせも高
精度に行うことができる。以下同様に3色目のシアンも
印字されるが、3色目の印字終了后はホトセンサ61が
インデックス22a′を検出することによって、モータ
25を駆動し、サーマルヘッド30の圧着を解除してイ
ンク紙22の移動を停止させるよう構成されている。
一方、記録紙62は案内ビン40とプラテンローラ1に
よる駆動により装置外部へと移動を続ける。モータ25
は第5図の状態に戻って停止し、モータ2はカット紙の
場合に、少なくとも後端が案内ビン4叶I:覧よる駆動
を全て完了するように設定された所定時間后停止し、コ
ピー操作(転写記録)が終了する。
以下コピーを繰り返す場合、ロール紙はそのままコピー
釦を押すだけでよく、カット紙の場合は挿入口51aよ
り1枚挿入して、紙送り操作を行なってからコピー釦操
作を行えばよい。次にコピーが全て終って停止釦(図示
せぬ)を押すと、第5図の状態からモータ25は時計方
向に駆動し、切換スイッチ34が第2から第1のポジシ
ョンへ切換わるまで回転する。
これによりヘッドアーム311回動アーム28は時計方
向へ回動して第4図の状態に至り、ヘッドアーム31の
係止部31aはカセット21上の覆いを解除するからカ
セット21の交換も可能となり、ヘッドアーム31の後
端に取り付けられた板バネ42は案内壁50を軽く押圧
するから、ロール紙が装填されている時はロール紙を押
え付けて装置内部への逆移動を防止し、インク紙カセッ
ト21の出入れ時のトラブルを回避できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、特別に記録紙を逆送する為の駆動手段
を用いることなく、従来の記録機能にインク紙の逆送を
禁止する手段のみを設けるだけで、カラー用の重ね記録
が可能な極めて安価な感熱転写記録(ハードコピー)装
置を提供することができる。又、案内ビン40による押
圧に代えてサーマルヘッド30による押圧を利用してプ
ラテンローラ回動による記録紙の搬送を行うようにすれ
ば、正逆両方向共、同一の駆動手段にて記録紙の搬送駆
動を行うことになり、スキュー走行の防止にも効果があ
り高精度の印字記録も可能となった。しかも、小径ロー
ラを使用しても記録紙が巻付(角度をその割には大きく
設定できるため、腰の強い厚紙の搬送も可能としている
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図は本発明の実施
例の構成を示す概略正面図、第2A図、第2B図はそれ
ぞれ第2図に示した構成の中に組込んで用いるインク紙
カセットの斜視図、第2A図はインク紙無しの状態を、
第2B図は有りの状態を、それぞれ示す。第2C図は第
2図において線A−Aに沿った断面図、第3図は本発明
の実施例の要部の構成を示す概略平面図、第4図乃至第
7図はそれぞれ本発明の一実施例の動作を説明するため
の概略正面図、第8図はインク紙の構成例を示す説明図
、である。 符号説明 1・・・プラテンローラ、1a・・・軸、2・・・モー
タ、2a・・・軸、3・・・基板、4・・・軸受、5.
6・・・軸、7゜8・・・リール台、7a・・・ギヤ部
、9・・・板バネ、10・・・ブレーキシュウ、11・
・・ギヤプーリ、12・・・フェルトワッシャ、13・
・・ストッパ、14・・・バネ、15・・・アーム、1
5a・・・爪部、16・・・ビン、17・・・中継ギヤ
、18・・・フェルトワッシャ、19・・・ストッパ、
20・・・スプリング、21・・・カセット、22・・
・インク紙、23.24・・・巻芯、21a・・・開口
、21b、21cm穴、25 ・・・モータ、25 a
 −・・軸、26・・・ウオーム、27・・・軸、28
・・・アーム、28a・・・長穴、28G・・・ウオー
ムギヤ部、29・・・ビン、30・・・サーマルヘッド
、31・・・ヘッドアーム、31a・・・係止部、32
・・・ビン、33・・・スプリング、34・・・切換ス
イッチ、35・・・ロッド、36・・・ビン、37・・
・案内ビン、38・・・軸、39・・・アーム、40・
・・案内ビン、41・・・スプリング、42・・・板ノ
\不、50〜54・・・ガイド壁、51a・・・記録紙
(力・ノド紙)の挿入口、51b、51C・・・リブ、
56・・・軸、57・・・リール台、58・・・板バネ
、59・・・ブレーキシュー、60.61・・・センサ
、62・・・記録紙代理人 弁理士 並 木 昭 夫 rrtg (4〕 第2AWJ 第3B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)帯状フィルムに感熱インクを塗布してなるインク紙
    と記録紙とを重ね合わせた状態で感熱ヘッドとローラ間
    で挟圧し、該ローラの回転駆動及び該インク紙の巻取軸
    駆動により前記インク紙と記録紙を一緒に所定長だけ搬
    送して印字記録を行い、記録済み後のインク紙と記録紙
    はこれを分離するために、インク紙の搬送経路を記録紙
    の搬送経路から屈折させて案内するガイド部材を具備す
    るようにした感熱転写記録装置において、 前記インク紙上部からインク紙と記録紙を介してローラ
    を押圧するローラ押圧手段と、前記インク紙巻取軸に制
    動をかける制御手段とを備え、前記ローラ押圧手段によ
    って押圧した状態で前記ローラを逆転駆動させることに
    より記録紙を逆方向へ移送させる際、前記制動手段によ
    ってインク紙巻取軸に制動をかけてインク紙は逆送され
    ないようにしたことを特徴とする感熱転写記録装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の感熱転写記録装置に
    おいて、前記ローラ押圧手段が前記感熱ヘッドからなる
    ことを特徴とする感熱転写記録装置。 3)特許請求の範囲第1項に記載の感熱転写記録装置に
    おいて、前記ローラ押圧手段が前記ガイド部材からなる
    ことを特徴とする感熱転写記録装置。
JP12537884A 1984-06-20 1984-06-20 感熱転写記録装置 Pending JPS615965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12537884A JPS615965A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 感熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12537884A JPS615965A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 感熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS615965A true JPS615965A (ja) 1986-01-11

Family

ID=14908646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12537884A Pending JPS615965A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 感熱転写記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS615965A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7192206B2 (en) 2004-06-11 2007-03-20 Funai Electric Co., Ltd. Image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7192206B2 (en) 2004-06-11 2007-03-20 Funai Electric Co., Ltd. Image forming apparatus

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