JPS6157528A - ハロアルカンの熱分解脱塩酸方法およびこれに使用する開始剤 - Google Patents

ハロアルカンの熱分解脱塩酸方法およびこれに使用する開始剤

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JPS6157528A
JPS6157528A JP60182884A JP18288485A JPS6157528A JP S6157528 A JPS6157528 A JP S6157528A JP 60182884 A JP60182884 A JP 60182884A JP 18288485 A JP18288485 A JP 18288485A JP S6157528 A JPS6157528 A JP S6157528A
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dichloroethane
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一塩累化生成物を基剤とする開始剤の存在下で
ハロアルカンの熱分解脱塩fil (pyrolytl
Cdehydrochlorination )方法、
およびかような方法に使用されるハロアルカンの熱分解
脱塩酸のための開始剤に関する。
ハロアルカン、特にジクロロエタン、テトラクロロエタ
ン、10102−トリクロロエタンおよびジクロロプロ
パンの熱分解脱塩酸は、少量の塩素の添加まkは例えは
へキサクロロエタンのような高い温度で塩素を供給する
ような物質の添Wにより触媒としての作用を受けるか開
始することができることは仏国物許明細書第947,3
24号から公知である。
副生物の形成を避けるtめに1分子当り2個より多い炭
素原子を含有する塩素化炭化水素を排除して、ヘキサク
ロロエタン、四塩化炭素またはパークロロエチレンのよ
うな塩素化炭化水素から成る開始剤0.5〜2重量%の
存在下、500〜620℃および6〜20気圧(3,0
6〜20.4バール〕の絶対圧でジクロロエタンの熱分
解脱塩酸による塩化ビニルの製造も西ドイツ国特許出願
明細書第1,210,800号(pg−B−1,210
,800)から公知である。
これらの公知の方法にはある種の不利な点かある。塩素
は脱塩酸されるべき化合物と実質的に完全に反応し、望
ましくない副生物が形成され、従って選択率を減少させ
る。1.2−ジクロロエタンの熱分解脱塩酸の場合には
、開始剤として導入される塩素は、ジクロロエタンを主
として1,1゜2−トリクロロエタン並びに1,1−お
よび1,2−ジクロロエチレンに転化させる。さらに、
350’Cより低い温度では、開始剤として公知の塩素
化炭化水素は、極く低い熱分解度(=相当する不飽和化
合物へのハロアルカンの転化率)しか示さない。
これらの熱分解度を増加させるためには、高温度で作業
することが必要となり、この結果としてエネルギーコス
トを増加させ、副生物および炭素が形成される。炭素は
熱分解反応器の壁に付着し、その結果、その掃除のため
一定間隔で停止することが必要となる。
本発明の目的は、従来法よりさらに緩和な温度で作業で
きる新規の開始剤の存在下でハロアルカンの熱分解脱塩
酸の新しい方法を提供することによってこれらの不利な
点を克服することでアル。
これにWえて、本発明は、従来は殆んど利用性がな(現
在までのところ燃焼によって破壊しなければならなかつ
次毒性の副生物であるヘキサクロロ−1,3−ブタジエ
ンを有利に利用でざるごとである。
この目的のために、本発明は、デカクロロブタンマ几は
オクタクロロ−1−ブテンのようなオクタクロロブテン
および(ま九は〕それらの混合物が主として含まれる塩
素化生成物を基剤とする開始剤の存在下でハロアルカン
を熱分解脱塩酸する方法に関する。ヘキサクロロ−1,
3−ブタジエンの付加塩素化によって生成された塩素化
生成物を基剤とする開始剤が好ましい。
本発明はまた、ヘキサクロロ−1,3−ブタジンおよび
(−!りは)オクタクロロ−1−ブテンのようなオクタ
クロロブテンが主として含まれるハロアルカンの熱分解
脱塩酸のための塩素化生成物を基剤とする開始剤に関す
る。
塩素化生成物とは、例えは光塩素化ま7’Cは鉄触媒を
使用する液相塩素化のようなそれ自体は公知の方法によ
って得ることができるヘキサクロロ−1,3−ブタジエ
ンの付加塩素化によって生成される生成物であると理解
されたい。ヘキサクロロブタジェンの付加塩素化によっ
て生成物混合物が形成され九とき、これらの混合物には
上記の主生成物に加えて、少量のへキサクロロエタンお
よび未転化のヘキサクロロ−1,3−ブタジエン並びに
小比率の種々の他の生成物が含まれる。ヘキサクロロブ
タジェンの付加塩素化によって単一の塩素化生成物が形
成される場合には、この生成物は通常オクタクロロ−1
−ブタンのようなオクタクロロブタンまたはデカクロロ
ブタンである。
生成物の混合P41Jま窺は単−塩素化生成物が形成さ
れるかは、特にヘキサクロロブタジェンの塩素化の程度
、温度並びに触媒の性質によって決まる。
しかし、ヘキサクロロ−1,3−シタジエンの付加塩素
化によって生成される塩素化生成物の混合物は、塩素化
によって直接生成される混合物だけではな(、混合物成
分の1種または他の成分含量を増すために行うことがで
きる蒸留−!fcは精留操作および結晶化操作のような
塩素化後に受ける若干の改彌の結果得られる混合物も含
まれることは明らかである。
最後に、単一塩素化生成物に関しては、通常、本発明に
おいて使用することができるヘキサクロロ−1,3−ブ
タジェンの付加塩素化によって生成されるが、その発生
源自体は本発明の熱分解脱塩酸法にとって必須のもので
はな(、この単−生M、@がヘキサクロロ−1,3−ブ
タジェン以外の任意の出発物質に由来するものでもよい
後記の笑施例に記載のようなヘキサクロロ−1゜6−シ
タジエンの光塩素化によって生成される2種の粗混合物
のg/kgで示した組成を例として下記に示す: 混合物A 混合物B オクタクロロ−1−ブタン  415  −デカクロロ
ブタン      303  812ヘキサクロロエタ
ン     183  147ヘキサクロロー1,3−
デ タジエン          77   <0.5他の
未確認生成物       22  41これらの粗生
成物混合物並びにこれら混合物の若干の構成分は、熱分
解脱塩酸に処するハロアルカンに関して通常0.01〜
10%の間、好ユしくは0.1〜5%の間の1量で本発
明による方法において使用できる。熱分解脱塩酸に処す
るハロアルカンに関して1%の範囲内の混合物Aおよび
混合*Bの重量を使用して満足な結果が得られている。
ハロアルカンの重量に基づいて、それぞれ、1重量%の
オクタクロロ−1−ブテンおよび10量%のデカクロロ
ブタンを使用して同様に満足な結果が得られている。
本発明による塩素化生成物を基剤とする開始剤は、公知
の開始剤を使用したとぎに必要とする温度より相当低い
温度領域で極めて強力な促進効果な府する。例えは、大
気圧で気体の1,2−ジクロロエタンの熱分解の場合、
1,2−ジクロロエタンに基づいて1重量%の割合で使
用されるヘキサクロロ−1,3−ブタジェンの付加塩素
化によって生成された粗混合物を使用して300〜42
5℃の温度で丁でに有用な熱分解度が得られる。これら
の熱分解度は、当然温度上昇に伴って増加するが、その
場合には望ましくない副生物を形成する第二次反応が起
こる犠牲を伴う。本発明による方法では、熱分解温度に
よって両立する解決策を選択することが可能である。
Ohem、 Kinet、 I’roc、 Symp、
  1981年、105〜140頁にビー、ジエー、ト
ーマス(P、J。
Thomas )によって発表された「電量分析法にお
ける今日の話題J (Current Topics 
in MassSpectrometry ) (ケミ
カルアプストラクツ 97.197708u)の研究か
ら、1.2−ジクロロエタンの熱分解の場合、生成され
る塩化ビニルに比例するアセチレン、1−クロロ−1,
3−ブタジエン、および2−クロロ−1,3−ブタジェ
ンのような主要副生物の形成の程度は、一方においては
熱分解度に伴って増加し、他方においては温度と共に増
加することが示されている。これらの結果から、開始剤
を使用しない方法に比較した本発明による方法によって
得られる主要な利点を次のように要約できる: (1)一定の割合の熱分解および生産量において、熱分
解脱塩酸の温度は、低下させることができる(その結果
としてエネルギーが節減されンそして、選択率、従って
収出な向上させることができる。
(10)一定の温度および生産量において、比較的高い
熱分解度で作業することができ、これによって再循環さ
せるハロアルカンの比率を減少させ、従ってエネルギー
の節減に役立つ。
(lii)  一定の温度および熱分解度において、生
産量および生産性を増加させることができる。
Ov)  上記の利点は、例えは一定の生産量であるが
低い温度および増加された熱分解度と組合されて選択率
の損失なくエネルギーの節減が可能である。
本発明による方法のM要な利点の一つは、従って、従来
技術の方法で使用することができる温度より低い温度を
適用できることにある。試験した各種のハロアルカンの
場合200〜450℃の間の温度で満足な結果が得られ
ている。
本発明の方法による他の利点は、大気圧′f、たは比較
的高圧のいずれも使用できることにある。本方法は、大
気圧まmは中程度の圧力で作業するのが好ましい。
中程度の圧力とは、20気圧(20,4バール)より低
い圧力と理解されたい。1〜15バールの間の圧力で満
足な結果が得られている。
本発明によるハロアルカンの熱分解脱塩醒方法は多数の
反応に適用できる。物に、次の適用を何等の制約を考え
ることなく挙げることができるニー1,2−ジクロロエ
タンからの塩化ビニルの製造 −1,1,2−)ジクロロエタンからの塩化ビニリデン
並びにシスおよびトランス1.2−ジクロロエチレンの
製造 −1,1,2,2−テトラクロロエタンからトリクロロ
エチレンの製造 −1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンからフン化ビ
ニリデンの製造 などである。
本発明による方法はまた、ハロアルカンの熱分解脱塩酸
と熱分解によって生成された生#、@の置換的塩素化と
組合されfc場合、すなわち、塩素化熱分解の場合にも
適用できる。かように、本発明の方法は、1.2−ジク
ロロエタン単独まkは他の塩素化炭化水素との混合物の
塩素化熱分解によってトリクロロエチレンおよびパーク
ロロエチレンの製造用として袴に用途がある。
反応混合物の過熱を減少させるために、ある場合には熱
分解脱塩酸反応を、希釈剤としての作用をするが反応に
當まれる反応体および開始剤に対しては不活性な添加剤
の存在下で行うのが望筐しいことが見出された。さ5加
剤として四塩化炭素のような脂肪族塩素化紡導体または
塩化水素のような無機生成v!Jまたは望素の使用が好
ましい。この作業を四塩化炭素を使用して行うのが好ま
しい。
前記のハロ化石化石機添加剤は、一般に、使用されるハ
ロアルカン1モル当り1〜25モルの比率で反応混合物
に添加される。
本発明による方法は、上記の作業条件を同時に得ること
ができる任意の装置ま友は任意の反応器中で行うことが
できる。
次の実施例を本発明による方法を説明するために示す〇 実施例1 1.2−ジクロロエタンの熱分解脱塩酸のための開始剤
としてのヘキサクロロ−1,3−ブタジェンの付加的塩
素化の生成物、すなわち、前記に引用した粗混合mAお
よびB1それぞれオクタクロロ−1−ブテンとデカクロ
ロブタンの効果を立証するために一連の試験を行った。
これらの試験は、炭素を含有する石英製の長さ170間
、内径8.1龍の同軸プレヒーターが先行する炭素含有
の石英製の長さ260龍、内径12.21010のチュ
ーブ反応器であり、全系統には外径6朋の軸方向サーモ
カップルさやが全長に亘って含まれる前記反応話中大気
圧で行つ九(反応器容積=26cm3、プレヒーター容
積=2.0Cm3)。反応器上には電気抵抗体が巻かれ
ており、その全長に亘って均一な温度分布が維持される
ようになっている。反応器には計愈ポンプによって一定
、かつ、既知速度で液体1,2−ジクロロエタン(純度
> 99.98%)が供給される。反応器に入る前に、
ジクロロエタンは周囲温度から反応温度までの間の温度
勾配を有するプレヒーター中で気化される。熱分解開始
剤の存在下で行う試験の場合には、該開始剤を1.2−
ジクロロエタン中に予め溶解させる。反応器を出た気体
混合物は若干の成分の凝縮を防止する丸めに菫累流で希
釈し、水中に気泡として通して含まれているHClを除
去し、気相クロマトグラフィー分析に処し、熱分震度を
測定する。本発明による塩素化生成物を基剤とする開始
剤を使用し、種々の温度で達成された熱分震度の測定、
および比較の丸めに保持時間(試験温度における気体供
給量で炉の容積を割った値)をほぼ一定に保ち、従来技
術の開始剤の存在および不存在下での熱分震度の測定も
行った。これらの試験の結果を下記の第1表に示すが、
試験は熱分解脱塩酸の温度範囲によって分類されている
。これらの結果には、本発明による塩素化生成物を基剤
とする開始剤の極めて強力な促進効果が明瞭に示されて
おり、そして、これら開始剤が例えは200〜450”
Cの間の低温度で使用されたとぎ、および1,2−ジク
ロロエタンの熱分解脱塩酸を気相中で行ない、開始剤が
300〜425℃の間の温度で使用されたとぎ特に魅力
的なものとなっていることか示されている。
従来技術の開始剤として、四塩化灰累、パークロロエチ
レン、ヘキサクロロエタンヲ使用し、他の対照試験とし
て、混合物Aで示した不純@(オクタクロロ−1−ブテ
ンおよびデカクロロブタン以外の生成物)を代表する合
成混合物を使用した第1表における比較試験の数値には
Rを付した。
本発明による塩素化生X物を基剤とする開始剤が既に極
めて有効である温度(600℃)では、個々に使用した
四塩化炭素、パークロロエチレンおよびヘキサクロロエ
タンでは認知しうる結果が得られていないことが分かる
。650℃で開始するとヘキサクロロエタンでは若干の
効果が得られているが、AまtはBの混合物の効果には
まだ劣り、これに加えて、これらの化合物では6個の炭
素原子を含有する副生物が形成される欠点が示されてい
る。混合物A中に存在する不純物を代表する合成混合物
では、425℃においてすら効率は低いままである。
実施例2 本実施例では1、ハロアルカンの熱分解脱塩酸反応の開
始剤として使用することができる粗混合物を得る目的で
、ヘキサクロ゛ロー1,3−デタジエンの光塩素化に使
用される方法を説明する。
光塩素化反応器は、パイレックスガラス製の3本の同軸
垂直管から成る。化学線ランプ〔フィリップス社(Ph
1lips ) T L 05.120 ”蛍光管〕が
最も狭い管の内側に軸方向に雪かれている。最も狭い管
と第2の管の間の、端が閉じである環状空間が反応帯域
を形成する。第2の管と第3の管との間の、これも端が
閉じである環状空間では冷却剤が循環し、反応帯域の温
度を3℃に維持できる(ランプと反応器の間の空隙を窒
素流を流し、大気の水分の凝縮を防止する)。反応帯域
の内径、外径および高さは、それぞれ55mm、78m
mおよび210m専であり、その容積は5051m3で
ある。
反応器の底部には、穴のあいたリング形状のインゼクタ
ーがあり、気体状塩素を導入できる。反応器にはまた、
排出用ストップコックおよび反応器の頂部を、コンデン
サーを経て苛性ソーダを含有する噴水装置に接続する配
管が装備されている。
600.9 (3−90モル〕の四塩化炭素と2001
 (0,77モル)のヘキサクロロ−1,3−ブタジエ
ンを反応器中に導入する。気体塩素を約2.5標準l/
時間の量で導入する。
26時間後、生成物を排出し、2N苛性ンーダ(2X4
00cm3)で洗浄し、次いで水(5X400工3)で
洗浄する。ロータリーエバポレーター中80℃および減
圧(5トル)で0C14を除去した後に、230gの混
合vlJAが得られる。
光塩素化の時間を56時間に延長したとぎは、生成物を
洗浄し、aal、を除去後に、200&の混合物Bが得
られる。
実施例6 トリクロロエチレンを製造する目的で1,1゜2.2−
テトラクロロエタンを使用したのを除いては実施例1の
方法を使用し穴。得られた結果を下記の第2衣に要約す
る。
第  2  表 供給され′fc1.1,2.2−テトラクロルエタンお
よび形成されfcHClから計算した。
実施例4 ジクロロエチレンを製造する目的でi 、1.2−トリ
クロロエタンを使用したのを除いて実施例1と同じ方法
で行った。得られた結果を下記の第3表に要約する。
第  6  表 材供給されfcl、1.2−トリクロロエタンおよび形
fy、され7’(HCIから計算した。
実施例5 本実施例では、ハロアルカンの熱分解脱塩酸反応の開始
剤として使用することができる粗混合物を製造する目的
で、鉄を触媒として使用するヘキサクロロ−1,3−ブ
タジエンを液相塩素化する方法を説明する。
二重ジャケットを通して油を循環させることによる加熱
装置を備え几容積1.510m3のステンレス鋼か(拌
オートクレーブにニ ー  109ON(4,60モル)の純度981量%以
上のヘキサクロロ−1,3−ブタジエン、−1,371
の焦水F e O13 を導入した。
反応器の内容物が125℃に熱せられた後に、窒素圧下
に維持されている計量容器から液体塩素を徐々に添加し
た。塩素の添加速度を、反応器内が9バールの絶対圧に
維持されるように調節し文。
652.9 (9,20モ/I/)の塩素が添加された
とき、10時間後に反応を停止させた。
反応媒質を窒素でストリップして残留塩素を除去し、次
いで、6NHC1でFeCl3が除去されるまで洗浄し
た。得られた生成物は97kgで次の組成を有する: 混合物C オクタクロロ−1−ブテン     200デカクロロ
ブタン         615ヘキサクロロエタン 
       128ヘキサクロロ−1,3−ブタジエ
ン  25他の未確認生成物          32
実施例6 本実施例では、1,2−ジクロロエタンおよびその置換
塩素化生成物の熱分解脱塩酸方法を説明する。この方法
は、まfcl、2−ジクロロエタンの塩素化熱分解とも
呼ばれる。本実施例で使用される開始剤は、上記の実施
例5で説明した混合物Cである。
気相中における1、2−ジクロロエタンの塩素化熱分解
は、ガスジェットで自己か(拌されるパイレックス製の
約i 4m3の球状連続式ミキサー反応器(Chem、
 If!ng、 Sci、 1973.28 129〜
167頁を参照)中太気圧で行い、反応体は球の中央に
配置され7′C4個の筒口を有するインゼクターによっ
てガス形態で添加される。この反応器を、内部の空気が
電気で加熱され、タービンでか(拌されている囲いの中
に象ぎ、所要の反応温度が維持される。1,2−ジクロ
ロエタンおよび反応の熱効果を緩和する友めの希釈剤(
aC14)は、電気によって熱せられ、反応器インゼク
ターに接続している垂直チューブエバポレーターを通し
て供給される。気体塩素はエバポレーターチューブの最
下部から注入される。使用される場合の開始剤は、気化
された反応体導入用のライン中に送出する側枝によって
0014中の非常に濃厚溶液の液体形態で添加される。
塩素化−熱分解生成物は、入口と正反対に配置された管
を通って反応器から出て、次いで、凝縮され、水性Na
OHで残留塩素および生成されfclolが中和される
=M力分離後、M様相を水性相から分離し、そして、ガ
スクロマトグラフィーで分析する。条件および試験結果
を下記の第4表に示す。
は約300℃で比較的高い塩素化が行なわれると結論で
きる。
主要生ggjは、1,1.2−)ジクロロエタン並びに
1.1,1.2−および1.1.2.2−テトラクロロ
エタンのような飽和化合物である。
1モル%の開始剤の注入により次の効果が得られるニ ー塩素化度が、1.18から1.79に増加する、これ
は実質的に全塩素の消費に相当する。
−脱塩酸度が、0.02から0.74モ/I/1モルに
増加する、すなわち、主要生成物は不飽和である;シス
オヨヒトランス1,2−ジクロロエチレン並びにトリク
ロロエチレンである。
実施例7 本実施例では、へ弗すクロロブタゾエンの塩素化生成物
の開始作用を立証するために1,2−ジクロロエタンの
熱分解脱塩酸の一連の試験を加圧下で行う。
これらの試験は、長さ320朋、内径20朋炭素含有ス
テンレス鋼裂チユ一ブ反応器中12気圧で行つ友。反応
器には、反応器の中間に配tされた外径10關のサーモ
カッグルさやが含まれている。
反応器の使用容積は、7.5cIrL3である。反応体
の周囲温度から所要の反応温度までの予熱およびその気
化は、反応器の入口に取付けられている容積10cIn
3のプレヒーターによって行なわれる。
出力を調節できる電気抵抗器によって反応器に沿った均
一な加熱が確保される。
反応器には、溶液中の開始剤〔混合物C(試験1.2,
3.4.8% 9))を含有する、1fcは開始剤なし
く試験5.6および8)のいずれかの純粋(> 99.
98%)の1,2−ジクロロエタンが、既知かつ一定速
度で送出てる計量ポンプによって供給される。
反応器を一定圧力における維持および反応帯域を出るガ
スの圧力を大気圧に低下させることは自動制御バルブに
よって確実に行なわれる。
生成され* HC!lは、水がrgt霧されているスク
ラバー中で落される。未転化の1,2−ジクロロエタン
の大部分は、スクラバーの底部に集まるはずである。未
凝縮ガスは主として塩化ビニルから成る。
液体または気体の有機相をガスクロマトグラフィーで分
析する。生成されたHClは、滴定する。
これらの測定によって、本発明による塩素化生成物を基
剤とする開始剤を使用して、マタ比較用として開始剤の
不存在下で各種の温度で達成された熱分解反な確定する
ことができる。
得られ7?+結果を第5表に示す。保持時間は、炉の容
積を試験温度、圧力における気体反応体容積で割り交鎖
に相当するものを云う。気体反応体の容積は増加する温
度の順に分類される。
実施例1に記載のように検反大気圧での試験では、ヘキ
サクロロ−1,3−ブタジエンの塩素化生成物の存在下
では顕著な反応の促進が観察され、550〜375℃の
間で50%に近い熱分解反が得られ几。一方間始剤の不
存在下では(試験番号の後にRが付されている)、比較
しうる熱分解反を祷るためには480’Cの温度にしな
ければならなかった。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩素化生成物を基剤とする開始剤の存在下でハロ
    アルカンを熱分解脱塩酸する方法において、前記の開始
    剤にデカクロロブタンまたはオクタクロロ−1−ブテン
    のようなオクタクロロブテンまたはこれら生成物の混合
    物が主として含まれていることを特徴とする前記の方法
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の方法において、前
    記の塩素化生成物を基剤とする開始剤が、ヘキサクロロ
    −1,3−ブタジエンの付加塩素化によって生成された
    ものであることを特徴とする前記の方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法
    において、前記の脱塩酸を200℃より高い温度で行う
    ことを特徴とする前記の方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項〜第3項の任意の1項に記
    載の方法において、前記の開始剤を使用するハロアルカ
    ンの重量の1%の程度の量で使用することを特徴とする
    前記の方法。
  5. (5)特許請求の範囲第1項〜第4項の任意の1項に記
    載の方法において、該方法を1,2−ジクロロエタンの
    熱分解脱塩酸による塩化ビニルの製造に適用することを
    特徴とする前記の方法。
  6. (6)特許請求の範囲第1項〜第4項の任意の1項に記
    載の方法において、該方法を1,1,2−トリクロロエ
    タンの熱分解脱塩酸による塩化ビニリデンの製造に適用
    することを特徴とする前記の方法。
  7. (7)特許請求の範囲第1項〜第4項の任意の1項に記
    載の方法において、該方法を1,1,2,2−テトラク
    ロロエタンまたは1,1,1,2−テトラクロロエタン
    の熱分解脱塩酸によるトリクロロエチレンの製造に適用
    することを特徴とする前記の方法。
  8. (8)特許請求の範囲第1項〜第4項の任意の1項に記
    載の方法において、該方法を1−クロロ−1,1−ジフ
    ルオロエタンの熱分解脱塩酸によるフッ化ビニリデンの
    製造に適用することを特徴とする前記の方法。
  9. (9)特許請求の範囲第1項〜第4項の任意の1項に記
    載の方法において、該方法を1,2−ジクロロエタンの
    塩素化熱分解によるトリクロロエチレンおよびパークロ
    ロエチレンの製造に適用することを特徴とする前記の方
    法。
  10. (10)ハロアルカンの熱分解脱塩酸のための塩素化生
    成物を基剤とする開始剤において、該開始剤がヘキサク
    ロロ−1,3−ブタジエンの付加塩素化によって生成さ
    れたものであり、そして、デカクロロブタンおよび(ま
    たは)オクタクロロ−1−ブテンのようなオクタクロロ
    ブテンが主として含まれることを特徴とする前記の開始
    剤。
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