JPS6156148A - 大環状ケトンを製造する方法 - Google Patents
大環状ケトンを製造する方法Info
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- JPS6156148A JPS6156148A JP17752084A JP17752084A JPS6156148A JP S6156148 A JPS6156148 A JP S6156148A JP 17752084 A JP17752084 A JP 17752084A JP 17752084 A JP17752084 A JP 17752084A JP S6156148 A JPS6156148 A JP S6156148A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は炭素数12〜18の直鎖アルカン二酸のジエス
テルをアシロイン縮合反応及び還元反応によ如、シクロ
テトラデカノン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサ
デカノン等の炭素数12〜18の大環状ケトンを製造す
る方法に関する。
テルをアシロイン縮合反応及び還元反応によ如、シクロ
テトラデカノン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサ
デカノン等の炭素数12〜18の大環状ケトンを製造す
る方法に関する。
尚、炭素数12〜18の大環状ケトンはムスク様の匂い
を呈し、香料またはその調合基材として用いられる。
を呈し、香料またはその調合基材として用いられる。
従来の技術
大環状ケトンの製造方法として、下記式に示すように、
直鎖アルカ/ジカルボン酸のジエステルをアシロイン縮
合反応により分子内環化し。
直鎖アルカ/ジカルボン酸のジエステルをアシロイン縮
合反応により分子内環化し。
還元する方法が提案されている( He1v、 (!h
im、 Acta 、。
im、 Acta 、。
旦P1741(1947))。
上記方法においては、アシロイン縮合反応後メタノール
を加えて未反応のナトリウムを付加物とし2次いで、希
硫酸を加えて中和し、酸水層を分離し、キシレン溶液を
炭酸ナトリウム水溶液及び水で洗浄し硫酸す) IJウ
ムで乾燥して。
を加えて未反応のナトリウムを付加物とし2次いで、希
硫酸を加えて中和し、酸水層を分離し、キシレン溶液を
炭酸ナトリウム水溶液及び水で洗浄し硫酸す) IJウ
ムで乾燥して。
減圧蒸留によりアシロイン縮合生成物を分取して単離し
、この単離精製されたアシロイン縮合生成物を氷酢酸に
溶解して還元反応に供していた。
、この単離精製されたアシロイン縮合生成物を氷酢酸に
溶解して還元反応に供していた。
上述した方法においては、アシロイン縮合反応と還元反
応との溶媒が異なるため、アシロイン縮合生成物を一度
蒸留等により単離しなければならず、操作が煩維となり
、また、蒸留時の加熱によるアシロイン縮合生成物の変
性によるロスが生じ、最終目的物である大環状ケトンの
生産効率が悪い等の問題があった。
応との溶媒が異なるため、アシロイン縮合生成物を一度
蒸留等により単離しなければならず、操作が煩維となり
、また、蒸留時の加熱によるアシロイン縮合生成物の変
性によるロスが生じ、最終目的物である大環状ケトンの
生産効率が悪い等の問題があった。
本発明者は、かかる問題を解決すべく鋭意検討した結果
、アシロイン縮合反応及び還元反応において共通の溶媒
を用いることができることさらには、アシロイン縮合生
成物を単離しなく1 ても還元反応を行うことが
できることを見い出した。
、アシロイン縮合反応及び還元反応において共通の溶媒
を用いることができることさらには、アシロイン縮合生
成物を単離しなく1 ても還元反応を行うことが
できることを見い出した。
本発明は、かかる知見に基いてなされたものであり1本
発明の目的はアシロイン縮合生成物の分離操作及び熱変
性によるロスがほとんどなく1反応操作が簡便で生産効
率の高い大環状ケトンの製造方法を提供することKある
。
発明の目的はアシロイン縮合生成物の分離操作及び熱変
性によるロスがほとんどなく1反応操作が簡便で生産効
率の高い大環状ケトンの製造方法を提供することKある
。
問題点を解決するための手段
本発明は、炭素数12〜18の直鎖アルカン二酸の低級
アルコールとのジエステル化物をアシロイン縮合反応に
より分子内環化し、得られたアシロイン縮合反応生成物
を還元して大環状ケトンを製造する方法において、前記
アシロイン縮合反応を沸点が60℃以上で、かつ水と共
沸し室温において実質的に水と相溶しない有機溶媒の存
在下に行い1次いで得られたアシロイン縮合反応生成物
を当該有機溶媒から単離することなく還元することを特
徴とする大環状ケトンを製造する方法である、 作用 本発明に用いられる炭素数12〜18の直鎖アルカン二
酸の低級アルコールとのジエステル化物は、炭素数12
〜18の直鎖アルカン二酸をメ・ボラ− タノール又はエタノール等の低級アルコールと酸触媒の
存在下に加熱還流してエステル化することにより容易に
得られる。尚、前記炭素数12〜18の直鎖アルカン二
酸は9石油留分等からモレキュラーシープ法又は尿素法
により分離し、精製した炭素数12〜16の直鎖アルカ
ンを微生物を利用して酸化させる(例えば、特公昭57
−29994号公報参照)方法により安価に得ることが
できる。
アルコールとのジエステル化物をアシロイン縮合反応に
より分子内環化し、得られたアシロイン縮合反応生成物
を還元して大環状ケトンを製造する方法において、前記
アシロイン縮合反応を沸点が60℃以上で、かつ水と共
沸し室温において実質的に水と相溶しない有機溶媒の存
在下に行い1次いで得られたアシロイン縮合反応生成物
を当該有機溶媒から単離することなく還元することを特
徴とする大環状ケトンを製造する方法である、 作用 本発明に用いられる炭素数12〜18の直鎖アルカン二
酸の低級アルコールとのジエステル化物は、炭素数12
〜18の直鎖アルカン二酸をメ・ボラ− タノール又はエタノール等の低級アルコールと酸触媒の
存在下に加熱還流してエステル化することにより容易に
得られる。尚、前記炭素数12〜18の直鎖アルカン二
酸は9石油留分等からモレキュラーシープ法又は尿素法
により分離し、精製した炭素数12〜16の直鎖アルカ
ンを微生物を利用して酸化させる(例えば、特公昭57
−29994号公報参照)方法により安価に得ることが
できる。
アシロイン縮合反応の溶剤として用いる沸点が60℃以
上で、かつ水と共沸し室温において実質的に水と相溶し
ない有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン
、シクロヘキサン。
上で、かつ水と共沸し室温において実質的に水と相溶し
ない有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン
、シクロヘキサン。
ヘキサン、ナフタレン、イソプロピルエーテル等を例示
し得る。尚、これらの溶媒は、もちろん二種以上の混合
溶媒として用いることもできる。ところで、アシロイン
縮合反応及び後続の還元反応は60℃以下の反応温度で
は1反応速度が極めて遅いため、有機溶媒は沸点が60
℃以上のものを用いる必要がある。また、還元度4一 応において還元反応の進み過ぎを防止するためKは、当
該反応系から生成水等を除く必要があり、この水の除去
を容易にするために、水と共沸する有機溶媒を用いる必
要がある。また、この有機溶媒はアシロイン縮合反応終
了後の未反応物、副生物を水で洗浄除去する場合、アシ
ロイン反応生成物のロスを少なくするためには。
し得る。尚、これらの溶媒は、もちろん二種以上の混合
溶媒として用いることもできる。ところで、アシロイン
縮合反応及び後続の還元反応は60℃以下の反応温度で
は1反応速度が極めて遅いため、有機溶媒は沸点が60
℃以上のものを用いる必要がある。また、還元度4一 応において還元反応の進み過ぎを防止するためKは、当
該反応系から生成水等を除く必要があり、この水の除去
を容易にするために、水と共沸する有機溶媒を用いる必
要がある。また、この有機溶媒はアシロイン縮合反応終
了後の未反応物、副生物を水で洗浄除去する場合、アシ
ロイン反応生成物のロスを少なくするためには。
室温において実質的に水と相溶しない好捷しくは水への
溶解度が室温で1係以下のものを用いる。
溶解度が室温で1係以下のものを用いる。
本発明においては、先ず、前述したジエステル化物を前
記の有機溶媒に溶解させる。溶解量としては1〜60重
量憾が好ましい。1重量係以下となると反応効率が悪く
、また60重量係以上となると重合及応等、環化物以外
の副反応生成物が多く生じ好ましくない。次に、ジエス
テル化物を溶解した溶液に金属す) IJウム等のアル
カリ金属をジエステルに対し4〜6モル当量懸濁して、
好ましくけ60〜140℃の温度に0.5〜48時間加
熱還流することKよりアシロイン縮合反応を行わしめる
。この場合、窒素雰囲気下に反応させることにより生酸
物の酸化を防止でき、また無水の条件下で反応させるこ
とによυ反応が円滑に進む。反応終了後は当該反応液を
冷却し、メタノール等のアルコールを加えて過剰のアル
カリ金属を反応させ、氷酢酸又は塩酸の水溶液等酸を用
いて中和し、当該水溶液層を分離し水で数回洗浄する。
記の有機溶媒に溶解させる。溶解量としては1〜60重
量憾が好ましい。1重量係以下となると反応効率が悪く
、また60重量係以上となると重合及応等、環化物以外
の副反応生成物が多く生じ好ましくない。次に、ジエス
テル化物を溶解した溶液に金属す) IJウム等のアル
カリ金属をジエステルに対し4〜6モル当量懸濁して、
好ましくけ60〜140℃の温度に0.5〜48時間加
熱還流することKよりアシロイン縮合反応を行わしめる
。この場合、窒素雰囲気下に反応させることにより生酸
物の酸化を防止でき、また無水の条件下で反応させるこ
とによυ反応が円滑に進む。反応終了後は当該反応液を
冷却し、メタノール等のアルコールを加えて過剰のアル
カリ金属を反応させ、氷酢酸又は塩酸の水溶液等酸を用
いて中和し、当該水溶液層を分離し水で数回洗浄する。
以上のようにして得られたアシロイン縮合生成物を含有
した溶液から当該アシロイン縮合生成物を単離すること
なく還元反応に供する。すなわち、前記アシロイン縮合
生成物を含有した溶液、又は有機溶媒を一部除いた濃縮
溶液に、還元剤金属例えば亜鉛、スズ、アルミニウム等
の金属又はこれらの合金粉末を加え、60〜140℃の
温度に保持しながら塩酸又は硫酸等を滴下し還元反応を
行う。還元剤金属の添加量は、溶液中のアシロイン縮合
生成物に対し1.5〜5倍モル当量とすることが好まし
い。1.5倍モル当量以下では還元反応が十分に進行せ
ず、また5倍モル当量以上とすると反応に関与しない金
属量が増大し不経済なためである。鉱酸は1反応期間を
通じ全体として前記還元剤金属の1〜3倍モル当量添加
すればよい。
した溶液から当該アシロイン縮合生成物を単離すること
なく還元反応に供する。すなわち、前記アシロイン縮合
生成物を含有した溶液、又は有機溶媒を一部除いた濃縮
溶液に、還元剤金属例えば亜鉛、スズ、アルミニウム等
の金属又はこれらの合金粉末を加え、60〜140℃の
温度に保持しながら塩酸又は硫酸等を滴下し還元反応を
行う。還元剤金属の添加量は、溶液中のアシロイン縮合
生成物に対し1.5〜5倍モル当量とすることが好まし
い。1.5倍モル当量以下では還元反応が十分に進行せ
ず、また5倍モル当量以上とすると反応に関与しない金
属量が増大し不経済なためである。鉱酸は1反応期間を
通じ全体として前記還元剤金属の1〜3倍モル当量添加
すればよい。
また、還元の他の方法としてアシロイン縮合反応生成物
を含有する溶液に亜鉛等の触媒金属を添加し、水素を吹
き込んで還元する方法も可能であ。
を含有する溶液に亜鉛等の触媒金属を添加し、水素を吹
き込んで還元する方法も可能であ。
以上のようなアシロイン縮合反応及び渦→→還元反応は
1図に例示したような反応装置を用いると好適である。
1図に例示したような反応装置を用いると好適である。
以下に、この図に基き反応操作の一例を説明する。
捷ず、アルカンジカルボン酸のジエステルを沸点が60
℃以上で、水と共沸する有機溶媒に溶解し9反応容器1
内に収容する。次に、この溶液に金属す) IJウムを
分散状態で入れ、ガス供給管2から窒素ガスを連続的に
供給しながら加熱器(図示せず)により60〜140℃
の温 ”度に加熱し反応させる。反応中はモータ
3の回転により攪拌翼4を回転させて溶液を攪拌する。
℃以上で、水と共沸する有機溶媒に溶解し9反応容器1
内に収容する。次に、この溶液に金属す) IJウムを
分散状態で入れ、ガス供給管2から窒素ガスを連続的に
供給しながら加熱器(図示せず)により60〜140℃
の温 ”度に加熱し反応させる。反応中はモータ
3の回転により攪拌翼4を回転させて溶液を攪拌する。
加熱により蒸気となった有機溶媒は冷却器5により冷却
され、一旦受器6に保留され連通管7をオーバーフロー
して反応容器1内に戻る。温度計8で温度を監視しなが
ら0.5〜48時間の加熱、還流して反応を終了させる
。反応終了後。
され、一旦受器6に保留され連通管7をオーバーフロー
して反応容器1内に戻る。温度計8で温度を監視しなが
ら0.5〜48時間の加熱、還流して反応を終了させる
。反応終了後。
反応容器1内の溶液を冷却した後給液ロート9からメタ
ノールを供給し、未反応の金属ナトリウムを反応させ窒
素の供給を停止する。次いで給液ロート9から氷酢酸水
溶液を供給する。静置した後水溶液層を下部ノズル10
の弁を開いて除去する。さらに給液ロート9から水を入
れ。
ノールを供給し、未反応の金属ナトリウムを反応させ窒
素の供給を停止する。次いで給液ロート9から氷酢酸水
溶液を供給する。静置した後水溶液層を下部ノズル10
の弁を開いて除去する。さらに給液ロート9から水を入
れ。
洗浄した後に同様に水層を下部ノズル10から除く。同
様の操作を数回繰υ返す。
様の操作を数回繰υ返す。
次いで1反応容器1内の溶液に滴下ロート9を介して亜
鉛等の還元剤金属を加える。次に当該溶液を60℃以上
に加熱し、・、有機溶媒を還流させる。供給ロート9に
は塩酸又は硫酸等の鉱酸が収容され1反応期間中少量ず
つ反応容器1内に滴下供給される。反応により生成した
水及び鉱酸中に含まれている水は、有機溶媒との共沸に
より蒸気となり冷却器5で冷却され、有機溶媒とともに
受器6に保留される。受器6内で有機溶媒と水は分離し
、水は受器6の下部から弁11を介して抜き出され、ま
た有機溶媒は連通管7からオーバーフローして反応容器
1内に戻る。
鉛等の還元剤金属を加える。次に当該溶液を60℃以上
に加熱し、・、有機溶媒を還流させる。供給ロート9に
は塩酸又は硫酸等の鉱酸が収容され1反応期間中少量ず
つ反応容器1内に滴下供給される。反応により生成した
水及び鉱酸中に含まれている水は、有機溶媒との共沸に
より蒸気となり冷却器5で冷却され、有機溶媒とともに
受器6に保留される。受器6内で有機溶媒と水は分離し
、水は受器6の下部から弁11を介して抜き出され、ま
た有機溶媒は連通管7からオーバーフローして反応容器
1内に戻る。
抜き出す。反応後の溶液は無機物を濾過しだ後水洗し蒸
留により有機溶媒を除去し減圧蒸留操作で公地すること
により大環状ケトンを得ることができる。
留により有機溶媒を除去し減圧蒸留操作で公地すること
により大環状ケトンを得ることができる。
実施例
実施例1
図に示すような反応装置を用い、10tの反応容器に脱
水したキシレン4tを入れ、これに金属す) IJウム
39.8 Fを加えた。窒素通気下にキシレ/の温度を
105℃に保ち。
水したキシレン4tを入れ、これに金属す) IJウム
39.8 Fを加えた。窒素通気下にキシレ/の温度を
105℃に保ち。
該キシレン液中にあらかじめ脱水キシレン250−にn
−ペンタデカン二酸のジメチルエステル110fを溶解
した溶液を15時間かけて滴下してアシロイン縮合反応
を行わしめた。滴下終了後、1時間105℃の温度に保
ち2次いで冷却してメタノール200s/を徐々に滴下
した。次に氷酢酸150−を加えて中和、静置した後水
層を分離し、1tの飽和食塩水で2回洗浄した。
−ペンタデカン二酸のジメチルエステル110fを溶解
した溶液を15時間かけて滴下してアシロイン縮合反応
を行わしめた。滴下終了後、1時間105℃の温度に保
ち2次いで冷却してメタノール200s/を徐々に滴下
した。次に氷酢酸150−を加えて中和、静置した後水
層を分離し、1tの飽和食塩水で2回洗浄した。
次に、このアシロイン縮合反応生成物を含むキシレン溶
液を400−までキシレンを留去して濃縮し、この溶液
に亜鉛粉末80tを添加し還流条件下に濃塩酸600t
Rtを1.5時間かけて滴下し還元反応を行わしめた。
液を400−までキシレンを留去して濃縮し、この溶液
に亜鉛粉末80tを添加し還流条件下に濃塩酸600t
Rtを1.5時間かけて滴下し還元反応を行わしめた。
反応終了後、亜鉛粉末等を戸別し、10憾炭酸す) I
Jウム水溶液及び蒸留水で洗浄した後無水硫酸す) I
Jウム約10fを添加乾燥し。
Jウム水溶液及び蒸留水で洗浄した後無水硫酸す) I
Jウム約10fを添加乾燥し。
蒸発器でキシレンの大部分を留去した後減圧蒸留(2T
orr以下)によりシクロベンタデカッr ン
51. Ofを得た。これはペンタデカン二酸ジメチル
エステルに対する理論収量の62.1係であった。
orr以下)によりシクロベンタデカッr ン
51. Ofを得た。これはペンタデカン二酸ジメチル
エステルに対する理論収量の62.1係であった。
実施例2
n−ヘキサデカン二酸ジエチルエステル100tを出発
原料とし、有機溶媒としてトルエンを用い、他は実施例
1に記載しだのと同じ方法でシクロヘキサデカノンを合
成した。
原料とし、有機溶媒としてトルエンを用い、他は実施例
1に記載しだのと同じ方法でシクロヘキサデカノンを合
成した。
この結果、シクロヘキサデカン4232を得。
△
n−ヘキサデカン二酸ジエチルエステルに対する理論収
量の54.64であった。
量の54.64であった。
実施例3
n−)リデカン二酸ジメチルエステル100tを出発原
料とし、有機溶媒としてトルエンを用い、他は実施例1
に記載したのと同じ方法でシクロトリデカノン392f
を合成した。
料とし、有機溶媒としてトルエンを用い、他は実施例1
に記載したのと同じ方法でシクロトリデカノン392f
を合成した。
これは、n−トリデカン二酸ジメチルエステルに対する
理論収量の52.54であった。
理論収量の52.54であった。
比較例
1rlt(7)4つロヘルツフラスコに脱水したキシレ
ン4tを入れ、これに金属ナトリウム賃8Vを添加し、
窒素通気下に105℃の温度に保持した。次に当該液に
n−ペンタデカン二酸のジメチルエステル110fをキ
シレン25〇−に溶解した溶液を15時間かけて滴下し
た。滴下終了後1時間そのまま105℃の温度に保ち。
ン4tを入れ、これに金属ナトリウム賃8Vを添加し、
窒素通気下に105℃の温度に保持した。次に当該液に
n−ペンタデカン二酸のジメチルエステル110fをキ
シレン25〇−に溶解した溶液を15時間かけて滴下し
た。滴下終了後1時間そのまま105℃の温度に保ち。
次いで、80℃以下の温度に冷却してメタノール200
−を徐々に滴下した。
−を徐々に滴下した。
次に、当該液を氷冷し9反応混合物に氷酢酸150−を
加え中和した。水層を分離した後。
加え中和した。水層を分離した後。
減圧蒸留を行い152〜166℃(0,3!S〜0,9
5mHg )の温度での留分を分取するととKよジアジ
ロイン縮合反応生成物+s 5. Or (2−ヒドロ
キシシクロペンタデカノンの純度はsq、si景憾)を
得た。
5mHg )の温度での留分を分取するととKよジアジ
ロイン縮合反応生成物+s 5. Or (2−ヒドロ
キシシクロペンタデカノンの純度はsq、si景憾)を
得た。
次に、酢酸100+dK亜鉛粉末45.5Fを分散させ
ておき、これに上述した方法で得られたアシロイン縮合
反応生成物を6s、 o t 9h溶解し75〜80℃
の温度に加熱保持して濃塩酸5〇−を5〜10分かけて
滴下し、20〜25分間攪拌する。この滴下及び攪拌操
作を3回縁シ返した後反応を終了し、亜鉛粉末を戸別し
た後。
ておき、これに上述した方法で得られたアシロイン縮合
反応生成物を6s、 o t 9h溶解し75〜80℃
の温度に加熱保持して濃塩酸5〇−を5〜10分かけて
滴下し、20〜25分間攪拌する。この滴下及び攪拌操
作を3回縁シ返した後反応を終了し、亜鉛粉末を戸別し
た後。
飽和食塩水500−を加えエーテル200−で2回抽出
した。次に、当該抽出物を10弧炭酸ソーダ水溶液20
0−で洗浄し、さらに飽和食塩水200−で洗浄した。
した。次に、当該抽出物を10弧炭酸ソーダ水溶液20
0−で洗浄し、さらに飽和食塩水200−で洗浄した。
次いで、無水硫酸マグネシウム約1Ofを添加して乾燥
した後炉別し、蒸発器でエーテルの大部分を留去した後
。
した後炉別し、蒸発器でエーテルの大部分を留去した後
。
減圧蒸留によりシクロペンタデカノン37.4 tを得
た。これはペンタデカン二酸ジメチルエステルに対する
理論収量の45.54であった。
た。これはペンタデカン二酸ジメチルエステルに対する
理論収量の45.54であった。
効果
一1%1のロスが少なく、また反応操作が簡便で。
生産効率を著るしく高めることができる格別の効果を奏
するものである。
するものである。
図は1本発明の方法に用いる好適ガ反応装置の一例を示
すものである。図中1は反応容器。 4け攪拌機、5は冷却器、9は供給ロートを示す。
すものである。図中1は反応容器。 4け攪拌機、5は冷却器、9は供給ロートを示す。
Claims (1)
- 炭素数12〜18の直鎖アルカン二酸の低級アルコール
とのジエステル化物をアシロイン縮合反応により分子内
環化し、得られたアシロイン縮合反応生成物を還元して
大環状ケトンを製造する方法において、前記アシロイン
縮合反応を沸点が60℃以上でかつ水と共沸し室温にお
いて実質的に水と相溶しない有機溶媒の存在下に行い、
次いで、得られたアシロイン縮合反応生成物を当該有機
溶媒から単離することなく還元することを特徴とする大
環状ケトンを製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17752084A JPS6156148A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 大環状ケトンを製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17752084A JPS6156148A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 大環状ケトンを製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6156148A true JPS6156148A (ja) | 1986-03-20 |
JPH0156060B2 JPH0156060B2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=16032350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17752084A Granted JPS6156148A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 大環状ケトンを製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6156148A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0285372A2 (en) * | 1987-03-31 | 1988-10-05 | Nippon Mining Company Limited | Method for purifying macrocyclic ketones |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP17752084A patent/JPS6156148A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0285372A2 (en) * | 1987-03-31 | 1988-10-05 | Nippon Mining Company Limited | Method for purifying macrocyclic ketones |
US4917783A (en) * | 1987-03-31 | 1990-04-17 | Nippon Mining Co., Ltd. | Method for purifying macrocyclic ketones |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0156060B2 (ja) | 1989-11-28 |
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