JPS6155237A - 円形織機における緯糸切れ、消耗検知信号取出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は円形ｍｖ＆におけるシャトルフレーム内の緯糸
ボビンに巻かれた緯糸の中途切断や緯糸の消耗完了の検
知信号、すなわち緯糸切れ、緯糸消耗検知信号の取出し
装置に関するもので、これにより緯糸切れ、緯糸消耗を
早期に感知して織機を確実に停止させ、織物の傷を未然
に防止したり。

極力小さくすることを目的とする。

〈従来の技術〉 従来の円形ｍａにおける緯糸切れ、緯糸消耗の検知には
１次のような装置が使われてきた。

すなおち、■シャトル外部に光電スイッチを装備し、ボ
ビン軸付近に設けられた羽根状の光速、蔵版がボビンの
糸切れにより遠心力が解除されて作動し、糸の消耗に対
してはボビン表面に反射テープを貼って上記スイッチを
作動させるとか、■リミットスイッチ、発電機、遠心ス
イッチ等を検知手段とし、　シャトル裏面（リードとの
対向面）に通電ゴム又はカーボンブラシ等を取付け。

リードに接触させて信号を取出す等の方式の装置であっ
た。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のような従来の装置は、光電スイッチ使用の場合も
電気接点を有した場合も、いずれも、塵。

糸の摩擦によって生じる埃、オリゴマ、その他の汚れに
よって、光の通過不良、接触不良から誤動作が生じる難
点を有していた。また、これを防ぐための清掃により生
産効率の低下を招いていた。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は上記のような難点を解消することのできる円形
織機における緯糸切れ、消耗検知信号の取出し装置に関
するものであって、シャトルフレーム外部（織機フレー
ム側）に接触ブラシ（通電ブラシ）を取付け、接触ブラ
シをゴムとか皮革等の弾性体片と薄い金属板とを重ねた
特殊な構造としたのである。

く作用〉 このような構造であると、シャトル通過の度毎に接触ブ
ラシがはたかれ、Ｗｉ等の付着が非常に少なく、また１
点検、清掃が容易となる。

〈実施例〉 以下図面によって本発明の実施例を詳ｍに説明する。

第１図はシャトル部分の平面図であり、第２図は同側面
図である６第３図は接触ブラシの斜視図である。

円形織機のシャトルは１例えば、ｒ！＆機中央のゲージ
リング（１）に沿って移動するインサージョンアーム（
２）が外側の上ゲートリング（３）と下ゲートリング（
４）のガイドレールに沿って転動する複数のガイドロー
ラ（５）とによって支持された三角形状のシャトルフレ
ーム（６）に取付けられ、　シャトルフレーム（６）内
に緯糸ボビン（７）がボビン回転軸で自由回転状態に保
持された構造のものである。

シャトルは多数本の経糸綜絖（８）の開口内を走行しな
がら緯糸（９）を前記緯糸ボビン（７）からインサージ
ョンアーム（２）を通ってゲージリング（１）へと供給
して製品（１０）とするためのものである。

本発明は上記において例示したような円形織機に限らず
、従来より提案されている多くの円形織機に装備するこ
とができる緯糸切れ、緯糸消耗検知信号の取出し装置で
あって、シャトルフレーム（６）内に設けられた緯糸切
れ及び緯糸消耗検知装置の接点（１１）の回転軌跡に対
して織機フレーム側に接触ブラシ（１２）を設けたので
ある。ここで接点（１１）とはシャトルのヤーンガイド
（１３）とか、新らたに設けた接触バー（１４）と接触
ブラシ（１２）との接触した点である。これら接点に対
して１本実施例ではボビン軸に設けた遠心スイッチ（１
９）のリードワイヤが接続されている。接触バー（１４
）は緯糸の消耗を検知するためのもので、シャトルフレ
ーム（６）内に略平行に設けられ、第２図にみられるよ
うにボビンブレーキ（１５）がこれと同軸に設けられて
いる。接触ブラシ（１２）の具体例を第３図に示した。

短冊状のゴム弾性体片（１６）の一端が上ゲートリング
（３）に固定されたブラケット（１７）へ上下調筋可能
に取付けられたロッドへ固定され、他端付近には薄金属
板（１８）の一端が合一され、薄金属板（１８）は一端
が前記のようにシャトルのヤーンガイド（１３）とか接
触バー（１４）へ断続接触するのである。

接触ブラシに衝撃に対して固有振動数の低いゴム等の弾
性体片と、耐摩耗性を有した金属板がこれに加えて用い
られているのである。このような接触によって、緯糸が
切れるとか、緯糸の消耗を検知し外部の織機停止スイッ
チを作動させることができる。

〈発明の効果〉 上記のような円形織機における緯糸切れ、緯糸消耗検知
信号取出し装置は。

■シャトルフレーム外部に接触ブラシを取付けたので１
点検、清掃の簡略化と、生産効率を高めることができ。

■シャトルのヤーンガイド、接触バーが断続接触するこ
とにより、常にはたかれる状態であり、接触ブラシ表面
、ヤーンガイド、接触ブラシ表面へゴミが付着せず、従
って、誤動作とか動作不良を無くすることができ。

■接触ブラシのパルスを発光ダイオード等で表示するこ
とにより、動作点検の容易化になる、等の効果が得られ
たのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はシャトル部分の平面図であり、第２図は同側面
図である、第３図は接触ブラシの斜視図である。 （１）ゲージリング　　（２）インサージョンアーム（
３）上ゲートリング　　（４）下ゲートリング（５）ガ
イドローラ　　　（６）シャトルフレーム（７）ａ糸ボ
ビン　　　　（８）経糸綜絖（９）緯糸　　　　　　　
（１０）製品（１１）接点　　　　　　（１２）接触ブ
ラシ（１３）ヤーンガイド　　（１４）接触バー（１５
）ボビンブレーキ　（１６）ゴム弾性体片（１７）ブラ
ケット　　　（１８）薄金属板（１９）遠心スイッチ 以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　シャトルフレーム内に設けられた緯糸切れ及び緯糸
   消耗検知装置の接点の回転軌跡に対して織機フレーム側
   に接触ブラシを設けてなることを特徴とする円形織機に
   おける緯糸切れ、消耗検知信号取出し装置。 ２　接触ブラシは短冊形弾性体片の一端を固定し、他端
   付近に薄金属板を重ねてなる特許請求の範囲第１項記載
   の円形織機における緯糸切れ、消耗検知信号取出し装置
   。 ３　検知装置の接点はその１点がシャトルフレームのヤ
   ーンガイドである特許請求の範囲第１項記載の円形織機
   における緯糸切れ、消耗検知信号取出し装置。