JPS6153955A - エア−コレクタの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発り」は、太陽熱で暖房用のに風をつくるエアーコ
レクタの取付構造に関するものである。

〔背景技術〕

近年、住宅の省エネルギ対策が注目され、その一つとし
て太陽熱で温ＫＡｖをつくり、これを室内暖房に利用す
るエアーコレクタが提案されている。

エアーコレクタは室内空気を循環させ、コレクタ内で加
熱しては風とするものであるため、水を循環させる水コ
レクタに比べて施工がｒｉ１鵬でメインテナンスが各易
等のメリットがある反面、空気もれをなくすために、施
工が煩雑になるという問題があった。

第６図は従来のエアーコレクタの設置状態と示す新面図
であり、エアーコレクタの本体１５が屋根１６上に設置
され、その両端に空気入ロチャノパ１７および出口チャ
ンバ１８が゛設けられている。

第７図は第６図の■−■線部分断面図である。第６図お
よび第７図において、１９はむな木、２゜は母屋、２１
はたるき、２２は野地板、２３は空気のダクトである。

かかるエアーコレクタ’ｃ　Ｉｔｍ工する場合、チャン
バ１７．１８からの空気もれをなくすためにシールを行
なうが、第７図に示すようにたるき２１のくい込み部分
２４のシールが非常に複雑となり、作業が困難で施工に
時間がかかっていた。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、施工を容易にしたエアーコレクタの
取付構造を提供することである。

〔発明の開示〕

この発明のエアーコレクタの取付構造は、屋根上にエア
ーコレクタ本体を設置し、かつこのコレクタ本体の空気
入口チャンバおよび出口チャンバを前記屋根両側のけら
ば部罠それぞれ設けたことを特徴とするものである。

この発明の一実施例を第１図に基ついて説明する。すな
わち、このエアーコレクタの取付構造は、エアーコレク
タ本体１を屋根２上に横向きに設置し、屋根２両側のけ
らば部３にそれぞれ空気入口チャンバ４および出口チャ
ンバ５を付設し、これらのチャンバ４．５にダクト６を
設けたものである。

このように、エアーコレクタのチャンバ４．５を屋根２
のけらば部３に設けたので、従来のようにたるきや野地
板等との関係からチャンバのシールが複雑罠なることが
なく、施工も容易になり、空気もれもなくすことができ
る。

なお、コ１常のエアーコレクタは第２図に示すように、
表面から順に透光板７．集熱板８および断熱層９を互い
に離隔して配置し、枠材ｌＯで一体に固定するとともに
、内部に空気層１１および通気層１２を設け、透光板７
を通過した太陽光で集熱板８’！ｔ−暖め、通気層１２
を流れる空気との熱交換（より居室１３への暖房用温風
を得るものであったが、エアーコレクタはそれ自体冬期
にしか使用できなかった。

そこで、第３図ないし第５図に示すように、表面の透光
板７（強化ガラス等）を多数枚の羽根板１４（フィン）
で構成し、これらの羽根板１４を回転させて空気層１１
の開閉を行なうようにした。

羽根板１４の開閉はチェーンなど？使って遠隔操作する
。

これによって、夏の夜に表面の透光板７を開くことによ
って集熱板８が放射冷却されて温度が下がる。この冷熱
？通気層を流す空気と熱交換して冷たい空気をつくり、
居室の冷房に利用する。また、冬季には透光板７を閉じ
て従来と同様にして暖房に利用することは勿論である。

〔発明の効果〕

この発明によれば、エアーコレクタの屋根上への施工が
容易になり、不完全なシールによる空気もれの発生も防
止することができ′るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の斜視図、第２図は通常の
エアーコレクタの説明図、第３図は改善されたエアーコ
レクタの斜視図、第４図はその断面図、第５図は表面の
透光板を開いた状態の断面図、第６図は従来のエアーコ
レクタの取付構造の断面図、第７図は第６図の■−■腺
部外部分断面図る。 １・・エアーコレクタ本体、２・・・屋根、３・・・け
らば部、４・・・空気入ロチャ／バ、５・・・空気量ロ
チャンパ、６・・ダクト 第６図 第　７　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋根上にエアーコレクタ本体を設置し、かつこのコレク
   タ本体の空気入口チャンバおよび出口チャンバを前記屋
   根両側のけらば部にそれぞれ設けたことを特徴とするエ
   アーコレクタの取付構造。