JPS6152792B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6152792B2 JPS6152792B2 JP10947279A JP10947279A JPS6152792B2 JP S6152792 B2 JPS6152792 B2 JP S6152792B2 JP 10947279 A JP10947279 A JP 10947279A JP 10947279 A JP10947279 A JP 10947279A JP S6152792 B2 JPS6152792 B2 JP S6152792B2
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- JP
- Japan
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- output
- register
- signal
- excitation
- Prior art date
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 50
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、印字ヘツドがプラテンに対しスペー
ス方向に相対移動する、いわゆるシリアル式のド
ツトプリンタに関し、印字速度の高速化を実現す
るものである。
ス方向に相対移動する、いわゆるシリアル式のド
ツトプリンタに関し、印字速度の高速化を実現す
るものである。
第１図は、シリアルプリンタの概略を示す平面
図、第２図は印字ヘツドの正面斜視図である。プ
ラテン１には、印字用紙２が巻かれており、プラ
テン１と平行に配置された送りネジ３およびガイ
ド棒４に、印字ヘツド５が搭載されたキヤリヤ６
が支持されている。送りネジ３が、ベルト７を介
してモータＭで回転駆動されることにより、印字
ヘツド５は矢印ａで示すスペース方向に定速で移
送される。
図、第２図は印字ヘツドの正面斜視図である。プ
ラテン１には、印字用紙２が巻かれており、プラ
テン１と平行に配置された送りネジ３およびガイ
ド棒４に、印字ヘツド５が搭載されたキヤリヤ６
が支持されている。送りネジ３が、ベルト７を介
してモータＭで回転駆動されることにより、印字
ヘツド５は矢印ａで示すスペース方向に定速で移
送される。
印字ヘツド５の先端には、ワイヤドツト式の印
字ヘツドであれば、複数のワイヤW1，W2……W9
がスペース方向と直角方向へ等間隔に配列されて
おり、印字ヘツド５を一定速度でスペース送りし
ながら、一定の周期で各時刻t1，t2……におい
て、ワイヤW1，W2……を、ヘツドに内蔵の電磁
石で選択的駆動して突出させることにより、用紙
２上にドツトＤ……の組合わせで、例えば“Ａ”
のような文字が形成される。なお、印字用紙２が
感圧紙であれば、ワイヤW1，W2……が駆動され
てワイヤ先端が用紙２に当たつたときのインパク
トでドツトＤ……が記録されるが、普通紙の場合
は、第１図のようにインクリボン８を介してイン
パクトが加えられる。
字ヘツドであれば、複数のワイヤW1，W2……W9
がスペース方向と直角方向へ等間隔に配列されて
おり、印字ヘツド５を一定速度でスペース送りし
ながら、一定の周期で各時刻t1，t2……におい
て、ワイヤW1，W2……を、ヘツドに内蔵の電磁
石で選択的駆動して突出させることにより、用紙
２上にドツトＤ……の組合わせで、例えば“Ａ”
のような文字が形成される。なお、印字用紙２が
感圧紙であれば、ワイヤW1，W2……が駆動され
てワイヤ先端が用紙２に当たつたときのインパク
トでドツトＤ……が記録されるが、普通紙の場合
は、第１図のようにインクリボン８を介してイン
パクトが加えられる。
第３図のイは印字パターンを拡大して示す図、
ロは印字ヘツドによるドツト記録のタイミングを
示すタイムチヤートであり、ロ図において、Ｔは
印字指令タイミング信号を、Ｅは電磁石の励磁信
号を、夫々示す。いま、印字ヘツドが用紙２に対
し、矢印a′で示すように右向きに定速でスペーシ
ングされているものとすると、第１番目の印字指
令タイミング信号T1の到来によつて、ワイヤW1
〜W9のうちの下端のワイヤW9の駆動用電磁石が
励磁信号E1で励磁され、その結果時刻t1におい
て、ワイヤW9でドツトD9が記録される。なお、
印字指令タイミング信号T1および励磁信号E1の
発生時刻と実際にドツトD9が記録された時刻T1
との間にずれがあるのは、電磁石の励磁によりワ
イヤに駆動力が作用され、ワイヤ先端が用紙２に
到達するまでの、動作時間によるものである。次
に第２番目の印字指令タイミング信号T2の到来
によつて、下から２番目のワイヤW8の電磁石
が、励磁信号E2で励磁され、該ワイヤW8によつ
て時刻t2でドツトD8が記録される。以下同様にし
て、印字指令タイミング信号T3，T4……に従つ
て、ドツトD7，D6……が記録されていく。そし
て時刻t5〜t13のように、垂直方向に２以上のドツ
トを要する場合は、１つの印字指令タイミング信
号で２以上のドツトが記録される。例えば時刻t5
の場合であれば、ワイヤW7とW5の駆動電磁石が
同時に励磁され、該ワイヤW7，W5が同時に作動
して同時に２つのドツトD7，D5が記録される。
ロは印字ヘツドによるドツト記録のタイミングを
示すタイムチヤートであり、ロ図において、Ｔは
印字指令タイミング信号を、Ｅは電磁石の励磁信
号を、夫々示す。いま、印字ヘツドが用紙２に対
し、矢印a′で示すように右向きに定速でスペーシ
ングされているものとすると、第１番目の印字指
令タイミング信号T1の到来によつて、ワイヤW1
〜W9のうちの下端のワイヤW9の駆動用電磁石が
励磁信号E1で励磁され、その結果時刻t1におい
て、ワイヤW9でドツトD9が記録される。なお、
印字指令タイミング信号T1および励磁信号E1の
発生時刻と実際にドツトD9が記録された時刻T1
との間にずれがあるのは、電磁石の励磁によりワ
イヤに駆動力が作用され、ワイヤ先端が用紙２に
到達するまでの、動作時間によるものである。次
に第２番目の印字指令タイミング信号T2の到来
によつて、下から２番目のワイヤW8の電磁石
が、励磁信号E2で励磁され、該ワイヤW8によつ
て時刻t2でドツトD8が記録される。以下同様にし
て、印字指令タイミング信号T3，T4……に従つ
て、ドツトD7，D6……が記録されていく。そし
て時刻t5〜t13のように、垂直方向に２以上のドツ
トを要する場合は、１つの印字指令タイミング信
号で２以上のドツトが記録される。例えば時刻t5
の場合であれば、ワイヤW7とW5の駆動電磁石が
同時に励磁され、該ワイヤW7，W5が同時に作動
して同時に２つのドツトD7，D5が記録される。
第４図は、第３図ロの印字指令タイミング信号
T1，T2……とワイヤ駆動電磁石の励磁信号E1，
E2……との関係を拡大して示したものである。
ワイヤW1，W2……と印字用紙２との間には、必
要最少限の間隔が有るので、電磁石の励磁を開始
しても、ワイヤ先端が印字用紙２に到達して実際
にドツトが記録されるまでには、それ相当の時間
を要するので、最少限Ｌで示される時間は、励磁
を継続する必要がある。また、各電磁石機構ごと
に設けられたワイヤ復帰用スプリングのバネ圧の
バラツキを考慮すると、該バネ圧に抗してすべて
のワイヤが確実に印字用紙２に到達できるように
するには、最も動作の遅いワイヤを基準に励磁時
間を設定しなければならないので、励磁信号
E1，E2……を短かくするには限界がある。ま
た、励磁信号E1による励磁が完了しなければ、
次の印字指令タイミング信号T2および励磁信号
E2を入力できないので、結局プリンタの印字速
度は、励磁信号E1，E2……の長さに依存するこ
とになる。
T1，T2……とワイヤ駆動電磁石の励磁信号E1，
E2……との関係を拡大して示したものである。
ワイヤW1，W2……と印字用紙２との間には、必
要最少限の間隔が有るので、電磁石の励磁を開始
しても、ワイヤ先端が印字用紙２に到達して実際
にドツトが記録されるまでには、それ相当の時間
を要するので、最少限Ｌで示される時間は、励磁
を継続する必要がある。また、各電磁石機構ごと
に設けられたワイヤ復帰用スプリングのバネ圧の
バラツキを考慮すると、該バネ圧に抗してすべて
のワイヤが確実に印字用紙２に到達できるように
するには、最も動作の遅いワイヤを基準に励磁時
間を設定しなければならないので、励磁信号
E1，E2……を短かくするには限界がある。ま
た、励磁信号E1による励磁が完了しなければ、
次の印字指令タイミング信号T2および励磁信号
E2を入力できないので、結局プリンタの印字速
度は、励磁信号E1，E2……の長さに依存するこ
とになる。
本発明にこのような現状に飽き足らず、更に印
字速度を高速化することを目的とするものであ
る。即ち、励磁信号Ｅの長さを短かくするには限
界が有るので、第５図のように、励磁信号E1，
E2……の長さは従来のままとし、ある時間l2の間
だけは、印字指令タイミング信号T1′に基づく励
磁信号E1もすぐ次の隣接する印字指令タイミン
グ信号T2′に基づく励磁信号E2も同時に発生させ
励磁可能とするものである。これを第３図に基づ
いて説明すると、第１番目の印字指令タイミング
信号T1による励磁信号E1でワイヤW9の電磁石が
未だ励磁されているうちに、次のワイヤW8の励
磁を開始するということである。勿論、同じワイ
ヤ例えばW9を、時刻t1においても、すぐ次の時
刻t2においても連続して駆動するといつたことは
できないので、同じワイヤが続続する２つの印字
指令タイミング信号で駆動されることのないよう
なパターン構成とすることにより、印字指令タイ
ミング信号および励磁信号の発生周期を第５図の
ように短かくして、印字速度を飛躍的に向上させ
ることができる。
字速度を高速化することを目的とするものであ
る。即ち、励磁信号Ｅの長さを短かくするには限
界が有るので、第５図のように、励磁信号E1，
E2……の長さは従来のままとし、ある時間l2の間
だけは、印字指令タイミング信号T1′に基づく励
磁信号E1もすぐ次の隣接する印字指令タイミン
グ信号T2′に基づく励磁信号E2も同時に発生させ
励磁可能とするものである。これを第３図に基づ
いて説明すると、第１番目の印字指令タイミング
信号T1による励磁信号E1でワイヤW9の電磁石が
未だ励磁されているうちに、次のワイヤW8の励
磁を開始するということである。勿論、同じワイ
ヤ例えばW9を、時刻t1においても、すぐ次の時
刻t2においても連続して駆動するといつたことは
できないので、同じワイヤが続続する２つの印字
指令タイミング信号で駆動されることのないよう
なパターン構成とすることにより、印字指令タイ
ミング信号および励磁信号の発生周期を第５図の
ように短かくして、印字速度を飛躍的に向上させ
ることができる。
次にこのような印字方式を可能にするための印
字制御回路を、第６図の実施例に基づいて説明す
る。同図において、９は、リードオンリーメモリ
（ROM）から成る文字発生器であり、印字すべき
文字等に対応したコードの入力により、そのコー
ドに応じた文字パターンが、出力レジスタ１０に
出力される。勿論、一度に１文字分の文字パター
ンがすべて読出されるのでなく、第３図のような
“Ａ”という文字のパターンを得る場合であれ
ば、時刻t1〜t17で示されるように17回に分けて出
力される。即ち、第１番目の印字指令タイミング
信号T1で、時刻t1においてドツト記録すべきパタ
ーン情報（つまり下端のワイヤW9の駆動指令）
が出力されて、ワイヤW9の駆動電磁石が励磁さ
れる。そして次に、第２番目の印字指令タイミン
グ信号T2で、時刻t2においてドツト記録すべきパ
ターン情報（つまり下から２番目のワイヤW8の
駆動指令）が出力されて、該ワイヤW8の駆動電
磁石が励磁される、といつたように各印字指令タ
イミング信号T1，T2……ごとに分割して読出さ
れ、ドツト記録される。そのために、文字発生器
９および出力レジスタ１０に、印字指令タイミン
グ信号Ｔが入力されるように成つており、印字指
令タイミング信号に同期して、文字発生器９から
分割パターンが出力されて出力レジスタ１０に一
旦記憶され、かつ出力レジスタ１０の内容が送出
される。本発明の場合は、出力レジスタ１０の内
容が直接励磁信号として電磁石駆動回路１１に出
力されるのでなく、マルチプレクサ１２および印
字レジスタ１３を介して出力される。また、ある
時間即ち第５図の励磁信号E1，E2……が相互に
重なる時間l2の間は、オア回路１４によつて出力
レジスタ１０の内容と印字レジスタ１３の内容と
の論理和が出力される。
字制御回路を、第６図の実施例に基づいて説明す
る。同図において、９は、リードオンリーメモリ
（ROM）から成る文字発生器であり、印字すべき
文字等に対応したコードの入力により、そのコー
ドに応じた文字パターンが、出力レジスタ１０に
出力される。勿論、一度に１文字分の文字パター
ンがすべて読出されるのでなく、第３図のような
“Ａ”という文字のパターンを得る場合であれ
ば、時刻t1〜t17で示されるように17回に分けて出
力される。即ち、第１番目の印字指令タイミング
信号T1で、時刻t1においてドツト記録すべきパタ
ーン情報（つまり下端のワイヤW9の駆動指令）
が出力されて、ワイヤW9の駆動電磁石が励磁さ
れる。そして次に、第２番目の印字指令タイミン
グ信号T2で、時刻t2においてドツト記録すべきパ
ターン情報（つまり下から２番目のワイヤW8の
駆動指令）が出力されて、該ワイヤW8の駆動電
磁石が励磁される、といつたように各印字指令タ
イミング信号T1，T2……ごとに分割して読出さ
れ、ドツト記録される。そのために、文字発生器
９および出力レジスタ１０に、印字指令タイミン
グ信号Ｔが入力されるように成つており、印字指
令タイミング信号に同期して、文字発生器９から
分割パターンが出力されて出力レジスタ１０に一
旦記憶され、かつ出力レジスタ１０の内容が送出
される。本発明の場合は、出力レジスタ１０の内
容が直接励磁信号として電磁石駆動回路１１に出
力されるのでなく、マルチプレクサ１２および印
字レジスタ１３を介して出力される。また、ある
時間即ち第５図の励磁信号E1，E2……が相互に
重なる時間l2の間は、オア回路１４によつて出力
レジスタ１０の内容と印字レジスタ１３の内容と
の論理和が出力される。
いま、出力レジスタ１０から、第５図の印字指
令タイミング信号T1′によつて、第３図のドツト
D9を記録すべき分割パターンの励磁信号E1が出
力されたとすると、その励磁信号は、マルチプレ
クサ１２を介して印字レジスタ１３に記憶され、
該印字レジスタ１３を介して電磁石駆動回路１１
に入力され、ヘツド５のワイヤW9の電磁石が励
磁される。この場合電磁石は、第５図のＬ時間即
ち「l1＋l2」の時間励磁する必要があるが、その
時間は、タイマTM1，TM2で設定される。タイ
マTM1，TM2は、マルチプレクサ１２を制御し
て、l1の期間は、出力レジスタ１０の情報のみを
出力されるが、l2の期間は、オア回路１４側を出
力させる役目を兼ねている。そのため、励磁信号
E1の初めの期間l1の間は、タイマTM1によつてマ
ルチプレクサ１２は、出力レジスタ１０側を印字
レジスタ１３に接続し、電磁石駆動回路１１に励
磁信号E1を出力する。それによつて電磁石が励
磁され、ワイヤW9が動作し始める。次に２番目
の印字指令タイミング信号T2′の到来によつて、
ドツトD8を記録すべきパターン情報が文字発生
器９から出力レジスタ１０に送出される。このと
きタイマT2で、マルチプレクサ１２がオア回路
１４側へ切換えられる。そのため、先に印字レジ
スタ１３に記憶された励磁信号E1と新たに発生
された２番目の励磁信号E2とがオア回路１４を
介して出力され、この関係は、タイマTM2で設
定された期間l2の間行われる。従つて、オア回路
１４から、印字レジスタ１３の内容が出力される
ことによつて、期間l2の間は引続き励磁信号E1に
よつて励磁が継続されることになり、必要最少限
の励磁時間Ｌが確保される。同時に、２番目の励
磁信号E2もオア回路１４を介して出力されるの
で、l2の期間においてワイヤW8の電磁石も励磁が
開始される。そしてタイマTM2がタイムアツプ
してl2の期間が過ぎると、マルチプレクサ１２で
再び出力レジスタ１０側に切換わり、引続いて励
磁信号E2が出力レジスタ１０から印字レジスタ
１３を介して、電磁石駆動回路１１に出力され
る。次に印字指令タイミング信号T3′により、ド
ツトD3を記録すべき分割パターンが文字発生器
９から出力レジスタ１０に出力され、第３番号の
励磁信号E3が発生すると、再びマルチプレクサ
１２がオア回路１４側に切換わつて、l2の期間
は、励磁信号E2の後端とE3の前端が同時に出力
され、励磁が行われる。なお、励磁信号がE1，
E2，E3……と連続して発生した場合は、２番目
の励磁信号E2のように前後両端のl2・l2期間でオ
ア回路を介して出力されるので、励磁時間Ｌは
「l1′＋２ l2」となる。
令タイミング信号T1′によつて、第３図のドツト
D9を記録すべき分割パターンの励磁信号E1が出
力されたとすると、その励磁信号は、マルチプレ
クサ１２を介して印字レジスタ１３に記憶され、
該印字レジスタ１３を介して電磁石駆動回路１１
に入力され、ヘツド５のワイヤW9の電磁石が励
磁される。この場合電磁石は、第５図のＬ時間即
ち「l1＋l2」の時間励磁する必要があるが、その
時間は、タイマTM1，TM2で設定される。タイ
マTM1，TM2は、マルチプレクサ１２を制御し
て、l1の期間は、出力レジスタ１０の情報のみを
出力されるが、l2の期間は、オア回路１４側を出
力させる役目を兼ねている。そのため、励磁信号
E1の初めの期間l1の間は、タイマTM1によつてマ
ルチプレクサ１２は、出力レジスタ１０側を印字
レジスタ１３に接続し、電磁石駆動回路１１に励
磁信号E1を出力する。それによつて電磁石が励
磁され、ワイヤW9が動作し始める。次に２番目
の印字指令タイミング信号T2′の到来によつて、
ドツトD8を記録すべきパターン情報が文字発生
器９から出力レジスタ１０に送出される。このと
きタイマT2で、マルチプレクサ１２がオア回路
１４側へ切換えられる。そのため、先に印字レジ
スタ１３に記憶された励磁信号E1と新たに発生
された２番目の励磁信号E2とがオア回路１４を
介して出力され、この関係は、タイマTM2で設
定された期間l2の間行われる。従つて、オア回路
１４から、印字レジスタ１３の内容が出力される
ことによつて、期間l2の間は引続き励磁信号E1に
よつて励磁が継続されることになり、必要最少限
の励磁時間Ｌが確保される。同時に、２番目の励
磁信号E2もオア回路１４を介して出力されるの
で、l2の期間においてワイヤW8の電磁石も励磁が
開始される。そしてタイマTM2がタイムアツプ
してl2の期間が過ぎると、マルチプレクサ１２で
再び出力レジスタ１０側に切換わり、引続いて励
磁信号E2が出力レジスタ１０から印字レジスタ
１３を介して、電磁石駆動回路１１に出力され
る。次に印字指令タイミング信号T3′により、ド
ツトD3を記録すべき分割パターンが文字発生器
９から出力レジスタ１０に出力され、第３番号の
励磁信号E3が発生すると、再びマルチプレクサ
１２がオア回路１４側に切換わつて、l2の期間
は、励磁信号E2の後端とE3の前端が同時に出力
され、励磁が行われる。なお、励磁信号がE1，
E2，E3……と連続して発生した場合は、２番目
の励磁信号E2のように前後両端のl2・l2期間でオ
ア回路を介して出力されるので、励磁時間Ｌは
「l1′＋２ l2」となる。
このように本発明によれば、印字指令タイミン
グ信号T1′，T2′……の発生周期が短かくなつたた
めに励磁時間Ｌが重なる期間l2の間は、先の励磁
信号と現在の励磁信号との論理和をとつて、先の
励磁信号も持続できるような構成となつているの
で、ある印字タイミング信号に基づいて分割パタ
ーンを記録すべく電磁石が励磁され、その励磁が
終了しないうちに、次の印字タイミング信号に基
づく分割パターンを記録するための電磁石の励磁
を開始することが可能である。従つて、電磁石の
励磁時間Ｌを充分確保したまま、印字タイミング
信号および励磁信号の発生周期を短かくすること
により、印字速度を格段と向上させることができ
る。例えば、漢字印字用のワイヤが高密度配置さ
れた印字ヘツドを利用して、英数字のような単純
なパターンとした文字を印字するときは、連続し
た２つの印字タイミング信号で同じワイヤが続い
て駆動されないで済むようなパターン構成が比較
的容易であるから、そのような場合に顕著な効果
が発揮される。
グ信号T1′，T2′……の発生周期が短かくなつたた
めに励磁時間Ｌが重なる期間l2の間は、先の励磁
信号と現在の励磁信号との論理和をとつて、先の
励磁信号も持続できるような構成となつているの
で、ある印字タイミング信号に基づいて分割パタ
ーンを記録すべく電磁石が励磁され、その励磁が
終了しないうちに、次の印字タイミング信号に基
づく分割パターンを記録するための電磁石の励磁
を開始することが可能である。従つて、電磁石の
励磁時間Ｌを充分確保したまま、印字タイミング
信号および励磁信号の発生周期を短かくすること
により、印字速度を格段と向上させることができ
る。例えば、漢字印字用のワイヤが高密度配置さ
れた印字ヘツドを利用して、英数字のような単純
なパターンとした文字を印字するときは、連続し
た２つの印字タイミング信号で同じワイヤが続い
て駆動されないで済むようなパターン構成が比較
的容易であるから、そのような場合に顕著な効果
が発揮される。
なお、ドツトプリンタには、サーマルプリンタ
等のようにノンインパクト式のものもあるが、種
類のいかんにかかわらず、ワイヤドツトプリンタ
における励磁信号に相当するある駆動時間を持つ
た駆動信号を要するので、本発明は、ワイヤドツ
ト式に限らずあらゆる種類のドツト式プリンタに
適用できる。
等のようにノンインパクト式のものもあるが、種
類のいかんにかかわらず、ワイヤドツトプリンタ
における励磁信号に相当するある駆動時間を持つ
た駆動信号を要するので、本発明は、ワイヤドツ
ト式に限らずあらゆる種類のドツト式プリンタに
適用できる。
第１図はドツト式シリアルプリンタの平面図、
第２図はその印字ヘツドの正面斜視図、第３図は
文字パターンおよびそのドツト記録のタイミング
を示すタイミングチヤート、第４図は同タイミン
グチヤートを拡大して示した図、第５図は本発明
方式によるタイミングチヤートを示した図、第６
図は本発明による印字制御回路を例示するブロツ
ク図である。 図において、２は印字用紙、５は印字ヘツド、
W1，W2……はワイヤ、D1，D2……はドツト、
T1′，T2′……は印字指令タイミング信号、E1，
E2……は励磁信号、１０は出力レジスタ、１１
は電磁石駆動回路、１２はマルチプレクサ、１３
は印字レジスタ、１４はオア回路、TM1，TM2
はタイマである。
第２図はその印字ヘツドの正面斜視図、第３図は
文字パターンおよびそのドツト記録のタイミング
を示すタイミングチヤート、第４図は同タイミン
グチヤートを拡大して示した図、第５図は本発明
方式によるタイミングチヤートを示した図、第６
図は本発明による印字制御回路を例示するブロツ
ク図である。 図において、２は印字用紙、５は印字ヘツド、
W1，W2……はワイヤ、D1，D2……はドツト、
T1′，T2′……は印字指令タイミング信号、E1，
E2……は励磁信号、１０は出力レジスタ、１１
は電磁石駆動回路、１２はマルチプレクサ、１３
は印字レジスタ、１４はオア回路、TM1，TM2
はタイマである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ドツト式の印字ヘツドがプラテン上の記録媒
体に対して相対移動し、その相対移動に同期して
記録媒体にドツトを記録し、そのドツトの組合わ
せにより文字などを形成するドツトプリンタにお
いて、 順次到来する印字指令タイミング信号に同期し
て印字すべき文字などに対応した分割パターンを
発生する文字発生器、 該文字発生器の出力情報を記憶する出力レジス
タ、 該出力レジスタの出力情報を記憶する印字レジ
スタ、 該印字レジスタの出力信号と前記出力レジスタ
の出力信号との論理和をとるゲート手段、 該ゲート手段からの出力あるいは前記出力レジ
スタの出力を択一的に選択する選択手段、 前記印字指令タイミング信号を交互に受信する
ことにより一定の時間幅を有する駆動信号を作成
するための少なくとも２つのタイマ手段、 よりなり、 前記選択手段は、 前記一方のタイマ手段からのみ駆動信号が出力
されている区間は出力レジスタの出力を選択して
印字レジスタに出力し、 前記両方のタイマ手段から駆動信号が出力され
ている区間はゲート手段からの出力を印字レジス
タに出力することを特徴とするドツトプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10947279A JPS5633783A (en) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | Dot printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10947279A JPS5633783A (en) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | Dot printer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5633783A JPS5633783A (en) | 1981-04-04 |
| JPS6152792B2 true JPS6152792B2 (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=14511094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10947279A Granted JPS5633783A (en) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | Dot printer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5633783A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166187U (ja) * | 1988-04-27 | 1989-11-21 |
-
1979
- 1979-08-28 JP JP10947279A patent/JPS5633783A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166187U (ja) * | 1988-04-27 | 1989-11-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5633783A (en) | 1981-04-04 |
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