JPS61501463A - 流体羽根車ディフュ−ザと操作方法 - Google Patents

流体羽根車ディフュ−ザと操作方法

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JPS61501463A
JPS61501463A JP60500264A JP50026485A JPS61501463A JP S61501463 A JPS61501463 A JP S61501463A JP 60500264 A JP60500264 A JP 60500264A JP 50026485 A JP50026485 A JP 50026485A JP S61501463 A JPS61501463 A JP S61501463A
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ゲリ−・ウルリック・キ−ス
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流体羽根車ディフューザと操作方法 この発明は軸流羽根車と組合わされて流体流れの運動エネルギーを静圧に転換す るのに広く用いられる種類の流体流ディフューザに関する。例えば軸流ファンの 場合、ディフューザは通常円錐形状を有する。こうしたディフューザ形状の効率 は円錐体の発散角に応じて変化し、約15’の開先角度が大抵の場合最適とみな される。これよりも小さい角度はディフューザの長さを増すだけで効率はほとん ど変わらず、より大きい角度は効率を漸次減じると共に、ディフューザ効率の大 きな損失を伴うディフユーザ壁からの流れの離脱という危険を増す。15°開先 角度を有するディフューザは実際上構造が太き(、製作費が高価なものとなった り所定’AN内への組みこみが困難となる場合もある。
従来のディフューザの大寸法から生しるこれらの欠点が故、急激に広がる通路の 壁に流体を付着させる手段を見出すことにより比較的短寸の効率的なディフュー ザを製作せんとする多くの試みがなされてきた。これを達成する種々の形態の境 界層フロー制御が開示されたが、そうした手段の使用に伴う複雑さやコストのた め広く採用されるには至っていない。これまでに調査された別の手段は定在渦層 を用いてその直線軸に沿って通る流れを発散させるものであった。例えば、間怠 配置された2本の異径円形ダクトの連結部において、その外径が大径ダクトの径 と同径で、その内側が小径ダクトからの流出流と一致し、かつ、その運動が流出 流と両立し得る定在渦層が形成され得るとすれば、その場合には渦作用により小 径ダクトからの流れが渦運動に従って発散させられ大径ダクトの径いっばいまで 広げられることが予期されよう。
実際には、一対の同芯状円形ダクトを単純に配置させただけでは上記効果を現出 するに足る渦を発生させることはできない。この理由の一つは小径ダクトからの 流出流により生成される渦が、半径に比例する渦内角速度を有する強制型だから である。こうした渦の中心部の圧力は外周部の圧力よりも高いため、渦が広がる 傾向がある。
実際上最終的に発生するものは、拡散効果の少ない大径ダクト内の外側流れの大 きな低速再循環にすぎず、小径ダクトから排出される高速空気の中心部が残され る。
こうした配置による現出効果に及ぼす他の要因としては小径ダクト内の境界層特 性、及び流れにおける何らかの不均一性などがある。それにもがかわらず2本の ダクトの連結部の特殊な幾何学的配置構成により、少なくとも実験室条件下で安 定渦層を生成することができ、また、特定のフロー制御手段を導入することで同 一結果を得ることができる。上記構成は流れを拡散させるのに定在渦層が効果的 であるということを立証するのには役立ったが、実際的に広く受け入れられるよ うな問題解決策を与えるものではなかった。
流体羽根車を備えた改良拡散を提供することを目的とする。
もし渦層が半径に反比例する角速度を有する自由型であれば、その中心部がその 外周部よりも低圧となろうからそれ独自の自然安定性を有するであろう。ある特 定条件下では軸流羽根車の羽根先端の直接作用によってそうした渦が生成され、 そして羽根車からの流出流がその渦作用により拡散されることを私は見出した。
したがって、この発明は羽根先端により推進され前記羽根車を通過した流れを拡 散させるように旋回する渦層を形成、そして安定状態に維持することができる空 間を部分的に形成するような軸流羽根車の羽根先端の上流側構造を提供するとこ ろにある。
羽根先端あるいはその近辺に渦を発生させる関連構成を有する流体羽根車に関す る多くの他の装置が知られており、例えば、アメリカ特許3011762.38 72916,3934410゜4061188.4050845 、フランス特 許2034406,2096639.及びイギリス特許1502000.203 4435゜これらの例嘔おいては重要な拡散プロセスがなかったり、又は、羽根 車の羽根先端の面上にかつ密接して閉ダクトが存在する根拠、あるいは渦中心部 が構成物で満たされている根拠、あるいはダクト又はその他の境界構成部によっ て形成された羽根車の直上流の通路が羽根車の羽根先端よりも径が大きいか、又 はこの発明に記述の渦を発生することのない形で羽根先端近くで羽根車を直通過 する境界流線を有す根拠が存在する。拡散プロセスに関する特許としては、羽根 車の羽根先端の作用は関与するが定在渦層は関与しないアメリカ特許34477 41や、渦層による拡散に関するが羽根車の先端とは直接的関連性を有さないイ ギリス特許970047及び1314819が更に参照されよう。
この発明を添付の部分概略図を参照した例によって説明する。
第1図は2本の異径円形ダクトの接合部にそれらと同芯状に設けられた羽根車の 断面図で、羽根車の羽根先端に発達した渦層を示す図、第2歯は軸流ファンに使 用したこの発明の一実施例の断面図、第3a、b、c、d図は渦層が発達する空 間を部分的に形成するのに用いられる種々の構成体の部分断面図、第4図は2段 式のファンに使用したこの発明の一実施例の断面図、第5図は上流案内羽根を備 えたファンに使用したこの発明の一実施例の断面図、第5a、b図は下流案内羽 根を備えたファンに使用したこの発明の一実施例の断面図、第7図は下流案内羽 根を備えたファンに使用したこの発明のもう1つの例の断面図、第8図は内燃機 関冷却用ファンに使用したこの発明の一実施例の部分断面図、第9図は空気に用 いるダクテフドプロベラに使用したこの発明の一実施例の断面図、第1θ図は舶 用プロペラに使用したこの発明の一実施例の部分断面図、第11a、b、c及び d図は選択的なダクト装置の部分断面図、そして第12a、b及び0図は選択的 な羽根車の羽根先端形状を示す部分断面図である。
第1図において、モータ2に駆動される羽根車1は2木のダクト3,4の接合部 に同芯状に取付けられ、ダクト4がダクト3より大径であり、くぼみがダクト4 側に向いた環状のC断面部材5によって両者が連結されている。羽根車1の直径 は小さい方のダクト3のそれより少し大きく、羽根車1の先端が、矢印8の向き によって示される上流側が部材5によって境界づけされるダクト4内の空間7へ 突出するよう羽根車1が配置されている。
矢印8の方向に流れを生じさせるように羽根車が回転させられると、羽根6の先 端の作用で先ず前記空間7において強制渦が発生する。このとき羽根車1の羽根 6の先端は普通の自由渦を流しだし、これらが強制渦に吸収されると後者は低圧 中心10をもつ安定自由渦環に変わる。
この渦9の作用は小径ダクト3を通って吸引される流れに対して径方向外方へ転 向させようとする動きを与えるため、ダクト3.4の壁に近接した流線が示され た進路11をとることになる。その結果、羽根車を通過する流体流れの効果的な 拡散が得られる。
第2図の実施例において発明はモータ13に駆動される羽根車12からなる軸流 ファンに応用され、両者は羽根車12よりもかなり大径の円形ダクト14に同芯 状にステー等の構造物(図示せず)を介して取付けられている0羽根車のすぐ上 流のダクト14内に取付けれたC形横断面をもつ環状部材15は外径がダクト1 4の内径のそれに等しく、内径が羽根車16のそれより小さいため、羽根車の羽 根の先端が部材15の径方向部分とラップする。図示のように環状部材15はそ のへこみ側が羽根先端とダクト14の下流部へ向くように配置されている。
作動流体を矢印17の方向へ送るよう羽根車が回転させられると、第1図との関 連ですでに述べた態様で安定自由渦環をもつ流れの形が発生する。このような構 造は効果的な拡散をもたらし、ラッパぐち、羽根車に近接してとりまくケーシン グ・フィティング、円錐形ディフューザを必要とする従来構成のそれより簡単で ある。
背後に渦層が生成する環状部材はC形以外の横断面をもっていてもよい。
第3a図の構成において環状部材は、ダクトから内方へ先ず下流向き右方向に弧 形凸状に延び、下流方向へ向く凹面をもつ反対方向に弧状に屈曲した内方部分に 推移し、羽根車の羽根の先端16より径方向内方で終端するS形なし波形の横断 面1日をもつ。第3b図の構成では環状部材はダクト壁から羽根先端16へ向か う後方内方への傾斜24をもつ直線状の横断面を形成する。第3c図の構成では 環状部材は2個の直線部分からなる横断面20をもち、その外方部分は羽根先端 16へ向かって内方へ急角度で延び、内方部分はより緩やかな角度で延びている 。第3b、3c図に示すように羽根先端16は環状部材19.20の内端より少 し内方で終端しているが、作動時において環状部材を通過する流体流れは環状部 材のすぐ下流においてよく発達した縮流を生成させることが理解されよう。羽根 先端16は縮流の境界の外方へ突出するよう配置され、前述のように自由渦環を 発生させる。このような構成は、取付け、取外しの目的で羽根車全体を環状部材 の開口を通すことができるから、下流側への出入れが制限をうける場合の設置に 好都合であろう。第3b図の例において角度24は直角でもよく、第3c図の例 において外方部分はダクト壁と部材20の内方部分に対して直角でもよい。第3 d図の構成において環状部分は、取付け、取外しを容易にするために、径方向外 方部分がダクト壁を通って径方向に延びてフランジ23の間に固定された大体J 形の断面21をもっている。径方向内方部分は弧状に後方へ延び、凹面を下流方 向に向けている。
本発明は前述の態様で、各段間、あるいはいくつかの段において、あるいは最終 段だけ縮流を発生させる多段ファンの各段に採用することができる。2段ファン の最終段に採用した例が第4図に示されている。各段の羽根車が同径であること が望ましい場合が多いであろう。このような2個の羽根車26.27が一対の背 向モータ28,29の反対側端に取付けられている。上流の羽根車26は適宜形 状の入口30を備え、環状ケーシング31がこの羽根車を囲んでモータの周囲の 後方へ延びている。第2の羽根車27の上流においてケーシング31は近づいて くる流れを内方へ向ける短い、内方テーバ状の円錐部32を備え、これにより第 2羽根車27の先端が前例のように自由渦環を発生させることができる。すでに 述べたようにこの渦を位置づけるためにC形断面の環状部材33が設けられてい る。
軸流ファンには一般に案内羽根が採用され、これらは羽根車の上流または下流に 設けることができる。第5図に示す例では羽根34が羽根車の上流に設けられ、 ケーシング35内に囲まれている。渦はこのケーシングの外側でC形断面の環状 部材36の背後に形成され得る。この渦の大きさを減少するために、外側のダク ト38と案内羽根34用の内側のケーシング35の間の空間にもうひとつのC形 断面の形状部材(破線で示す)37を導入してもい。この場合、他の例と同様に 部材36.37の形状はC形断面に限定されない。
案内羽根が羽根車の下流に設けられる場合は、それが効率的に作用するために種 々の手段を採用することができる。第6a、6b図に2つの可能性が示され、第 3の可能性が第7図に示されている。第6a図で、羽根車の羽根より小径の短い 環状ダクト39内に案内羽根が設けられ、羽根車の羽根の先端40が前記短いダ クト39の外側に渦を発生させる。第6b図では短いダクトが省かれ、流れは矢 印42のように羽根41間を径方向外方へ自由Qこ通過する。第7図で、薦内羽 根43は拡散過程の大半が完了する更に下流位置に設けられている。これら構成 の組合わせを採用してもよい。
第7図の実施例で、環状部材36の上流側の入口ダクトが省かれ、内方下流側が 渦室を形成する環状部材36の外方上流面が延長入口ダクトを必要とせずに第7 図のように羽根車に対する入口ダクトとして作用し得るのである。
発明の好適応用例が第8図に示され、ここではファンが内燃機関を冷却するため に空気をラジェータを通して吸引するのに用いられる。これは、ファンがエンジ ンとラジェータの間の制限された空間に取付けられ、圧力回復のだめのディフュ ーザを取付けるための十分なすき間がない一般的な車両の場合に特に有用である 。ファンがエンジンに直接取付けられる場合、融通をもって取付けられたエンジ ンとしっかりと固定されたラジェータの差動のため、空気の循環を防止するため にファンブレードの面に絞りぼめ式の通気帽ないしダクトを取付けるのは実際的 ではないかも知れない。これらの特色のため、このようなファンは非能率で動力 の無駄になり勝ちである。
零発゛明は必要とされるディフューザが非常に短いこととファンディスクの主部 を通る無駄な循環を防止することにより、これらのファンに適用できる。従って 、第8図に示すように、エンジン47に取付けられたファン46へ流れを向ける 入口ノズルを形成するためにラジェータ45の後に加工部材44が取付けられて いる。加工部材44の端部にC形断面の環状部材4日が取付けられ、C形断面の 内リップ49がC形断面の内部に自由渦環を発生させる羽根先端の通路内のファ ン部分へ流れを向けるよう構成されている。C形断面の外リップは短い平行ダク ト50として羽根の後方へ延びている。この応用例における本発明の正確な形態 は取付けに利用できる空間とファンに要求される性能次第であることが理解され よう。
更に、発明は空気または他の流体中で使用されるプロペラの囲い板を形成するた めに利用できる。第9図はホーバークラフトに通した装置の一例を示し、デツキ 53上のパイロン52に取付けられたプロペラ51が囲い板54に囲まれている 。囲い板の内面には環状の屈曲凹部55が形成され、その中へプロペラ羽根56 の先端が突出しており、プロペラが外気を矢印57の方向に送る方向に回転する と羽根先端が前述のように自由渦環を発生させる。図中60で示すように、囲い 板58の屈曲凹部から後縁に亘る部分はプロペラと囲い板の共通軸芯59と平行 またはそれから発散あるいは収束してもよい。囲い仮の下部はブラケット61ま たは他の手段と径方向ステー(図示せず)を介してパイロンに取付けることがで きる。プロペラが可変ピッチ弐である場合、作動中に起る可能性のある羽根の移 動や歪みを許容するために羽根の先端56と凹部の内リップ63の間に十分なす き間62を設けなければならない。
第10図は船舶用の装置を示す。船尾の下端64とカカト65の間に取付けられ た囲い板63は第8図の前例と同様に内部切欠きをもち、そこへプロペラ羽根の 先端66が突出している。この種の囲い板形状は一定の軸芯方向長さに亘って達 成される拡散率が従来の形状で可能な拡散率よりかなり高く、羽根先端と囲い板 内面の間のかなりの径方向すき間によって囲い板を所定の位置に取付けたままプ ロペラを取付けたり取外したりすることが相当容易になる。本例と前例における 囲い板はこれに相当する従来の囲い板より軸芯方向にずっと短くてもよい。この 応用例において本発明は拡散の増進だけでなく、羽根の先端を保護することによ り安全面の特色を現出する。このような構成は、例えば、性能と安全の両方が重 要である強力な船外モータへの適用に好都合である。
囲い仮の断面形状は第9.10図の形状に限定されるものではなく、性能、構造 の強度あるいは簡単さのため特定装置の条件に適合させることができる。囲い板 の断面のいくつかの別個が第11a、b、c図に示されている。
第11a図の囲い仮に整形前外端68が設けられ、そこから外側ダクト面67が 浅い傾斜で後内方に延び、前部の上流向き面69がより急な総体の傾斜で弧状の 盛上がりをもって内方かつ後方へ延びている。面69の後には、渦室を形成し、 面69の内端と63において整形状に交わる屈曲凹部55が設けられている。凹 部55の上面は内側ダクト面60として若干の傾斜をもって後方かつ内方へ延び 、外側ダクト面と整形状に交わる。
第11b図の囲い板において、外側ダクト面67は第11a図の場合より惣、勾 配に後方かつ内方へ延びてより短いダクトを形成している。
第11c図の囲い板においてダクト60は均一の直径をもち、その前端には後向 きの凹面をもつC形断面の内方へ突出した環状部分69が形成されている。
第1id図の囲い板においてダクト60はC形断面の環状部板69から内側へ( 頃斜して後方へ延び、後部に内側段部73が形成され、そこから内壁面74が均 一内径ダクト部として後方に延びている。
ある種の装置、特に船舶のプロペラの場合、プロペラに流入する流れは均一から ほど遠く、囲い仮の周縁の断面形状を変化させることが望まれよう。外側と内側 の形状とも変えることができ、前者は主として流体の局部接近速度と関連させ、 後者は渦層の中心の動きを制御するものとする。作動流体が水のような液体であ る場合、渦の中心が空洞化し、このような空洞化を制御、例えば囲い板肉のある 箇所でそれが消失するのを防止するために内側形状、特に凹部の横断面形状ない しは区域を変化させることが望まれる場合もあろう。
また、渦層は第1図中の楕円9で示す循環に加え、羽根車ディスクの面における 更に別の回動をも行い、これにより渦中の全流体が羽根車の羽根の先端と同し方 向により遅い速度で輪になって回動することが理解されよう。
この輪状の動きの結果のひとつとして周囲全体に亘って一定強さの渦を維持する 傾向が生じるが、羽根車が不均一の流体流れの中で作動したならこのようにはな らないであろう。
種々の事例との関連で作動するために羽根車の羽根の先端に種々の改変を加える ことができ、第12a、 b 、c図にそのいくつかを示す。第12a図におい て、羽根先端の前部71の一部が切欠かれ、先端の後部70のみによって渦が発 生する。このような構成は可変ピッチの羽根に有用であろうし、羽根の回転軸芯 が先端部分70の前縁のところの一点鎖線で示される放射線に沿う場合は可動部 分と固定部分の間のすき間が実質的に一定にだもたれる。第12b図では逆の構 成が採用され、先端の後部70が切欠かれ、前部71のみが渦を発生させる。こ の構成は渦に占められる軸方向距離を減縮するのに役立つであろうが、渦の一部 が切欠部の後から流出して拡散流れに入ることにもなろう。第12c図には傾斜 先端72を備えた構成が占めされている。
本発明の適用範囲は広く、ここに挙げた例に限定されないことが理解されよう。
他の適用例としては航空機推進用のダクトファン、飛行船等の低速飛行体用の囲 い付きプロペラ、軸流コンプレフサが含まれる。
本発明を以上の実施例で説明し、大体において円形断面のダクト内で作動するよ う開示したが、発明の適用はそれに限定されるものではなく、非円形横断面、例 えば換気および空調システムに一般的に使用されるような四角ないし矩形横断面 のダクトに好適である。このことは、羽根車の回転通路がダクトの横断面よりか なり小さいことが本発明の1特徴であることから、特に言えるのである。非円形 断面のダクトを採用した構成では、渦層形成用の空間を形成する環状部材はその 外部がダクトの横断面に−敗し、その内部が羽根車の羽根の先端にラップするか 、縮流を発生させて羽根先端がその外へ突出するように構成する必要がある。
第8〜12図を参照して説明した実施例から、本発明の流体用羽根車ディフュー ザは羽根車を囲んで下流へ延びた比較的短い拡散ダクトに好都合に使用でき、例 えば羽根車の先端通路の直径の20〜50%の長さのダクトが使用できることが 理解されよう。
(特許法第1/ダ条の2第1項) 補正書の写しく翻訳文)提田書 昭和40年2月27日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.入口通路を形成してそこを通過する流体を羽根(6)の先端の回転経路内に 案内すべく羽根(6)の先端の上流側にダクト(11)の内側に向けて突出する 形で環状構造体(5)を配置し、羽根(6)の先端とダクト(11)の間を環状 部材(5)から伸びる環状間隙(7)を環状構造体(5)とで部分的に形成すべ く羽根先端経路に関して半径方向外側に離間してダクト(11)を配置し、羽根 先端により推進される環状渦を環状間隙(7)内に形成し羽根車(1)を通過す る流れを拡散するように旋回さすべく羽根車を回転させることによって特徴づけ られる羽根車(1)を取り囲む拡大ディフユーザダクト(11)への入口通路間 過渡部に先端により推進される環状渦を誘起する方法。
  2. 2.羽根車(1)を通過した流れ(8)を拡散するように旋回する羽根先端推進 環状渦(9)が形成、そして安定状態に維持される間隙(7)を部分的に形成す べく羽根車(1)の羽根(6)の先端の上流側にダクト(11)の内側に向け突 出する形で環状構造体(5)が設けられ、間隙(7)が羽根(6)の先端とダク ト(11)の間を伸び、かつ、環状構造体(5)がダクト(11)への圧縮入口 通路を形成することを特徴とする周囲の拡散排出ダクト(11)内に配設された 回転羽根車(1)を有する流体羽根車ディフユーザ。
  3. 3.請求の範囲第2項に記載の流体羽根車ディフユーザであって、羽根車の羽根 (6,16,46.51,66,68)の先端通過経路内にある圧縮入口を通過 する流体流の経路を形成すべく、その上流側に環状部材(5,15,18,19 .20,21,33,36,49,63)が配設されていることを特徴とする。
  4. 4.請求の範囲第2項又は3項に記載の流体羽根車ディフユーザであって、圧縮 入口通路の直径が羽根車の直径と異なることを特徴とする。
  5. 5.請求の範囲第2項から4項のいずれか一つに記載の流体羽根車ディフユーザ であって、環状構造体(5)が下流方向に向かう弧状凹面を形成することを特徴 とする。
  6. 6.請求の範囲第5項に記載の流体羽根車ディフユーザであって、環状構造体( 5)がC形放射断面を有することを特徴とする。
  7. 7.請求の範囲第2項から6項のいずれか一つに記載の流体羽根車ディフユーザ であって、ダクト内径(60,第9図,第11a,11b.11d図)が軸方向 で変わることを特徴とする。
  8. 8.請求の範囲第2項から7項のいずれか一つに記載の流体羽根車ディフユーザ であって、羽根車の上流端径が下流端径と異なるように羽根車の羽根の先端(7 0,71,72)が形成されていることを特徴とする。
  9. 9.請求の範囲第2項から7項のいずれか一つに記載の流体羽根車ディフユーザ であって、段(26)が羽根車の羽根先端の上流に配設されると共に拡散排出ダ クトに外囲された環状構造体(33)を有する次段の羽根車(27)への圧縮入 口に至る収束案内(32)に接続されるように直列配置された複数の羽根車段( 26,27)と、拡散排出ダクトの内側に向けて突出して圧縮入口を形成すると 共に、羽根車(27)を通過する流れを拡散するように旋回する羽根先端推進環 状渦を形成、そして安定状態に維持することができる羽根先端と拡散ダクト間に 広がる環状間隙を部分的に形成する環状構造体(33)とによって特徴づけられ る。
  10. 10.請求の範囲第2項から9項のいずれか一つに記載の流体羽根車ディフユー ザであって、羽根車ディフユーザ(46,50)の上流側が、ラジエータ(45 )から引出される冷却空気をラジエータ(45)とエンジン(47)間に配設さ れた羽根車ディフユーザ(46,50)への制限入口に指向させるフローダクト カウリング(44)によって車両エンジンラジエータ(45)の下流側に連結さ れていることを特徴とする。
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